よだれパッドやよだれカバーなど付属品がある抱っこ紐は、持ち運びが不便に感じるケースも多くあります。そんな中、便利に使えるのが抱っこ紐の収納カバーです。いらないと感じる方もいますが、つけたままにもできるのでさまざまなシーンで活躍します。

しかし、ベビービョルンやスリコなどさまざまなメーカーが扱っているほか、種類も多いので選ぶ際に迷ってしまいますよね。また、中には自作したいけど作り方が分からないと悩み、使うのを躊躇している方もいるはずです。

そこで今回は、抱っこ紐の収納カバーの選び方やおすすめ商品をランキング形式でご紹介します。ランキングは、サイズ・留め方・機能性・デザインを基準に作成しました。抱っこ紐を手軽に持ち運びたい方は、ぜひ参考にしてください。

抱っこ紐の収納カバーの選び方をご紹介します。収納カバーを選ぶときは、サイズ・使いやすい止め方・便利な機能性・好みのデザインで選択肢を絞っていきましょう。

収納カバーのサイズを選ぶポイントは、「ぴったりサイズ」と「大きめサイズ」のどっちがいいかです。以下を参考にしながら、選んでみてください。

抱っこ紐をコンパクトにまとめたい方は、ぴったりサイズの収納カバーがおすすめです。綺麗にまとめた抱っこ紐は、大きめの収納カバーに入れるとゆるんで膨らんでしまいます。対応している抱っこ紐の一覧に従ってサイズを選びましょう。

購入したばかりの抱っこ紐は硬くコンパクトにまとまらないので、ちょっと大きめのサイズがおすすめです。ケープを使う際は、拡張できるタイプも検討しましょう。以下の記事で、抱っこ紐ケープの人気おすすめランキングを紹介しています。ぜひご覧ください。

つけたまま抱っこ紐を入れたい方は、大きめサイズの収納カバーがおすすめです。抱っこ紐を適当にクルクルとするだけで、収納カバーにまとめられます。収納カバーに新生児パットやよだれカバーなどの付属品も入れたい場合も、大きめサイズを選びましょう。

付属品の収納に対応した専用の収納カバーもあるので、メーカーのサイズ一覧表を確認すると早いです。以下の記事で、抱っこ紐用よだれカバーの人気おすすめランキングを紹介しています。ぜひご覧ください。

ベビービョルンの抱っこ紐は、同じメーカーでも製品によって作りが全く違います。例えば「ベビーキャリアONE KAI」に使える収納カバーでも、「ベビーキャリア MOVE エアリーメッシュ「や「ベビーキャリア MINI」には使えません。

同じメーカーだとしても、製品によって収納カバーが使えないケースがあります。特にベビービョルンの抱っこ紐の収納カバーは、気を付けて選びましょう。以下の記事では、ベビーシッターが監修した抱っこ紐の人気おすすめランキングをご紹介しています。

収納カバーの留め方によって、ざっくり収納できたり片手で収納できたりします。収納カバーを選ぶときは、留め方もしっかり確認しましょう。

抱っこ紐をざっくりと収納したい方は、スナップボタン式の収納カバーがおすすめです。スナップボタン式は抱っこ紐をまとめてカバーでくるめたら、ボタンを留めるだけで収納できます。ある程度まとめれば収納でき、時間がないときにも便利です。

抱っこ紐の出し入れをするときに、片手で開け閉めしたい方はファスナー式がおすすめです。抱っこ紐をまとめてカバーに入れたらファスナーを閉めれば簡単に収納でき、出すときも片手でファスナーを開けられます。

しかし、ファスナー式は抱っこ紐を綺麗にまとめるのが大切です。開け閉めするときに、布や抱っこ紐がファスナーに引っかかってストレスに感じる方もいます。不器用な方や、バタバタする方にはおすすめできません。

抱っこ紐をとにかく簡単にまとめたい方には、ゴムバンドやベルト式の収納カバーがおすすめです。ゴムバンドやベルト式の収納カバーは、丸めた抱っこ紐にバンドを付けるだけで誰でも簡単に収納できます。

バンドを止めるだけなので、布にくるむ必要がありません。特に、不器用な方やバタバタしがちな方におすすめです。抱っこ紐を収納カバーに入れる余裕があるか不安な場合は、まずゴムバンドやベルト式の収納カバーを選びましょう。

収納カバーには、便利な機能がある商品もあります。お洗濯ができる商品や、撥水加工がされている商品もあるので、機能性を重視する方はチェックしてみてください。

お洗濯OKの収納カバーは、抱っこ紐を頻繁に使う方や生後6ヵ月頃までの赤ちゃんに使う方におすすめです。収納カバーが汚れても選択できるため、常に清潔を保てます。特に小さな赤ちゃんは食べこぼしやよだれも多いので、洗濯できるものを選びましょう。

子どもが大きくなっても、食べこぼしや公園の泥がつくケースもあります。お洗濯ができれば、簡単なお手入れで清潔にできるので便利です。また、アイロン掛けOKの商品やシワになりにくいかどうかもチェックしましょう。

撥水加工はお手入れを楽にしたい方や、雨の日に外出する機会が多い方におすすめの機能です。ベビーカーやバギーで出かけるのは避けたい雨の日に抱っこ紐の出番がくる雨の日でも、撥水加工が施された収納カバーなら安心して出かけられます。

また、撥水する収納カバーは汚れが付きにくいのもポイントです。もし雨の日に足元の泥が撥ねたとしても、すぐに拭きとれば目立つシミになりません。

オシャレなデザインからシンプルなデザインの収納カバーまで豊富にあります。抱っこ紐を使う方やシーンをイメージして選んでみましょう。

オシャレなデザインの収納カバーは、ファッションアイテムにもなります。オシャレに使いたいなら、使う方のファッションに合わせてデザインを選ぶのがおすすめです。星柄・ドット柄・千鳥格子柄などがあるので、ファッションの1つとして楽しみましょう。

抱っこ紐のデザインとの相性を気にする方もいますが、収納カバーを使っているときは抱っこ紐のウエストベルトの両端しか見えません。また、抱っこ紐を使っているときはほとんど見えなくなります。

シンプルなデザインの収納カバーは、パパとママで兼用しやすいのが最大のメリットです。収納カバーを1つだけ購入するなら、シンプルなものを検討しましょう。ブラックやベージュなど柄無しはもちろん、ワンポイントだけ付いているデザインもあります。

リバーシブルでチェック柄などにできる収納カバーは、その日の気分に合わせられるのでおすすめです。また、シンプルなデザインは服装を選ばず気兼ねなく使えます。コーディネートや柄物が苦手な方にもおすすめです。

ディズニーなどキャラクターのデザインはパパやママのテンションが上がるだけでなく、赤ちゃんが喜んでくれる場合もあります。ご機嫌が斜めのときに「これなんだろね～？」と気を紛らわせたり、赤ちゃんが自分から興味を示してくれたりして便利です。

パパやママが好きなキャラクターも、ベビーグッズなら堂々と使いやすいのもメリットです。赤ちゃんがよく目にするキャラクターや、好きなキャラクターデザインの収納カバーを検討してみましょう。

抱っこ紐の収納カバーは、メーカーから選ぶのもおすすめです。抱っこ紐のメーカーだけでなく、収納カバーのメーカーもあるので、お気に入りを見つけましょう。

抱っこ紐の収納カバー専門店のルカコは収納カバーのデザインは常に100種類以上あり、サイズ展開が豊富なのも魅力です。ルカコの収納カバーは全て手作りの商品なので、ハンドメイドが好きな方もぜひチェックしてみてください。

また、ルカコはスナップボタンの不具合などの修理を無料で行ってくれるのも特徴です。発送する際にかかる、レターパックライトの代金370円だけの負担で修理してくれます。手作りの専門店だからできる、あたたかいサービスも魅力のひとつです。

ベイビーホッパーは、エルゴベイビーの抱っこ紐専用のブランドです。エルゴベイビーの抱っこ紐を使っている方で、シンプルなデザインが好きな方に向いています。ぴったりサイズで設計されているので、迷わず購入できるのも魅力です。

また、ベイビーホッパーの収納カバーは伸縮性に優れている素材を使用しています。お洗濯可能と明記もされており、シンプルなデザインが好きならおすすめできるブランドです。

ベビーグッズと言えば西松屋を思い浮かべる方も多く、手軽に抱っこ紐の収納カバーが欲しい方におすすめです。以前は取り扱いがあありませんでしたが、現在はシンプルなデザインのものがいくつか販売されているので、ぜひチェックしてみてください。

スリコとも呼ばれているスリーコインズでは、安価な収納カバーが販売されています。ジッパー式のシンプルなものではありますが、十分使える性能です。試しに収納カバーを買ってみたい方や、洗い替え用に複数持っておきたい方にもおすすめです。

各通販サイトの売れ筋ランキングもぜひ参考にしてみてください。

※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。

以下の記事では、抱っこ紐の人気おすすめランキングをご紹介しています。ぜひご覧ください。

抱っこ紐の収納カバーの使い方は想像以上に簡単です。まずは、抱っこ紐にあらかじめ収納カバーを付けておきます。収納カバーの付け方はウエストベルトを収納カバーでくるんで、両端のボタンなどを留めるだけです。

また、収納カバーに入れるときは、抱っこ紐をくるくると巻いて片方ずつ収納していきます。収納カバーに片方ずつ入れるのがポイントです。収納カバーは抱っこ紐に付けっぱなしでOKなので、誰でも手軽に使用できます。

抱っこ紐の収納カバーは、100均に売っているアイテムで手作りできます。以下で作り方を解説していくので、ハンドメイド好きな方は参考にしてください。

抱っこ紐の収納カバーを作るのに必要な材料は、以下の3つです。

・生地（裏地を付ける場合は2枚）

・ゴム

・スナップボタンかマジックテープ

100均の場合は、カフェカーテンなどの布も使えます。また、材料を買いに行く時間が無い方や面倒に思う方は、収納カバーキットがおすすめです。下記の手芸キット専門店にも収納カバーがありますので、ぜひチェックしてみてください。

材料が揃ったら、さっそくミシンや手縫いで収納カバーを作ってみましょう。収納カバーを作る手順は4ステップです。

1．必要なサイズの布に、3センチの縫い代を足して裁断する

2．縫い代を縫っていく

3．両サイドにゴムを通して固定する

4．スナップボタンやマジックテープを付ける

ハンドメイド初心者の方でも作れそうなくらいシンプルなレシピです。ハンドメイドが好きな方は、オリジナルの収納カバーを作ってみましょう。以下の記事で、ミシンの人気おすすめランキングを紹介しています。ぜひご覧ください。

抱っこ紐の収納カバーは、他のもので代用できます。家で余っているものや、100均のアイテムでも代用できるので、ぜひチェックしてください。

抱っこ紐の収納カバーは、大きめの布があれば代用できます。例えば、風呂敷やバンダナ、柔らかい生地のカフェカーテンでもOKです。ウエストベルトを布で包み、両端の布を結ぶだけで抱っこ紐カバーとして便利に使えます。

一度、抱っこ紐のウエストベルトだけ身に付けて、お腹とウエストベルトで布を挟むとわかりやすいかもしれません。布を挟んだら抱っこ紐をくるくると巻いて、布でくるんで両端を結びます。布の両端を結んだら、そのままの状態で抱っこ紐を保管しても大丈夫です。

収納カバーは、100均などにある「手荷物用ベルト」や「べんりベルト」でも代用できます。レジャーシートなどをまとめる用途で売られていますが、抱っこ紐も簡単にまとめられるアイテムです。安く抱っこ紐をまとめたい場合は100均に行ってみましょう。

今回は抱っこ紐の収納カバーの選び方や、おすすめランキング10選をご紹介してきました。収納カバーにはなかなか手を出せない方も、100均アイテムで代用できます。抱っこ紐を使わないときはカバーがあると便利なので、ぜひ参考にして使ってみてください。