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仏壇を飾る打敷
打敷は「打敷」以外にも「内敷」や「打布」、「内布」など、さまざまな呼び方で呼ばれている仏具の内の一つです。頻繁に買い替えたり、購入したりするアイテムではないため、サイズ選びなど打敷を選ぶ際に迷ってしまうという人も多いのです。
打敷は、宗派によって形が異なることや、近頃は仏壇選びの際にこれまでは無かった家具調仏壇を選ぶ人も増えていることもあり、大きさやデザインの選択肢が増えているのが特徴です。手作りで作る人も多く、作り方や夏用・冬用の布も一定の需要があります。
そこで今回は打敷の選び方やおすすめ商品のランキングをご紹介します。ランキングは、形、サイズ、素材を基準に作成しました。購入を迷われている方はぜひ参考にしてみてください。
打敷の選び方
買い替えなどの理由で打敷の購入を検討している人にとって、何を基準にして打敷を選べば良いのか、打敷の選び方を詳しくご紹介します。
形で選ぶ
三角の形をしたものをよく目にしますが、三角以外にも四角の打敷も使用される場合があります。ここからは、打敷を形で選ぶ選び方をご紹介します。
浄土真宗は「三角形」がおすすめ
浄土真宗では、三角形の打敷を選びましょう。左右にも垂れる部分がある打敷が正式とされています。大型の打敷であれば、左右の垂れた部分にも刺繍が施されています。近頃は、浄土真宗以外であっても、三角形の打敷を使用することはあります。
浄土真宗以外は「四角形」がおすすめ
浄土真宗以外の宗派では、四角形の打敷を使うことが一般的です。しかし実際、四角形の打敷を購入したいと探しても見つけることができない、または見つけられても種類が少ない場合が多いでしょう。
これは、三角形の打敷が宗派を問わずに用いられるようになったことや、浄土真宗以外では打敷を使用することにこだわりがないことも理由です。そのため、四角形の打敷自体が仏具店でもインターネット通販でも取り扱いが少ないのです。
色柄で選ぶ
打敷は仏具ですが、探し始めると思ったよりも色柄があると感じるでしょう。さまざまな色柄の中からどのような色柄を選べば良いのかご紹介します。
伝統的な「宗紋」がおすすめ
宗派にはそれぞれ「宗紋」と呼ばれる紋があります。宗派がわかるのであれば、各宗派の宗紋の刺繍が施された打敷を選ぶのもおすすめ。浄土真宗本願寺派は「下り藤」と「五七の桐」、浄土真宗大谷派は「抱き牡丹」と「八ツ藤」です。
曹洞宗は「五七の切り」と「久我竜胆」、日蓮宗は「井桁に橘」、浄土宗は「抱き茗荷」と「葵紋」、真言宗は「五三の桐」と「巴紋」です。ここでご紹介した他にも、さらに細かい宗派にもそれぞれ特有の紋があります。
仏壇に合わせるなら「好みの色柄」がおすすめ
洋服の柄などにも流行りがあるように、打敷にも流行りがあります。例えば、金糸銀糸で豪華絢爛な刺繍が施された打敷や赤い色の打敷が流行したこともあります。刺繍の他にも、ラインストーンが施されているタイプもあります。
近頃は、家具調仏壇やモダン仏壇が人気ということもあり、それらの雰囲気に合わせた打敷も多く販売されています。色味も、ピンクやブルー、グリーンなど多く展開されています。
素材で選ぶ
打敷に使用されている素材で選ぶことも可能です。使われている素材によって、価格や見た目などにも影響します。
高級感があるのは「正絹」がおすすめ
正絹で作られた打敷は、高価なものが多いです。伝統工芸品である西陣織などで作られた打敷は、さらに高価だと言えます。正絹の打敷は高価ですが、格式のある仏壇に使用する打敷としておすすめします。
独特な光沢があるのは「人絹」がおすすめ
人絹で作られた打敷は、安価なものが多いです。そのため、人絹の打敷は価格を重視して打敷を選びたい人におすすめです。人絹の打敷には、生絹で作られているものと同じような独特な光沢があります。
伝統的な織物である「金襴」がおすすめ
伝統的な織物である金襴で織られた布を使って作られた打敷は、冬用または通年で利用できるきらびやかなタイプの打敷が多いです。季節ごとのかけ替えを考えていない人や、冬用の打敷を探している人は、金襴の打敷をおすすめします。
季節で選ぶ
打敷にも洋服の衣替えのように季節に合わせてかけ替えることもあるため、季節で選ぶことも可能です。夏用と冬用の打敷についてご紹介します。
夏用なら「絽や紗」生地がおすすめ
6月から9月のお彼岸の前ごろまでは、涼しげな素材の夏用の打敷を使用することが一般的です。夏用は必ず準備しなくてはならないという訳ではないため、金襴で作られた1年中使用できるタイプの打敷を選ぶ人も多いです。
冬用なら「綴れ」生地がおすすめ
お彼岸入りから5月ごろまでは、冬用の打敷を使用することが一般的です。冬用の厚手タイプは金襴で作られていることが多く、色合いも金、朱、茶、紫など濃い色を下地にして、華やかな刺繍が施されていたり、織り込まれていたりすることが多いです。
金襴で作られた打敷には、季節を問わず1年中使えるタイプもあります。
卓の寸法を確認して「サイズ選び」をしよう
サイズ選びでは、実際に打敷を敷く卓の寸法の幅を調べる必要があります。または、現在使用している打敷が手元にあるのであれば、その打敷のサイズを測ると良いでしょう。一部の地域では、卓を使用しない地域もあるため、その場合は仏壇の寸法を基準にします。
サイズを見る際に注意しなければならないことは、打敷のサイズは「代」という単位で表されることが一般的ですが、同じ「代」を単位にしていても「名古屋寸法」と「京寸法」が存在します。名古屋寸法の方が大きく、京寸法の方が小さいです。
例えば、同じように「50代」と表示されていた場合であっても、名古屋寸法の50代は約42cmなのに対して、京寸法の50代は約42cmです。
「ミニ仏壇」には打敷が不要な場合も
ミニ仏壇には卓が無い場合が多く、打敷自体が不要です。卓があるタイプのミニ仏壇であれば、その卓のサイズに合わせた打敷を選ぶことをおすすめします。また、合うサイズの打敷が見つからない場合は、手作りするものも良いでしょう。
打敷の人気おすすめ商品8選
口コミ
仏壇にあると、華やかになります。素敵になります。仏壇が、家があかるくなります。
口コミ
丁寧な作りで とても良いお品でした。色合いも柄も素敵で購入して良かったです。
口コミ
写真ではくすんだ色合いに見えますが、実物は華やかな金色で高級感があります。縫製もきれいで満足しています。
口コミ
桜の蒔絵がある金仏壇にこの内敷きの絵柄がとても合っています。
口コミ
金色と赤色のコントラストが力強く美しいです。緑色は両端にほんの少しだけ見えます。生地の断ち方で柄の出方が多少違うのかもしれません。大きさの割りにお安く買えて満足しています。
口コミ
仏具店へ行く事がそうそうないのでサイズも分かり、商品もとてもいいものでした。
打敷のおすすめ商品比較一覧表
商品名 | 画像 | 購入サイト | 特徴 | 形 | サイズ | 素材 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1位 |
Amazon ヤフー |
格式高い菊牡丹模様 |
三角 |
50代(幅29㎝) |
金襴 |
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2位 |
Amazon ヤフー |
尊厳を高める打敷 |
三角 |
50代(幅42㎝) |
金襴 |
||
3位 |
Amazon |
涼しげな筋模様入りの夏用打敷 |
三角 |
50代(幅約27㎝) |
表:人絹絽 裏:人絹白緞 |
||
4位 |
Amazon ヤフー |
ハンドメイドの打敷 |
三角 |
50代(幅29㎝) |
金襴 |
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5位 |
Amazon |
浄土真宗で使用する打敷 |
三角 |
50代(幅29㎝) |
金襴 |
||
6位 |
Amazon 楽天 ヤフー |
大きなサイズの打敷 |
四角 |
200代(横65×縦42.5㎝) |
金襴 |
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7位 |
Amazon 楽天 |
大きな柄の打敷 |
三角 |
50代(幅32×高さ19㎝) |
正絹金襴 |
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8位 |
Amazon 楽天 ヤフー |
曹洞宗の宗紋入り打敷 |
三角 |
50代(幅約29・垂れ約15㎝) |
人工絹(ポリエステル・ナイロン・金属糸) |
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※ 表は横にスクロールできます。
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打敷の必要性
仏壇に打敷が使われるようになったのは、昔お釈迦様が説法する際、岩や地べたなどに直接座るお釈迦様の姿を見るに見かねた弟子が、自分の服を敷いてあげたことが由来とされています。しかし、仏像の下に敷くのではなく卓に使用するようになったのかは不明です。
打敷は仏具の一種で、仏壇に飾る荘厳具の一つですが、浄土真宗以外の宗派の仏具についての紹介では、基本的に必要となる仏具として紹介されています。しかし、それ以外の宗派では、伝統的に祀る場合や本格的に祀る場合に必要だとされる場合が一般的です。
また、打敷の必要性は、地域性やお寺によって異なる場合も多いため、どうすれば良いのか迷った際には相談することをおすすめします。
打敷の使い方
打敷の使い方に関して、使うタイミングとかけ方に分けてご紹介します。それぞれ確認をしましょう。
使うタイミング
打敷は、年忌法要として行われる法事の際や、お盆、お彼岸、お正月などの仏教行事が行われるタイミングでかけられことが一般的です。
49日の中院法要までは白地
49日の中院法要が行われるまで、打敷は白地を使用します。一般的に打敷の裏側は、白地になっているため、普段から使用している打敷を49日の間は裏返して使用することが多いです。
浄土真宗では報恩講の際にも
浄土真宗の開祖である親鸞上人の祥月命日の前後に行われる法要である「報恩講」の際にも打敷がかけられます。浄土真宗においては、報恩講は大切な法要であるとされているため、普段の法要よりも祭壇を豪華に飾ります。
押さえを使ったかけ方
打敷を敷く卓の上の仏具を移動させ卓自体を仏壇の中から取り出します。これは、作業中に他の仏具や仏壇を傷つけてしまわないようにするためです。仏具を移動させると、天板や下須板(げすいた)と呼ばれる板が乗っていることがわかります。
その板を外せば、打敷をかける準備が整います。この際、乾いたやわらかい布で卓や板の拭き掃除をしておくことをおすすめします。また、移動させた仏具のお手入れをするのもおすすめです。
打敷を卓の上に広げ、卓と板で挟むようにかけます。宗派によって打敷の形は異なりますが、かけ方は同じです。
打敷のお手入れ方法
打敷は、仏壇を美しく荘厳するための仏具の一つでありることや、打敷の由来からもわかるように、打敷は汚れないように定期的にお手入れをすることをおすすめします。お手入れ方法は、素材や製法にもよります。
打敷に使用されている素材は、一般的な素材とは異なるため、自宅で洗濯をするのは難しいでしょう。そのため、専門の業者にクリーニングを依頼することをおすすめします。しかし、安い打敷を使用しているのであれば、買い替えた方が安くすみます。
しかし、先祖代々使用しているような大切な打敷のお手入れをしたいのであれば、自己判断をするのではなく専門業者に相談しクリーニングしてもらうことをおすすめします。
手作りの打敷の作り方
打掛は、手作りすることも可能です。作り方はシンプルですが、表地と裏地を準備しましょう。手芸屋など布を扱っているお店で購入できます。必要としている打敷のサイズにもよりますが、「はぎれ」として販売されているもので足りる場合もあります。
使わなくなった帯をリメイクして打敷を作ることも可能です。なぜなら、帯は金襴で作られていることも多いからです。着物を着る機会が減り帯の処分に困っているのであれば、打敷への仕立て直しがおすすめです。
また、裏地は白色であることが一般的なため汚れやシミが付きやすく、裏地のみを交換したいという人も多いでしょう。その場合は、裏地のみを購入し張り替えることをおすすめします。
まとめ
今回は打敷の選び方やおすすめ商品のランキングをご紹介しました。打敷を購入する機会は多いものではありません。しかし、いざ購入しなければならない場合に慌てずに済むように、前もって打敷について知っておきましょう。
本サービス内で紹介しているランキング記事はAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2024年08月30日)やレビューをもとに作成しております。
曹洞宗の宗紋である両山紋が入っているため、曹洞宗で使用する打敷です。人工絹で作られていますが、正絹のような光沢があり、汚れがつきにくいというメリットがあります。正絹は難しいけれど、絹の光沢感が欲しいという人におすすめです。