振れ取り台の人気おすすめランキング10選【初めての人でも大丈夫!】
2022/05/26 更新
メンテナンスしやすい振れ取り台とは?
ロードバイクのような軽量ホイールの自転車に乗っていると、ホイールに振れが発生します。ホイールのスポークにはニップルが付いており、自然と緩むためです。振れが発生したら振れ取りが必要ですが、振れ取りには細かい調整が必要になります。
乗るたびにしっかりメンテナンスをしていても、ブレーキの効きや乗り心地に違和感を覚えるのは、振れが原因かもしれません。しかし、本格的にメンテナンスしたいと思っても、振れの調整は難易度の高いものです。
今回は、振れ取り台の選び方やおすすめランキングを紹介します。ランキングは、性能・付属品・価格を基準に作成しています。初めてでもメンテナンスしやすく手に入れやすい、おすすめのアイテムを選んでください。
使い勝手の良い振れ取り台の選び方
性能・付属品・価格を基準にした、振れ取り台のランキングをご紹介しました。ご自身の作業環境にあった振れ取り台を選ぶためにも、振れ取り台の選び方をご紹介します。
性能で選ぶ
少しの振れを修正する程度であれば、振れ取り台は必要ないのかもしれません。安くない振れ取り台は、しっかり性能を見て選びましょう。
安定して作業するなら「剛性」をチェック
何よりも重要なのは、剛性です。本体の重量・部品のはまり具合や素材は、細かい調整をする際に致命的な欠点となります。 振れだけに集中するには、重さがあり本体が安定し、グラつかない点です。
置き型であればできるだけ重いものを選ぶ、軽くても作業台に固定できるものを選ぶなど、作業環境に合わせて選びましょう。また、多くの振れ取り台は組み立て式です。振れ取りのために調整する部分以外でも、部品の組みやすさ、はまり具合は重要です。
振れを見ている間に余計なことが気にならないように、剛性のしっかりしたものを選びましょう。
使いたいタイヤがあるなら「対応性」をチェック
多くは最大29inchのホイールサイズまで対応していますが、中にはスルーアクセル用のアダプタを使用すると対応サイズが下がる場合もあります。ご自身のホイールと合うか、しっかり確認してから購入するのがおすすめです。
また、稀に対応ホイールサイズに対して、タイヤをつけたままでは使用できないサイズもあります。タイヤを含めた対応サイズも確認しましょう。
持ち運んで使うなら「収納性」チェック
振れ取り台は基本的に持ち歩くものではないですが、作業スペースによっては収納性も重要となってきます。 折りたたみ式はコンパクトに収納できる利点がありますが、重量が軽くなり、グラつきの原因になるデメリットもあります。
クランプ式など作業台に固定できるものは、軽くても安定性があるのでおすすめです。収納性にこだわりがない場合には、なるべく適度な重量のあるものをおすすめします。
付属品で選ぶ
振れ取りには、振れ取り台以外にもいくつかアイテムが必要です。付属品として初めからついているものを選ぶと、届いてからすぐに作業を始めることができるので便利です。
「スルーアクセルアダプタ」がついているか
スルーアクセル対応のために振れ取り台を買い換える方も少なくありません。初めからアダプタが付属品としてついていると便利です。PARKTOOL(パークツール)のように別売りの場合もありますが、最近の低価格商品は付いている場合が多くみられます。
スリーアクセル対応が必須であれば、付属品としてついているものを購入することをおすすめします。
バランス調整が初めてなら「センターゲージ」をチェック
横振れ・縦振れを取る際、スポークを締めるため、センターがずれてきます。すでに持っている場合には必要ありませんが、ホイール全体のバランスを調整するのが初めての方は、センターゲージを持っている方が、相対的にバランスよく仕上げられます。
センター出しができるスケールがついている振れ取り台もありますが、正確性に欠けるので、振れを取る際にはセンターゲージは持っておくのをおすすめします。
価格で選ぶ
コスパの良い製品もあれば、高価でも長年使用できる良品もあります。予算に合わせて、納得のいくものを選びましょう。
長く愛用するなら「3万円以上」がおすすめ
国内のみならず、世界的に自転車のメンテナンス用品として使用されているPARKTOOL(パークツール)の振れ取り台は、基本的に3万円を超えます。しかし、世界的な信用を得ているブランドだけに、その精度や剛性はほかにないものがあります。
このほかのメーカーでも、上位モデルとなれば3万円を超えてくるのが振れ取り台です。買い換える予定なく、使い勝手の良い製品を長く愛用したい方は3万円以上を検討されてみてはいかがでしょうか。
プロ並みの品質なら「1万円以上〜3万円以下」がおすすめ
検討する方が多いのが1万円〜3万円の製品です。特徴もさまざまな製品が揃い、プロ仕様でなくても、プロに匹敵する精度のある製品もあります。たまに使用する程度、精度を細かく要求しないのであれば、この価格帯であれば十分です。
お持ちの自転車を使用できる規格・作業スペースを考えて購入しましょう。
コスパで選ぶなら「1万円以下」がおすすめ
コスパ重視であれば、1万円以下の製品もあります。安いからといって、決して悪いわけではありません。振れ取り台なしの調整では物足りなくなってきたけれど、本格的に調整したいわけではない方は、1万円以下でも満足できる製品がたくさんあります。
振れ取りには時間もかかるので、やっているうちに細かなところが気になってくるようであれば、1万円以上の商品を検討しても良いでしょう。また下記ではコスパのいいロードバイクも紹介していますので、参考にしてください。
振れ取り台の人気おすすめランキング10選
MINOURA(ミノウラ)
FT-50
横振れ・縦振れも精度高く対応できる一台
必要なものがシンプルに組み合わされたものがFT-50です。振れ計測ゲージはアーム式と違い、左右片側・下側にあるため、横揺れと縦揺れのどちらも精度高く調整できます。
全ての部品を2つの柱の間に置き、蓋をすることで見た目もすっきり収納できるのも魅力です。 がっしりした形に見えますが、重量は4kgほどと軽量な部類に入ります。底板の穴を利用し作業台に直付け固定が可能なのもうれしいポイントです。
重量 | 4.0kg | 対応ホイールサイズ | 16~29inch |
---|---|---|---|
スルーアクセル | 付属品あり | 付属品 | 12/15mmスルーアクスル対応アダプタ |
PARK TOOL(パークツール)
TS-8
プロも使用するブランドのお手頃品
PARK TOOL(パークツール)の製品はプロ仕様で高く、3万円を超えますが、TS-8は1万円台で購入できます。TS-4やTS-2.2のようにツーアームではなくシングルアームですが、精度は十分です。
プロ製品のためアダプターなどは全て別売りとなりますが、この価格で振れ取り台を入手できれば、ほかのアイテムに費用をあてられます。1万円台の振れ取り台は各社様々な製品がありますが、精度で考えるなら、安定のブランドで購入の検討をしてみるのもありです。
重量 | 4.6kg | 対応ホイールサイズ | 16~29inch |
---|---|---|---|
スルーアクセル | × | 付属品 | - |
口コミを紹介
アリエクで売っているようなよくある普通のフレ取り台です。畳めるし持ち運びも便利です。20インチとロード用のホイールのフレ取りをしました。様々なサイズ用のニップル回しも付いてきますし、お買い得でした。
口コミを紹介
お手頃で試しに買ってみるならいいと思いますよ。使いにくかったら少し手を加えてカスタマイズしたらいいと思います。それも楽しいよ。
口コミを紹介
M製からの買い替えです。評判通り剛性が高く使いやすいです。
ミノウラ(MINOURA)
FT-1 COMBO
初心者でも購入しやすい!格安振れ取り台の人気セット
価格で選ぶならこの製品がダントツでおすすめです。 1万円ほどでセンターゲージとニップルレンチがついてくるコンプリートセットになっています。初めて振れ取りをする方や街乗りで使う自転車のメンテナンスにも最適です。
センターゲージはコンパクトに折りたためる2つ折り対応モデルで収納に便利。24インチを除く27インチ/700cから18インチまで測定することが可能です。
重量 | 2.6kg | 対応ホイールサイズ | ~29inch |
---|---|---|---|
スルーアクセル | 別売りで可能 | 付属品 | ホイールセンターゲージ(FCG-310)、ニップルレンチ(NW-300) |
口コミを紹介
ハブを組み替えるのに使いました。 使いやすいですね。 日ごろの点検にも、1台あれば便利です。
振れ取り台のおすすめ商品比較一覧表
商品 | 商品リンク | 特徴 | 重量 | 対応ホイールサイズ | スルーアクセル | 付属品 | |
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1
|
WTS12 |
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性能と価格のバランスならコレ |
7.8kg | 20~29inch | 付属品あり | スルーアクセル対応アタッチメント |
3
|
GT-37 |
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1万円以下で買える折りたためて便利な一台 |
約2.1kg | 16~29inch | 付属品あり | - |
4
|
TS-2.2P |
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一台切りの購入なら有名ブランドで |
約8kg | 〜29inch | 別売りで可能 | - |
5
|
振れ取り台 |
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初心者でも使いやすい振れ取り台 |
1.6kg | 16~28inch | × | - |
6
![]() |
TS-4 |
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PARK TOOL(パークツール)の最新モデル |
13kg | 16〜29inch | ○ | - |
7
|
TS-8 |
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プロも使用するブランドのお手頃品 |
4.6kg | 16~29inch | × | - |
8
|
FT-50 |
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横振れ・縦振れも精度高く対応できる一台 |
4.0kg | 16~29inch | 付属品あり | 12/15mmスルーアクスル対応アダプタ |
9
![]() |
PRO WHEEL TRUING STATION |
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ユニークなデザインでコンパクト、価格も満足の振れ取り台 |
4.19kg | 29inch | 付属品あり | 12/15mmスルーアクスル対応アダプタ |
10
|
SC-921D ホイール トゥルーイング スタンド TOL31000 |
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カーボンリムにも使える、剛性高い振れ取り台 |
12.5kg | 16~29inch | ○(26inch) | - |
通販サイトの最新売れ筋ランキングもチェック!
各通販サイトの売れ筋ランキングも是非以下より参考にしてみてください。
※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。
まとめ
メンテナンスしやすい人気の振れ取り台をランキング形式でご紹介しましたが、いかがでしたか。メンテナンスのしやすさは、振れ取り台の剛性や精度などの性能にかかっています。しっかりメンテナンスした自転車で、楽しいサイクリングライフを送りましょう。
ランキングはAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2022年05月26日)やレビューをもとに作成しております。
重量は約12.5kgと重みがあり、安定性も高いGIZA PRODUCTS(ギザ プロダクツ)の振れ取り台になっています。台座部分に固定用の穴があるため、床置きだけでなく、作業台への固定も可能です。
アーム式で横振れが確認しやすく、メモリがついているのでセンターゲージがなくても、ある程度のセンター出しができます。 また、アームの先端部分は樹脂製となっており、カーボンリムでも傷つけず調整可能です。