ヒゲが濃い男性がタイプ、という女性もいますが、ほとんどの女性は体毛の多い男性に対して良い印象を持っていません。

編集部の調査※によると、51%の女性が髭の濃い男性に嫌悪感を抱いている結果となっています。「清潔感がない」「触れた時にチクチクする」などの理由が多く、毛深い男性にマイナスな印象を持つ人が多いようです。今は男女ともに清潔感が重視される時代です。身だしなみとして脱毛をしておくと、好印象に繋がるかもしれません。

とはいえ、脱毛サロンや脱毛クリニックは高額。「メンズ脱毛に興味はあるけどハードルが高い」という方も多いですよね。そこでおすすめなのが家庭用脱毛器です。この記事ではひげの処理に向いているメンズ脱毛器の選び方や、今人気の脱毛器を紹介します。

・調査対象：10代〜50代の女性100名
・調査方法：インターネット調査

ひげにも使えるおすすめメンズ脱毛器を「レーザーの種類」「出力調整」「最大出力」「本体保証」の観点からランキング形式で紹介します。

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たくさん種類がある中で、どの脱毛器がひげ処理に向いているのか、商品を購入する前にチェックしておきたいポイントを4つご紹介します。

メンズ脱毛器は、脱毛の仕方によって種類が分類できます。種類によってメリットとデメリットがあるため、それぞれの特徴を把握した上で、自分にあった家庭用脱毛器を選ぶのがおすすめです。

フラッシュ式は光をメラニン色素に照射することで除毛します。広い範囲を一度に照射できるので、処理時間は短くて済みます。ひげだけでなく背中や腕などに使いたい方に特におすすめです。

フラッシュ式の特徴は痛みを抑えられることです。そのため多くのエステサロンがフラッシュ式の脱毛機械を使用しています。家庭用脱毛器であれば、エステサロンより照射回数が増えても、コストを抑えることができます。

レーザー式は毛の色素を判定し、レーザーを照射する方法です。フラッシュ式より早い効果が期待できます。濃く太いひげが生えてくる方におすすめです。

ただし、痛みがでるため、痛みに弱い方にはおすすめできません。具体的には、輪ゴムで弾いた感じの痛みが出ます。また、黒い色素に反応するため、日焼けをしている方や元々の肌の色が濃い方は使用できない場合があります。購入前に確認しておきましょう。

使いやすさも脱毛器選びに欠かせないポイントです。脱毛器は複数回使用して効果が感じられるものなので、ストレスを感じにくい家庭用脱毛器を選びましょう。

コスパよく脱毛するなら、ヒゲ以外の部位にも使える脱毛器を選びましょう。足や腕など、自分が気になる箇所にも使えると便利です。

まだ少数ですが、最近はVIOをケアする男性も増えています。VIOはデリケートな部分なので、使用したい場合は、メーカー側が「VIO対応」としている製品を買うようにしましょう。

フラッシュ式は、広範囲に照射できます。特にひげだけでなく、他の部位にも使う予定のある場合は、照射幅も意識して商品を選びましょう。また通常の照射口の他に、小口の照射口がセットでつく脱毛器もあります。

小口の照射口に変えると、細かい部分へピンポイントに照射できます。一方、レーザー式の場合は、元々ピンポイントで毛根を照射するため、サイズによる違いはありません。ただし、軽量の方が持ちやすいというメリットはあります。

痛みに敏感な方や、初めて脱毛器を使う方は、レベル調整できる脱毛器を使いましょう。レベルが調整できる製品なら、弱いレベルから始めて徐々に強いレベルを試せます。

脱毛は部位によって痛みを感じる度合いが変わります。皮膚が薄い顔周りは痛みを強く感じる方が多いと言われています。そのため、ヒゲ脱毛用に使う場合は、レベル調整できる製品がおすすめです。

メンズ用脱毛器の中には、高価な商品も多いです。万が一故障してしまうリスクに備えて、保証付きの商品がおすすめです。約1年〜2年の保証がついている脱毛器も多いので、商品選びに迷った場合は判断基準の一つにすると良いでしょう。

メンズ脱毛器のおすすめメーカー・ブランドを紹介します。それぞれのメーカーの特徴を把握して選び方の参考にしてください。

国内で高い販売実績を誇るケノンを発売しているメーカーがエムテックです。エムテックは、品質にこだわり抜いた製造ラインを持っているのが魅力です。国内で製造しているため、日本製のものを選びたい方におすすめです。

ケノンは男女兼用なので、自宅で家族と共用したい男性にも最適です。

パナソニックは、誰もが知る日本の大手家電メーカーです。白物家電から美容家電まで幅広く取り揃えています。フラッシュ式の光美容器のほか、生えている毛を引き抜くローラー式脱毛器があります。

ハイパワーながら肌に負担をかけにくい光美容器と、コスパのよいローラー式脱毛器を探している方におすすめです。

ヤーマンは美容機器や健康機器で知られる日本のメーカーで、光美容器のレイボーテや、ヤーマン独自技術のサーミコン式脱毛器のノーノ―ヘアーを発売しています。日本国内だけでなく、アメリカやヨーロッパ、中国などの海外での販売実績もある人気メーカーです。

また、ヤーマンでは、日本初となる防水VIO対応モデルを販売しています。気になる箇所を素早く美しく仕上げたい方におすすめです。

手軽に買うこともできる家庭用脱毛器ですが、その効果はどれほどあるのか気になる方も多いのではないでしょうか。家庭用脱毛器を活用すると、毛量は明らかに減りますが、その効果は短期的なものです。

そのため使用している間だけ、毛量が減少し目立ちにくくなる程度だと思っていたほうがよいでしょう。プロによって施術される脱毛クリニックや脱毛サロンと比較すると、家庭用脱毛器の効果は持続する期間は短いと言えます。

しかし、自宅でカミソリやシェーバーを使ってお手入れするよりも、しっかり脱毛できますし、剃り跡も目立ちにくくなります。「夕方になると生えてくるヒゲを減らしたい」「青髯を目立たないようにしたい」という程度であれば、家庭用脱毛器で十分です。

脱毛器による痛みには個人差があるため一概には言えませんが、ひげの場合は毛が密集しているので痛みを感じやすいです。

また脱毛器の種類（脱毛方法）によっても痛みの強さは異なります。家庭用脱毛器は「フラッシュ式」と「レーザー式」と呼ばれるものがありますが、フラッシュ式の方が刺激が抑えられると言われています。

どちらにせよ痛みを伴うケースがあるので、施術前には必ず冷却しておきましょう。脱毛前に照射部位を冷やしておくことで痛みを感じにくくなると言われています。

ここでは、使用する際の注意点をまとめています。すでに使っている方もこれから使う方もぜひ参考にしてください。

脱毛器は黒い部分に反応して照射を行うため、ひげが伸びた状態だとうまく照射できないことがあります。そのため、前日にシェービングをしておきましょう。ただし毛抜きはＮＧです。

「使用前は痛みを抑えるために冷却する」と先述しましたが、脱毛後も肌が熱によるダメージを受けているため、保冷剤などで肌を冷やしましょう。また、肌の赤みを抑えるためにも化粧水・ローションを塗ってしっかり保湿する必要があります。

「日焼けした肌はNG」としているサロンやクリニックが多いように、日焼けした肌は脱毛器の効果が感じにくいうえ、痛みを感じやすいことが多々あります。日頃から日焼け止めを塗ったり日差しを避けて、日焼けし過ぎないように注意しましょう。

自宅で手軽に使える家庭用脱毛器ですが、継続的な脱毛はできません。継続的に脱毛したいなら医療脱毛（脱毛クリニック）がおすすめです。医療脱毛は医療行為に該当するため、専門の医師・看護師が施術を行います。アフターケアもしっかり行ってくれます。

家庭用脱毛器は、自宅で手軽にひげの処理回数を減らせるので、とても便利です。ひげは他のパーツより太く濃いため、商品選びも重要です。ぜひ記事を参考にして、自分に合ったメンズ用脱毛器を購入してください。これを機に面倒なひげの処理をカンタンにしましょう。