脇毛やすね毛、腕の毛など体毛が濃い男性がタイプ、という女性もいますが、女性は体毛の多い男性に対して良い印象を持っていない人も。

パナソニックの調査※によると、約86%の女性が毛深い男性に嫌悪感を抱いている結果となっています。「清潔感がない」「触れた時にチクチクする」などの理由が多く、毛深い男性にマイナスな印象を持つ人が多いようです。今は男女ともに清潔感が重視される時代です。身だしなみとして脱毛をしておくと、好印象に繋がるかもしれません。

とはいえ、脱毛サロンや脱毛クリニックは高額。「メンズ脱毛に興味はあるけどハードルが高い」という方も多いですよね。そこでおすすめなのが家庭用脱毛器です。この記事ではおすすめの脱毛器の選び方や、今人気の脱毛器を紹介します。

※参考：Panasonic「ムダ毛処理の本音を徹底調査！男の実態、女の本音。」

・調査対象：10代〜50代の男女1,000名
・調査方法：インターネット調査

goo編集部がおすすめするメンズ脱毛器を独自に調査して比較しました。「脱毛方式」「レベル調節」「照射回数」「アフターサービス」「1ショットあたりのコスト」の5つの観点から比較しランキング形式で発表します。

「脱毛したいけど何から始めれば良いのか分からない」そんな男性におすすめなのが「脱毛器」です。メンズ脱毛器を使うメリットは「費用が安い・こっそり除毛できること」です。

まず、メンズ脱毛器のメリットは安さにあります。脱毛するのに、脱毛サロンや脱毛クリニックに通う選択肢もありますが、全身脱毛を行うと、30万円~50万円前後かかることも。

一方家庭用脱毛器の場合、10万円前後で購入することができるため、かなりコストが抑えられます。とりあえず脱毛を始めてみたい、という方なら家庭用脱毛器から使ってみるのが敷居が低くおすすめです。

また、誰にも会わずにこっそり除毛できるのもメリットのひとつ。「知らない人に施術されるのは抵抗がある」「通っているのを誰かに見られるのは恥ずかしい」という方にもおすすめです。

ここからは実際に脱毛器を選ぶときのポイント4つをご紹介します。

家庭用脱毛器のケア方式には主にフラッシュ式とレーザー式の2種類があります。フラッシュ式は脱毛サロンで、レーザー式はクリニックで使用されているものです。家庭用なので出力は抑えられていますが、違いについて詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

フラッシュ脱毛は、メラニンの黒色や茶色に反応する光を照射し毛根にダメージを与える方法です。

痛みが抑えられることに加え、照射面積が広いので1回のお手入れにかかる時間が少なくて済むのが特徴です。脱毛器の種類も豊富なので、時間をかけずに手軽にケアしたい方におすすめです。

レーザー脱毛は医療脱毛で用いられるものなので、家庭用脱毛器の中でも本格的な方法です。ただし、痛みが強く照射面積が狭いので、1回のお手入れに時間がかかる点がデメリットと言えます。

脱毛器は製品によって出力レベルや脱毛効果、照射範囲の大きさが違います。ストレスなく長期間使い続けられるように自分のケアスタイルに合った脱毛器を選びましょう。

ヒゲやVIOは毛が太く濃いため、痛みを感じやすい部位です。そのため、最初は出力を低めに設定することがおすすめです。痛みが大きいとセルフケアが続けられない可能性もあります。自分の状態に合わせて使えるよう、出力レベルが調節できるものがおすすめです。

脱毛器にはカートリッジ交換が必要なタイプと、交換不要なタイプがあります。コストパフォーマンスを意識するなら「カートリッジ交換」タイプがおすすめです。交換不要タイプは、本体ごと買い換える必要がでてくるので、自分の使いやすい方を選択しましょう。

家庭用脱毛器の特徴によって、脱毛できる範囲に違いがあります。買ってから自分の照射したい部位が照射できないと気づくケースもありますので、脱毛可能範囲は必ず確認して選びましょう。

家庭用脱毛器は、部位によって照射できる・できないが決まっています。例えば、VIOの中でもVラインにのみ照射できるもの、IやOラインにも使えるものなど製品によってさまざまです。自分が使いたい範囲を予め決め、理想に合わせて選ぶのがおすすめです。

フラッシュ脱毛は照射面積が広く、レーザー脱毛器は基本的には照射面積が狭くなります。腕や脚など広範囲までケアしたい方は一度に広く照射できるものがおすすめです。ただ、ヒゲなど細かいところだけに使いたい方は、比較的狭く照射できる脱毛器が使いやすいです。

家庭用脱毛器を購入するにあたって気にしたいのがやはりコスパの良さです。効果をしっかり確認した上で、少しでもコストパフォーマンスがいいものを選びたいですよね。

家庭用脱毛器は1万円台から8万円台まで幅広い価格帯の商品が揃っています。価格がある程度高いものは出力レベルが調節できるものや、照射時の冷却機能付で痛みを抑えてくれるものなど、機能面で優れている傾向があります。自分の求める機能と価格のバランスを見極めましょう。

照射回数は、コストパフォーマンスに深く関わるポイントです。照射回数は15万回程度のものから100万回程度のものまでかなり違いがあります。特に全身に照射したい方は、全身脱毛を何回分できるかに注目しましょう。

家庭用脱毛器の中には、男女兼用の商品もあります。もしご自身だけでなく、家族の方も脱毛に興味があったりすでに脱毛を始めたりしていれば、男女兼用脱毛器がおすすめです。1つの脱毛器で一緒に脱毛できるため、コスト削減にもなります。

脱毛器は多くのブランドから販売されています。特に有名な家電メーカーであれば、人気が高い商品であること間違いなしです。

有名な日本の電機メーカー・パナソニックの脱毛器は初めての方でも操作しやすいことはもちろん、アタッチメントも多く1台で全身脱毛が完了するものばかり。どれを買うか迷った際は、1度パナソニックの商品を調べてみましょう。

デザイン性の高い家電商品を多く取り扱っているブラウン。もちろん、脱毛器もスタイリッシュで使いやすいものばかりです。多くのアタッチメントと収納ケースが付いており、脱毛器の中でも人気の商品を数多く販売しています。

家庭で脱毛するのに人気だったのは、サロンやクリニックでも人気の部位「ヒゲ」「すね毛」「VIO」です。メンズ脱毛器を使用する方は主にこれらの部位への効果を期待して使用するケースが多いです。

毎日のヒゲ剃りを面倒に感じている男性や、ヒゲの濃さをコンプレックスに感じる男性は少なくありません。最近は医療脱毛や美容脱毛でも「ヒゲ専用」コースが設定されるなど、ヒゲ脱毛は男性のスキンケアの新定番になっています。

また、毎日のシェービングは肌にとって大きな負担です。乾燥肌やニキビ、肌荒れなど肌トラブルの原因となっていることも。肌の状態を整えるにも、ヒゲの脱毛はおすすめです。

濃い毛が生えていることによって、短パンやタンクトップを自信を持って着こなせなかったり、パートナーから指摘されたりした経験はありませんか？すねや腕は目につきやすい部分なので、しっかり手入れするのがおすすめです。

VIO脱毛というと女性のイメージを持っていませんか？しかし最近は、VIO脱毛をする男性が増えています。VIO脱毛をするメリットには「ニオイやムレの防止・清潔感が出る」などが挙げられます。女性からの印象も、清潔だと高評価を得られることが多いです。

VIOの脱毛はヒゲやすね毛よりも、クリニックやサロンなど直接店舗へ行きにくいですよね。自宅でVIOの毛を処理できれば、デリケートゾーンを他人に見られることないので人気です。

自宅で手軽に使用できるメンズ脱毛器ですが、きちんと効果が出るのか気になるところですよね。どのくらいで効果が出るのか、効果が出やすい毛質に違いはあるのかを解説します。

家庭用脱毛器を使っても、すぐに効果が出るわけではありません。効果に満足するまでに10回程度の照射が必要だと考えられています。一般的に2週間に1度の使用が勧められているので、期間にすると効果を実感するまでに4ヶ月程度かかると考えられます。

「剛毛だけど家庭用脱毛器できれいになるのかな？」と心配している人も多いはず。しかし、剛毛でも家庭用脱毛器でケアできますし、むしろ毛が濃い方が脱毛しやすいのです。

ほとんどの家庭用脱毛器に採用されている「光脱毛方式」は、黒い毛の色に反応します。そのため、一般的には毛が薄い人より、毛の濃い人の方が効果を感じやすいのです。

きちんと効果を得るためには脱毛器を正しく使う必要があります。脱毛クリニックや脱毛サロンでは脱毛前後のケア方法や脱毛のタイミングをプロによって指示してもらうことができます。

しかし、家庭用脱毛器の場合は自分で正しくケアすることが重要です。ここからは脱毛器を使う準備や脱毛後のケアについて解説します。

光脱毛やレーザー脱毛の場合、光やレーザーは毛の茶色や黒色に反応します。そのため、日焼けしている肌やホクロ、シミにもレーザーが反応してしまい、肌を痛める可能性があるので注意しましょう。

また、Iラインなど肌の色が濃くなっている箇所も脱毛器によって照射できるものとできないものがあるので、メーカーの指示にしたがって照射しましょう。VIOを脱毛したい場合はVIO対応と表記されている家庭用脱毛器を選びましょう。

シェービングが不十分で毛が長いと痛みを強く感じやすくなります。照射の前日に照射部分のシェービングを済ませておくことがおすすめです。

毛抜きやワックスは使わずに毛を剃るようにしましょう。カミソリ負けが気になる方や、肌への負担を減らしたい方は電気シェーバーがおすすめです。

VIO・脇・ヒゲなど毛が濃い場所は痛みを強く感じることがあります。これらの部位に照射可能な脱毛器を使っている場合は、低出力から試すのがおすすめです。

きちんと保湿ケアがされた柔らかい肌はムダ毛の処理がしやすいです。男性の場合保湿ケアをする習慣がない方が多いかもしれませんが、効果的に脱毛器を使いたい時はぜひ取り入れてください。

油分が配合されたボディクリームだけではなく、補水力のある化粧水を先に使うとさらに保湿効果が高まります。購入した脱毛器の効果をできるだけ十分に発揮させましょう！

業務用脱毛機とは、エステサロンに設置する脱毛機のことです。脱毛の需要は年々増加しており、それに合わせて脱毛メニューを取り入れるエステサロンは増えているようです。家庭用脱毛器と違い、照射パワーが大きいため、より体感を得やすいのが特徴です。

下記記事では業務用脱毛機のおすすめランキングを紹介しています。エステサロンへの導入を検討している方はぜひ参考にしてください。

業務用脱毛機を選ぶ際に「レーザー脱毛機はレンタルできないのか」と質問があがることがあります。レーザー脱毛機とは主に医療脱毛で使われる、照射パワーがハイクラスの脱毛機のことです。編集部で調査したところ、レーザー脱毛機を一般に販売しているメーカーはありませんでした。

医療脱毛機は、医療従事者の資格を持った者だけが扱える機器です。一般のエステサロンでは導入できないことを留意しましょう。

家庭用脱毛器は一般的な商品でも5万円以上はする家電です。そのため、購入ではなくレンタルしたい方も一定数います。そんなニーズを受け家電レンタルサービスでは家庭用脱毛器を扱っているところもあります。

ただレンタルサービスを利用する上で注意したいのが、家庭用脱毛は継続使用しないと効果が得られないこと。長期的に考えるとレンタルするよりも、購入した方がお得なケースも多々あります。最終的にかかる金額を比較してから、レンタルサービスを利用するようにしましょう。

家庭用のメンズ脱毛器で永久脱毛の効果は期待できません。これは脱毛サロンや医療脱毛クリニックでも同様です。

人気のメンズ脱毛器おすすめランキングはいかがでしたか？家庭用脱毛器は決して安いとは言えない買い物です。しかし、脱毛エステやクリニックに通うコストを考えると、好きな時に自宅で使える脱毛器は結果的に手軽です。この記事をきっかけに、毎朝のヒゲ剃りや面倒なムダ毛処理から解放されましょう。