思春期の頃からの肌の悩みとして代表的なニキビ。ニキビができたらすぐにニキビ用洗顔料を買ってケアする方も多いと思います。

実は、大人になって現れる「大人ニキビ」は、思春期の頃と同じ洗顔料を使ってケアしようとすると、悪化してしまう可能性があるんです。アミノ酸や弱酸性のマイルドな洗顔料を使わないと、追加ダメージを与えてボロボロになってしまう恐れがあります。

そこで今回は、大人ニキビ洗顔料の選び方やおすすめ商品をランキング形式でご紹介します。ランキングは大人ニキビへのケア力・メンズにおすすめなものを中心に選びました。お得に購入できる公式サイトもご紹介しているので、購入を迷われてる方はぜひ参考にしてみてください。

大人ニキビ用洗顔料には、多種多様なものが販売されています。どんなことに気を付けて選べばいいか、そのポイントをお伝えします！

【目次】

• • 洗顔料の形状で選ぶ
  • 有効成分入りの商品で選ぶ
  • 効能をしっかり感じたい方は「医薬部外品」がおすすめ
  • 「価格」重視なら市販の安いプチプラ商品
  • 人気の韓国コスメを通販で買うなら「口コミ」にも注目
  • 大人ニキビには「エタノール成分」を避けた方が無難
  • 男性なら「メンズ向け」の洗顔料を
    
    
    

大人ニキビ用洗顔料には主に洗顔フォーム・固形石けん・泡洗顔・ジェル・リキッドの4つのタイプが販売されています。それぞれの特徴を解説していきます。

【目次】

• 衛生的で種類も多い「チューブタイプ」
• ドラッグストアなど市販で安く買える「固形石けんタイプ」
• 時短を求めるなら「泡洗顔タイプ」がおすすめ
• オイリー肌の方には「ジェル・リキッドタイプ」がおすすめ
• 肌が弱い方には「パウダータイプ」がおすすめ
  

大人ニキビ用洗顔料の中でも最も種類が豊富なのが洗顔フォームタイプ（クリームタイプ）。チューブの容器に入っているので、濡れた手でも使いたい分だけ取り出せる、便利で衛生的なスタイルが特徴です。

洗顔フォームタイプには、さまざまな成分が配合されています。洗浄力が高いタイプ・弱くて肌に優しいタイプ・古い角質を取り除くピールオフやスクラブ入りなど。自分の肌と目的に合わせて選択肢が多いことが最大のメリットです。

また、洗顔フォームタイプは、洗浄成分の他にも美容成分が配合されているものも販売されています。保湿や美容液が入っているものなら、洗顔後のつっぱり感や乾燥が緩和されるので、乾燥が大敵の大人ニキビケアにおすすめです。

洗顔料の中には「合成界面活性剤」が配合されているものがあります。合成界面活性剤とは、本来混ざり合わない「水」と「油」を混ぜるために使うもの。洗浄力が高いことが特徴ですが、敏感肌の方などにとってはかえって肌の潤いを低下させてしまうことも。

しかし固形石けんは、この合成界面活性剤を使用してないものが多いです。シンプルな作りで肌に優しく、乾燥や外部刺激が原因でもある大人ニキビにはとても頼もしいタイプの洗顔料としておすすめです。

また、固形石けんはコスパがいいこともメリットの1つ。1つの固形石けんで長期間使用できます。単価も安く、1番お手頃かつドラッグストアなどでも気軽に入手できるのも嬉しいポイントです。

すでに泡になっているタイプの洗顔料。ポンプを一押しすると泡が出てくるため、わざわざ泡立てる必要がありません。朝の時間がない時・お風呂に時間をかけたくない方におすすめです。

大人ニキビに効果的な洗顔をするには、きめ細かい泡での洗顔が重要。細かい泡で優しく肌をつつみ丁寧に洗い流すため、肌を傷つけずに汚れをきれいに取り除けます。

デメリットとして、泡立てるための発泡剤・洗浄成分が多く配合されている商品も販売されている点があげられます。敏感肌・乾燥肌の方向けのものもあるので、自分の肌タイプに合わせて選ぶようにしてください。

水分が多くオイルのようなテクスチャーの洗顔料。固形石けんや洗顔フォームタイプよりも簡単に肌に馴染んでくれます。泡立てるのが苦手な人、面倒に感じてしまう方におすすめです。

まるでクレンジングのような手触りなのに、洗顔後さっぱりできる点が特徴。それだけ洗浄能力が高いので、乾燥肌・敏感肌の方がには合わないことも。オイリー肌の方におすすめの洗顔料です。

パウダータイプとは、石けんを細かい粉にしたものです。水分が一切含まれていないので、腐りにくく、防腐剤などの添加物が配合されていません。肌の弱い方向けのとても優しい洗顔料です。

泡立てることが難しい点がデメリット。泡立てネットに入れても、うまく泡立てられるようになるまでコツがいります。1度に使う量を袋やパックに入れていることが多いので、うっかり漏らしてしまわないように注意が必要です。

洗顔料にはさまざまな成分が含まれています。ニキビケアに有効な成分にプラスして、保湿力が高くなる成分・肌に優しい成分など、それぞれお肌の調子に合った有効成分が含まれている商品を選びましょう。

【目次】

• ニキビケアに有効な「抗炎症作用成分」に注目
• 敏感肌・肌荒れしやすい方は「アミノ酸系」や「フリー処方」のものを
• 乾燥肌の方は「保湿成分」が入っている商品もおすすめ
• 古い角質が気になる方は「ピーリングやスクラブ成分」が含まれる商品がおすすめ
• 「クレイ成分」が含まれた商品にも注目
• とにかく優しく洗いたい方は「泡立ち成分」が含まれた商品がおすすめ
• 「ノンコメドジェニックテスト済み」の商品にも注目

サリチル酸・グリチルリチン酸2kなど、大人ニキビケアに役立つ成分が入っている商品がおすすめ。サリチル酸には角質ケア・消炎効果、グリチルリチン酸2kには消炎ケア作用があります。

また、大人ニキビの悪化防止に役立つイソプロピルメチルフェノール・植物由来のどくだみエキスが入っている洗顔料もおすすめです。角質軟化効果のあるイオウが含まれていると、大人ニキビの原因のひとつである古い角質もしっかりケアしてくれます。

洗顔料のパッケージを確認してこれらの有効成分が入っているものを選ぶと、より効率的に大人ニキビケアを期待できます。購入前に確認しましょう。

ニキビ用洗顔料を選ぶとき、つい消炎成分や洗浄力ばかり気にしてしまいがち。あまり洗浄成分が多い洗顔料を選ぶと、かえって悪化してしまう可能性があります。特に乾燥肌・敏感肌の人は、肌荒れに繋がってしまうこともあります。

そんな方は、肌に潤いを与える紫根エキスや保潤アミノ酸が配合されているものがおすすめ。低刺激で優しくお肌を洗い上げてくれます。

また、無香料・無着色・ノンオイル・ノンアルコール・アレルギーテスト済などの表記を目安に選ぶと、より肌に優しいものを選べます。肌への負担が少ない洗顔料で肌を労わりつつ、同時にニキビケアも可能。オーガニック洗顔料もおすすめです。

大人ニキビの原因のひとつに、肌の乾燥があります。肌が乾燥するとターンオーバーが乱れ、余分な角質が残ってしまったり、毛穴に皮脂や汚れが詰まってニキビができやすくなってしまいます。大人ニキビをつくらないためには、保湿がとても大切になってきます。

洗顔料には汚れを落とす目的の成分だけではなく、保湿成分や美容成分が配合されたものが販売されています。保湿成分としてヒアルロン酸・セラミド・コラーゲンなどが上げられます。特にヒアルロン酸は、肌の水分保持には必須の成分です。

保湿成分入りのものを選ぶと乾燥しにくくなり、洗顔後のつっぱりも和らげられます。洗顔料の成分表をチェックし、これらが入っているかどうか確認してから購入しましょう。

大人ニキビの原因の1つである、古い角質による毛穴の皮脂詰まり。角質によってお肌が硬かったりゴワツキを感じたりする方は、ピーリング・スクラブ成分が含まれている商品を選びましょう。

ピーリングの成分が含まれた洗顔料の使用で、肌の余分な角質を落とし、つるすべ肌が手に入ります。また、皮脂の余計な分泌や乾燥肌にもおすすめです。

皮脂によるお肌のテカリやベタつきが気になる方は、クレイ成分が含まれた商品もおすすめです。クレイとは泥成分のことで、皮脂や汚れを落としてくれる働きがあります。

大人ニキビは、食べすぎやストレスによる余分な皮脂分泌も原因の1つ。普段からお肌のテカリや重たい感じが気になる方は、クレイ成分の洗顔を使って皮脂の過剰分泌によるニキビを減らしましょう。

ダメージが蓄積されたお肌を洗うなら、優しく刺激が少ない洗顔を心がけたいですよね。そんな方は、泡立ちやすい成分が含まれている商品を選びましょう。

もちもちの泡を作って包み込むように洗顔すると、肌へのダメージを減らしつつ、泡がしっかｔりと汚れを落としてくれます。洗顔用の泡だてネットを使うのも1つの手です。

以下のランキングでは、おすすめの泡だて・洗顔ネットをランキング形式でご紹介しています。合わせてご覧ください。

最近ニキビケアをする上で注目されているワード「ノンコメドジェニック」。毛穴に皮脂や角栓・化粧品の汚れが残り、芯のようなものが残ってしまい、毛穴が膨らんだ状態をコメドといいます。そんな問題を解決してくれる成分です。

ノンコメドジェニックテスト済みと記載があれば、ニキビや毛穴のケアに効果があると実証された商品である証拠。商品を購入する前に1度確認することをおすすめします。

※すべての方にニキビができないわけではありません

洗顔料には「医薬部外品」や「薬用」とパッケージに表記されているものがあります。普通の洗顔料とこの表記がある洗顔料とでは、成分に決定的な違いがあります。

医薬部外品とは、効果・効能が厚生労働省に認可された成分が一定濃度配合されている商品。「薬用」の表記も意味は同じで、医薬部外品と同様に認可された表記です。

医薬部外品や薬用は「症状の防止や衛生目的」が認可された証です。この表記がある洗顔料は、消炎効果やアクネ菌の繁殖をケアする成分が含まれているため、大人ニキビケアに期待が持てる洗顔料ばかりです。

毎日使う洗顔料は、消費量も多いです。安価な洗顔料・高価な洗顔料にはそれぞれメリットがあります。

安価な洗顔料は、消費量を気にせずたっぷり使えます。また、洗顔料が肌に合うかどうか、使用しないとわからないことが多いですが、安価な洗顔料だと気軽に購入できます。また、ドラッグストアで手軽に購入できるのもメリットです。

高価な洗顔料は、大人ニキビに悩む方でも満足できる商品が多いです。大人ニキビで荒れてしまった肌は、刺激に弱くなっています。大人ニキビケアへの効果がありつつ、肌に優しい洗顔料を求めるなら、高価な洗顔料をおすすめします。

最近話題の韓国コスメ。韓国は美肌への意識が高く、メンズコスメも充実しています。特にニキビケア商品は数が多く、ドラッグストアでも購入できるものが増えてきました。

そんな韓国コスメを買う際は、1度その商品の口コミをチェックしましょう。実際の使い心地や肌への刺激・どんな肌質が合うのかがよくわかる口コミは購入する前の参考としてとても有益です。

口コミを調べてみると、ご自身と同じ肌質の方の感想を確認できます。購入を検討しているものがあれば、ぜひ口コミを覗いてみてください。

ニキビができて肌荒れしているお肌は、バリア機能が低下してダメージを受けやすくなっている状態。そんなお肌に使用する洗顔料ですので、エタノール成分が含まれていない商品をおすすめします。

エタノール成分は刺激になることが多く、肌荒れを悪化させてしまうこともあります。デリケートなお肌を守るためにも、洗顔料に含まれる成分はきちんと確認してから購入しましょう。

女性向けの洗顔料を使うのは問題はありませんが、洗浄力に物足りなさを感じるといった口コミも多くあります。肌環境を整えるのに洗顔はとても重要で、スキンケアの基本です。

日ごろのシェービング・紫外線による日焼け・ストレスなどにさらされている男性の肌は、女性よりも皮脂分泌量が2～3倍・肌の水分量は1/3とも言われています。

そのため、過剰な皮脂を落とし保湿をサポートしてくれるメンズ向けの洗顔料をチョイスするのがおすすめです。

それでは大人ニキビケアにおすすめの洗顔料をランキング形式でご紹介します。まず、大人ニキビの大敵である乾燥を防ぐ、保湿効果の高い洗顔料を5つ厳選してみました。

以下の記事では、ニキビにお悩みの方におすすめの化粧水ランキングをご紹介しています。ぜひご覧ください。

続いてメンズの大人ニキビにおすすめの洗顔料4選をご紹介します。男性の肌質に合わせて開発されたものを厳選しました。購入の際の参考にしてくださいね。

以下の記事では、メンズ化粧水のおすすめランキングをご紹介しています。ぜひご覧ください。

20歳以上の大人のニキビと中学生・高校生で悩む思春期ニキビでは、ニキビができる主な原因が異なります。また男性のニキビは毎日の髭剃りが原因の場合もあります。以下で詳しく解説します。

【目次】

• 中学生・高校生に多い「思春期ニキビ」の原因
• 20代・30代が悩む「大人ニキビ」の原因
• 男性のニキビは「ヒゲ剃り」が原因になることも

大人ニキビができる原因はさまざまですが、主なものとしてはストレスや睡眠不足、不規則な活習慣などがあります。また、肌の乾燥による角質の詰まりがニキビを引き起こす原因にもなるのです。

男性ならではのニキビの原因で多いのが、ヒゲ剃りによるものです。人によっては毎日2回髭剃りをすることもあり、乾燥など肌荒れの原因になることもしばしば。

男性が洗顔料や化粧水などを選ぶときは「抗炎症・消炎作用」があるものや保湿効果が高い商品を選ぶのがおすすめです。

洗顔と一口に言っても、洗顔料をつけてゴシゴシ擦るだけではかえってニキビを悪化させることもあります。

今まであまり意識せずに洗顔をしていた方は、以下の正しい洗顔方法をチェックしてさっそく実践してみてくださいね！

5ステップでできる簡単な洗顔方法を紹介します。ポイントと掴めば、お肌トラブルを防げる可能性に繋がるので、ぜひ実践してみてください。

【目次】

• STEP1：手を洗って、顔を濡らす
• STEP2：洗顔料を泡立てる
• STEP3：泡を転がすように洗顔する
• STEP4：ぬるま湯で洗い流す
• STEP5：清潔なタオルで拭き取り

まずは手を洗います。清潔な手になったら、ぬるま湯で事前に顔を濡らしておきます。熱過ぎる温度で洗顔すると必要な皮脂まで洗い流してしまい、乾燥の原因となることもあります。

洗顔料を手に取ります。少しずつぬるま湯を加え、片手の掌にふんわり乗るくらい泡立てましょう。泡立てが難しい方は、市販の洗顔ネットを使用したり、ポンプ式のフォーム(泡)洗顔料を使うのがおすすめです。

テカリやすいTゾーンからはじめて、最後に乾燥しやすいUゾーンを泡を転がすようなイメージで洗顔します。くれぐれもニキビに刺激を与えないよう、指や手のひらで擦らないようにしてください。

ぬるま湯で優しく洗い流します。この時も顔を擦らずに、ぬるま湯を顔にかけるようなイメージで流してください。顎の下や髪の毛の生え際は、流し残しがあるとニキビの原因となるため流し残しがないようにしっかり流します。

しっかり洗い流したらタオルでしっかり水分を拭き取ります。擦らずタオルに水分を吸い取らせるように顔を押さえてください。洗顔はここまでを1〜2分で済ませるようにしましょう。長時間の洗顔はかえって肌を刺激してしまいます。

大人ニキビケアには洗顔料ばかり注目しがちですが、洗顔料と同じくらい大切なのが「保湿」です。洗顔後にきちんと化粧水で水分を補い、乳液やクリームで蓋をすることによって、肌の乾燥を防いで大人ニキビケアに繋がります。

特に毎日髭を剃る男性は、カミソリの刃で肌へのダメージが蓄積されています。そのまま放置していると古い角質が残って大人ニキビへと繋がってしまうことも。

以下の記事ではニキビにお悩みの方におすすめの化粧水を詳しく紹介しています。洗顔と併せてニキビのためにのスキンケアも取り入れたい方はぜひ参考にしてください。

思春期の頃からニキビに悩まされ、すでに肌へのダメージが蓄積されている方もいますよね。「ニキビ跡に効く洗顔はないの？」と思われるかもしれませんが、残念ながら洗顔料で汚れを洗い流すだけでは凸凹になってしまった肌をもとに戻せません。

そのため、ニキビ跡で凸凹肌になっていたり、大量の大人ニキビができていたりする方は、1度皮膚科に行くことをおすすめします。

ニキビ用洗顔料は刺激が多いものもありますので、肌に合わないものを選んだ場合悪化する恐れがあります。心配な方は、皮膚科を受診して薬局の処方する薬を使用したり、使用する洗顔料を相談したりするのも1つの手段です。

マスク生活の中、「マスクによって肌が擦れて荒れてしまう」「マスクが蒸れてアクネ菌が増加しやすい」「マスクをとった後の乾燥が気になる」といった声が多いです。

特にマスク生活中にできるニキビに悩む方は多く、マスク内は美肌にいいとされる湿度よりも高い湿度を保っているため、アクネ菌が増殖しやすくニキビの原因になると考えられています。

汗をかいたら清潔なハンカチやタオルでこまめに拭き、できるだけこまめに変えるのがおすすめです。また、ピタッとしすぎるマスクは肌との擦れの原因となるため、マスクのサイズを見直すことなども検討してください。

大人ニキビ用洗顔料をランキング形式でご紹介してきました。洗顔料は肌の状態の考慮し、その都度変更することをおすすめします。

ニキビケアには自分の肌に合ったもので適切にスキンケアを行うことが何より重要です。このまとめを参考に、自分の肌に合った洗顔料を見つけ、大人ニキビのケアをしてください。