デリケートゾーン用の石鹸は、臭いケア・黒ずみ*・かゆみ対策に役立つアイテムです。いちいちデリケートゾーン用の石鹸を買うのは面倒・わざわざ使い分ける必要もないと考える方もいらっしゃいます。

しかしボディ用の石鹸でデリケートゾーンを洗い続けると常在菌のバランスが乱れやすいのをご存じでしょうか。雑菌が繁殖したり、肌トラブルに発展したりといったリスクもあり、やはりデリケートゾーン用の石鹸を使用するべきです。

本記事では、おすすめのデリケートゾーン石鹸をランキング形式で紹介します。ランキングはコスパ・口コミ・匂い・効果・性能を基準に作成しました。妊娠中に使いやすい商品やメンズ用としても使えるものもピックアップしますので、ぜひご覧ください。

*乾燥や古い角質汚れによる

デリケートゾーン石鹸は敏感なデリケートゾーンの肌を考慮して作られており、肌負担に配慮しながらケアすることができます。マイルドな洗浄力ながら気になる臭い・黒ずみ*・かゆみ・蒸れなどをしっかりケアできます。

*角質汚れによる

デリケートゾーン石鹸はさまざまなタイプがあり、選ぶ際の重要なポイントです。ここからは、購入の際にチェックすべきポイントを詳しくご紹介します。

【目次】

・配合成分で選ぶ

・種類で選ぶ

・形状で選ぶ

・ブランドで選ぶ

・妊娠中の方はバリ製の「オーガニック」をチェック

・日本人に合った石鹸が欲しい方は「日本製」をチェック

・手頃な価格の石鹸が欲しい方は「プチプラ」をチェック

・ドラッグストア・薬局などで「市販」されているものをチェック

・お泊りデートには持ち運びやすい「消臭ミスト・シート」もチェック

デリケートゾーン石鹸は、配合されている成分によって特徴が異なります。それぞれの成分の特徴をみていきましょう。

「ジャムウ」は、インドネシアに伝わるハーブを原料とした洗浄成分です。抗菌作用や制汗作用のほか、黒ずみ*のケア効果にも定評があるため、デリケートゾーンの黒ずみ*が気になる方には、特におすすめのデリケートゾーン石鹸です。

もちろんデリケートゾーンだけでなく、ひじやひざなど黒く*なりやすい部分に使えることも嬉しいポイントです。また洗浄によりにおいの元となる菌の増殖を防ぎます。

*角質汚れによる

においが気になる方には、「ミョウバン」「カキタンニン」などの整肌成分配合タイプがおすすめです。洗浄による抗菌作用が期待されるため汗・足などのにおい対策のデオドラント用品に使われるケースが多いです。

渋柿の主成分である「カキタンニン」は、天然由来成分なので肌に優しいことが特徴で、天然由来の洗浄・消臭剤として長年愛され続けています。どちらも肌を健やかに、清潔に整えるため、臭いケアにおすすめです。

デリケートゾーン石鹸でおすすめなのは、刺激の少ない弱酸性かしっかりとした洗浄力がある弱アルカリ性のものです。ここではそれぞれの特徴を説明します。

人の肌の表面は、弱酸性といわれています。そのため弱酸性のデリケートゾーン石鹸は、刺激に配慮され、肌に優しいことが特徴です。デリケートゾーンにトラブルを抱えている方や、敏感肌の方に特におすすめです。

また、元からデリケートゾーンにいる善玉菌を助ける働きもあります。ただし、洗浄力が弱いというデメリットもあります。

弱アルカリ性のデリケートゾーン石鹸は、弱酸性よりも洗浄力が特徴です。特に垢汚れを洗い流すため、すっきりとした使い心地です。ただし洗浄力がある分肌への負担もかかるため、敏感肌の方や肌のトラブルを抱えている方は避けた方がいいでしょう。

デリケートゾーン石鹸は、形状のバリエーションも豊富です。ここではそれぞれの特徴やメリットをご紹介します。

【目次】

・色や匂いにこだわるなら「固形タイプ」のデリケートゾーン石鹸がおすすめ

・ムダなく使用するなら「液体タイプ」のデリケートゾーン石鹸がおすすめ

・時短を求めるなら「泡タイプ」のデリケートゾーン石鹸がおすすめ

・肌への優しさを重視するなら「オイルタイプ」のデリケートゾーン石鹸がおすすめ

固形タイプのデリケートゾーン石鹸は、基本的には泡立てネットを使い、キメの細かい泡を作ってから使用します。そして使用後は、雑菌が繁殖しないようにしっかりと乾燥させてください。

乾燥させるという手間はありますが、カラーや匂いなどの種類が豊富である点も、固形タイプの嬉しいポイントです。形も、スクエア型・丸型・ボール型などさまざまで、プレゼントとしてもチョイスしやすくなっています。

以下の記事では、固形石鹸の人気おすすめランキングをご紹介しています。ぜひご覧ください。

液体タイプのデリケートゾーン石鹸には固形タイプよりも手軽に使えます。容器に入っているため衛生的であるほか、ワンプッシュで使えば節約しやすい点もポイントです。そのため、どのご家庭でも人気があります。

以下の記事ではボディソープの人気おすすめ商品を紹介しています。ぜひこちらも参考にしてください。

ワンプッシュで柔らかな泡が出てくる泡タイプのデリケートゾーン石鹸は、泡を立てる必要が無いため、時短ケアも叶います。商品によっては、キメの細かい泡が出てくるため、肌への負担を気にする方にもおすすめです。

また、キメの細かい泡には毛穴や角質層にしっかりと入り込み、汚れをごっそりと外に洗い流せるので覚えておきましょう。

伸びやすく、肌にサッと馴染みやすいオイルタイプは、少ない量で塗り広げられるため、経済的です。また、ゴシゴシと洗う必要がないため、肌への負担に配慮できます。そのため、肌ダメージを気にする方にもおすすめです。

オイルタイプのデリケートゾーン石鹸は、植物由来成分の商品が多いため、成分的にも肌にソフトな使い心地になっています。もし固形石鹸や液体石鹸を使った後に肌に突っ張りを感じるのであれば、オイルタイプの使用がおすすめです。

配合成分や好みの形状がわかってきても、なお迷ってしまう方はブランドで選ぶというのも一つの方法です。最近では、デリケートゾーン石鹸のブランドも多種多様です。

【目次】

・子供にも使いたいデリケートゾーン石鹸なら「 Intima（インティマ）」がおすすめ

・エステティシャンが設計した商品なら「VIONEE（ヴィオニー）」がおすすめ

・弱酸性で話題のものなら「Pubicare(ピュビケア）」がおすすめ

ポーランド生まれブランド、インティマはヨーロッパで特に人気が高く、デリケートゾーンソープは年間300万本以上*の売り上げを誇ります。インティマの大きな特徴は、2～3歳ごろからのデリケートゾーンのケアを推奨している点です。

デリケートゾーンのpH値に合わせた弱酸性で作られているため、肌に優しく、子供でも使用できます。

* 2015年1月～2017年10月末メーカー調べ（海外含む）

VIONEEは著名エステティシャンの平野実穂さんが設計したデリケートゾーン用コスメブランドです。植物由来の洗浄成分を採用したセンシティブモイスチャーウォッシュにより、デリケートゾーン本来の弱酸性を保ちつつ、汚れをオフできます。

また、洗いすぎによる乾燥を防ぎ、同時にうるおいを維持してくれるのも嬉しいポイントです。

ピュビケアオーガニックは、デリケートゾーン用美容サロンから生まれたオーガニックスキンケアブランドです。また、口コミで高評価なものも多く、さまざまな製品を展開しています。

肌への優しさに対してこだわり、製品はどれも天然由来成分100％で、オーガニック成分が高配合されています。洗浄成分もココナッツ由来のため低刺激であり、肌に優しいデリケートゾーン石鹸です。

デリケートゾーンをケアする際は、できるだけ化学物質を避けるようにしたいものです。

妊娠中は胎児への影響も気になります。妊娠中の場合はオーガニックや気になる成分が無添加のデリケートゾーン石鹸を選びましょう。中でも人気のバリ製の石鹸はオーガニック成分が中心なのでおすすめです。

*使用の際は医師に相談してください。

日本よりも海外の方がデリケートゾーンケアが日常的なため、つい海外製品に目を向けがちですが、今は日本でもデリケートゾーンケアが一般的になりつつあります。そのため、現在では日本製のデリケートゾーン石鹸も数多く販売されています。

どんなものでもそうですが、特に肌に直接触れるものは、日本人に合わせて作られた日本製のものもおすすめです。デリケートゾーンのトラブルを生まないためにも、日本製の商品を選ぶことをおすすめします。

デリケートゾーン石鹸をドラッグストアなどで探せば、手頃な商品なら1,000円以下で購入可能です。プチプラのデリケートゾーン石鹸でも高性能なものもあるので、購入する際には製品説明・口コミ・成分などを確認の上、良質な商品を選ぶようにしましょう。

以下の記事では、ブランドのボディソープおすすめ商品を紹介しています。ぜひこちらも参考にしてください。

手軽に商品を購入しようと思うのであれば、市販のデリケートゾーン石鹸を購入するのが一番スムーズです。デリケートゾーン石鹸は、大手ドラッグストアのマツモトキヨシやドン・キホーテ、ロフトでも販売されています。

とりあえず試しに使ってみたい場合は、近隣のドラッグストアで売られている商品の中から選ぶのもおすすめです。

お泊りデートや旅行の際は、携行しやすいコンパクトなデリケートゾーン石鹸が重宝します。持ち運びを前提とする場合は、中身がこぼれにくいパッケージを選ぶのがポイント。消臭ミスト・消臭シートなどもおすすめです。

以下の記事では、デリケートゾーンの保湿ケアアイテムを紹介しています。ぜひこちらも参考にしてください。

デリケートゾーンのにおいに悩んでいる方は少なくありません。お肌悩みにアプローチしてくれるにおいケア向けデリケートゾーン石鹸5選をご紹介します。

各通販サイトの売れ筋ランキングもぜひ参考にしてみてください。

※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。

デリケートゾーン石鹸は市販のドラッグストアや薬局を中心に販売しています。しかし、店舗で販売しているデリケートゾーン石鹸は価格がやや高めであることが多いです。そのため、費用を抑えたい方は気を付けてください。

ネット通販であれば店舗がない分、価格を抑えられるので、手頃に済ませたい方はネットがおすすめです。デリケートゾーン石鹸がどこに売ってるか気になる方は、用途も考えて購入場所を選んでみてください。

デリケートゾーンは敏感なので正しくケアすることが大切です。ここでは洗い方や気を付ける点を解説しますので参考にしてください。

デリケートゾーンにまつわる多くのトラブルは、デリケートゾーンを清潔に保てていないことに起因しています。専用のソープや専用のウェットシートなどで洗浄し、可能であればこまめにシャワーで洗い流してとにかく清潔さを保つよう心がけましょう。

ただし清潔さを保とうとして、デリケートゾーンをゴシゴシと拭いてしまうのはよくありません。肌への負担を軽減させるためにも、柔らかいペーパーなどで優しく汚れを拭き取るようにしましょう。洗うときにもよく泡立て優しく汚れを落とすのが大切です。

デリケートゾーンを清潔に保つには生理中のナプキンやおりものシートこまめに取り替えることも重要です。つけたままにするとデリケートゾーンが蒸れて菌が繁殖しやすくなってしまいます。かゆみや湿疹の原因にもなりますのでこまめな交換を心がけましょう。

また、スキンケアやボディケアのように、デリケートゾーンの保湿ケアも行いましょう。お風呂上がりに全身用の保湿クリームを塗り、乾燥が気になる場合はデリケートゾーン用の保湿クリームを使いましょう。乾燥によるかゆみやかぶれ対策におすすめです。

デリケートゾーン石鹸をは女性だけが使用するものと、考えている方もいます。しかし商品の中にはメンズ用として使えるものもあり、需要が高いです。男性のデリケートゾーンも蒸れやすく、汚れやすいのでケアが必要になります。

そのため、男性の方でも身体をきれいに保ちたい方は、チェックしてみてください。

デリケートゾーン用ウェットティッシュは、不快感があるときに手軽に拭き取れるのがメリットです。通常のウェットティッシュでは拭き取る力が高すぎて敏感な部分に使用すると刺激になる場合があります。

デリケートゾーン用ウェットティッシュはアルコールを含んでおらず、やさしい使用感が特徴です。保湿力が高いものもあり、乾燥を防いでくれるだけでなく、洗いすぎによるダメージも防げます。

コンパクトなものが多く、外出先で使用しやすいのも魅力です。生理・おりものの蒸れ・においが気になるときも、ポーチに入れておくだけで手軽に拭き取れます。おしゃれなパッケージの商品もあるので、自分好みのものを選びましょう。

今回は、デリケートゾーン石鹸の選び方と人気おすすめランキングをご紹介しました。選ぶ際は成分や形状の特徴を理解し、好みのタイプを選ぶことが重要です。自分に適したデリケートゾーン石鹸を選び、気持ちよくケアを行いましょう。