※サムネイルで使用した商品画像は同記事内で引用しています。

自宅にいながら簡単にヘアアレンジができるヘアアイロンにはストレート・カール・1台で両方作れる2wayなどさまざまな種類があります。最近では持ち運びができるコードレスタイプや使い方の簡単なメンズ向けのモデルなどラインナップも増えています。

ヘアアイロンは髪を痛めてしまうイメージがありますが、痛みにくいアイロンも登場しており、髪のダメージが気になる方にもおすすめです。高性能で安いサロニアやダメージを抑えるリファなど豊富なメーカーのヘアアイロンから自分に合うものを選びましょう。

今回はヘアアイロン愛用者100人を対象としたアンケート調査の結果をもとに、選び方や人気おすすめランキングを紹介します。ランキングはタイプ・素材・立ち上がり時間などを基準に作成しました。口コミ・評価も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

今回のアンケートでは、ヘアアイロンを選ぶ際に何を重視しているかについて調査しました。アンケートの結果、「機能（温度調整など）」を重視している方が37%、「価格」を重視している方が27%を占めているのが分かりました。

それぞれ使う方によって求める「機能性」は異なってくるので、ヘアアイロンを購入するうえで欠かせないポイントです。また「価格」もものによって差があります。「機能性」と「価格」には互換性があるので注目しておいてください。

以下では、重要視されていた２つのポイント「機能性」「価格」について詳しく説明しているので商品選びの参考にしてください。

機能性はスタイリングの仕上がりや持ちに関係してくるため、チェックしておきたいポイントです。髪質にあった温度に設定しておくとスタイリングを長くキープさせられるので、温度調節ができるものを選ぶのをおすすめします。

ストレートタイプは、直毛で毛量が少ない方は「140°」程度、髪が太い方は「160°」前後が適温です。一方、カールタイプは髪が柔らかく毛量が少ない方は「120°」、髪が硬く毛量が多い方は「140°」を選ぶと髪を痛めずスタイリングできます。

また、ヘアアイロンの付けっぱなしによる火事を防ぐためにも、自動電源オフ機能搭載のモデルが便利です。ほかにも、勝手に開くのを防ぐ開閉ロック機能や、温度を一定で維持する温度ロック機能も機能性を大きく向上してくれます。

ヘアアイロン選びには価格も重要になります。どれだけ機能が良くても高すぎるモデルは避けたい方もいれば、多少高くても良いものを買いたい方もいるので、機能性と価格とのバランスを見るのが大切です。

ヘアアイロンの所有状況についても調査しました。アンケートの結果、「ヘアアイロンのみ」を持っていると回答した方が48%、「タイプが違うものを複数持ち」と回答した方が39%との結果となりました。

ほかには「コテ・カールアイロンのみ」を持っている方が9%、「同じ物を複数持ち」している方が4%でした。髪質やヘアースタイル・前髪や毛先などに合わせて使い分けるのもおすすめできます。価格やコスパが気になる場合は2wayタイプを購入すると便利です。

ここでは、これまでで紹介しきれなかった選び方の詳細を解説します。まだ商品が決め切れていない方は、ぜひ参考にしてみてください。

【目次】

• ヘアアイロンのタイプで選ぶ
• プレートの素材で選ぶ
• ダメージが気になる方は「ヘアケア機能」をチェック
• 忙しい方は「温まるまでの時間」をチェック
• 持ち運びや管理方法で選ぶ
• メーカーで選ぶ

ヘアアイロンは大きく分けて3つのタイプがあり、それぞれスタイリングの特徴や髪の長さに合ったプレート幅があります。自分がどんなヘアスタイルになりたいか、アレンジをしたいかで判断してください。

【目次】

• クセ毛を整え前髪割れを防止するなら「ストレートアイロン」がおすすめ
• 巻き髪なら使い方に合わせられる「カールアイロン・コテ」がおすすめ
• ストレートもカールも一つで整えたいなら「2wayアイロン」がおすすめ
• 初心者や30代・40代に人気の「ホットブラシ型アイロン」もチェック

挟んだ髪をスーッと伸ばすだけでクセ毛のないストレートヘアに直してくれるストレートアイロンは人気です。熱が伝わりやすく髪をしっかりとプレスできるのでボサボサしてうねりのある毛先をきれいに整えたり、前髪がパックリ割れないよう熱を与えたりできます。

髪の長さにより適したプレートの幅の大きさに違います。メンズやショート〜ボブヘアなら20〜30mm・ミディアム〜ロングヘアなら30mm以上の製品が推奨されていて、髪の長さに合わないプレート幅を選ぶとスタイリングに時間がかかり上手くいかない場合も多いです。

普段とは違うおしゃれな髪型を楽しみたい方におすすめなカールアイロンがおすすめです。パイプ（バレル）に髪を巻き付けて数秒キープするだけでなので使い方も簡単です。パイプの太さを変えたり熱の強弱をつけたりして、ゆるふわな巻き髪やボリュームのあるウエーブ髪を表現できます。

パイプが細いと細かくくっきりとしたカールに、太いとゆる巻きヘアが簡単に作れます。ショート〜ボブヘアなら19mm〜26mm、ミディアム〜ロングヘアなら32〜38mm以上がおすすめです。初心者の方は32mmが扱いやすいです。髪の長さや作りたいヘアスタイルに合ったパイプの太さを選びましょう。

ストレートアイロンとカールアイロンの両方の機能が備わった「2wayアイロン」は、レートがカールアイロンの形をしたタイプとストレートアイロンの形をしたタイプの2種類から選べます。

しっかりヘアセットしたい場合はカールタイプ、髪を痛めないよう丁寧に挟んでスタイリングしたい場合はストレートタイプと使い分けるのがおすすめです。髪の量が多い方は、カールタイプだと短時間で巻ききれます。

ヘアアイロンを使い慣れていない初心者や30代・40代にも人気のある「ホットブラシ型アイロン」は、ヘアブラシで髪をセットするようにスタイリングができます。トップにボリュームを持たせたり、毛先に動きを出したりと簡単にアレンジができる便利アイテムです。

ストレートアイロンやカールアイロンよりも髪が傷みにくく、髪に当てる部分を持たなくていいので火傷の心配もありません。

ヘアアイロンを使う際髪へのダメージが気になる場合も多いです。ダメージを抑えて艶を出すにはプレートの素材にこだわるのが重要になります。痛みやすい方は確認してください。

【目次】

• 髪に優しいヘアアイロンなら髪への引っかかりが少ない「テフロン」素材がおすすめ
• 髪へのダメージを抑えたいなら「チタン」素材がおすすめ
• 時間をかけたくない方はサッとヘアスタイルが決まる「セラミック」素材がおすすめ
• 軽さを重視するなら「ステンレス・アルミニウム」がおすすめ

テフロン素材は髪の毛との摩擦が少なく引っ掛かりも起きにくいのが特徴です。そのため、摩擦による髪へのダメージを与えにくいのはもちろん、滑りが良いのできれいなストレートに仕上がります。一方で、剥がれやすいため定期的に買い替えなくてはいけません。

髪へのダメージが少なく耐久性にも優れているチタン素材です。高機能なヘアアイロンに採用されていますが、中にはパイプの表面にだけチタンがコーティングされているモデルもあります。

コーティングが剥がれると髪にダメージを与えてしまうので、購入の際には製品の詳細を確認してください。

セラミック素材は電源を入れてからプレートが温まるまでの時間が早く、熱が髪の毛に伝わりやすいです。熱ムラが少ないので忙しい朝でもサッと決まりますし、滑りがよく髪の毛が絡まりにくいため、アイロンに引っかかったり髪が切れたりして傷むのを防げます。

ステンレス・アルミニウム素材は、軽量性が魅力です。とにかく軽いので、バッグなどに入れて持ち運ぶシーンで活躍します。また価格がリーズナブルな点も特徴です。旅行先などにヘアアイロンを持参したい方は、ぜひ注目してみてください。

髪にかかる負担を軽減したい方は、ヘアケア機能を搭載したヘアアイロンがおすすめです。ヘアケア機能があれば、髪の毛の水分量をキープして、潤いを与えながらストレートにする効果が期待できます。

電源を入れてから温まるまでの時間は平均で1分ほど、早いものだと約30秒、遅いものだと3~5分ほどとモデルによってさまざまになっています。ただ温まるのが遅いとヘアセットの効率が悪くなるので購入時には立ち上がり時間の短いモデルを選ぶのがおすすめです。

ヘアアイロンを旅行先や外出先に持ち運ぶなら、コンパクトで軽量なモデルがおすすめです。充電方法にも注目してください。

【目次】

• ショートヘア・ボブ・メンズヘアならコンパクトな「ミニヘアアイロン」がおすすめ
• 持ち運びしたいならUSB充電に対応した「コードレスアイロン」がおすすめ
• 飛行機に持ち込みたいなら「ケース付き」がおすすめ
• 海外で使用するなら「海外対応」しているものがおすすめ

ヘアアイロンは外出先や旅行先で使用する場合も多いので、できるだけコンパクトで軽量な方が持ち運びやすくなっています。通常よりも小さいミニアイロンなら握りやすく手に馴染むので扱いやすいです。

細かい部分も扱いやすいので、ショートカットやボブ、メンズにもおすすめです。以下の記事では、ミニアイロンの人気おすすめランキングをご紹介しています。ぜひ合わせてご覧ください。

コンセントが不要で電池やUSB充電に対応した「コードレスアイロン」は、最近では外出先や海外でも使用できるため人気が高くなっています。ちょっとした身だしなみやお化粧直しにも便利ですし、コンパクトで軽量なので持ち運びにも向いているのでおすすめです。

ヘアアイロンは、タイプによっては飛行機に機内持ち込みするのが許可されています。原則、リチウムイオン電池を使用した充電式のヘアアイロンは機内持ち込みが禁止されています。

コンセント式やガスカートリッジ式、リチウムイオン以外の電池を使用したものを選んでください。また、飛行機内で無くしたり受付で預けた際に分からなくなる場合がないよう、耐熱ケースが付属したモデルを購入するのがおすすめです。

海外旅行に持ち運ぶ際には、海外対応したものを購入しないとホテルでの使用ができません。海外対応しているかどうかは「電源・電圧(VAC/ボルト)」の表記から簡単に確認できるので覚えておくのがおすすめです。

電源・電圧が「単相100-230VAC」と表記されているもの、「100V/230Vの電圧切り替えスイッチ」が付いているものは海外でも使用できます。ただ、モデルによっては持ち手の裏側や内側に表記されている場合もあるので事前によくチェックしおいてください。

ヘアアイロンは、国内の有名メーカーから高機能なモデルが多数発売されています。価格や機能性などそれぞれに特徴があるので、主要メーカーをチェックしておいてください。

【目次】

• コスパ抜群な安い製品なら「SALONIA（サロニア）」がおすすめ
• 2Wayモデルなら理容機器ブランドを展開する「TESCOM（テスコム）」がおすすめ
• 幅広いラインナップから選ぶなら「koizumi（コイズミ）」がおすすめ
• 仕上がりの綺麗さ重視なら「CREATE（クレイツ）」がおすすめ
• LDKで高評価のストレートアイロンなら「venusis（ヴィナシス）」がおすすめ
• サロン帰りのようなレア髪にしたいなら「Refa（リファ）」がおすすめ
• 性能の高さを重視するなら「Panasonic（パナソニック）」がおすすめ
• 高品質で手に入れやすい価格の「Vidal Sassoon（ヴィダルサスーン）」
• 旅行や出張にもおすすめな「mod's hair（モッズ・ヘア）」

amazonや楽天で大人気の安いヘアアイロンを販売している「SALONIA(サロニア)」はコスパ重視の方におすすめです。ストレートからカールまで使い方も簡単で、保湿にもこだわっています。ヘアアイロンに慣れていない初心者の方にもおすすめです。

リーズナブルでコスパに優れたヘアアイロンを多く取り揃えているTESCOMはおすすめのブランドです。中でもコンパクトで使いやすい2wayモデルが評判で、海外対応で持ち運びにも嬉しいオシャレなデザインや細かな温度設定など、幅広い使い方が想定されています。

ヘアアイロンや美顔器、振動ブラシなど美容家電に定評のある「koizumi(コイズミ)」は多くの方におすすめできるブランドになります。痛まない艶のある髪質を考えたモデルや、手軽に使えるusb充電に海外対応まで幅広いラインナップが魅力です。

使いやすさと仕上がりのきれいさにこだわったコスパの良いモデルが評判の「CREATE(クレイツ)」は、一般向けはもちろんプロ向けまで幅広く展開しているのが特徴です。美容師の方からも評価が高く愛用されています。

venusisのストレートアイロンは、本音のコスメ批評誌「LDK」でA評価の実績があります。1回でしっかり伸ばせて仕上がりもキレイと評価が高いです。挟みやすいプレートと操作性など大変使いやすくなっています。

リファのストレートアイロンは、独自のカーボンレイヤープレートがストレートアイロンを使用する際に受ける水分や熱などのダメージを抑えながら、まるでサロン帰りのようなストレートヘアを実現してくれます。

パナソニックは、さまざまな家電を扱う国内トップ級のメーカーです。パナソニックのヘアアイロンには、マイナスイオンより1,000倍細かいと言われるナノイオン技術の「ナノイー」が搭載されています。ヘアケア機能にこだわりたい方におすすめです。

ヴィダルサスーンは、ヘアケアの有名ブランドです。リーズナブルな価格で入手できるものからハイスペックなものまで、幅広い価格帯のヘアアイロンを展開しています。とくにプロの美容師がサロンでも愛用するモデルもあり、美容好きから人気です。

モッズ・ヘアは、1968年にパリで生まれた有名なヘアサロンブランドです。サロンのようなハイレベルのスタイリングが自宅で実現するように、機能性にこだわって作られました。海外アンペアに対応しているモデルなら、旅行や出張にも役立ちます。

購入前に性能や使いやすさを確認したいなら、Amazonや楽天などの通販サイトの口コミ・レビューをチェックすると良いです。失敗を少なくしたり、「思っていたのと違った」などの事態を防いだりできます。

以下の記事では、ほかのアイロンの人気おすすめランキングをご紹介しています。ぜひ合わせて参考にしてください。

普段からヘアアイロンを愛用している方100人に一番好きなヘアアイロンを選んでいただきました。得票数を元にランキングを作成したので、購入する際の参考にしてみてください。

各通販サイトの売れ筋ランキングも是非以下より参考にしてみてください。

※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。

スタイリング前のケアを怠ると髪にダメージを与える原因になります。艶のないパサついた髪質になってしまうので、きれいな仕上がりにするためにも普段のケアが重要です。

髪のダメージを抑えるスタイリング剤にはミストやローション、ミルクなどさまざまなタイプがありますが、手軽に使えるのは「スプレータイプ」です。キープ力が高く、広い範囲にまんべんなく塗布できるので髪全体をケアしたい方におすすめします。

髪が痛む原因は高い温度のアイロンを当ててスタイリングする場合におきる「熱」と「摩擦」です。また、洗髪後の濡れたままの髪に当てると痛んでしまうので、タオルでしっかり髪を乾し、熱が高すぎず摩擦力の低いヘアアイロンを使うのを心がけてください。

正しい使い方をすれば髪のキューティクルが失われずきちんと整い痛みにくいので、潤いと艶のあるサラサラした状態をキープできます。

雨の日は湿気による影響を受けやすいため、丁寧なスタイリングするのが大切です。髪の毛に均等に熱を与えるのがポイントで、ストレートならゆっくり滑らせるように、カールなら髪を内側にくるっとさせる巻き方で使用してください。

ヘアアイロンの収納スペースの確保や片付け方に困っている方も多いです。そんなとき、耐熱性のあるホルダーがあると手軽に収納できて快適になります。

ホルダーには棚に引っ掛けるフックタイプや壁に貼り付ける吸盤タイプ、空いたスペースに置くだけのスタンドタイプや安定性に優れた取り付けタイプなど、各家庭に合わせて収納できるアイテムが揃っています。

今回はヘアアイロン愛用者100人に行ったアンケート調査をもとに、おすすめランキングや選び方をご紹介してきました。まだ使った経験がない方や現在購入を考えている方は、ぜひ記事の内容を参考に自分好みのものを選んでみてください。