温度計で夏は暑さ・冬は寒さを気にする方は多くても、湿度まで気が回らない方も多くいます。実はウィルス繁殖のポイントは温度と湿度です。温度だけでなく湿度も管理するなら、温湿度計は非常に重要なアイテムになります。

校正された業務用だけでなく、一般家庭用がニトリや無印・100均でも販売されています。インテリアとして馴染みやすいおしゃれな木製のものなども多いです。また、ワイヤレスでWi-Fiに対応した商品なら屋外からでも温度湿度の管理が行いやすくなります。

そこで今回は温湿度計の選び方とおすすめ商品をランキング形式をご紹介していきます。ランキングは精度・機能性・デザインを基準に作成しました。購入を迷われてる方はぜひ参考にしてみてください。

温湿度計は精度の高さ・デザイン・機能・サイズなど選ぶポイントがさまざまあります。ここからは、温湿度計の選び方を紹介するのでご覧ください。

アナログの温湿度計は数値を針で示す表示形式であり、遠目からでも大体の数値を確認できますが、正確な数値は近づかないと確認できません。インテリアともよく馴染む木製で北欧風なおしゃれデザインのものが多いのもポイントです。

また、電池が不要な点もメリットです。とはいえアナログは精密な機構で作られているため、衝撃に弱く落下させるとセンサーが狂ってしまうので、お子さんやペットがいるご家庭では扱いに気を付けましょう。

液晶画面の数字で温度と湿度を表示するデジタルは、どなたでも一目で具体的な数値を確認しやすいです。電池交換が必要になりますが、使い方次第では半永久的に長く使い続けられます。

特にペットや赤ちゃんがいるご家庭や、温度や湿度に影響されやすい観葉植物を生育しているご家庭におすすめです。多機能で精密なモデルが多いのもポイントで、時計やアラームといった機能が搭載されている商品が多くあります。

温湿度計の温湿度と実際の温湿度には若干の誤差があります。誤差が少なく正確な数値を確認したいなら、許容誤差が±1％までの高精度なモデルがおすすめですが、精度が高いほど価格も高価になってしまいます。

コストパフォーマンスと精度のバランスが良いものを選ぶなら、誤差±5％以下を目安にしてみてください。家庭用よりも業務用の温湿度計のほうが、精度が高く誤差が少ないです。尚、許容誤差はメーカーが公表しているものなので、正確な誤差ではない場合があります。

赤ちゃんや高齢者のいる家庭では正確な数値を把握する必要があるため、校正された業務用などのできるだけ高密度な商品を選ぶのをおすすめします。いいものは値段もしますが、長く使える安心感がある点はメリットです。

温湿度計にはスタンドタイプ・壁掛けタイプ・マグネットタイプといった設置方法があるので、設置する場所に合わせて選びます。

テーブルや棚の上に立て掛けて置けるスタンドタイプは、正確な温度と湿度を計測するためにも、高さ1.5mほどの位置に置く点が大切です。また、邪魔にならずに落下する恐れがないかもチェックしておきましょう。

地震での落下も考えられますが、お子さんやペットが触っての落下も考えられるので配慮が必要です。幅の狭いところは落下の危険があるので、できれば幅にゆとりのある場所をおすすめします。

スタンドタイプは壁に穴をあける必要がないのが魅力的です。気を付けなくてはいけないのが、エアコン・風通しのいい場所では性能が発揮されないため、普段あまり変化のない場所に置く必要があります。

壁掛けタイプの温湿度計は場所を取らずに設置ができ、ある程度高さのある場所ならお子さんの安全対策にも繋がります。小さいお子さんがいる場合や、置くスペースがない場合におすすめです。

ただし、壁に穴を開けないと取り付けできないのがネックですが、マグネットタイプなら冷蔵庫などの金属面に貼り付けられます。本体のサイズが大きいものが多いので、離れた場所からも一目でわかるのがポイントです。

湿度・温度の表示はもちろん、時計の役割も果たしてくれるものもあるのでインテリアの邪魔になる心配もないです。おしゃれなものもあるのでデザインで選ぶのもおすすめします。

付加機能の中でも特に重要視したいのが環境レベル表示と注意喚起機能です。快適な温度と湿度を表示して、菌が繁殖しやすい環境になるとイラストや色・警告アラームでお知らせしてくれる機能があります。

インフルエンザや熱中症の注意喚起など、商品によってさまざまです。子供でもわかりやすい表示のものが多いので小さいお子さんでも感染症対策をする目安なども理解できます。一緒に確認するだけで学びにもつながります。

忙しくて温湿度計を見れない状況でもアラームでお知らせしてくれるので、いつでも簡単に室内の状況を確認できます。湿度が高い部屋・乾燥しやすい部屋に住んでいる方や、赤ちゃんや高齢者がいるご家庭におすすめです。

デジタルタイプの温湿度計は、時刻や日付を表示する時計機能・カレンダー機能が備わったモデルが多いです。時計代わりにして活用すれば温湿度計を見る機会が増えるため、温度と湿度の変化に気づきやすくなります。

また、アラーム機能がついている商品もあります。アラーム機能付きだと目覚ましの役割も果たしてくれるので寝室や、勉強をする部屋に置くのも効果的です。数字表記なので、パッと見ただけでとてもわかりやすく使えます。

気を付ける点としては電池交換が必要な点です。以下の記事では、デジタル時計の人気おすすめランキングをご紹介しています。ぜひご覧ください。

データの正確な記録を確認したいなら、アプリ連携機能付きの温湿度計がおすすめです。単体で温度や湿度がわかるのはもちろん、アプリと連携するだけでこれまでのデータの記録をスマートフォンで確認できます。

またWiFiに対応しているモデルはデータの記録だけではなく、温度や湿度に異常が発生した場合はスマートフォンにお知らせしてくれる機能付きの商品もあります。乾燥対策や熱中症対策などに役立つので、お子さんやペットがいる家庭にぴったりです。

温湿度計は基本的にコンパクトなサイズの製品が多いですが、その中でも、大きめのサイズと小さめのサイズがあります。用途や使用場所によって選びましょう。

室内に取り付けて家族みんなで使うなら、数値を確認しやすい大きいサイズの温湿度計がおすすめです。遠くからでも温度と湿度を確認できる視認性に優れたものなら、子供からお年寄りまでみんなが使いやすいので人気があります。

時計機能が搭載されているのであれば、家族全員が見える位置に設置するのをおすすめします。時計が一緒になっているタイプだと2つの場所を考える必要がないので、インテリアにも家族にも合理的に使えるのでおすすめです。

温湿度計はラインナップが豊富なため、選ぶとなると迷ってしまいます。温湿度計を取り扱っているメーカーはそれぞれに特徴があるため、メーカーで決めるのも手段の1つです。

TANITA(タニタ)は体重計や体組成計・体温計といった健康のために”はかる”計測機器を販売しているヘルスケアメーカーです。タニタの温湿度計は、健康管理のための機能が充実しています。爬虫類などのペットを飼っている方にもおすすめです。

直径15cm以下のコンパクトモデル・時計やカレンダーを表示する多機能モデルなど、ラインナップが豊富です。カラーバリエーションが多いのもポイントで、インテリアやお部屋の雰囲気に合わせやすいタイプも多く販売しています。

エンペックス気象計の温湿度計は、アンティークでシックな印象のシンプルなデザインから、花柄で可愛らしいおしゃれなデザインまで豊富に揃っています。精度が高いのもポイントで、世界各国で高い評価を得ている大人気のメーカーです。

高精度かつコンパクトサイズでありながら、大きな数字表示とわかりやすいボタンで、視認性や使い方もわかりやすいのがポイントです。また、ドリテックは健康用品ブランドなので、健康に配慮した機能も豊富に備えた商品を多く販売しています。

ThermoPro（サーモプロ）が販売しているロガー・温湿度計は、許容誤差±3％以下の高精度で、正確な数値を計測できるのが特徴です。また、夜間でも確認できるライト、スマホのように操作できるタッチスクリーンなど、機能性も充実しています。

手のひらくらいのコンパクトなサイズながら、24時間以内の最高・最低温度を表示するなど、環境のレベルを確認しやすいのも魅力的なポイントです。

インテリア・家具を販売する大手企業ニトリでも温湿度計を購入できます。ニトリの温湿度計はデジタルもアナログも数種類ほどしか取り扱っていませんが、どれもリーズナブル・シンプルなので、手頃で使いやすいのが特徴です。

アナログタイプの熱中症やインフルエンザ対策用の温湿度計もあるので、感染症予防・防止にもなります。冬場は特に最適なタイプです。

無印良品の温湿度計はどれもシンプルで視認性が良く、どんなお部屋にも合わせやすいデザインが魅力です。無印良品の商品は、持ち運ぶことができる温湿度計もあります。全国に店舗があるので、気になる方は足を運んで実物をチェックしやすいのもポイントの1つです。

ダイソーやセリア・キャンドゥといった100均でも温湿度計が販売されており、どこよりも最安値で購入できるため、手頃でリーズナブルに入手ができます。ただし、100均の商品は計測範囲も限られており、誤差がある場合もあるので気を付けましょう。

それほど精度や正確性にこだわらず、あくまで目安となる数値を確認する用途であれば、100均の温湿度計も十分に使用が可能です。

家庭菜園や農業・メンテナンス業務といった家庭内ではなく、ビジネスシーンで温湿度計が必要になるなら、高精度な業務用のモデルがおすすめです。業務用モデルは正確で高精度なだけに、家庭用よりも高価で5000円～10000円以上します。

正確な温度と湿度を確認する必要があるなら、業務用モデルがおすすめです。

温湿度計を室内ではなく屋外に設置して外の温度と湿度を計測したいなら、屋外用や防雨型と表記がある製品がおすすめです。屋外で使用できる温湿度計は共通して、雨や水に強い防水性能を備えています。

ただし、直射日光や風雨が直接当たる場所には設置できないので、設置場所を選ぶときには気を付ける必要があります。

温湿度計といえばシンプルな外観をイメージしますが、アンティーク調や北欧デザインを取り入れたものなどもあり、インテリア性の高い製品も多いです。インテリアのデザインを気にする方に適しています。

美しい外観の温湿度計であれば、インテリアやお部屋の雰囲気によく馴染みます。海外メーカーの温湿度計は特におしゃれなものが多いので、インテリアにはよく合う商品が多いです。

実際に使っている方の声が聞きたいなら商品の口コミ・レビューもチェックしましょう。良い口コミも悪い口コミもあまり極端なものだけを信じず、広く全体をチェックするのがおすすめで、商品の比較も行いやすいです。

各通販サイトの売れ筋ランキングもぜひ参考にしてみてください。

※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。

温湿度計の英語表記は「Thermo-hygrometer」です。温度計や湿度計の英語表記は知っていても温湿度計の表記を知らない方は多くいます。海外製の商品をチェックしたい方や、海外で商品を購入する必要がある方は覚えておいて損はありません。

アプリでも湿度計・温度計がわかるものがあります。無料で使えるアプリが多いのでお出かけ先でもすぐに使用が可能です。正確さに少し欠けるので、仕事など大事な場面ではきちんとした湿度計をおすすめします。

iPhoneやスマートフォンのアプリの仕組みとしては、位置情報を元に気象情報サイトから連動されて表示される仕組みになっています。残念ながら室内の湿度などは正確に測ることができません。

外出の際に必要に応じての仕様は問題なくできます。小さいお子さんのお散歩のときや、イベント等の野外活動にはアプリをダウンロードしておくだけで、温湿度計がないところでも簡単に数値化できるのでおすすめです。

小さいお子さんやお年寄りがいるご家庭や、デリケートなピアノやギターなどの楽器をお持ちのご家庭では室温・湿度を管理するには苦労する方も多いです。エアコンを利用したり、除湿器を使用したりする方も多くいます。

多くの家電を1つずつ付けなくてはいけないのは面倒です。室内の変化でまた、変更しに行かなくてはいけません。面倒な手間を少しでも減らせるように家電をコントロールできるスマートリモコンがおすすめです。

スマートリモコンの購入で悩まれている方には、下記のサイトでスマートリモコンの人気おすすめランキングを紹介しています。この機会にぜひ参考にしてみてください。

ここまで温湿度計のおすすめの選び方や商品を紹介してきました。使用する場所などによって大きさも重症です。さまざまな機能を搭載した商品も多く販売されているので、この記事が少しでも参考になれば幸いです。この機会に湿度計の設置・見直しをしてみてください。