美濃和紙布×柿渋染 トートバッグ 紺色

寄附金額: 50,000

「薄く」「強く」「破れにくい」
日本に現存する最古の紙の1つである美濃和紙。
その歴史は古く、大宝2年(西暦702年)の戸籍用紙として正倉院に保管されています。
時代は流れ戦国時代、徳川家康公が軍勢を指揮するときに使用した「采配」は、美濃和紙で作られたと言われ、合戦で勝利した家康公は、美濃和紙を縁起物として江戸幕府の御用紙となりました。

美濃和紙は清流長良川の良質な水と、原料繊維を『流しすき』という技法で抄くことで、抄きむらが無く薄い紙でも布のように丈夫でしかも美しいといった特徴があり、ユネスコ無形文化遺産に登録されており、その強度、光の透過性の高さからルーブル美術館などにある絵画の修復にも使用されております。

その美濃和紙に撚りをかけ『美濃和紙糸-shiito-』として糸に加工し、その紙糸を織り上げた物が『美濃和紙布(みのわしふ)』という生地に生まれ変わります。

その美濃和紙布を歴史的に古くから行われている製法である柿渋で染めあげたものを使用しております。
柿渋染は10世紀頃に漆の下塗りとして使用された文献が残っており衣類としては平安時代の「柿衣」がその始まりとされます。

柿渋は『渋屋』と呼ばれる専門職が渋柿から柿渋を抽出することで生成されますが
現在『渋屋』は全国を見渡しても5件のみ(岐阜県は2件)であり、今後渋柿が生産されても柿渋が精製出来ないという産業自体が失われることが危惧されています。

我々は少しでも多くの方に『美濃和紙布』や『柿渋』という岐阜県の文化に触れて頂けるように、この岐阜県産の渋柿から抽出された柿渋で染め上げた材料を使用し産業の維持に貢献したいと考えております。

柿渋染はデニムと同様に経年変化を楽しんで頂けるものになっており、使用し続けることでお色目が変化していきます。また、美濃和紙布を使用していることで他素材のBAGに比べて非常に軽量であります。

提供元:株式会社クリメイト:0575-28-6236

美濃和紙布×柿渋染 トートバッグ 紺色の基本スペック

寄附額 50000 カテゴリ トートバッグ
内容量 【容量】バッグ×1
【サイズ】高さ210mm×幅280mm×奥行90mm
【重さ】200グラム
【原材料】
表:美濃和紙布・柿渋染美濃和紙布
裏:撥水ポリエステル 
自治体 関市

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美濃和紙布×柿渋染 トートバッグ 紺色その他の情報

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