『徒然草』現代語訳のおすすめ人気ランキング15選【面白い段が読める!】
2023/04/10 更新
有名な古典の随筆「徒然草」を読んでみたい、授業で丹波を読まないといけない、だけど選び方がわからないという方に、徒然草の選び方とおすすめをご紹介します。有名な段や面白い段、全文が読めるものやオリジナル性のあるもの、児童書や漫画などバラエティ豊かです。わかりやすい現代語訳の人気のランキングもご紹介します。
目次
有名な徒然草をちゃんと読んでみよう!
「つれづれなるままに、日ぐらし硯にむかひてーー」の冒頭文があまりにも有名な、日本三大随筆の一つが徒然草です。日常のさまざまな事柄を、皮肉やユーモアをまじえて独自の見解で綴った随筆は、現代でも十分に共感できる内容といえます。
冒頭文や「丹波」などは授業で採用されていますが、ちゃんと読んだ記憶がない方は多いようです。「難しそう」「子どもでも読める?」と感じてしまいますよね。実は徒然草の現代語訳は原文からオリジナル性のあるもの、漫画や児童書までそろっているのです。
そこで今回は、有名な段や面白い段が豊富な徒然草の選び方とランキングをご紹介します。ランキングはジャンル・読みやすさ・人気度などを基準に作成しました。購入を迷われている方はぜひ参考にご覧ください。
【結論コレ!】編集部イチ推しのおすすめ商品
原文にそった現代語訳の徒然草のおすすめ
オリジナル性豊かな徒然草のおすすめ
漫画や児童書で読む徒然草のおすすめ
徒然草の選び方
徒然草とひとくちに言っても、すべてを網羅したものや抜粋されたものなど、種類はさまざまです。どんなポイントで選べばいいかご紹介していきます。
ジャンルで選ぶ
徒然草の本はジャンルによって表現の仕方が違い、現代語訳・児童書・漫画などいろいろとあります。どんなふうに取り組みたいのかで選びましょう。
原文の良さを味わいたいなら「原文」に即した現代語訳がおすすめ
徒然草を原文そのままの形の現代語訳で読みたい方は、訳者のオリジナル性が入っていないものをおすすめします。大切なのはわかりやすく読みやすいかどうかで、勉強のテキストにも使えるものが何かと役立つ傾向です。
今ふうのわかりやすいアレンジなら「オリジナル性」の高いものがおすすめ
徒然草は実にさまざまな形態で出版されています。現代風の言葉に訳したものや、イラストを使ってわかりやすい形にしたもの、テーマ別にセレクションしたものなどオリジナル性豊富です。初心者の方は自分に合ったものを選びましょう。
絵で内容を把握したいなら「漫画」がおすすめ
歴史物語や古典文学は漫画でも出ていて、子ども向きから大人でも親しめるものなど種類豊富です。漫画は絵でわかりやすく内容を把握できるのが魅力といえます。子どものころに、漫画で内容を理解しておくと授業で学ぶとき便利です。
子ども・初心者には「児童書」がおすすめ
児童文学の古典もさまざまな種類が出ていますが、子どもの場合、学年によって難しさや理解力など差があり選び方も違ってきます。低学年の場合は、挿絵やイラストが豊富に入り、1冊に古典文学の有名な部分を抜粋して収めてある本が多いです。
小学校高学年や中学生向きでは、古典全集などの全集もあります。古典が苦手な初心者の方が一から読んでみる場合にも、わかりやすくて読みやすい児童書徒然草はおすすめです。
参考書として選ぶ
徒然草は、古典文学の名作として必ずといっていいほど学校の古典の授業に出てきます。ですから参考書代わりに読むのも選び方の一つです。
中学生や高校生がテキストに利用したいなら「原文と現代語訳」の両方がおすすめ
オリジナルな解釈や、現代口語的に訳したものなどは、文学として楽しむにはおすすめですが、中学生や高校生が古典のテキストとして徒然草をとらえるならば、“誰かの見解”は必要ない場合もあります。
テキストとして使うなら、余分なものをそぎ落とした、原文に忠実な現代語訳を選ぶのがおすすめです。原文に忠実に、できれば古語の単語の1つ1つの意味が、きっちりとわかるタイプのものを選びましょう。
スムーズに読みたいなら「現代語訳」だけのものがおすすめ
徒然草を文学として楽しみたい方は、原文が載っていない現代語訳だけのものを選ぶのがおすすめです。全文を現代語に訳してあるので、わからない言葉でつまづく心配もなく、普通の本を読むようにスムーズに読めます。
塾の講師が著者であるものなどは、対象が学生に特化していて、目的がはっきりしているのでおすすめです。
人生への活かし方で選ぶ
徒然草はその内容から日々の暮らし方、または物事への向き合い方や心の持ちようなど、生きていくうえで参考になるものが非常に多い作品です。
ビジネスに活かしたいなら「仕事」に注目したものがおすすめ
兼好法師が残した“とりとめのないこと”の中には、仕事に対する向き合い方に適した内容が実にたくさん散りばめられています。コミュニケーションや組織の在り方など、「なるほど」とうなずける内容ばかりです。
むずかしいビジネス書よりも、わかりやすくユーモアをまじえて伝えてくれる徒然草は、ビジネスだけでなく日常のできごとも含めて、心をリラックスさせてくれます。今も昔も基本的に変わらない人間の営みにホッとさせてくれるのです。
生き方に活かしたいなら「元気がもらえる」ものがおすすめ
自らの人生に降りかかった災難や試練を、兼好法師の残した徒然草の言葉に照らし合わせ、克服していく力とした内容の本もおすすめです。遠い昔に記された言葉でも、人生にとって普遍的なものに変わりはありません。
漠然と読んでいても、いまいちピンとこない徒然草の内容も、現実に即したとらえ方をすると心に響いてきます。「こんなふうに考えたらどうだろうか」と背中を押してもらえる言葉で、気持ちが楽になるような気がするのです。
以下の記事では自己啓発本について詳しくご紹介しています。ぜひ参考にご覧ください。
時代や人物を知りたいなら「作者」についての本がおすすめ
徒然草の作者「吉田兼好」とその人生を通して、徒然草の内容を考えていく本も多く存在します。人生の達人の域に達するまでの、意外と知られていない作者の生きてきた環境や時代を見ていくのもおもしろいものです。
歴史人物の生き方は、人生論としてよく論じられますが、派手な武将ではない、けれど間違いなく歴史に名を残した兼好法師の生き方は、逆に現代の私たちには参考になります。
以下の記事では歴史小説について詳しくご紹介していますので、こちらもぜひ参考にご覧ください。
翻訳した人物で選ぶ
徒然草は、それぞれの時代にいろいろな人物が現代語訳や解釈にたずさわってきました。気になる翻訳に着目して選んでみるのも楽しいものです。
好きな作家がいるなら「有名作家」の現代語訳がおすすめ
歌人「与謝野晶子」が徒然草を翻訳しているのはあまり知られていません。源氏物語の翻訳では有名ですが、実は徒然草にもかなりの思い入れがあるようで、「まるで現代のひとが書いたようだ」と感想を述べています。
また「佐藤春夫」や「中野孝次」など、有名な文学者たちがたずさわった翻訳が存在し、これらは名訳として当然のようにランキング入りしている翻訳本です。
現代風に読みたいなら「人気エッセイスト」の現代語訳がおすすめ
昔は“随筆”、今は“エッセイ”と呼び方は違っても同じジャンルとして、徒然草に人気エッセイストがたずさわっている本も多いです。人気の「橋本治」など、独自の個性を出しつつ、現代人が親しみやすい徒然草を作り出してくれています。
女性に人気のエッセイスト「酒井順子」も、古典に関わる本を書いていますが、翻訳ではなくエッセイの中に徒然草を取り込んだイメージの作品になっていて、徒然草を身近に感じるにはおすすめの楽しい本です。
章段の長さと内容に注目して選ぶ
徒然草を読んでみる際には、全文を読破するだけでなく、部分的に章段をピックアップして読む方法もあります。
エッセンスをつかむなら「面白い段・有名な段」を集めたものがおすすめ
徒然草は全部で243段からなるとても長い作品なので、実は全文が載っている本は少なく、教科書に載っているような有名な段を抜粋しているものがほとんどです。あらすじや要約を読んで気になった段が載っている本を選んでみましょう。
徒然草の現代語訳の本は、面白い段を抜粋してあるのが一般的です。徒然草の雰囲気やエッセンスをつかんでみたいなら、まずは抜粋の中から自分が面白そうだと思ったものから読んでみるのをおすすめします。
必須の章段には「つれづれなるままに」からがおすすめ
学校の授業で暗記した方も多い有名な文章が、「つれづれなるままに」から始まる序段です。いわゆる前書きのようなもので、ここから徒然草が始まっていく重要な部分なので、ここは目を通しておきましょう。
手始めに少し読んでみるなら「神無月のころ」などわかりやすい段がおすすめ
徒然草には数多くの段があります。ちょっと読んでみたいなと興味を持っても、一度に全部読むのはなかなか難しいものです。まずは内容がわかりやすい段で、現代の私たちでも理解しやすい内容を読んでみるのをおすすめします。
例えば十一段「神無月のころ」は高校の授業でも用いられる、わかりやすく短い段です。人里離れた土地にある趣のある庵も、大木に囲まれているのは少し興ざめだ、という内容になります。
一つ選ぶならためになる九十二段「ある人、弓射ることを習ふに」がおすすめ
まず一つどれか話を選んで読むなら、読んでためになる話が記憶に残りやすいです。有名なものが「ある人、弓を射ることを習ふに」から始まる九十二段の文章です。現代に置き換えても心に響き、ためになります。
「初心者は二本の矢を持ってはいけない。二本目の矢をあてにして、最初の弓をいい加減にする気持ちになるから。」という内容です。「この一本の矢で決めようと思いなさい」とすべての道に通じる戒めが述べられています。
テスト対策には五十二段「仁和寺」・二百三十六段「丹波」がおすすめ
一般的によく使われるのが「仁和寺にある法師」から始まる五十二段と二百三十六段「丹波に出雲といふ所あり」です。「仁和寺」はせっかく行ったのに一番大切な神社を拝まずに帰ってきてしまう話になります。
「事前にアドバイスをもらったり先導してくれる人がいればよかったのに」という教訓です。「丹波」は出雲大社に参拝した際、後ろ向きにされた獅子と狛犬を見て何か意味があるはずだと感動しますが、実際は子供のいたずらに過ぎなかったという滑稽な話になります。
全文を読みたいなら「無料」の試し読みサイトもチェック
徒然草を読んでみたい、購入してみようと考えているけれど読み切る自信がない方は、無料サイトや試し読みなどを利用してみましょう。全文が公開されているサイトもあり、ちょっとした試し読みをするだけでも、全体の雰囲気がつかみやすくなります。
原文にそった現代語訳の徒然草人気おすすめランキング6選
口コミを紹介
あまりにも有名な徒然草。
読んでみると、軽妙で、洒脱がきいていて、なんともおもしろい。
口コミを紹介
違う方の訳も読みましたが、佐藤春夫さんの訳はすばらしいー!
徒然草の良さを、現代の私達にものすごく上手に伝えてくだっています!
口コミを紹介
注も親切で、一つ一つの章段も短いのでとっつきやすい。どの段から読んでもいいというのも魅力的である。軽く読み流したり、じっくり味わったり、いろいろなつきあい方のできる一冊だ。
口コミを紹介
はじめて作品に触れる人、部分的には読んだことがあるけれど全編を通読したいと考えている学生さん、また専門の研究者まで、だれにとっても意義深い一冊です。『徒然草』の注釈史に画期をなす、現代の決定版と言ってよいでしょう。
口コミを紹介
島内教授のラジオ放送大学のつれづれ草の講義を聞いて、そのロジカルかつ情緒あふれる口調に惚れ込み、本も購入しましたが、実に良い。前後の脈略や兼好の心理状態まで言及し世代は違うが作者の気持ちに共感出来る。学校で習った徒然草が、違った形で蘇りました。
角川書店
徒然草 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典
神無月のころ・丹波など有名段を収録した古典の入門書的存在
ビギナーズとの名前どおり、基本的な古典文学がそろっている人気のシリーズです。古典の現代語訳を探しているけれど、無理やり今風な訳し方にしてあったり、長々とした解説はいらない方にピッタリといえます。
おすすめ古典の入門ともいうべき、きちんと原文に即したものが読みたい方にぜひ読んでほしいシリーズです。徒然草も神無月のころや丹波など、代表的な章を抜粋してあり、総ルビ付きで、時代背景の説明など補足的な部分も充実しています。
ページ数 | 293ページ | 出版年月日 | 2002/1/25 |
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口コミを紹介
昔の人が言った言葉、昔の人が取った行動は、現在未来で繰り返されている。色々納得してしまうのが面白い。
内容は非常に読みやすく、楽しい。おすすめの本。
原文にそった現代語訳の徒然草おすすめ商品比較一覧表
商品 | 画像 | 商品リンク | 特徴 | ページ数 | 出版年月日 |
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楽天 Amazon ヤフー |
神無月のころ・丹波など有名段を収録した古典の入門書的存在 |
293ページ |
2002/1/25 |
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センスのいい現代語訳 |
494ページ |
2010/4/7 |
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楽天 Amazon ヤフー |
全文読める新しい現代語訳の決定版 |
475ページ |
2015/3/25 |
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原文に忠実な古典の王道シリーズ |
438ページ |
1985/1/1 |
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近代作家の定番名訳 |
272ページ |
2004/4/7 |
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Amazon 楽天 ヤフー |
本も文字も大きくワイド |
438ページ |
1991/1/24 |
オリジナル性豊かな徒然草人気おすすめランキング5選
口コミを紹介
現代語以上に 文語は余韻や情緒あることが少しわかってきました。
やはり耳から覚えることが 私にとっては正解でした。
口コミを紹介
私もかつての著者と同様に「徒然草」を敬遠していたクチですが、この本とたまたま出会って兼好法師の偉大さにあらためて気づかされました。
口コミを紹介
学生時代に苦労して読まされた徒然草、こんなことだったのかと改めてその内容に感心しながら読んだ。著者の意訳が素晴らしく、出来たら全段を読めたらと思っている。私の新たな座右の書として繰り返し読み続けたい。
口コミを紹介
だいぶ以前に購入しましたが、以後もこれを超えるセンスの良い
徒然草の訳はお見かけしません。
表紙の絵がその神髄を物語っています。
どんな世代も楽しめますね。
口コミを紹介
中野さんの解説もおもしろく秀逸で、徒然草が大好きになってしまいました!古典は難しくてとっつきにくい感じがしますが、この本はオススメです。とてもわかりやすくおもしろく、徒然草が時代を超えてここまで愛されるすばらしさもとても感じました。
漫画や児童書で読む徒然草人気おすすめランキング4選
口コミを紹介
いわゆる古文の副読本としても十分役立ちますし
エッセイ本として読んで、
鎌倉時代に思いを馳せるのもまた楽しいです。
口コミを紹介
非常に分かり易かった
古典に苦手意識がある人には尚オススメ。
物語のようにスラスラと読める構成でした
口コミを紹介
3の息子にと買いました。漫画で読みやすく分かりやすかったのか、何度も読んでます。
口コミを紹介
毎日2ページ、繰り返し読んでます。何度読んでも心に響きます。挿し絵も可愛くて良いです。
通販サイトの最新売れ筋ランキングもチェック!
各通販サイトの売れ筋ランキングも是非以下より参考にしてみてください。
※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。
そもそも随筆って?エッセイとの違いは
そもそも随筆とは、簡単にいえばエッセイのようなものをいいます。つまりエッセイと随筆の厳密な定義や違いは特に決められていないのです。なので、一般的には同じものととらえても問題ありません。
つまり筆者の体験談や、読んだ本などの知識などを元にして書かれた感想や思想などを散文的に書いたものです。日本においての随筆の先駆けで有名な作品は、清少納言が書いた『枕草子』だと言われています。
覚えておきたい日本三大随筆
徒然草は日本三大随筆の1つとして数えられる有名な作品で、さまざまな作家に訳されるほどの作品ですが、そんな三大随筆のほかの作品をご紹介します。
枕草子
枕草子は清少納言が書いた随筆で、こちらも日本三大随筆のうちの1つに数えられます。平安文学の代表作でもある枕草子ですが、ありふれた日常にも「いとをかし」という言葉を用いて、知的にそして繊細に描き出した作品です。
人間の営みや自然を愛して慈しんでいる文章が多く、簡潔な文で1文自体が短く書かれています。現代の私たちにも読みやすい随筆の1つです。
方丈記
方丈記は鴨長明が書いた随筆で、こちらも日本三大随筆の1つとして数えられています。方丈記はほかの2作品とは違い一巻で完結しており、短編集で書かれているのが特徴です。仏教の考えには「無常観」があります。
無常観とは常にそのままではない、全てのものはいつか変わっていく意味で、方丈記はそんな変わり行く日常を簡潔に書いた随筆です。また当時の厄災・飢饉・竜巻・地震・疫病なども書き出し、この世の無常を格調高く書いています。
徒然草の作者である兼好法師とはどんな人
実は徒然草の作者ははっきりとした証拠や文献は出てきていないのが現状です。そのため、現在のところ兼好法師が書いたのかどうかは怪しいけれど、有力な候補なので作者を兼好法師にしておこうとしています。
実は兼好法師は出没自体も不明で、どういった人なのか不鮮明な人物です。兼好法師は役人を経て、和歌を学び多くの貴族とも出会い、甘酸っぱいロマンスなども体験しました。最後にはそんな俗世が嫌になり出家したと言われています。
以下の記事では、国内外の古典文学の人気おすすめランキングをご紹介していますので、ぜひご覧ください。
まとめ
徒然草はとても面白い古典文学の一つです。テキストとしても、人生のバイブルとしても、手元に置いていて損はありません。また子どもたちといっしょに漫画や児童書で読むなど、さまざまな方法で徒然草に親しんでみましょう。
本サービス内で紹介しているランキング記事はAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2023年04月10日)やレビューをもとに作成しております。
ビギナーズとの名前どおり、基本的な古典文学がそろっている人気のシリーズです。古典の現代語訳を探しているけれど、無理やり今風な訳し方にしてあったり、長々とした解説はいらない方にピッタリといえます。
おすすめ古典の入門ともいうべき、きちんと原文に即したものが読みたい方にぜひ読んでほしいシリーズです。徒然草も神無月のころや丹波など、代表的な章を抜粋してあり、総ルビ付きで、時代背景の説明など補足的な部分も充実しています。