冬の楽しみの一つといえば「カニ」！そんな方も多いのではないでしょうか。プリプリの身が詰まったカニをたらふく食べるのは至福の一時と言えます。でも、悩ましいのはその価格で、カニは高くてなかなか手が出ない方もいるかもしれません。

そんな方におすすめなのが、「訳あり品」を販売しているカニ通販です。訳あり品ならお得な価格でたっぷりのカニを手に入れるのも夢ではありません。でも「訳ありカニ通販」が安いのには何か理由があるのではと疑問に感じる人もいるのでは。

この記事では、訳ありカニ通販がおすすめな理由や、訳ありカニを選ぶポイントを解説するとともに、おすすめの訳ありカニをランキング形式でご紹介します。訳ありカニをお得に購入して、冬の味覚を存分に堪能してください。

カニの通販サイトなどを見ていると、訳ありカニが販売されている場合があります。訳ありカニにはどのような魅力やメリットがあるかを解説します。

蟹における「訳あり」とは、水揚げ〜加工の間に折れてしまったり、元々足の数や長さが不揃いだったりする「規格外品」を言います。

加工の際にどうしてもこのような規格外品が出てくるため、「訳あり品」としてお値打ちに提供されます。

訳ありカニの魅力は何といっても値段の安さにあります。正規品に比べると毛・タラバガニ・ズワイガニのどれを取っても1kgにつき5,000円ほどと低価格で手に入ります。安いものでは1kgにつき3,000円ほどの商品もあり、非常にお買い得です。

訳ありカニは品質が劣っているわけではありません。訳ありとされても立派に「カニ」です。

そのため、カニそのものの新鮮さや味は正規品とほとんど変わりません。多くの店舗では訳ありの理由もはっきり記載しています。

正規品として流通が難しいカニは、訳ありカニとしてネットで売られる場合があります。そのため、パソコンやスマホで簡単に注文しやすいのもメリットと言えます。実店舗などでは見つけるのが難しい訳ありカニを気軽に購入しやすいのも魅力の一つです。

訳ありカニの選び方として、大切なのは以下の3点です。

まずはこの3つを重視してくださいね。

訳あり品を探していると、それぞれ「訳ありの理由」に記載があることに気付くと思います。ここではそんな「訳ありの理由」ごとにどのような使い方がおすすめか解説します。

訳ありの理由として多いのが「細め・小さめ」あるいは、「爪下の部位」とはっきり記載のある場合もあります。

「爪下」とは、その名の通り「爪の下の部分」で、一尾から2本しか取れません。「肩脚」や「ポーション」としては販売されず、また「爪肉」として寄せ集めにされることもなく、余りやすい部位でよく「訳あり」とされます。

これらは小さめのため食べ応えには欠けるものの、カニパスタや蟹玉など、日常的な調理に華を添える場合にぴったりですよ。ぜひ、「殻なし・筋なし」でそのまま食べられるものをお選びください。

カニポーションから「持ち手が折れてしまったもの」や「折れ・剥がれ」は、多少身崩れしてもわからない「鍋」にするのがおすすめです。

鍋にしてしまえば、全貌がわからなくともあまり関係ありませんよね。特に訳あり品は量が多く詰まっている場合が多く、鍋にしても食べ応えがあります。

カニの「姿」とは、一匹丸々全パーツが揃っている状態のこと。この「姿」でもカニは等級分けされ、身入りや大きさで価格が変わります。

そんな「姿」の訳ありは、脚折れ品が中心です。具体的には、肩(甲羅の下側の白い部分)と脚が離れてしまっている状態。たったそれだけで、訳あり品として扱われてしまう場合もあります。

しかしそれ以外は全部位が揃っている上、元々家庭で調理前にカットするなら、足折れがあってもあまり関係ありません。豪華なまるごとのカニの姿を見たいなら狙い目ですよ。

カニを選ぶ際のポイントになるのは、カニの種類です。カニは種類によって旨味や甘み、食感などが違うので、自分がどんなカニ料理を味わいたいかを考えると、選ぶべきカニの種類が分かります。ここでは、代表的な3種類のカニについて説明します。

通販で買えるカニの中でもポピュラーなのが「タラバガニ」で、訳ありとしてもよく見かけます。一般的なカニは10本足ですが、タラバガニは8本足と太くて強靭な足が付いているので、足の身が肉厚で食べ応え抜群。カニの身をとことん堪能したい人におすすめです。

タラバガニと並んでメジャーなカニがズワイガニです。多彩な地域で水揚げされるので、タラバガニよりも価格が安い傾向があり、コスパ重視の人におすすめのカニと言えます。身は味が濃いのが特徴で、鍋や焼きガニなどカニならではの繊細な風味が楽しめます。

カニの中でも通が好むカニとして知られるのが「毛ガニ」です。甲羅や足の表面にトゲのような硬い毛が生えているのが特徴です。引き締まった身とたっぷり詰まったカニミソがポイントで、カニミソが好きな人にぜひ試してほしいカニと言えます。

「訳あり品」は自宅用として消費するだけなら味も良く、デメリットがありません。価格がお値打ちとあって、正規品よりもさらに人気が高い傾向があります。

また訳あり品は正規品よりも数が少ないため、商品として販売される数自体も少なめです。タイミングによっては、訳あり品が全くない場合もありますので、見つけたタイミングで確保しておく、という考え方が大切です。

カニを何度か食していると、「妙に身がスカスカだな…」と感じる個体に当たったことのある方もいるかと思います。正規品なのに、もしかしてこれって訳あり？と思う方もいますよね。

実は身がスカスカなのは「脱皮したての個体」です。カニの生育サイクルの過程で、どうしても発生する「スカスカの時期」にタイミング悪く漁獲した個体が該当します。

多くは剥き身や加工品とされるものの、一部は「訳あり品」として流通する場合もあります。訳あり品の「訳ありの理由」が大切なのは、このような脱皮したてのカニに当たらないようにするためです。

カニビルの卵とは、カニの甲羅に付着する黒いつぶつぶした物体のこと。カニビル自体は長さ10cmほどのミミズのようなヒルで、このつぶつぶの卵がカニの身入りのバロメータにできます。

カニビルは硬い岩やカニの殻に卵を産みつける生物です。脱皮したてのカニは当然、甲羅はきれいな状態で、カニビルの卵は付着していません。甲羅が固くなり、カニビルが卵を産みつけるほど、長期間脱皮していないカニと判断できます。

ちなみにカニビルもカニビルの卵どちらも、カニにも人体にも影響はありません。カニもカニビルに体液を吸われているわけではなく、卵を産みつける岩の代わりにされているだけです。見た目の悪さだけが問題ですが、調理前にタワシでこそぎ落としてしまうだけで解決します。

「訳あり品」を販売しているカニ通販サイトやおすすめ訳あり商品が知りたい方のために、おすすめの訳ありカニ通販をランキング形式でご紹介します。

訳ありカニの選び方の重要な3点はすでに解説しましたが、それ以外に検討すべきポイントをここでまとめています。

• ボイル・活き(生)か
• カニの重さをチェック

ボイルか活き(生)かは必ず記載があるため、どちらの方がいいかご検討ください。

カニ刺しなどを食べたい場合は活きカニも良いですが、自分でさばくのは大変です。ボイルカニであれば解凍すればすぐに使えるので、できるだけ手軽に食べたい方にはボイルのカニがおすすめです。

最後に大切なポイントとして、カニの重さが挙げられます。量が少ないとせっかく購入したのに物足りなく感じる可能性があるからです。

料理に混ぜ込むのではなく、「鍋」や「焼きガニ」「刺身」などカニそのものを味わう場合の目安としては一人500gとして計算すればほとんどの場合は問題ないです。

ただ、料理によっては多い場合もあるので、量を調整しましょう。

訳ありカニ通販を行っているところはいろいろとありますが、失敗しないためにはどのようなポイントに注意したら良いでしょうか？ここでは3つのポイントをご紹介します。

まず、通販実績やお店の情報をチェックしましょう。カニの販売実績がある店舗なら信頼や信用も高く、訳ありカニを販売していても信用を大事にするので品質も高めです。ランキングなどを見て、人気や実績のあるカニ通販店を選ぶと成功する可能性が高くなります。

別のポイントとして、返品・返金対応がしっかりしているかどうかも挙げられます。信頼できるカニ通販業者なら、返品や返金についても細かく書かれているはずです。この部分があいまいだったり、情報を記載していなかったりする店舗は避けましょう。

最後に、訳ありカニを扱う店舗の口コミもしっかり確認しましょう。口コミの件数が多い店舗は利用者も多いと言えます。口コミでは、カニの味や品質、価格だけでなく、お店の対応まで確認するだけでなく、悪い意見もしっかりチェックしておきましょう。

カニ通販サイトによっては、訳ありカニを福袋（福箱）として販売しているケースもあります。また、カニだけでなくほかの海産物を詰め合わせた福袋（福箱）に入っているケースもあります。正月だけでなく、年末から福袋を販売している場合もあるので探してみてください。

訳ありカニは、冬の味覚のカニをお得に手に入れられる方法の一つです。今ではカニの産地に行かなくても正規品と味の見劣りがしない訳ありカニを見つけられます。

新型コロナウイルスの影響などにより、外出自粛されている方も多いかと思います。カニを食べて日頃のストレスを吹き飛ばしましょう。

以下の記事でも訳ありではないカニ通販のおすすめランキングを紹介していますので、本記事とあわせてご覧ください。