【マニア監修】USBメモリの人気おすすめランキング15選【壊れにくいメーカーも紹介】
2023/02/02 更新
USBメモリはどのメーカーの商品も同じように見えますが、ノック式のもの・多種類のコネクタを備えているもの・壊れにくいもの・おしゃれなものなどさまざまな商品があります。今回はガジェットマニアの川村和弘さん監修のもと、おすすめのUSBメモリを紹介するので参考にしてください。
目次
USBメモリで大切なデータも失くさずに保管しよう
大学生や社会人になると、パソコンでレポートやプレゼンのための資料を作る機会が増えます。USBメモリに入った大切なデータが消えてしまったり、データを上手く移行できなかったりする事態に陥らないよう、良いものを買いましょう。
USBメモリは多くのメーカーが製造しています。おしゃれなデザイン・コスパの良いもの・多種類のコネクタを備えている4in1・壊れにくい耐久性のあるタイプなど、商品数が多いのでどれを選べば良いのか迷う方が多いのが事実です。
今回はガジェットマニアの川村和弘さん監修の元、おすすめのUSBメモリをご紹介します。手軽に使える8GBのもの・写真保存に適した32GBのもの・動画保存に適した大容量のものなど、 用途に合わせた選び方も説明するので参考にしてください。
マニアが教える!USBメモリの選び方

新しモノ好き・ライター&編集者 Youtube:Hachibei_K Twitter:@Hachibei_K Instagram:@Hachibei_K Yahoo!JAPANクリエイターズプログラム:川村和弘
川村和弘

編集部
USBメモリを選ぶときの重要なポイントを川村さんに教えていただきました!
POINT①
自分の用途にあったものを選ぶ

川村さん
扱うデータが文書なのか写真なのかによって、選ぶ容量が変わってきます。また、OSの起動用としてもUSBメモリを使う場合もあります。自分の扱う用途や速度に応じて選ぶと良いでしょう。現時点で、動画などの大容量の場合は、外付けSSDにした方が使い勝手が良かったりします。
POINT②
日本で有名なメーカーの商品を選ぶ

川村さん
聞いたことのないようなメーカーの商品だと、製品の性能に問題が起こることがあります。データが消えてしまっては困ることになるので、安全・安心のためにも日本で有名なメーカーの商品にした方が良いです。何かトラブルが発生した際に充実したサポートを受けるためにも、日本語のホームページがあるところにしましょう。
POINT③
形状は幅が狭いものを選ぶ

川村さん
USBメモリの幅には要注意です。あまり幅が広い物だと、ノートPCのポートに挿した際、他のポートに干渉して他の機器やケーブルが挿せなくなってしまう恐れがあります。そうならないためにも幅は細身タイプにすると良いです。
POINT④
アクセスランプ搭載のものを選ぶ

川村さん
USBメモリはアクセスランプ搭載のものにしておくと、ファイルの読み書きが行われているのかがひと目でわかります。そのため誤って抜いてしまってデータを破損するトラブルを防げます。
POINT⑤
転送速度が早いものを選ぶ

川村さん
USBメモリによって、ファイルの転送速度が違います。速度が遅いと作業時間もかかってしまい非効率です。価格は高くなってしまいますが、できるだけ速いものにしておくと、作業効率も良く使い勝手もよくなります。オススメは、USB3.1 Gen1(USB3.0)に対応している超高速なものです。
ガジェットライター川村さんおすすめ!USBメモリ3選

川村さん
最大420MB/sと超高速な上に、最大512GBと大容量です。外付けHDD以上のスピードで、動画のデータ保存用に最適!作業用としても使うのがいいと思います。

川村さん
iPhone用のコネクタ「Lightning端子」があり、iPhoneの写真や動画をUSBメモリーにバックアップできます。さらにUSB Type-A端子もあり、PCとのデータのやり取りも可能。MFi認証を取得済みで、メーカーも日本のサンワサプライなので安心です。容量の種類も豊富で最大512GBまであり、自分のiPhoneに合わせて選べるのも嬉しいポイントです。

川村さん
USB Type-AとCの両コネクタを搭載し、回転式な構造で使いやすいです。転送速度も150MB/秒と遅くないのもポイント。256GBもあれば、いろいろな用途に使え、それでいて3299円なのはお得な価格だと思います。ひとつ持っておくと重宝します。
Type−AのUSBメモリの人気おすすめランキング5選
口コミを紹介
データ移行作業に使用後にテレビ録画に使用するつもりで購入。PCでのデータ転送速度は速く使いやすいです。容量の大きさの割に軽量コンパクトで持ち運びや取付に便利です。
口コミを紹介
Windows 11のリカバリードライブ用に購入しました。全く問題なく使えてます。
口コミを紹介
デザインがシンプルかつ、きれいなので気持ちよく使えます。

川村さん
SONYのオシャレなデザインのノック式です。カラバリも豊富な点は嬉しいポイント。ワイドアクセスLEDが見やすいのも良いと思います。8GBは16GBよりも高いので、買うなら16GB以上がおすすめです。
ただし、SONYのブランド品なので、ほかのものよりも価格は高めなのが難点かも。128GBまであるのは嬉しいですが、価格もそれなりにします。

川村さん
キャップ式という難点はあるものの、性能が良いです。コストパフォーマンス的に32GBや64GBの方がおすすめです。
Transcend(トランセンド)
USBメモリ TS32GJF790KBE
低価格で大容量の高コスパUSBメモリ
キャップレスのスライド式で、両手を使う煩わしさがなくスマートに使えるUSBです。16GB〜256GBで販売されています。自分の用途に合わせて購入しましょう。USB3.0でスムーズにデータを転送でき、PS4にも対応する高コスパなUSBです。
本製品にはデータ復旧の無料で利用できるソフトウェアが用意されているので、大切なデータを保存するのに適してます。Windows8以降・MacOS9.0以降・Linux Kernel 2.4.2以降など幅広いOSに対応するのも良い所です。
容量 | 32GB | カラー展開 | 全1色 |
---|---|---|---|
タイプ・形式 | スライド式 |

川村さん
スライド式で、ストラップホイールが付いているのは、持ち運び時に無くす恐れも少なくなるので良いかと思います。32GBで798円というのも、お手頃で良いかと思います。Windowsユーザーにはとくにオススメです。
Type−AのUSBメモリのおすすめ商品比較一覧表
Type−CのUSBメモリの人気おすすめランキング4選

川村さん
USB Type-CとAの両端子搭載で、最大転送速度130MB/秒と高速で、しかもSONY製品!しかし、価格は割高感があって、シリコンカバー(ケース)は外して使用するため、紛失する恐れが高そうなのが難点です。SONY好きにはこれがおすすめです。

川村さん
ほかの機器が傷つきにくいシリコン素材のケースです。キャップを無くさない一体型でストラップホールも用意されています。USB Type-CとAの両端子なのも○。さらに従来品よりも小型化されていますね。カラフルなので、オシャレやキュートさを求めるならこれがおすすめです。
SanDisk(サンディスク)
USBメモリー
Type-AとType-Cのどちらにも使える
Type-AとType-Cのどちらも付いていて、パソコンだけでなく、Androidのスマートフォンにも使えるUSBメモリです。USB3.1なのでデータを高速転送できます。見た目は大人っぽいメタリックなデザインなのもポイントです。
コンパクトでありながら容量は512GBもあります。コネクタは回転式なので、必要な端子がある方を外側に出して使いましょう。使いやすいうえに本体が金属でできているので、壊れにくいのも良い所です。
容量 | 32GB・128GB・512GB | カラー展開 | 全1色 |
---|---|---|---|
スタイル・形式 | 回転式 |

川村さん
USB Type-CとAの両方があり、回転式なのは使い勝手が良いです。容量が128GBなので価格は2410円と割高感はありますが、コストパフォーマンスは良いと思います。形がオシャレなのもポイント。大容量を求めるならこれがおすすめです。

川村さん
最大転送速度150MB/秒のUSBメモリです。USB Type-C端子のみなので、最新のMacBookやAndroidで写真・動画のデータを扱う人向けだと思います。ラインナップに256GBもあり、価格は高いですが動画制作をする方にはこれがおすすめです。
iPhoneユーザー向けUSBメモリ人気おすすめランキング3選
AXE MEMORY(アックスメモリー)
USBメモリ AX3F64
超高速を体感できて多用途なUSBメモリ
パソコン・カーオーディオ・スマートテレビで使えるプレミアムな品質のUSBメモリです。音楽・ビデオ・ドキュメントなどを保存・バックアップ・転送ができます。最大読出速度は400MB/sもあるので、超高速なUSBメモリが欲しい方におすすめです。
USB3.1・USB3.0 TYPE-Aコネクターに対応し、WindowsでもMacでも使えます。本体は金属製で防振性・防塵性・耐温度性を備えているので、持ち歩いたり屋外で使ったりする機会が多い方に便利です。
容量 | 64GB・128GB・256GB・512GB・1TB | カラー展開 | 全2色 |
---|---|---|---|
スタイル・形式 | キャップ式 |
口コミを紹介
最近買ったノートのUSB 3.1(Gen2)ポートにつないでみましたが、速度的にもこんなもんでしょう。
台湾製(デザインは日本)なので、安心して使えそうです。

川村さん
iPhone用のコネクタ「Lightning端子」があり、iPhoneの写真をUSBメモリーにバックアップできるので便利です。MFiも取得しているので安心だと思います。しかし容量が32GBなため、数十枚の写真をコピーするのに使えても、iPhoneのバックアップ用としては物足りなさを感じてしまうかもしれません。
Sandisc(サンディスク)
Apple MFi
iPhone用のフラッシュメモリに迷っている方におすすめ
高速転送が可能なUSB3.0でType-A・Lightning搭載のUSBです。スタイリッシュなデザインも魅力となっています。老舗メーカーのサンディスク製なので、iPhone用のフラッシュメモリを選ぶのに迷っている方にも方におすすめです。
MacBookに対応するのはもちろん、アプリ「JD Drive」をダウンロードすると、iPhoneやiPadでも使えるようになります。1000件程の画像や動画データでも短時間でエラーもなくスムーズに転送できるのもポイントです。
容量 | 128GB | カラー展開 | 全1色 |
---|---|---|---|
スタイル・形式 | キャップ式 |

川村さん
価格がリーズナブルなiPhone用USBメモリです。MFi認証も取得しているので安心。しかし、容量が32GBと少ないので、バックアップとして使うならもっと容量の大きいものを選ぶと良いでしょう。
下記記事では、iPhone対応USBメモリのおすすめランキングを紹介しています。ぜひ参考にしてください。
通販サイトの最新売れ筋ランキングもチェック!
各通販サイトの売れ筋ランキングも是非以下より参考にしてみてください。
※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。
USBメモリの選び方のコツ
さまざまな場面で幅広く使えるUSBメモリ。ファイル保存やデータ共有など、用途はそれぞれです。いざ購入となったときに迷わないようにUSBメモリの選び方のコツを紹介します。

編集部
USBメモリはどれも同じような印象を受けるのですが、容量の他にどういった機能に着目して選んでいますか?

川村さん
転送速度と容量、価格、形状、アクセスランプの有無によって決めます。最近は、動画のデータを扱うので、転送速度は高速で大容量なものがいいですし、価格は安い方が嬉しいです。
形状ですが、最近はUSB Type-AとType-Cが乱立していますので、どちらでも使えるようにデュアルコネクターのものを選びます。データの破損を防ぐため、アクセスランプは必須です。
また、各機器間でのデータ受け渡しをするとき用として、32〜64GB程度のものがあればと思います。いまのところ大容量のものは、外付けSSDにしています。
USBメモリについて知る
USBメモリを知るためには、用途別の容量目安・転送速度・アフターサービス・コネクタの種類・セキュリティ機能や耐久性を押さえましょう!

編集部
クラウドサービスでデータを保存している方も多いと思うのですが、USBメモリならではのメリットはありますか?

川村さん
ネットに繋がっていない環境で、異なるOS(Win<->Mac、iOS<->Android)間でデータのやり取りをする場合に使えます。受け渡しするデータが大容量の場合、ネット経由だと通信料がかかってしまうので、それを避けるためには、USBメモリが便利です。ネットの速度環境が悪いときもUSBメモリの方が良かったりします。
またコンビニでプリントアウトする際も、出力データをUSBメモリに入れておいて、それを使って出力ができます(ただし、対応フォーマットに要注意)。ほかにも相手がPCを使いこなせていない場合にデータを渡す時に、容量が少なくて安いものなら、そのままUSBメモリを上げちゃうのも手です。

編集部
USBメモリは紛失してしまったり壊れてしまったりする恐れがありますが、なにか気をつけていることはありますか?

川村さん
紛失や壊れるのをふまえて、大事なデータは入れておかないことです。どちらかというと、何かあったときにデータ受け渡し用として利用する程度です。
しかし、大容量(512GB)で転送速度が高速なタイプがでてきたので、コストパフォーマンス次第ですが、外付けHDDやSSDの代わりとしての利用方法も検討中です。小さくて軽量で持ち運びの邪魔にならないからです。
USBメモリの容量で選ぶ
USBメモリの選び方で最も大切なのはメモリの「容量」です。さまざまな容量のものがあるので、目的にあったものを選んでください。
適切な「容量」の製品かチェック
容量は、2GBから1TB程度あり写真は1枚おおよそ3MB・フルHDの動画は1GBで約10分・WordやExcelは1ページ1MBとすると、1GBで写真は約3000枚・動画なら約10分・文章に関しては約1000ページ分保存可能です。
大きい容量のものを買えばたくさんのデータを保存はできますが、USBメモリは紛失する可能性があり長期保存には向かないため、容量が大きすぎるものを買うのはリスクも伴います。
また、価格も容量に比例して上がることが多いので、どのくらいのデータを保存したいのか、どのような用途で使いたいのか、目的に合わせた容量を選ぶことが大切です。

編集部
写真の保存やレポートなどの文書の保存など一般的な用途の場合、どれぐらいの容量があれば最低限問題ないでしょうか。容量を選ぶときの基準はありますか?

川村さん
レポートなどの文書のデータは容量が少ないので、USBメモリのデータは気にしなくても大丈夫かと思います。写真の場合、データ容量が大きくなります。写真を撮る量や管理状況によって変わってくるため一概に言えません。もしスマホの写真保存用としてUSBメモリを使うなら、いま使っているスマホの容量と同じにするのが良いかと思います。
大学生のレポートや写真保存なら「8GB〜32GB」がおすすめ
WordやExcelなどの文章データのみを保存する場合は、比較的小さい4GBがおすすめです。8GBや16GB、さらに32GBになると文章データだけでなく写真保存にも利用できます。レポート・資料を多く保存したい大学生・社会人の方には、コスパの良い8BGがおすすめです。
バックアップや動画保存なら「128GB〜256GB・512GB~2TB」がおすすめ
パソコンのデータ移動・バックアップの作成時・動画保存には容量不足を心配する必要のない128GB〜256GBのものがおすすめです。近頃ではさらに大きな512GB〜2TBといったHDD・SSD並みの容量の製品も利用できます。
「書き込み速度が速いもの」が欲しいならUSB3.0をチェック
USBにはUSB2.0やUSB3.0といった規格があり、データの転送速度が違ってきます。規格値ではUSB2.0の480Mbpsに対し、USB3.0は5Gbps(5000Mbps)、USB3.0とUSB2.0の転送速度の差は約10倍です。
最近ではUSB3.0が主流ですが、USB2.0は低価格のものが多く、データ量が少ないものなら転送速度的に問題ありません。これらの違いはUSB端子の色で判断をすると、USB3.0は青色です。
今後データは高容量化していくので、これから購入する方はUSB3.0を取り入れていくのをおすすめします。
コネクタの種類で選ぶ
コネクタの種類もUSBメモリの大切なチェックポイントです。使用するデバイスの種類に合わせたコネクタがないと、データの転送ができません。
使うデバイスに合った「コネクタ」がおすすめ
最も一般的なコネクタはType-Aとされていますが、近年のMacBookやAndroidなどの端末はType-Cのコネクタ、iPhoneにはLightningコネクタが採用されているのも特徴です。それをふまえて、自分にはどのコネクタが必要なのかしっかりと購入前に調べる必要があります。
何台かのデバイスで使うなら「4in1フラッシュメモリ」がおすすめ
調べるのが面倒な場合や、WIndows・MacBook・iPhoneといった何種類かのデバイスをお持ちの場合、Type-AやLightningだけではなく、microUSBやType-Cも搭載された4in1フラッシュメモリを購入するのもおすすめです。
国内正規品と並行輸入品の「アフターサービス」をチェック
国内メーカーのものはデータが消えにくいですが、海外メーカーのものは容量が大きくなるとデータが消えてしまう可能性があります。アフターサービスに差が出る場合も多いです。サポートがしっかりしている海外メーカーもありますが、日本語対応はしていません。
その点、日本製のメーカーは24時間の電話サポートはもちろん、LINEやチャットにも対応しています。

編集部
格安のUSBメモリを選ぶ際に、最低限見たほうがいい点やチェックすべき機能はありますか?

川村さん
有名なメーカーのものかどうかと、利用者のレビューです。ECの場合、高評価が多く付いているものは、サクラの可能性がありますので要注意です。逆に低評価の意見を読んで決めます。安くても故障が多いものは避けるようにします。あとは、容量と価格です。

編集部
格安のUSBメモリや転送速度の遅いUSBメモリを買って後悔した経験はありますか?

川村さん
買って後悔したことはありませんね。買ったけど使っていないということはありますが…。一昔前のUSBメモリの転送速度は遅いので、そのことはわかっているので最近メインの用途では使っていません。
情報漏洩を防げる「セキュリティ機能」もチェック
ウィルスの混入や感染を予防する為に、アンチウィルスソフトが必要です。これはUSBメモリ内部に侵入したウィルスの検知や除去を行うソフトで、セキュリティ機能付きのUSBメモリには標準でインストールされています。
しかし、セキュリティ機能付きUSBは従来のUSBよりは値段が上がることが多いので、重要なデータを入れていない場合やコスパを優先したい場合は、優先順位を検討しましょう。

編集部
セキュリティ機能付きのUSBメモリは仕事以外の用途でも選ぶべきでしょうか。もしセキュリティ機能付きではない場合、どういった事態が考えられるのか教えてください。

川村さん
USBメモリは小さいために無くしてしまう恐れが高いので、セキュリティ機能付きの有無に関わらず、個人情報のファイルを入れて持ち歩くようなことは避けた方が良いかと思います。
それこそ、そのようなデータは、GoogleやDropboxなどのクラウドサービスを利用するのが良いです。どうしてもそのようなデータをUSBメモリに入れるなら、セキュリティ機能付きにしておくことです。
USBメモリが壊れにくい「耐久性・防水・防塵性能」もチェック

編集部
壊れにくいUSBメモリを選びたい場合、どのような形状のUSBメモリを選ぶのがおすすめですか?

川村さん
メーカーが耐衝撃・防滴・防塵性をうたっているものや、超小型で何かに引っかけて折れ曲がりそうも無いものにすると良いかなと思います。
USBメモリは衝撃や水没でデータが消えたり、壊れたりする可能性があります。キャップがないスライド式やノック式などはスマートで使いやすいと人気ですが、中には端末が剥き出しになってしまう商品もあるのも特徴です。
大事なデータを守りたい場合は、耐久性があって壊れにくい防塵・防水機能があるものを選びましょう。
USBメモリの形式で選ぶ
USBメモリにはさまざま形式があり、使いやすさが変わってきます。スライド式・回転式・キャップ式・ノック式・小型モデルを紹介しますので参考にしてください。
紛失しにくさなら「スライド式」がおすすめ
本体に付いているレバーをスライドさせ、USB端子を出し入れする形式です。キャップ紛失の恐れがなく、手軽に使用することができるので、USBの使用回数が多い方におすすめします。

編集部
スライド式のUSBメモリはキャップを紛失しづらく、便利なように思えますが逆にデメリットや注意点などはありますか?

川村さん
スライド式はキャップを無くさないので不便や注意点はとくにないです。逆にキャップ式は、キャップを無くしがちなので困ります。妖怪キャップ隠しにご注意を。
先端を保護できるタイプなら「回転式」がおすすめ
スライド式同様、本体の一部を回転させ端子を露出させる形式です。収納中、端子部分にホコリが入りにくいというメリットがあります。スライド式よりもスタイリッシュな形のものが多いです。
コスパの良さで選ぶなら「キャップ式」がおすすめ
コスパの良い低価格モデルに多く見られるのは、コネクタ部分にキャップがついている形式です。キャップが付いているので端子に埃や水が入るのを防げて、しっかりと端末を保護できます。
簡単に使いやすいタイプなら「ノック式」がおすすめ
ノック式は、ボールペンのようにノックするだけで簡単にコネクタ部分を出し入れできます。片手で簡単に扱えるので、頻繁に使う方におすすめのスタイリッシュな形式のUSBメモリです。
挿したままでも使えるものなら「小型モデル」がおすすめ
USBメモリ本体がコインサイズの小型に特化しています。小ささゆえに紛失の可能性が最も高いのですが、持ち運びやすさや、デバイスなどに挿したままでも邪魔にならないなどのメリットがあるのが特徴です。
メーカーで選ぶ
USBメモリはさまざまなメーカーから発売されています。メーカーごとの特徴を知って、自分に合ったUSBを選びましょう。

編集部
サンディスクやバッファローなど、さまざまなメーカーがありますがそれぞれ違いはありますか?

川村さん
メーカーによっての違いはあまりわからないです。ただ、メーカーによってスペックや形状が違うので、自分の用途にあうものにするのが良いかと思います。
安い値段に設定されているものなら「SANDISK(サンディスク)」がおすすめ
アメリカを本拠地とするサンディスクはフラッシュメモリを中心に扱う大手老舗メーカーです。転送速度の速い高速モデルといった、使い勝手に優れたものが多く、安い価格設定なのに壊れにくいと高評価を得ています。

編集部
海外メーカーを選ぶ際の注意点はありますか?

川村さん
TranscendやSanDiskなど、有名なメーカーのものにすると良いかと思います。海外メーカーでも日本支社がありますので、社名をネットで検索して、日本語のホームページがあるかどうかをチェックすると良いでしょう。ページがあれば日本語でサポートを受けることができて安心です。また、Twitterの公式アカウントがあるかどうかも見極めポイントになるかと思います。
目的に合わせて選ぶなら「BUFFALO(バッファロー)」がおすすめ
愛知県名古屋市に本社を置く国内メーカーです。USBメモリはパスワード認証機能を備えたモデルがあり、セキュリティの高さに高評価を得ています。容量も形式もさまざまなラインナップを取り揃えており、目的に合ったモデルを見つけられるのも魅力です。
仕事用にぴったりのものなら「ELECOM(エレコム)」がおすすめ
バッファローと並ぶ日本におけるIT機器大手国内メーカーです。キーボードを始めとする周辺機器の業界トップシェアを誇っています。特にセキュリティ機能を重視していて、強固なセキュリティと使い勝手の良さを持ち合わせているので仕事用におすすめです。
シンプルなデザインなら「Kioxia(キオクシア)」がおすすめ
キオクシアは元東芝メモリアルホールディングス株式会社の子会社で、全てのUSBメモリを国内自社生産しています。シンプルで使いやすいタイプを中心にさまざまなモデルを取り揃えているのおすすめです。
コスパを重視するなら「Transcend(トランセンド)」がおすすめ
台湾に本社を置き、アメリカ・ドイツ・オランダ・日本など9ヶ国に支社を持っています。トランセンドのUSBメモリは低価格でも高品質なので、コスパ重視の方に特に人気です。機能性や耐久性に優れたモデルが多いのもポイントです。
個性的なおしゃれデザインなら「シリコンパワー」がおすすめ
台湾に本社を置き、日本・オランダに支社を持っているメーカーです。個性的でおしゃれなラインナップを多く取り揃えており、中には表面にサンドラブラスト加工が施されていて指紋や傷が付きにくくなっているモデルもあります。
高品質で信頼性のあるメモリなら「SONY(ソニー)」がおすすめ
国内メーカーのSONYのUSBメモリは高品質で信用性があります。SONYのUSBメモリはノックスライド式を取り入れたものがあり、他社よりスタイリッシュでボールペンと同様にワンプッシュで端末を出し入れでき、常にランキングの上位商品です。
USBメモリの使い方
USBメモリの使い方は非常に簡単で、端子をパソコンなどのデバイスに繋ぐだけで使えます。以下の公式サイトでは、USBメモリにデータを残す方法や使用後の取り外し方を解説されているので、併せてご覧ください。
フォーマットの仕方はWindowsとMacで異なる
USBメモリのフォーマットはWindowsとMacで異なります。Windowsはメモリを差し込むだけで自動的にフォーマットされますが、Macはパソコン側での操作が必要です。以下の公式サイトには、Macでフォーマットする方法について詳しく解説されています。
USBメモリの寿命
USBメモリの寿命3~10年程度です。寿命を迎えたUSBメモリはアクセスできなくなったりデータが破損したりします。なるべく長く使い続けたい方は、「書き込み可能回数」が多い商品を選びましょう。
まとめ
USBメモリは容量や転送速度の違いだけではなく仕様やスタイルが違うもの、壊れにくいものなどさまざまなモデルがあります。自分のニーズに合った快適に使えるUSBメモリを、慎重に選びましょう。
本サービス内で紹介しているランキング記事はAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2023年02月02日)やレビューをもとに作成しております。
128GB・256GB・512GBの3つの容量が販売されている大容量USBメモリです。読み込み速度度は最大420MB/sで書き込み速度も速く、最強のUSBメモリと呼ばれています。動画保存にも使える優秀な商品です。