イヤホンケーブルの人気おすすめランキング10選【マイク付きも紹介】
2022/11/19 更新
リケーブルイヤホンなら、ケーブルをかえることで、よりよい音質で音楽を聞けます。本記事ではmmcxやse215などの基本的な端子についてや、使いやすいケーブルの選び方・おすすめ商品・SHUREの人気イヤホンなどをご紹介します。
目次
リケーブルで音質が大きく変化する
イヤホンのなかには、ケーブルを着脱可能なものがあります。もともとのコードを外し、新しいケーブルにかえるリケーブルは、より高音質なものを求めるために欠かせない手法であり、ケーブル選びによって、自分好みの音質に調整可能です。
よりよい音質のものを求めるのであれば、有線接続が一番です。中でもmmcxは種類が多く安価であるため、初心者でも試しやすくなっています。しかし、中華製ケーブルやse215など選ぶのに種類や用語が多く、選ぶのに迷ってしまいますよね。
そこで今回は、イヤホンケーブルの人気おすすめランキング10選をご紹介します。ランキングは、音質・汎用性・使いやすさを基準に選びました。SHUREなど有名なメーカーのものも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
【結論コレ!】編集部イチ推しのおすすめ商品
イヤホンケーブルの選び方
ケーブルを選ぶときに確認しなければいけない事項を知ったうえで、よりよい音質を楽しめるケーブルを選びましょう。
ケーブルの種類で選ぶ
イヤホンケーブルを替えるにあたって、まず確認しなければいけない要素は対応しているケーブルのタイプです。ここではケーブルのタイプについて解説します。
安く種類の多い「mmcx」は初心者にもおすすめ
ケーブル交換に対応したイヤホンのうち、このmmcx端子を採用しているものが最も多く、国内外で使用されています。MMCX端子は値段が安いうえに種類が豊富であるため、初めてリケーブルに挑戦する方や、いろいろ試してみたい方にもおすすめです。
ただ、接続部分が磨耗すると接触が悪くなりやすいので、接続部分に力を加えないよう注意しましょう。下記の記事ではリケーブルイヤホンのおすすめ商品を紹介しているので、ぜひあわせてご覧ください。
音質のよいものなら「2pin」がおすすめ
mmcxの次に多い端子が2pinです。接続ピンが2本あり、ピンが出ているストレートタイプ・ピンが埋めこまれているQdcタイプの2種類にわけられます。接触不良が起こりにくく、カスタムも可能なので、音質を極めたい方におすすめです。
2つの穴にはめる接続方法なので、mmcxに比べると着脱の繰り返しによる音質の低下が少ないです。ただ、ぬけやすいので注意してください。下記の記事では有線イヤホンのおすすめ商品を紹介しています。ぜひご覧ください。
プラグ端子で選ぶ
プラグ端子でケーブルを選ぶ方法もあります。プラグ端子は大きさによって選ぶものが異なるので、注意してください。
スマホやテレビにつなぐなら汎用規格である「3.5mm」がおすすめ
プラグ端子は、イヤホン側ではなく音楽を再生する機器側に接続する端子です。テレビ・スマホ・パソコンなど、ほとんどの端末が3.5mmの端子を採用しています。汎用的に使われている規格なので、これを選んでおけば、だいたいの機器に接続可能です。
バランス接続に対応させるなら「2.5mm」・4.4mmがおすすめ
2.5mm端子や4.4mm端子はバランス接続に対応しています。バランス接続とは左右の信号が混ざらずノイズが起こりにくい接続方法です。ただ、バランス接続は5極であることが条件なので注意してください。
ノイズキャンセリングなどにこだわるなら「4極」・5極がおすすめ
極は、プラグの接続部分がいくつわかれているかで見わけられます。画像で見るなら、上の端子は金色のところが4つにわかれているので4極・下は3極です。極数で音質やできることが変わるので、確認しておきましょう。
2極はモノラルでしか聞けません。3極でステレオに対応しており、4極はステレオ再生に加え、マイクの使用音量などの操作が可能です。そして5極は、ノイズキャンセリングやバランス接続などのハイクラスな機能に対応しています。
収納に困らず無線で使いたいなら「Bluetooth」接続が可能なものがおすすめ
収納に困らずに無線で使いたいならBluetooth接続して使用できるものがおすすめです。機器側には接続しないので、「3.5mm」などの表記はありません。なお、下記の記事にはBluetoothイヤホンの人気おすすめ商品を紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
線材や芯数で選ぶ
ケーブルは素材によって音の伝わり方が異なり、音質に影響を与えます。また線材だけでなく、純度などもポイントです。
定番の素材なら安い「銅」や音をしっかり伝える銀がおすすめ
線材は、主に銅と銀の2種類です。銅は安く種類が多いので、気軽に購入でき、いろんな種類を試せます。一方の銀は電気信号が伝わりやすいため、機器から発された音をきれいなまま届けられる素材です。しかし値段は高いので注意してください。
音質をより上げたいなら「純度」の高いものがおすすめ
線材が同じ銀であっても、太さや純度の違いで音の聞こえが変わります。おすすめはもちろん、銀の純度が高いものです。パッケージに4Nや6Nなどの表記があれば、純度の高さが判断できます。また、太さも音質を左右するので、ぜひこだわってください。
聞こえ方を重視するなら「芯の数」が多いものがおすすめ
芯とは、ケーブルの内部にある導線の数です。通常は3芯ですが、これが増えるほどに音の広がりが大きくなります。また、音の密度も増えるので、音質にこだわるならチェックしておきましょう。ただし芯数が増えると値段が上がるため、そこには注意が必要です。
使いやすさで選ぶ
どんなに音がいいイヤホンでも、使いづらければ音のよさを100%楽しめません。ここでは、使いづらいと感じないための注意点を紹介します。
「やわらかい」ケーブルならタッチノイズが起きにくいのでおすすめ
タッチノイズはケーブルが服や体にふれたときに発生します。それを抑えられるものがやわらかいケーブルです。やわらかいケーブルは複数の線をよりあわせているため、音を複数の線から伝えられ、タッチノイズが発生しにくくなります。
反対に、かたいケーブルは単線でできているため、ノイズが入りやすいです。また、曲がりにくいことから、断線の可能性も上がります。しかし、音の質感が強く出るなど、単線ケーブルにもメリットがあるので、ニーズにあわせて選びましょう。
「クリップ」つきはタッチノイズは減るのでおすすめ
服とケーブルがこすれることでタッチノイズが起きるなら、クリップがついているケーブルなら改善可能です。服とケーブルを固定できるので、タッチノイズを軽減させられます。ついていないものであれば、別売りのクリップもおすすめです。
用途にあわせるなら「プラグの形状」を確認するのがおすすめ
機器に接続するプラグには、ストレートタイプとL字タイプの2種類があります。スマホにつなぐなら、どんなスマホケースをしていても影響を受けづらいストレートタイプがおすすめです。プラグがまっすぐ刺さるので、ポケットに入れてもコードが抜けづらくなります。
しかし、機器とケーブルの角度によっては、コードが根元で折れ曲がってしまう恐れがあります。対してL字タイプは初めから曲がっているため、接続部分の耐久性が高く、断線しづらいです。自分の用途にあわせてプラグの形状を選びましょう。
通話や音声操作をするなら「マイク付き」がおすすめ
イヤホンケーブルのなかには、マイクやリモコンがついたものがあります。マイク付きなら、スマホをポケットに入れたまま通話できたり、Siriなどの音声アシスタント機能を使用可能です。仕事で電話がかかってくることが多い方などはチェックしましょう。
コードの長さで選ぶ
より高音質のものを求めるのであれば短いケーブルの方がいいですが、ケーブルの長さはニーズ次第です。ここでは適切な長さを選ぶためのポイントをご紹介します。
音質にこだわるなら「1.2m」がおすすめ
販売されているケーブルの多くが1.2mです。ポケットに入れたスマホにつないで音楽を聴くぐらいなら、1.2mあれば困りません。ただし、大きなテレビにつなぐなど、機器から距離をとるなら、1.6mや2m以上のものなどが選択肢に入ります。
長すぎるものを買うと、長すぎて邪魔になったり、音質が低下したりするので、必ず自分がどんな場面で使用するかを想定し、長さを決めて購入しましょう。ひもやメジャーを使い、一般的な1.2mがどのくらいなのか確かめる方法もおすすめです。
長さがほしいならまとめる「延長ケーブル」もおすすめ
どうしても長さが足りずに困った場合は、まとめる延長ケーブルを使う方法がおすすめです。ただし、イヤホンと機器の間に他のケーブルが挟まるので、本来よりも音質が低下してしまいます。可能であれば延長ケーブルは使わず、適切な長さのものを使いましょう。
メーカーで選ぶ
有名なメーカーのものから選ぶ方法もおすすめです。ここでは知名度が高いいくつかのメーカーを紹介します。
種類が豊富な「NOBUNAGA Labs(ノブナガラボス)」がおすすめ
NOBUNAGA Labsはたくさんの種類を取り扱っています。一般的であるMMCX端子のものだけでなく、2pin端子のものもあるなど、自分にあったものを見つけやすいです。また1万円以下で購入できるものも多いので、コスパを重視する方や初心者に適しています。
音質にこだわるならse215やse315などから選べる「SHURE(シュア)」がおすすめ
音質にこだわるならse215やse315などから選べるSHURE(シュア)がおすすめです。音質のよさから、ケーブルだけでなくイヤホン本体も人気があり、シュアがけと呼ばれるSHUREのイヤホンのつけ方が話題となりました。落ちにくくタッチノイズが起きづらい着用方法です。
SHUREからは、いくつものBluetooth用ケーブルが販売されています。音質は通常の無線イヤホンよりもよいものが多く、無線の方が便利だと感じる方にぜひ試してほしい商品が多いので、ぜひチェックしてみてください。
リーズナブルな価格を求めるなら「中華」製がおすすめ
リーズナブルな価格にこだわるなら、中華製のイヤホンケーブルもおすすめです。安いものや中華製と聞くとクオリティが下がる印象がありますが、実際は国産メーカーや有名メーカーの商品に引けをとらないクオリティのものもあります。
高音や低音にこだわるなら「音域」をチェック
イヤホンケーブルによって、中音域がクリアに聴こえるようになるもの・低音が強くなるもの・高音がぬけるようになるものなど、どの音域に影響を与えるかはさまざまです。音域はレビューなどを参考にするほか、試聴が可能なら自分の耳で確かめてください。
おしゃれさを求めるなら「編みこみ」をチェック
音質には全く関係のないポイントですが、見た目のよさを求めるなら、ケーブルのデザインにも注目しましょう。ケーブルによってはさまざまな方法で編みこまれているものがあり、色との組み合わせを意識すれば、ファッションアイテムのように着用可能です。
もちろんシンプルなケーブルも多いですが、ハンドメイドで編まれたものや、半透明のものなど、おしゃれなものもたくさんあります。自分で気にいったデザインなら、もっと楽しくなるだけでなく、編み込まれたものは絡まりにくいのでおすすめです。
イヤホンケーブルの人気おすすめランキング10選
口コミを紹介
NiceHCK NX7 Pro用に購入しました。
特に不満もなく使えています。
口コミを紹介
さて肝心の音質ですが、全体的に音が底上げされた印象です。(中略)音の密度が上がったというか、濃くなったというかんじです。それなりのセットで聴いてきたつもりでしたが、まだまだ隠れてた音があったんだとびっくりしました。
口コミを紹介
確実に純正ケーブルよりも高音の広がり、きらびやかさがでました。
中華銀メッキ線と比較しても明らかに違います。国産プラグだから違うのかな?
口コミを紹介
一気に音場、音圧ともに上がります。解像度、驚きの粒感です。リズム隊、メロディーライン、ボーカル、どこをとっても刺さらずに、伸びやかに、前後の位置は変わらずにキラメいて、ほんの少しの丸みを称えて表現されます。
口コミを紹介
原音の持つ情報量をきちんとイヤフォンに伝えているし、高音、中音、低音もバランス良くしっかりとした音で、聴き疲れすることがありません。
口コミを紹介
今後は、MMCX端子のイヤホンを気軽に無線化できるので色々と楽しみが増えそうです。
現在購入できるBluetoothケーブルの中では最良の選択肢の1つかと。
SHURE
RMCE-UNI
修理や自作もできる!se215・se315などの種類に対応したケーブル
SHUREから発売されているこのケーブルは、se215・se315などの種類に対応しており、断線した場合でも修理や自作をしてオリジナルケーブルとして楽しめるケーブルです。低価格でリモコンも使えるため、リモコン必須の方におすすめです。
また、リモコン部分にはマイクもついているため、イヤホンをつけたままの通話も可能です。スマホのボイスコマンドも認識してくれるので、使用の幅が広がります。SHUREのイヤホンを使っている方にもおすすめです。
端子 | MMCX | プラグ端子 | 3.5mm |
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線材 | 表記なし | 長さ | 表記なし |
口コミを紹介
SHUREのケーブルは比較的絡まりにくいな、と535購入当初から思ってはいましたが、しばらくぶりのこの絡まりにくさに感動です。
口コミを紹介
まず外見がマジョーラカラーで綺麗です。ケーブルが編みケーブルではないので取り回ししやすく、タッチノイズもほぼありません。音色の傾向はONSO 04と比較すると明るめです。ボーカルの発音がはっきりするように感じました。
イヤホンケーブルのおすすめ商品比較一覧表
商品 | 画像 | 商品リンク | 特徴 | 端子 | プラグ端子 | 線材 | 長さ |
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楽天 Amazon ヤフー |
音質・デザイン・汎用性の全てがすぐれたイヤホンケーブル |
MMCX |
4.4mm |
銀メッキ |
1.2m |
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楽天 Amazon ヤフー |
修理や自作もできる!se215・se315などの種類に対応したケーブル |
MMCX |
3.5mm |
表記なし |
表記なし |
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楽天 Amazon ヤフー |
音域の解析力と使用寿命が延びたmmcx |
mmcx |
3.5mm |
銀メッキ |
1.25m |
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楽天 Amazon ヤフー |
ワイヤレスでも音質を落とさない驚きのケーブル |
MMCX |
ワイヤレス |
表記なし |
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楽天 Amazon ヤフー |
SONYのイヤホンとあわせてリケーブルすると効果倍増 |
MMCX |
4.4mm |
銀 |
1.2m |
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楽天 Amazon ヤフー |
ゴージャスな金色が珍しい16芯を搭載したケーブル |
MMCX、2pin |
3.5mm、2.5mm、4.4mm |
銀メッキ |
1.25m |
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楽天 Amazon ヤフー |
あらゆる機器に適応できる理想的な太さを持った中華ケーブル |
MMCX |
3.5mm |
銀メッキ |
表記なし |
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楽天 Amazon ヤフー |
有名メーカーの技術がつまった4.4mm5極のバランス接続対応ケーブル |
MMCX |
4.4mm |
金メッキ |
表記なし |
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楽天 Amazon ヤフー |
音質に特化したSHUREのまとめる延長ケーブル |
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91cm |
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楽天 Amazon ヤフー |
収納にも困らない!ジョギングにもおすすめなワイヤレス用ケーブル |
MMCX、2pin |
ワイヤレス |
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通販サイトの最新売れ筋ランキングもチェック!
各通販サイトの売れ筋ランキングもぜひ参考にしてみてください。
※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。
リケーブル可能なイヤホンを見つけよう
通常のイヤホンは、ケーブルと一体化しているためリケーブルできません。さまざまなケーブルに接続し、音質を向上させるためには、リケーブルができるイヤホンを購入する必要があります。イヤホン部分もケーブル同様に種類が豊富で、強みや特徴もいろいろです。
以下の記事では、リケーブルできるイヤホンの人気おすすめランキングを紹介しています。さまざまなメーカーの商品を紹介しているので、これから購入する方は、ぜひ参考にしてみてください。理想的なイヤホンを見つけやすくなります。
リケーブルは意味ない?
「リケーブルは意味ないのでは?」と感じる方もいますが、実際は違います。リケーブルはイヤホンの音質を向上させるなど、音にこだわる方にとってはメリットが多いです。また、ケーブルの故障にも対応できるため、万が一のトラブルがあっても安心できます。
壊れたリケーブルを修理して自作してみよう
お気に入りのリケーブルを使っていて壊れたときは、修理して自作のリケーブルを作ってみるのもおすすめです。高音や低音の響き方や解析力など、こだわりのコードを組み合わせて音質を楽しめます。工具が必要になるので道具を揃えれる方はぜひチャレンジしてみてください。
まとめ
イヤホンケーブルの人気おすすめランキング10選をご紹介してきました。高音質で聴くなら、ケーブル選びは重要なポイントです。また、自作でリケーブルを作ったり、修理をすれば自分だけの音を楽しめるます。音楽鑑賞をもっと楽しみたい方そちらもチェックしてみてください。
本サービス内で紹介しているランキング記事はAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2022年11月19日)やレビューをもとに作成しております。
すっきりとした見た目同様、音質もすっきりとクリアにしてくれるケーブルです。4.4mm5極でバランス接続に対応しているものだけでなく、2.5mm・3.5mmのプラグも選択できるので、自分のイヤホンにあわせたものを購入できます。
人気の秘密は、音質だけでなくデザインにもあります。画像ではわかりづらいですが、実物は角度によって色が変わって見える玉虫色です。なかなか見かけない色なので、愛着もわきます。家族や友達に自慢したくなるケーブルです。