ウイスキーのストレート用グラス人気おすすめランキング10選【テイスティンググラスもご紹介!】
2022/12/26 更新
ウイスキーをストレートでテイスティングするなら専用グラスがおすすめです。しかしリーデルやグレンケアンのブレンダーズモルトグラスなど種類やメーカーが多く、選ぶのが難しいですよね。そこで今回はウイスキーのストレート用グラスの選び方とおすすめ商品ランキングをご紹介します。
目次
ウイスキーストレートには専用グラスがおすすめ
ウイスキーそのものの味わいを堪能するならストレートで飲むのがおすすめです。ほかの飲み方にもそれぞれ良さはありますが、ウイスキー独特の色や香り、味わいはストレートでないと楽しめません。
ウイスキーをよりしっかりテイスティングするならブレンダーズモルトグラスなどの専用のグラスを用意しましょう。しかしリーデルや木村硝子店などメーカーが多く、ダイソーなどの100均でも扱っているのでどのグラスを選ぶか難しいですよね。
そこで今回はウイスキーのストレート用グラスの選び方とおすすめ商品をランキング形式でご紹介します。ランキングは容量・口径・ボウルの形状・リムの形状・ステムの形状を基準に作成しました。購入を迷っている方はぜひ参考にしてください。
【結論コレ!】編集部イチ推しのおすすめ商品
テイスティンググラスとは
テイスティンググラスとはウイスキーにとって重要な「味と香り」を楽しむためにこだわった形状のグラスを指します。そのためストレートで飲むならば味と香りを100%楽しめるテイスティンググラスがおすすめです。
ウイスキーストレート用グラスの選び方
ウイスキーをストレートで飲むなら専用グラスがおすすめですが商品によっては明記されていない場合があります。ここでは選び方の基準を紹介しますので参考にしてください。
ウイスキーをストレートで楽しむなら「小さめグラス」を確認
ウイスキーをストレートで飲むなら1回に30mlほどが目安とされています。メジャーカップを使用すれば簡単に量れるので、本格的にウイスキーを楽しみたいならぜひ「ジガー」と呼ばれる専用メジャーカップも揃えてみてください。
30mlほどのウイスキーを楽しむには150~200mlのグラスが向いています。これはグラス内に空間を作ってウイスキーを空気にふれさせ、香りを開かせるのに必要な大きさです。大きすぎると揮発する速度が高すぎてしまい香りを楽しめないので気を付けましょう。
ボウルの大きさと形状で選ぶ
ボウルの大きさと形状は香りと味の両方に大きく影響します。流入する角度や速度にも注目して選びましょう。
香りを開かせるなら「ボウルが大きいグラス」がおすすめ
ボウルが大きいとウイスキーと空気が触れる面積が大きくなるため、揮発の速度も速くなります。そのためお酒の香りが早く開きやすくなるので、香りの立ちづらい固いウイスキーにおすすめです。
一方でアルコールの揮発も早まるため味の変化が起きやすく、飲みやすくはなりますが味わいに物足りなさを感じる場合もあります。好みやウイスキーの特徴に合わせた大きさを選んでください。
強い香りのウイスキーなら「ボウルが小さいグラス」がおすすめ
ボウルが小さいと空気に触れるウイスキーの面積が小さくなるため、急速に香りを開かせられません。かわりに繊細なモルトウイスキーや香りの強いウイスキーなど、あまりスワリングしないでも良いウイスキーに適しています。
トップノートとのどごしを楽しむなら「ボウルが深いグラス」がおすすめ
トップノートとは最初に感じる香りを指します。ボウルが深いとそのトップノートを強く感じられるのでおすすめです。ボウルが深いと香りも籠りやすいため、ウイスキーのピート香など、各銘柄に特徴的な香りを存分に楽しめます。
ボウルが長いと傾けるグラスの角度も大きくなるため、口に入り込むスピードが速くなるのが特徴です。勢いよく口内に侵入するためのどごしが良くなります。そういった飲み方が好きな方は深いグラスがおすすめです。
甘味と香りをじっくり楽しむなら「ボウルが浅いグラス」がおすすめ
ボウルが浅いグラスはウイスキー特有の甘味をよく拾うのが特徴です。香り立ちはそれほど強烈ではなくなり、若いウイスキーはアルコールの刺激が強く感じられます。なるべくアルコール感の強いウイスキーで香りと甘味を楽しみたい方におすすめです。
リムの大きさと形状で選ぶ
リムは唇に直接触れる部分なので味わいや口当たりに大きく影響します。ご自分の楽しみ方に合わせてどの部分を重視するのかを決めてください。
口当たりの良いものなら「薄いリム」がおすすめ
リムが薄いほど唇に触れたときの違和感が少なくなり、滑らかで自然な口当たりになります。ウイスキー本来の味を楽しみたい方は必ずリムが薄いグラスを選んでください。ただしその分壊れやすいので普段使いにはあまりおすすめできません。
雑味も楽しみたいなら「大きくて厚いリム」がおすすめ
リムが大きいとその分アルコールが揮発しやすいので、アルコールが強いウイスキーでも飲みやすくなります。しかし味わいが物足りなくなる可能性があります。リムが厚ければアルコールや雑味が強く感じられるので、独特な味わいが好きな方におすすめです。
甘味を楽しむなら「小さいリム」がおすすめ
飲み口が小さいとウイスキーは舌の先端から真ん中の部分に侵入するため、甘味を強く感じられます。ボウルが浅ければなおさらなので、甘味を感じたい方は飲み口が小さくボウルが浅いものをチェックしてみてください。
マイルドな味を求めるなら「外に開いたリム」がおすすめ
リムが外に開いたチューリップのような形状のグラスは、舌の中央部分にウイスキーが直接運ばれるため、味がよりマイルドになります。のどごしを気にする方や荒々しい味わいのウイスキーが好きな方以外は、この形状のグラスを選ぶのがおすすめです。
香りが弱いウイスキーには「ステムが短いグラス」をチェック
ステムが短いグラスは必然的にボウルに触れる部分が大きくなるため、手の温度が伝わり香りを開く効果があります。そのため香りが開いていないような固いウイスキーにおすすめです。取り回しが良いので持ち運びにも向いています。
色を楽しむなら「透明度が高くステムが長いグラス」を確認
ウイスキーを楽しむ際には味や香りだけでなく、見た目も楽しんでみてください。樽で熟成させると濃くなる琥珀色や、スワリングした際に内側を伝って落ちるウイスキーの粘りなどあらかじめ知識を持って観察するのがおすすめです。
安定感のある「プレートが広い」グラスをチェック
ウイスキーに限りませんがなるべくプレートが広いグラスを選ぶと安定感がありおすすめです。特に背の高いグラスの場合は安定が悪く、壊れやすい商品が多いため、グラスを倒して衝撃を与えないようプレートが大きいものをチェックしてみてください。
メーカーで選ぶ
選ぶポイントを見ても決めきれない方は人気メーカーで決めるのも1つの方法です。ここでは主要メーカーの特徴を紹介していますので参考にしてください。
安いハンドメイドを求めるなら「木村硝子店」がおすすめ
木村硝子店はハンドメイドにこだわりのあるメーカー兼ショップです。高品質な手作りながら価格はどれも1万円を大きく下回り、手頃な値段で手に入ります。ハンドメイドグラスを安くお求めの方はぜひチェックしてみてください。
高品質を追求するなら「RIEDEL(リーデル)」がおすすめ
リーデルは1756年からオーストリアで高級なガラス製品を中心に手掛けてきた超老舗メーカーです。マシンメイドとハンドメイドの高級グラスが揃います。とにかく品質にこだわりたい方や特別な商品を持っておきたい方におすすめのメーカーです。
蓋付きグラスを探しているなら「Luigi Bormioli(ルイジ・ボルミオリ)」がおすすめ
ルイジ・ボルミオリは1946年にイタリアで創業されたガラス製品を製造しているメーカーです。ソニッククリスタル・スパークといった強化処理が施された自動洗浄機対応のガラスを開発し、世界中のレストランなどで高い評価を受けています。
ルイジ・ボルミオリのグラスは耐久性の高さが魅力です。ガラスの蓋がついた蓋付きグラスもあります。手入れに気を使う必要のない普段使いグラスをお求めの方はぜひチェックしてみてください。
知名度で購入するなら「GlencairnやSuntory」がおすすめ
グレンケアン社は世界で初めてウイスキー専用グラスを作り出した会社です。その背が低く球根のようなデザインは、ウイスキーグラスのスタンダードともいえます。サントリーの商品チューリップのようにリムが広くボウルが浅いのが特徴で品質の高さが魅力です。
ウイスキーストレート用グラスの人気おすすめランキング10選
口コミを紹介
グラスの厚さもとても良く使い心地も文句ありません。お値段以上の使い心地です。
買って良かったです。
口コミを紹介
安いのに薄く、口当たりよし。
扱い易いサイズ。
このグラスはとてもバランスがいいです。軽さと口当たりと容量と形状
いろんな意味で、バランスがよく初めの一つ目に是非使っていいと思います。
口コミを紹介
今まで100均の適当なグラスで飲んでいたのをこちらに変えました
非常に飲みやすくなり味や匂いも良くなった気がします
口コミを紹介
飲み物本来の香味に触れているような...陶酔します。最高のグラスが欲しければこちらがおすすめです。
口コミを紹介
シングルモルトを注ぐとそれぞれのおいしさが優しく伝わってくる感じがします。特に同じ銘柄の異なるヴィンテージの垂直飲みをした場合、ショットグラスより違いが際立ってわかり、さらに楽しめます。
口コミを紹介
いろいろ悩んで買ったのですが、圧倒的にコスパが良いと思うので、まずはこちらから試し、欲が出てきたらより高級品を、という形で進んでいくので十分ではないかと。
口コミを紹介
どんなお酒でもとても美味しくいただけます。
実際、他のグラスで飲み比べをしたところ、香りの広がり方がぜんぜん違って、お味も数段おいしく感じました。
口コミを紹介
こちらはウィスキーを美味しく頂くためのグラスなので、利点を最大限引き出し、欠点を最小限に感じるように最適化した形状です。
ウイスキーストレート用グラスのおすすめ商品比較一覧表
商品 | 画像 | 商品リンク | 特徴 | 口径 | 容量 |
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楽天 Amazon ヤフー |
ウイスキーをマイルドに楽しめる高品質グラス |
ー |
200ml |
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楽天 Amazon ヤフー |
ワイングラスの老舗・リーデルの高品質コニャックグラス |
ー |
170ml |
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楽天 Amazon ヤフー |
テイスティングにおすすめのブレンダーズモルトグラス |
47mm |
190ml |
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楽天 Amazon ヤフー |
香りを開かせるノージンググラス |
48mm |
294ml |
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Amazon ヤフー |
アルコール感を和らげられる使い方ができるので初心者にもおすすめ |
ー |
350ml |
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楽天 Amazon ヤフー |
薄いリムで極上の口当たりが楽しめるハンドメイドの高級グラス |
ー |
170ml |
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楽天 Amazon ヤフー |
飲み口のスッキリした蓋付きグラス |
4cm |
150ml |
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楽天 Amazon ヤフー |
機能性の高いノージンググラス |
47mm |
218ml |
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楽天 Amazon ヤフー |
蒸留所でも使われるコスパ抜群のテイスティンググラス |
43mm |
160ml |
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楽天 Amazon ヤフー |
蓋付きのウイスキーグラス |
44mm |
170ml |
通販サイトの最新売れ筋ランキングもチェック!
各通販サイトの売れ筋ランキングもぜひ参考にしてみてください。
※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。
ワイングラスとウイスキーグラスの違い
ワイングラスもウイスキーグラスと同様にボウルやリムなどに着目し、香りと味わいを楽しめるような作りなのが特徴です。そのためこの記事で紹介したグラスを選ぶ際の基準は、ワイングラスにも適用できます。選ぶ際にはぜひ参考にしてください。
バーボンは必ずしもクセが強いわけではない
バーボンはクセが強く飲みにくいイメージがありますが、実際は芳醇な香りと甘味を楽しめる初心者向けのウイスキーです。トウモロコシやライ麦などを使用し特殊な製法のため独特の風味はありますが、先入観だけで避けていた方はぜひ一度トライしてみてください。
以下の記事ではバーボンウイスキーのおすすめランキングをご紹介しています。ぜひこちらもご覧ください。
ウイスキーグラスはどこで売ってる?
ウイスキーグラスはどこで売ってるか悩む方もいます。ウイスキーグラスはダイソーなどの100均でも購入できますが、蒸留所で使われるレベルのグラスでもワンコイン購入できるものがありますので、ぜひチェックしてみてください。
アルコール感が苦手なら高級ウイスキーをチェック
ウイスキーは熟成が進むにつれて水とアルコールが混ざり合ってウイスキー全体の密度が大きくなり、舌にとって刺激が少ないまろやかさが生まれます。そのため熟成を経たウイスキーはまろやかに、短いとアルコール感を強く感じるのが一般的です。
アルコール感が苦手な方は高級なものや熟成の長いウイスキーが向いている場合があります。以下の記事では高級ウイスキーや初心者も楽しめるウイスキーのおすすめランキングをご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
テイスティングに欠かせないブレンダーズモルトグラスの使い方
ウイスキーのテイスティングにはブレンダーズモルトグラスが欠かせません。テイスティングにおすすめのブレンダーズモルトグラスの使い方はとても簡単です。ウイスキーを30mlほど注ぎ、ボウル内部の空間で回して、よりたくさんの酸素に触れさせましょう。
そうすると空気に触れて香りがより引き立ちます。慣れない方は机の上に置いてプレートを指で挟みつつ回せば安定するので試してみてください。また少しは薄まっても良い場合は水を加えつつ飲んでみましょう。
慢性的な飲酒は食道がんに繋がる
アルコール度数の高いお酒をストレートで常飲すると食道がんのリスクが非常に高くなります。喉や胃の近くがチリチリと熱く感じると思いますが、これは粘膜が炎症を起こしているのが原因です。
通常は再生する細胞組織も慢性的な飲酒による炎症が続くとコピーミスが起きやすくなり、がんにつながります。お酒の常飲は健康に深刻な影響をもたらすので、休肝日を設けるなど適度に楽しむよ心がけましょう。
まとめ
ウイスキーストレート用グラスの選び方とおすすめ商品ランキングをご紹介しました。いろいろな形状のグラスがあるので、ウイスキーの銘柄によって使い分けるのもおすすめです。ぜひ本記事を参考にお気に入りのグラスを見つけてウイスキーを楽しんでください。
本サービス内で紹介しているランキング記事はAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2022年12月26日)やレビューをもとに作成しております。
ストレートなフォルムと反り返ったリムが印象的なグラスです。ボウルが膨らんでいないため香りを閉じ込めず、香りを強烈に楽しめます。反り返ったリムはアルコールの刺激をやわらげマイルドな味わいを楽しめるのが魅力です。