産褥パッドの人気おすすめランキング10選【交換頻度はどれくらい?】
2021/03/21 更新
目次
産褥パッド(お産パッド)は何故必要?いつまで使う?
産褥(さんじょく)パッドはお産パッドとも呼ばれ、産後に排出される生理の出血のような悪露(おろ)を手当するため、産褥ショーツにつけて使います。また、出産前破水した場合に産褥パッドを使います。個人差がありますが悪露は収まるまでに1か月ほどかかります。
産褥パッドは生理用ナプキンでも代用できないのか気になるところですよね。悪露の量は生理の経血量に比べて多いので、特に出産直後は生理用ナプキンの容量ではカバーすることができません。必ず専用のパッドを準備するようにしましょう。
ランキングは素材、機能性、枚数を元に作成しました。是非参考にして自分に合った産褥パッドを探してみて下さいね。
産褥パッドの選び方
産褥パッドはサイズだけでなく、漏れにくい機能や、吸収率の良さなども大事な要素です。選ぶにあたって抑えておくべきポイントをご紹介します。
サイズで選ぶ
産褥パッドは悪露の量に合わせて適切なサイズを選ぶと快適に産褥期を過ごせます。サイズごとの特徴や、切り換えの目安を知っておきましょう。
破水~出産直後は「Lサイズ」
出産直後は悪露の量が多いため、お尻まですっぽりとカバーできるLサイズのものが必要です。出産直後だけでなく、出産前に羊水を包んでいる卵膜が破れて起きる破水の時も、急に多くの羊水が出ることがありますので、Lサイズのパッドが必要になります。
Lサイズの産褥パッドはメーカーによって異なりますが、大体45cm~55cm位のお尻までカバーできる長さのものが一般的です。量の多い悪露を受け止められるよう厚みもあるのが特徴で、生理用ナプキンとは大きさも形状も異なります。
出産数日後~量が落ち着くまでは「Mサイズ」
出産後数日経ってから悪露の量が落ち着くまではMサイズの産褥パッドをおすすめします。見た目は生理用ナプキンと同じような形になりますが、サイズは大体35cm~40cmくらいの長さで、多い日の夜用の生理ナプキンよりもまだ大きいです。
授乳やおむつ替えなど赤ちゃんのお世話を始めたり、シャワーを浴びるようになったりと少し動けるようになったらあまり大きなパッドだと動きにくいので、LサイズからMサイズへと変更してみましょう。
量が落ち着いたら「Sサイズ」
悪露が通常の生理くらいの量になったら、Sサイズにしていくと良いでしょう。サイズは大体30cm以下のものが一般的です。退院後はママが赤ちゃんのお世話で動く時間が徐々に多くなるので、サイズがコンパクトになると動きやすくなります。
また量が減ってくれば、家にある生理用ナプキンでも代用することも可能です。生理用ナプキンにはスリムな作りなものが多くさらに動きやすくなりますが、産後の肌はデリケートなので、羽やギャザー部分が当たったりすると普段より違和感や痛みを感じることがあります。
肌の異常を感じたら、無理せず産褥パッドを使うようにしましょう。
交換頻度に応じて「必要な枚数」を準備しよう
産褥パッドはサイズ別に何枚くらい用意しておけば良いのか確認しておきましょう。
Lサイズ・Mサイズは合わせて「20枚」
破水から出産直後に使うLサイズは10枚ほど用意しておきましょう。出血量は個人差があり、量の多い日がどれくらいの日数続くかは出産するまで分かりませんので、念のため多めに用意しておくと安心です。
Mサイズも10枚ほどを用意しておけば入院中はカバーできます。入院中の産褥パッドは産院で用意されている場合が多いので、産院から渡される出産準備品のリストを確認しておき、足りないと思う枚数分を買い足すようにしましょう。
Sサイズは「1パック」で様子を見て
Sサイズは大体1パックに10枚~20枚入っているものが多いですが、傷やかぶれなどが無ければ通常の生理用ナプキンで代用できることもあるので、とりあえず1パックを購入して様子を見ましょう。
生理用ナプキンに比べ産褥パッドは肌への刺激が少ない作りになっているので、悪露の量が少なくなっても、通常の生理用ナプキンでは肌トラブルを起こす場合があります。デリケート肌の方は特に最初は産褥パッドを使うのがおすすめです。
「吸収力」と「ズレ・漏れ防止」が優れたものを選ぼう
悪露は量が多いため、吸収性に優れた高吸水ポリマーが使用されているものがおすすめです。寝たままの時間が多い入院中は、お尻と前部分がしっかりカバーでき、サイドからも漏れないようサイドにギャザーやガードがついている形状になっていると安心です。
大量の悪露を受け止められるよう分厚い作りになっている代わりにズレやすいため、気になる場合は、ズレ防止テープがついているものを選びましょう。
素材は肌に優しい「コットン」や「不織布」のものを選ぼう
産後のママのお肌は、ホルモンバランスの変更により通常よりデリケートになります。会陰切開で傷口が痛むことも多いです。産褥パッドの素材についてもコットンや不織布など肌に優しい素材を使っていることや、かぶれや蒸れが起きないよう通気性の良い素材であることが重要です。
中の吸収体までコットンでできているような、敏感肌用の産褥パッドも売られているので、気になる方はチェックしてみて下さい。
ブランドで選ぶ
産褥パッドを手掛けるブランドは、医療用品開発の知識や技術を生かしているものが多いです。主なブランドの特徴を見てみましょう。
生理ナプキンとオムツで実績のある「ユニ・チャーム」
ユニ・チャームは、生理用ナプキンメーカーでもあり、赤ちゃん用おむつ、高齢者用のおむつなども開発する衛生用品業界では、知名度もトップクラスのメーカーです。産褥パッドはベビーのオムツブランドとしても有名な「ムーニー」のシリーズとして3サイズ展開しています。
産褥パッドにも生理用ナプキンやオムツづくりのノウハウを生かしており、吸収力や漏れ防止の技術は確かで安心感があります。
フルーツのパッケージが可愛い「アメジスト」
マスクやガーゼといった一般の衛生用品から、腹帯など入院中の衛生用品まで手掛けるアメジストは、医師・看護師・助産師など医療現場のプロの経験やノウハウを元に生み出されており、実際医療施設で多く使われています。
産褥パッドの「フルーツ」は、サイズごとにデザインされたフルーツが異なる可愛らしいパッケージ。同じデザインだとサイズの購入間違いをしてしまうこともありますが、これなら一目でわかりやすいですね。
現場とママの声を生かした「dacco」
「dacco(ダッコ)」ブランドを手掛けるオオサキメディカルは、衛生用品の製造販売から始まり、医療現場の声を受け、常にその時代のニーズに合わせた様々な出産用品を開発してきました。また、医療現場だけでなく実際使うママの声にも耳を傾け、製品づくりを行っています。
出産準備や産後育児が楽になる製品をというニーズを元に、産褥パッドやショーツ、授乳下着などを手掛け、お産セットは全国の産院や病院でも支持されています。今や中国や東南アジアでも評価され、採用されているブランドです。
出産直後向け産褥パッドの人気おすすめランキング5選
口コミを紹介
大変お世話になりました。使用感、特にかぶれたりなどなかったです。
オオサキメディカル
dacco お産用パッド feel Lサイズ
デリケート肌にも優しい素材ならこれ!
dacco(ダッコ)の産褥パッドfeel は、デリケート肌を守ることを第一に考え、肌に優しいコットン素材を使用した不織布を表面に使用しています。高吸収ポリマーが素早く悪露を吸収するので、いつでもさらっとした着け心地が続きます。
表面材を後ろへ巻き込むタイプから、表面だけを覆うフラットタイプに改良し、裏側へのつたいモレもありません。裏側のシートも透湿性があり、湿気がこもらず肌のムレを防いでくれます。個包装で衛生的なのも嬉しいですね。
内容量 | 5枚 | サイズ | 18cm×48.5cm |
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ズレ防止テープ | 無し | サイドギャザー | 無し |
口コミを紹介
出産準備に。一人目の時産院で貰ったものが確かこれでした。Lサイズが地味に足りなくて産院で追加購入が必要だったので念のため。夜用ナプキンでも代用できますが、やっぱり大判で安心感が全然違います。
口コミを紹介
産後の悪露用に購入。柔らかいし痒みもでず良かったです。結構、出血が多かったのですが漏れることも無かったです。
オオサキメディカル
dacco ソフトレーヌαガード Lサイズ
モレ防止機能が充実!匂い対策も完璧
Lサイズの産褥パッドは大きく、もたつきやヨレも気になりますが、daccoのお産用パッド「ソフトレーヌαガード」は、生理ナプキンのように、立体サイドギャザーがつき横もれを防止し、特殊な曲線で体にフィットし、隙間ができないようになっています。
高吸収ポリマーと、粉砕パルプ層がすばやく悪露を吸収し表面をサラッとさせるので、フィットしてても不快感がありません。さらに抗菌ポリマーが配合され、悪露の気になる臭いも防ぎます。長さは最長クラスの56cmで、悪露の多い日でも安心感がありますね。
内容量 | 5枚 | サイズ | 30cm×56cm |
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ズレ防止テープ | 有り | サイドギャザー | 有り |
口コミを紹介
入院中重宝しました!会陰切開しましたが、こちらを使っても痛くなかったです。病院からの産褥パッドだけでは足りなかったので買って良かったです。
ユニチャーム
ムーニー お産用ケアパッド L
おむつとナプキン作りの技術を生かした安心パッド!
おむつブランドでおなじみ「ムーニー」が開発した産褥パッドは、立体ギャザーでしっかり横モレを防止し、前から後ろまですっぽりとカバーします。特徴は肌への優しさ。不織布を使用し、デリケートな肌にも安心なつくりになっています。
サイドギャザーは時に肌に当たると違和感を感じることがありますが、こちらは「なみなみシート」と呼ばれる、当たってもチクチクしないようになっています。同メーカーの生理ナプキン「はだおもい」の技術も駆使しており、機能性もバツグンです。
内容量 | 5枚 | サイズ | 28cm×55cm |
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ズレ防止テープ | 有り | サイドギャザー | 有り |
口コミを紹介
破水時と産後すぐに使いました!下着にもしっかりくっ付いて安心して使えました!
出産直後向け産褥パッドのおすすめ商品比較一覧表
産後数日後から向け産褥パッドの人気おすすめランキング5選
口コミを紹介
パンツにクッションをひかれているような感覚。産後の痛みの中でも快適過ぎました。
ユニチャーム
ムーニー お産用ケアパッド S
羽付きで生理ナプキンと同じように使える!
悪露の量が減ってきたらいよいよママも少しずつ赤ちゃんのお世話で動くようになってくるので、産褥パッドもなるべくコンパクトなものを使いたいですよね。とはいえ、普通の生理ナプキンではまだ心配、と言う人にはこちらがおすすめです。
サイドギャザーに加え羽もついていて生理用ナプキンと同じような形状ですが、肌に触れる面を減らした「なみなみシート」を使用しているため、生理用ナプキンよりもお肌に優しいつくりになっています。
悪露がおさまるまでは毎日使うものなので、高機能ながらリーズナブルなのも嬉しいですね。
内容量 | 20個 | サイズ | 15cm×29cm |
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ズレ防止テープ | 有り | サイドギャザー | 有り |
産後数日後から向け産褥パッドのおすすめ商品比較一覧表
通販サイトの最新売れ筋ランキングもチェック!
各通販サイトの売れ筋ランキングもぜひ参考にしてみてください。
※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。
産褥パッドの正しい付け方は?
産褥パッドのつけ方は基本的に生理用ナプキンと一緒です。サイズの大きなものはテープがついていないものもあるので、産褥ショーツの適切な位置に配置します。出産直後など動けない時は、看護師さんが代わりに産褥ショーツの股の開閉部分から交換をしてくれます。
生理ナプキンに比べ、介助する人が簡単に外せるようテープがある場合も粘着度が弱めになっているので、なるべくしっかりとショーツに貼り付けるようにするとずれにくくなります。ショーツがゆるいとずれやすいので、伸縮性があってフィットする産褥ショーツを選びましょう。
産褥パッドはどこで買うのが良い?
産褥パッドは西松屋やアカチャンホンポなどのベビー用品店や、総合スーパーのベビー・マタニティ売り場で購入できます。また、産院でも販売していることがありますので足りない分を買い足すこともできます。
出産を準備するにあたっては、産褥パッドの他にも下着や授乳用品など色々買いそろえるものが沢山ありますが、妊婦さんはなかなか頻繁にはお買い物に行けない人も多いので、なるべく専門店でまとめて揃えると楽です。
産褥パッドはかさばるので、荷物になるのが心配になる場合は、ネット通販を利用するのもおすすめです。買い物に出かける手間もありませんし、自宅に届けてくれるので安静が必要な妊婦さんにとっても強い味方です。
産褥パッドが余ったらどうする?意外な使い道をご紹介!
用意した産褥パッドが余ったら比較的サイズの小さいものだったら生理ナプキンとして使用することができますが、Lサイズの大きいものだとなかなか使いづらいですよね。そこで産褥パッドの意外な使い方をご紹介します。
「おむつパッド」や「おもらしの処理」に利用
産褥パッドは吸水力が良いので、子供の緊急用のオムツパッドとして、災害用品の中に入れておいたり、車の中に積んでおくのもおすすめです。トイレトレーニング中で、トレパンを履いている状態であればそのまま使えますね。
また、トイトレ中だと間に合わずトイレの床や廊下で漏らしてしまうこともあると思います。そんな時余った産褥パッドでさっと漏れてしまったおしっこを吸わせると後の処理が楽になります。
「油の後処理」に利用
揚げ物をすると必ず残ってしまう揚げ油は、後処理が面倒くさいですよね。油を再利用せず捨てる時、余った産褥パッドがあったら、鍋に入れて吸わせてみましょう。キッチンペーパーに吸わせたり、凝固剤で固めるよりもスピーディーに処理ができますよ。
その優れた吸収力を生かせば他にも便利な利用法が見つかるかもしれませんね。
授乳用品もチェックしておこう!
出産が終わると次はいよいよ赤ちゃんのお世話が始まります。gooランキングでは、授乳パッドや授乳服など、授乳用品に関するランキングも多数紹介していますので、こちらもチェックして授乳用品の準備も一緒に進めておきましょう。
まとめ
今回は産褥パッドの人気おすすめランキングを選び方や疑問点と併せてご紹介しました。正産期を迎えたらいつ出産の時がやって来るか分かりません。急な出産でも慌てないよう、産褥パッドも妊娠8ヶ月くらいには準備しておくようにしましょう。
本サービス内で紹介しているランキング記事はAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2021年03月21日)やレビューをもとに作成しております。
PIPBABYの産褥パッドは全国の病院や産院でも採用されています。防水加工で横モレを防ぎ、高吸収ポリマーが悪露をスポットで吸収し、多い時期でもさらさらの肌触りを保ちます。ズレ防止のテープがついているのも安心ですね。
表面は肌に優しい不織布を使用していて、デリケートな肌を守ってくれます。