ベルモットのおすすめ人気ランキング10選【ハーフボトルやミニボトルも】
2022/04/18 更新
目次
法律により20歳未満の酒類の購入や飲酒は禁止されており、酒類の販売には年齢確認が義務付けられています。
どこにも売ってない?カクテルでおなじみのベルモット
白ワインをベースにスパイスやハーブで風味を付けたお酒、ベルモット。マティーニなど有名なカクテルに使われているためご存知の方も多いのではないでしょうか。付近に売ってない場合はリキュール売り場を確認してみるのがおすすめです。
実はベルモットには、甘口・辛口だけでなく、カラメルで着色したロッソやすっきりしたビアンコなど多くの種類が存在します。材料や製法によって味わいや香りが変わるため、作りたいカクテルによっても選ぶべきベルモットは変わってくるんです。
そこで今回は、ベルモットの選び方やおすすめのベルモットをランキング形式で紹介します。スイート・ドライとタイプごとに分けていますので、ぜひ参考にしてください。ランキングは、味わい・価格・使いやすさの観点から作成しています。
ベルモットの選び方
自分に合ったベルモットを選ぶためには、いくつかのポイントを押さえておくことが大切です。種類や香り、用途などを考えながらチェックしていきましょう。
種類で選ぶ
ベルモットは大きく分けると辛口のドライと甘口のスイートに分かれます。それぞれの特徴を確認して、自分に合った種類を選びましょう。
すっきりとした飲み口を楽しむなら「ドライベルモット」
フランスで多く造られているドライベルモット。すっきりとした風味が特徴的でマティーニなどのカクテルにも使用されています。甘さや香りが控えめでクセもあまりないため、白ワインのようにそのまま飲んだり、料理に使用するにも適しています。
甘味とハーブの香りを楽しむなら「スイートベルモット」
甘味やハーブの風味が強いスイートベルモット。スイートベルモットは、赤(ロッソ)と白(ビアンコ)の2種類があります。ロッソはカラメルで着色した赤い色味で苦みがやや強め。ハーブの香りも高く薬酒感が強いため、苦手だと感じる方も多いでしょう。
一方ビアンコはハーブの香りが控えめで飲みやすいのが特徴。甘味も感じられるため、ベルモット初心者の方はビアンコを選んでみると良いでしょう。ベルモット独特の風味を感じたい方はロッソ、飲みやすいものを探している方はビアンコがおすすめです。
香りで選ぶ
ベルモットを選ぶ時に重要なのが香り。ベルモット独特のハーブやスパイスの香りなど、自分好みのものを選んでみましょう。
独特の香りを楽しみたい方は「スパイス」多めのものがおすすめ
ベルモット独特の香りを楽しみたいという方は、多くのスパイスやハーブが使われているものを選ぶと良いでしょう。使われているハーブによっても風味が異なりますので、購入前に商品説明や口コミなどで確認するのがおすすめです。
また、一般的に一番香りが強いとされるのは、甘口のベルモットのロッソですので、ロッソの中から選んでみるのもおすすめです。
甘い香りを楽しみたいなら「バニラ」を使用したものを
あまりスパイシーな香りが好きではなく、甘めの香りが好みの方はバニラが使われているものがおすすめです。またフローラル系のアロマが感じられるものも飲みやすくておすすめですよ。
甘い香りのベルモットは、特に女性からの人気が高いので、お酒好きの女性へのギフトとしてもおすすめです。
ハーブの香りが苦手な方は「フルーツフレーバー」タイプがおすすめ
ベルモット特有の香りがどうしても苦手だという方は、フルーツの香りがついているベルモットを選んでみましょう。天然のオレンジフレーバーを加えているベルモットは、そのままでも飲みやすいですが、カクテルにするとさらに飲みやすくなります。
作るカクテルで選ぶ
「このカクテルを作りたい!」と目的が決まっている場合は、そのカクテルに適したベルモットを選びましょう。ここでは代表的なカクテルに合うベルモットを紹介します。
「マティーニ」を作るなら辛口のベルモットがおすすめ
「カクテルの帝王」と呼ばれることもあるマティーニ。映画などで登場することも多く、憧れている方も多いのではないでしょうか。マティーニはジンとベルモットを混ぜて作るカクテルですが、ジンの量が多ければ多いほどドライ(辛口)のマティーニになります。
基本的にドライな味わいを楽しむカクテルですので、使うベルモットはドライタイプがおすすめ。キリッとした飲み口のベルモットを選びましょう。少し甘めのマティーニを楽しみたいという方はビアンコで作っても美味しいですよ。
「アメリカ―ノ」を作るなら甘味が強めのロッソタイプを
食前酒として飲まれることの多いアメリカーノ。イタリアの代表的なお酒でもあるベルモットとカンパリを混ぜて作るお酒です。カンパリの苦みを引き立てるためにも、使うベルモットは甘口のロッソタイプを使いましょう。爽やかな苦みと甘味のバランスが楽しめますよ。
記事の後半ではカクテルのレシピも紹介していますので、そちらも併せてご覧ください。
使い方で選ぶ
ベルモットをどんなシーンで使うかによっても、選びたいベルモットは変わります。料理や食前酒に使う場合はポイントを押さえておきましょう。
「料理」にも使いたい方は加熱しても味わいが変わらないものを
ベルモットは、飲むだけでなく料理にも使用が可能です。ステーキのフランベに使用したり、魚介のソテーに使うのもおすすめ。バターなどと組み合わせてソースを作るのにも適しています。
料理にベルモットを使う場合は、加熱しても風味が変わりにくいドライタイプのベルモットがおすすめ。なかなか量が減らないという時は料理りにも積極的に使ってみると良いでしょう。
「食前酒」に使うならアルコール度数15度を目安に
食前酒としてベルモットを楽しみたいという方は、ベルモットのアルコール度数にも注目してみましょう。ベルモットの本場でもあるイタリアでは、「食前酒にはアルコール度数15度程度のお酒を1杯から2杯程度飲む」のが良いとされています。
食前酒としてベルモットを楽しむなら、ぜひアルコール度数が15度程度のものを選んでみてくださいね。そのままだと度数が強いと感じる場合は、ソーダ割やカクテルにすると飲みやすくなりますよ。
飲む頻度が低い場合は「ハーフボトル・ミニボトル」がおすすめ
ベルモットは750mlや1000mlのボトルが主流です。ただ、そんなに頻繁に飲まない場合は、飲み切るまでに品質が落ちてしまうこともあるかもしれません。フルボトルを飲み切れないと思う方は、ハーフボトルやミニボトルなどの購入がおすすめです。
初めてベルモットを飲む方やどんな味か試してみたいという方も、まずはハーフボトルを購入してみると良いでしょう。
ドライベルモットの人気おすすめランキング5選
口コミを紹介
そのまま飲んでも、カクテルにしてもとてもおいしいです。
今までノイリープラットをよく購入していましたがもう戻れないかも知れません。
口コミを紹介
とても美味しくいただいてます!
無くなればまた購入します。
バカルディジャパン
ノイリー・プラット ドライ
ドライマティーニを作るならプロご用達のこちら!
ドライマティーニに使うベルモットとして、世界中のバーテンダーからの支持を誇るノイリー・プラット ドライ。ピクプール種とクレレット種、2種類のブドウを使った白ワインにミステルという甘味ワインを加えることにより、よりまろやかな風味が際立ちます。
20種類以上のハーブを加えてオーク樽で熟成させたノイリー・プラットは、香り高くエレガントな味わい。カクテルに使用するのはもちろん、加熱しても風味が変わらないため料理に使用するのにもおすすめです。
容量 | 1000ml | アルコール度数 | 18度 |
---|---|---|---|
原産国 | フランス |
口コミを紹介
ほんとうに美味しい!甘さやコクが強めなのですがスッキリとバランスが良くてそのままでも美味しくいただけます。マティーニを作るとこれまた美味い!
ドライベルモットのおすすめ商品比較一覧表
スイートベルモットの人気おすすめランキング5選
口コミを紹介
チンザノドライは辛口だが、同じ透明のチンザノであるこちらは甘味がある。ただ極端に甘くはなく、チンザノそもそもの苦味と甘味がバランスよく混ざっていて、ドライをロックで飲めない人でも、こちらなら美味しく飲めるかと思う。
口コミを紹介
そのまま飲んでも炭酸で割っても美味しかったです。白よりワイン感が強いような気がします。他の薬酒ほど度数が強くないので気軽に味わえます。
口コミを紹介
憧れのマティーニをのんでみたのですが、かなりドライでしたので口に合いませんでした。しかし、こちらのスウィートベルモットで作ったところ自分にはかなりのみやすく好みの味だったのでおすすめしたいです。
スイートベルモットのおすすめ商品比較一覧表
通販サイトの最新売れ筋ランキングもチェック!
各通販サイトの売れ筋ランキングもぜひ参考にしてみてください。
※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。
ベルモットってどんなお酒?
ベルモットは白ワインをベースに数種類~数十種類の薬草やスパイス、スピリッツを加えて造られるフレーバーワインです。主にイタリア・フランスなどで多く造られ、産地や醸造所によって味わいは様々。それぞれが独自の製法でベルモットを造っています。
ベルモットの名前はドイツ語で「ニガヨモギ」のことを指しますが、ニガヨモギだけでなく様々なハーブやスパイスが使用されます。また、アルコール度数は14%程度のものから20%ほど。日本では果実酒ではなく、「甘味果実酒」として販売されています。
ベルモットと混合しやすいお酒に「シェリー酒」があります。同じ白ワインを使用したお酒ですが、シェリー酒とベルモットは味わいや香りに大きな違いがあります。シェリー酒について詳しく知りたい方は、以下の記事をぜひご覧ください。
ベルモットの美味しい飲み方
ベルモットは食前酒として飲まれることが多いですが、食中酒や食後酒として飲むにも適しています。ここからはベルモットの美味しい飲み方を紹介します。
ベルモットの風味を楽しみたいならストレート・ロックで
ベルモット独特のハーブやスパイスの香りを楽しみたい方は、ストレートやロックで飲むのがおすすめです。辛口の白ワインが好きな方なら、ドライタイプのベルモットが飲みやすいでしょう。ドライタイプはそれほどクセがないのでスッと飲めるはずですよ。
またビアンコもストレートやロックで飲むのに適しています。甘味が強すぎずスッキリした味わいのものがおすすめです。また、ストレートで飲む際にはグラスにもこだわると、味わいがグッと良くなります。
以下の記事では、ショットグラスの人気おすすめランキング15選【ウォッカ・テキーラをおしゃれに飲む】を紹介しておりますので是非参考にしてください。
手軽に楽しめるソーダ・炭酸割もおすすめ
手軽にベルモットを楽しみたい方におすすめなのが、炭酸やソーダでベルモットを割る飲み方。自分の好みに合わせてお酒の量も調整できますし、レモンやライムを絞るとまた違った味わいが楽しめます。
琥珀色が美しいロッソ、ほのかな甘みが楽しめるビアンコ、キリッとした味わいが特徴のドライなど、それぞれ美味しくいただけるので、好みに合わせて選んでみましょう。
以下の記事では、【ソフドリマニア監修】炭酸水の人気おすすめランキング21選【健康・美容・ダイエットに】を紹介しておりますので、是非参考にしてください。
その日の気分で楽しむならカクテルがベスト
ベルモットは、マティーニなどのカクテルベースとして使用されることも多いお酒。合わせるリキュールやジュースなどによって、様々なカクテルを作ることができますので、日替わりで違うカクテルを楽しむことができますよ。
ベルモットを使用したカクテルレシピも後述していますので、そちらもぜひチェックしてください。また、カクテルが好きな方はジンやテキーラも揃えておくと、さらに多くのカクテルを作ることができます。
以下の記事では、カクテルベースとして使用頻度の高いジンとテキーラを紹介しています。選び方や人気の商品のランキングも紹介していますので、こちらの記事と併せて参考にしてください。
ベルモットを使ったカクテルの作り方
ここからは、ベルモットを使った代表的なカクテルのレシピを紹介します。ステアで出来るものも多いので気軽にチャレンジできますよ!
カクテルの帝王マティーニ
辛口カクテルの代表格マティーニは、ジン3~4に対してドライベルモットを1の量で作るカクテル。ジンの量が4以上になると「ドライ・マティーニ」、スイートベルモットを使用したものは「スイート・マティーニ」と呼ばれます。
材料はジン45mlとドライタイプのベルモット15ml。バーグラスなどに、ジンとベルモットを入れ、ステアします。カクテルグラスにそっと注ぎ、好みでオリーブを飾れば出来上がり。スイート・マティーニの場合はチェリーを添えても良いですね。
カクテルの女王マンハッタン
マティーニと並んで有名なカクテルのひとつであるマンハッタン。ウィスキーとベルモットを使用したカクテルです。また材料のひとつであるアンゴスチュラビターズは、1滴でカクテルに深みを与えてくれるリキュール。入れると本格的な味わいが楽しめますよ。
材料は、ウィスキー45ml・スイートベルモット15ml・アンゴスチュラビターズ1滴。バーグラスに材料を入れステアしてからカクテルグラスに注ぎます。チェリーの砂糖漬けを飾れば出来上がりです。
手軽にできるカクテル ネグローニ
ジンにスイート・ベルモットとカンパリを加えたカクテル、ネグローニ。イタリアの美食家、カミーロ・ネグローニ伯爵の名前が由来とされています。
材料は、ジン30ml・スイートベルモット30ml・カンパリ30ml。ロックグラスに氷を入れ、材料を全て注ぎステアし、オレンジを飾れば出来上がりです。このレシピのジンをソーダに変えるとアメリカーノというカクテルになります。
甘口で女性にもおすすめのパリジャン
辛口のカクテルやアルコール度数が高めのカクテルが多めのベルモット。もう少し飲みやすいカクテルが飲みたい方におすすめなのが、ジンにベルモットとカシスを加えたパリジャンです。甘酸っぱい味わいが食前酒としてもぴったりですよ。
材料はジン20ml、ドライ・ベルモット20ml、クレーム・ド・カシス20ml。材料をバーグラスに入れてステアした後、カクテルグラスに注げば出来上がりです。
正しい保存方法もチェック!
ベルモットは白ワインを使用して作られていることもあり、あまり日持ちをするお酒ではありません。開封後、日が経つと香りが飛び味わいもぼんやりとした感じになってきます。日々味わいが劣化していきますので、なるべく早く飲み切るようにしましょう。
また、ベルモットは常温ではなく冷蔵庫で保存をすることが大切。あまり量を飲めない場合などは小さめのサイズを購入するのもおすすめです。
ベルモットに合うおつまみも充実させよう!
美味しいお酒だけでなく、美味しい料理やおつまみがあると自宅飲みはもっと楽しくなりますよね。手軽に食べられるおつまみや美味しいおつまみを知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
おつまみの選び方やお酒ごとに合うおつまみを紹介しています。人気商品のランキングも紹介していますので、きっと参考になるはずですよ。美味しいおつまみで自宅飲みがさらに充実したものになりますよ。
まとめ
今回は、カクテルのベースとしても人気のベルモットを紹介してきました。これだ!というベルモットは見つかりましたか?カクテルの材料としてだけでなく、そのまま飲んでも美味しいベルモット。今回の記事を参考にして、色々な飲み方で楽しんでみてくださいね。
本サービス内で紹介しているランキング記事はAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2022年04月18日)やレビューをもとに作成しております。
200年の歴史を持つチンザノ社のベルモット。イタリアを代表するメーカーでもあり、世界中で愛されているベルモットです。スッキリとした味わいの白ワインにハーブやスパイスをブレンドし樽で熟成させています。
白ワインの風味が程良く感じられるため、ロックやソーダ割にして飲むのもおすすめ。ドライマティーニなどのカクテルにも使いやすいので、辛口ベルモットを初めて購入する方でも使いやすいはずですよ。