毎月定額の料金で浄化されたおいしい水道水を、際限なく使用することができるハミングウォーター。欲しいと思って契約したはいいものの「やっぱり無くてもいいかも…」「調べていたら他のウォーターサーバーを契約したくなってしまった」など、気分が変わることもあるかと思います。

ウォーターサーバーを解約するとなれば違約金がかかったり、すでにウォーターサーバーが届いてしまっている場合には返送料金、初月の使用料などが発生したりする可能性があります。ほとんど使用していないのに関わらず、高額な支払いをすることになったら悔しいですよね。

そこで気になるのがハミングウォーターはクーリングオフできるのか、ということ。クーリングオフで契約を取り消すことができれば、つい勢いで契約してしまった場合でも考え直すことができます。さらに「クーリングオフができる場合の手続き方法は？」「クーリングオフができない場合どうしたらいいの？」など様々な疑問があるのではないでしょうか。

この記事ではハミングウォーターの契約をクーリングオフしたいと思っている方に向けて、確認しておきたいことや手続きの方法などを詳しく解説していきます。ぜひご覧ください。

クーリングオフとはいったん契約（購入）をしても、一定の期間内であれば無条件で契約の申し込みを取り下げたり、契約を解除することができる制度のことです。

取引の種類によりクーリングオフが適用されるかは変わりますが、基本的には消費者側が受け身である契約に適用されるものです。訪問販売や電話営業などで受動的に話を聞いて契約した場合などは、契約してから8日間であればクーリングオフが可能です。「勢いに圧倒されて申し込みしてしまった…」なんてこともありますからね。取引の種類によって、クーリングオフができる期間は違ってくるので注意してください。

対して消費者が能動的に契約を申し込んだ場合は、原則クーリングオフは不可能です。インターネットの広告が気になって契約を申し込むなどの通信販売では、基本的にクーリングオフができないのです。

通信販売でも契約に特約がない場合、クーリングオフとは違いますが返品が可能です。ただ返品手数料は消費者の負担となります。特約がある場合は、その特約に従うことになります。

通信販売にはクーリングオフの制度はありません。インターネットでの申し込みが多数を占めるウォーターサーバーは、クーリングオフができない可能性が高いのです。

インターネットでの契約は、広告を見て申し込んだり自分で欲しいものを調べて契約（購入）することがほとんどだと思います。前述したように消費者側からすすんで締結した契約では、クーリングオフすることはできません。

契約の特約の有無や特約の内容によって、クーリングオフではなく返品であれば可能な場合もあります。インターネット経由での契約にクーリングオフが適用されなくても諦めず、契約書の内容をよく確認することが重要です。

インターネット以外のルートで契約した場合、契約日からの経過日数によってはクーリングオフができる可能性が高いです。訪問販売や電話営業など、自分から欲しいとすすんで結んだ契約でない場合、基本的に契約日から8日以内でクーリングオフが適用されます。この期間は取引の種類によって変わるので注意。

クーリングオフができる場合は、こちらの記事を参考にクーリングオフを申し込んでみてください。

基本的にクーリングオフの手続きは書面で行います。書面であればいつ、誰が、誰に、何を送ったのか、公的に残すことができるためトラブルを防ぐことにつながります。このときハガキでは意味がなく、封筒にいれて送ることが必須となるのは覚えておきたいところです。

ハミングウォーターのクーリングオフができなかったとしても、解約することはもちろん可能です。お客様サービスセンターへの電話1本で解約の申し込みができ、必要な情報を伝えてくれます。ただハミングウォーターは2年契約なので、初回での解約も含め利用期間が2年に満たないと手数料がかかる場合があります。

初回での解約は特に期間の縛りが細かく決まっており、解約の申し出が早ければ早いほど、違約金がかからずに解約できる可能性が高くなります。解約することを決めた場合はできるだけすぐに解約の手順を踏むようにしましょう。

ここからはハミングウォーターの解約の縛りや違約金、解約方法についてお伝えしていきますので要チェックです。

ハミングウォーターはサーバーお届け予定日7日前を過ぎると、解約の手数料がかかってきます。手数料をどうしても払いたくない！という場合はダメもとで電話して聞いてみてもいいと思います。基本的には前述のように、事務手数料やサーバー引取手数料がかかってくるので、あくまでダメで元々です。

ハミングウォーター公式電話番号　0120-032-839（日曜を除く9:00~17:00）

またクーリングオフについては、消費生活全般について相談を受け付けている国民生活センターに相談してみるのもひとつの手です。クーリングオフができるかどうか、専門の相談員が話を聞いてくれます。

国民生活センター 消費者ホットライン窓口　03-3446-1623（土日祝・年末年始を除く10:00~12:00、13:00~16:00）

ウォーターサーバーを契約していざ使おうと思っていても、急な入院や出張などでやむを得ず解約するという場合もあります。このようなときは解約するのではなく、一時的に契約を休止するという方法もあります。

しかし残念ながらハミングウォーターは契約の休止はできません。もし長期不在でサーバーの受け取りができなかったりすると、解約の申し出と見なされ自動でサーバー引取手数料がかかってしまいます。

やむを得ない事情だとしても、サーバーやフィルターを受け取ることができない期間ができるときは、その旨をお客様サービスセンターに伝えておきましょう。

ハミングウォーター公式電話番号　0120-032-839（日曜を除く9:00~17:00）

ハミングウォーターは2年間利用すれば解約金がかかりませんが、おそらくこの記事にたどりついた方はそもそも利用を始めたくない方が多いのではないでしょうか。

ハミングウォーターの初回契約ではサーバーお届け日を基準に、解約に必要な費用が変わるので以下の表で先に確認してみてください。サーバーお届け予定日7日前までは手数料はかからず解約できるはずなので、解約を決めたらすぐに電話しましょう。

ハミングウォーターのお客様サービスセンターは日曜日が定休です。また年末年始・GW・お盆などの時期はスケジュールが変動する可能性がありますので要注意です。

ハミングウォーター公式電話番号　0120-032-839（日曜を除く9:00~17:00）

お客様サービスセンターに電話をして解約が決まったら、その後は何をしたらいいのでしょうか。事前に準備をしていないと、サーバー返却日ギリギリになって焦り始めることになるかもしれません。ここからは解約申し込み後の手順、やっておくべきことを説明していきます。

まずはハミングウォーターのサーバー返却方法と返却日を、間違えないようしっかり確認しておきましょう。返却が遅れてしまうと翌月の使用料金が発生してしまう場合があります。次回のフィルターお届け日も意識して、無駄な支払いを増やさないように注意です。

サーバー内の水が残っていると配送を断られてしまい返却日が遅れたり、配送中に水が漏れてトラブルが起きてしまう可能性があります。返却日まで余裕を持って、しっかり水を抜いておきましょう。

返却日まで使用することはもちろん可能ですが、故障のリスクなども考えると使用を控えることをおすすめします。

返却日までに水抜きを終えたら、あとは梱包と伝票記入を済ませて配送業者に渡すだけです。梱包資材や伝票は送ってもらえますので自分で用意する必要はありません。

ハミングウォーター以外のウォーターサーバーに乗り換えると、キャンペーンで特典が付くことがあります。他社ウォーターサーバーに乗り換えることで、ハミングウォーターの違約金の負担と同額以上の特典が付いてくれば、実質違約金を払わないですんだようなものです。他社のウォーターサーバーを検討してみるのはおすすめです。

ハミングウォーターを含むウォーターサーバーの契約の多くはインターネット経由のため、基本的にクーリングオフはできないことをお伝えしました。ハミングウォーターの利用を停止する場合は解約の申し出が必要となります。

初回で解約する場合はサーバーお届け予定日7日前までであれば、違約金などは特にかかりません。そこを過ぎるとサーバーお届け日までは8,140円、サーバーお届け日以降16,500円の手数料がかかってきます。

もし初回での解約を決めたならば、契約書の内容や契約日を確認して、できるだけ早くお客様サービスセンターに電話をいれることをおすすめします。