バスタオルは、お風呂をはじめ、海やプールに行ったときなどにも頻繁に使用するアイテムです。買い換えるペースは各家庭によるものの、リーズナブルで毛羽落ちしない、ふわふわで使い心地がいいなど、できるだけコスパがいいもの手に入れたい方も多いのではないでしょうか。

どこで買うのが安いのか？激安でまとめ買いする方法はないか？など、気になる方もいると思います。そこで今回は、品質が良く安いバスタオルの商品をランキング形式でご紹介します。商品は価格・デザイン・肌触り・毛落ちしないかなどを基準に選んでいます。

ランキングのほか、選び方のポイントや長持ちさせる方法なども解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

まずはバスタオルの選び方のポイント素材・織り方・厚み・サイズ・カラー・デザイン・ブランドなどに焦点を当てて紹介していきます。

【目次】

• 素材で選ぶ
• 織り方で選ぶ
• 厚みで選ぶ
• サイズで選ぶ
• カラーで選ぶ
• デザインで選ぶ
• 安くていいタオルが買える店で選ぶ
• ブランドで選ぶ
• まとめ買いには「業務用・セット商品」をチェック
• どこで買うのが安いのか迷ったら「アウトレット商品」を確認

バスタオルの素材には、綿(コットン)・マイクロファイバー・麻(リネン)の3種類があります。それぞれの素材の特徴を見てみましょう。

【目次】

• 自然な肌触り重視なら「綿(コットン)」がおすすめ
• なめらかでふわふわとした肌触りがいいなら「マイクロファイバー」がおすすめ
• 速乾性にこだわりたいなら「麻(リネン)」がおすすめ
• 丈夫で軽いものなら「ナイロン」がおすすめ

バスタオルの素材として最も多く使用されている綿は、水分の吸収性・速乾性・耐久性に優れていて扱いやすいです。生地の肌触りは織り方によって違い、使用する錦糸の質によってバスタオルの質に差が出ます。

上質な綿の代表的なものには、エジプト産のギザコットン・中国産の新疆綿(しんきょうめん)・アメリカ産のスーピマコットン・カリブ海西インド諸島の限られた地域で栽培されているシーアイランドコットンなどがあるのも特徴です。

マイクロファイバーのバスタオルは、ポリエステルやナイロンなどの化学繊維でできています。なめらかでふわふわとした独特の肌触りで、水分をよく吸収して乾きやすいので、タオル生地には最適な素材です。ただし、強くこすると肌を傷めやすいので避けましょう。

麻の素材のバスタオルはあまりメジャーではありませんが、実は非常に吸水性が高く、速乾性にも優れています。タオルならではのふわふわ感はないものの、耐久性が強く毛落ちしない素材です。洗濯後にシワが寄りやすいので、しっかりと伸ばして干す必要があります。

ナイロンは石油を原料とする素材で、加工の仕方によって風合いにバリエーションがあるのが特徴です。天然素材よりも吸水性が劣るイメージですが、近年は吸水性や速乾性に優れたものもたくさんあります。

軽くて伸縮性もあり丈夫なため、日常使いするバスタオルに適しています。

バスタオルは、生地の織り方の違いによって、水分の吸収性や肌触り・質感などが変化します。それぞれの織り方の特徴を見てみましょう。

【目次】

• 吸水性を重視するなら「パイル」がおすすめ
• 毛羽落ちしないのがいいなら「ワッフル織り」がおすすめ
• 赤ちゃんの肌に使うなら「ガーゼ織り」がおすすめ
• なめらかな肌触りが好みなら「シャーリング」がおすすめ
• 耐久性とデザイン性を求めるなら「ジャガード織り」がおすすめ

パイルは糸がループ状に織り込まれている織り方で、肌触りはループの長さによって変化します。生地全体にボリュームがあり、水分をよく吸収するのが特徴です。そのため、一般的なタオル生地に多く使用されています。

その名の通り、お菓子のワッフルのように凸凹した模様に仕上げる織り方です。凸凹構造が水分をよく吸収し、速乾性も高いのが特徴で、肌触りはサラサラしています。また、毛羽落ちしないので、扱いやすいのもワッフル織りのいいところです。

ガーゼ織りはパイルがなく、薄くて軽い仕上がりの織り方になっています。通気性がいいので乾きやすくふわふわと柔らかい肌触りが特徴で、赤ちゃんや敏感肌の人にもおすすめです。ガーゼ織りにはいくつか種類があり、糸の太さによって肌触りが変化します。

シャーリングは、タオル生地の表面だけパイルのトップ部分をカットした織り方です。毛足が揃ったなめらかな肌触りで、キャラクターなどのデザインプリントを施しやすい特徴があります。使い始めは吸水性が低いのが欠点です。

ジャガード織りは、染色済みの2色の糸を使用し、織り方によってタオル生地にデザインを描き出すものです。染料を使用したプリントタオルよりも、タオルらしい生地の質感や吸水力があり、色落ちしにくく耐久性に優れています。

バスタオルの厚みは、触感の好みだけでなく、ライフスタイルや洗濯の環境に合わせて選び分けるのがポイントです。

厚みのあるバスタオルは、肌触りがよく水分の吸収に優れています。しかし、その反面デメリットとして乾きにくい部分があります。乾きにくいとカビや雑菌が繁殖しやすくなり、生乾き臭や雑菌臭の原因になるので、洗濯後はよく乾かせられる環境が必要です。

薄手のバスタオルは厚みのあるバスタオルに比べて触感が物足りなく感じる方もいるかもしれませんが、生地は薄いほど乾きやすく、そのぶんカビや雑菌臭のリスクが低くなります。洗濯物を夜に干すのが多い場合や、日常的に洗濯物の量が多い場合におすすめです。

バスタオルのサイズには、普通サイズ・大判サイズ・コンパクトサイズの3種類があります。自分にとって使い勝手のいいサイズを選びましょう。

【目次】

• 一般的なバスタオルの大きさでいいなら「普通サイズ」がおすすめ
• 普通より大きめのバスタオルがいいなら「大判サイズ」がおすすめ
• やや小さめのサイズでいいなら「ミニバスタオル」がおすすめ

一般的なバスタオルのサイズは、60cm×120cmあるいは70cm×130cm程度の大きさです。体と髪を拭くだけでなく、体に巻き付けて使うサイズとしてもちょうどよく、バスタオル製品として最も多く製造・販売されています。

大判サイズのバスタオルは、80cm×150cmのものから100cm×200cmのものまであり、「ワイドバスタオル」とも呼ばれます。かなり大きいので、髪や体を拭くほかにも、子供のお昼寝用のタオルケットやブランケットとしてなど、さまざまな用途に使用可能です。

ミニバスタオルは、フェイスタオルよりも大きくて普通のバスタオルよりも小さい、50cm×100cm程度の大きさです。子供用のバスタオルとしてはちょうどよく、大人用としても拭くだけなら十分な大きさで、洗濯物の効率が良くなります。

バスタオルを選ぶ際には、カラー選びも重要なポイントです。好みの色で選ぶのはもちろん、色がバスタオルに与える機能も参考にしてみてください。

【目次】

• 汚れが目立たないものなら「グレー・黒」がおすすめ
• 汚れや傷みが分かりやすく清潔感を重視するなら「白」がおすすめ
• インテリアのアクセントにするなら「カラフル」なものがおすすめ

シックでおしゃれなイメージのある黒やグレーのバスタオルは、メンズ人気が高く、汚れが目立たないのがメリットです。ただし、バスタオルに起こりやすい悩みの1つである黒カビが発生しても気づきにくいデメリットも併せ持っています。

清潔感のある白いバスタオルは、いい意味でも悪い意味でも生地の汚れや傷みなどが分かりやすいのが特徴です。また、漂白剤を使用しても色落ちの心配がなく、きれいな状態を維持しやすいので、赤ちゃん用のバスタオルとしても使えます。

カラフルなカラーは、色味が強いほどポップで元気な印象、淡いほど優しい印象を与えます。ポジティブな気分にさせてくれるカラフルなカラーは、毎日使用するアイテムとしてもインテリアのアクセントとしてもおすすめです。

バスタオルのデザインには、大きく分けて無地・柄物・名入りなどの種類があります。好みや用途に合わせて選びましょう。

【目次】

• シンプルなデザインがいいなら「無地」がおすすめ
• おしゃれなデザインを選びたいなら「柄物」がおすすめ
• 子供が喜ぶかわいいものなら「キャラクターデザイン」がおすすめ
• プレゼントには「名入り」デザインがおすすめ

無地のバスタオルは見た目にごちゃつき感がなく、インテリアの一部としてすっきりとシンプルに収まってくれます。デメリットは、黒やグレーなどの暗色以外の無地だと汚れが目立ちやすい点です。

柄物のバスタオルのデザインには、ストライプやボーダー・花柄・北欧調・ハワイアン系・アニマルモチーフ・刺繍など、豊富な種類があります。もちろん安い商品の中にもおしゃれなデザインのものがあるので、自分の好みの柄を探してみてください。

バスタオルには、子供が喜ぶキャラクターもののデザインの商品も豊富にあります。デザインはドラえもんやポケモン・ディズニーキャラクター・ゲームキャラクターなどさまざまで、汚れも目立ちにくく、学校やお出かけ先での使用におすすめです。

バスタオルに名前をプリントしたり、イニシャルの刺繍を施したものの特注もできます。名入りのバスタオルは、特に新生児の赤ちゃんへのギフトにおすすめです。子供の部活用・お出かけ用・家族内での使い分けなど、さまざまな用途で活躍します。

日常的に使うバスタオルは、安くて長持ちするコスパのいい商品が人気です。ここからは安くて質のいいバスタオルが買えるおすすめのお店をご紹介します。

【目次】

• お値段以上のクオリティを求めるなら「ニトリ」がおすすめ
• かわいいキャラクターものなら「しまむら」がおすすめ
• シンプルでしっかりした作りがいいなら「無印良品」がおすすめ
• 500円代で質のいいバスタオルを購入したいなら「IKEA」がおすすめ
• コスパ最強のタオルを大量購入したいなら格安の「ドンキ」がおすすめ

今治タオルやマイクロファイバータオル、抗菌防臭加工が施されたタオルなど、まさにお値段以上のバスタオルが揃うのがニトリです。おしゃれな柄物やカラー展開も豊富で、見た目にも自分好みのバスタオルが見つかります。

シンプルなデザインのバスタオルはもちろん、人気のキャラクターもののバスタオルが豊富なのがしまむらです。特に小さなお子様に喜んで貰えそうなデザインのものが多く、お手頃価格なのでまとめ買いにも適しています。

シンプルでしっかり長持ちするバスタオルをお探しなら、無印良品がおすすめです。高級感のある素材と、ネイビーやブラウン・ベージュなどの落ち着いた色合いのバスタオルが多く、インテリアにも無印が多いならよく馴染みます。

スウェーデン発の世界最大の家具量販店のIKEA。IKEAには、500円代の格安のお値段で質のいいバスタオルが数多く販売されています。綿とヴィスコースの混紡の「ディムフォルセン」やピュアコットン製の「スィエショーン」はどちらも599円で購入できます。

また、吸水力のいいパイルタオルの「ネールセン」はさらに安い299円で購入可能です。北欧デザインのおしゃれなバスタオルを安く手に入れたい方はIKEAがおすすめです。

コスパ最強で格安のドンキホーテでは、稀に質の高いタオルがお買い得な価格で販売されています。ドンキでは、大量仕入れや各店舗ごとに価格設定を一任するなど価格を抑える工夫が多くされているので、タイミングが良ければ上質なタオルを安く大量購入可能です。

高品質で人気のあるブランドのバスタオルは値段が高いイメージがありますが、素材や製法の違いによっては安いバスタオルもあります。

【目次】

• 高品質の国産タオルといえば「今治タオル」がおすすめ
• 高品質で安全性に優れたものなら「泉州タオル」がおすすめ
• ギフトにするなら高級感がある「ホットマン」がおすすめ

今治タオルは、日本一のタオル産地である愛媛県今治で生まれた国産のタオルブランドです。高い吸水性・生地の柔らかさ・長持ちする耐久性が特徴となっています。使い始めから水分をよく吸収し、肌触りが良く何度洗濯してもへたらない優れた品質が人気の理由です。

下記の記事では、今治タオルのフェイスタオルやハンカチなどのおすすめ商品を15選のランキングにしてご紹介しています。今治タオルの選び方や正しいお手入れ方法もご紹介しているので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

泉州タオルは、約130年の歴史を誇るタオル産地の大阪泉州地域で生産されるタオルで、吸水性・肌触り・安全性に優れた高品質なブランドです。後晒製法と呼ばれる独特な製法によって不純物をきれいに取り除かれているので、おろしたてでも安心して使用できます。

同じくタオルの人気ブランドであるホットマンのバスタオルは、肌にあてるだけで素早く水分を吸収する高い吸水性が最大の魅力です。ゴシゴシ拭かずに、肌に少し触れただけでしっかりと水分を吸収してくれるため、「1秒タオル」とも呼ばれています。

また、何度洗っても色落ちしない特殊な染色技術が採用されているのもポイントです。デザイン性も高く、高級感のある商品が多いため、ギフトとしても人気があります。

バスタオルにとことん安さをもとめるなら、まとめ買いできる業務用やセット商品がおすすめです。ただし、ネットの商品を選ぶときは毛落ちしないかどうかをレビューでチェックしましょう。毛落ちがひどくて使いものにならないと、損をしてしまいかねません。

品質のいいバスタオルをどこで買うのが安いのか迷ったときは、有名ブランドがオンラインで展開している「アウトレット商品」を確認してみましょう。糸のほつれ程度の訳あり商品などが数多く販売されており、高品質のバスタオルを半額などの低価格で購入可能です。

さまざまな有名ブランドのバスタオルをリーズナブルかつ大量に手に入れたい方におすすめです。

以下の記事ではタオルやバスタオルに関して専門家監修の元、人気おすすめランキングをご紹介しています。是非、本記事と併せて参考にしてみてください。

各通販サイトの売れ筋ランキングもぜひ参考にしてみてください。

※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。

バスタオルは洗濯する回数も多く、使っているうちに肌触りや吸水力が落ちて使い心地が悪くなってきます。使用頻度によって買い替え時期は異なりますが、バスタオルの寿命の目安はおよそ1年です。

ゴワつきや吸水力が落ちるなど、使い心地やカビ臭さなどが気になったら替え時のサインです。柔軟剤などを使用しても使い心地が戻らなければ、交換を検討してください。

バスタオルを長持ちさせる方法についていくつかポイントを解説します。新しいバスタオルを購入した後の管理に、是非役立ててください。

【目次】

• 柔軟剤は使用せずにしっかり洗う
• 干す前にしっかり振り、風通しのいいところで干す
• 巻いて収納する
• 新品のバスタオルも洗って保管する
• すぐに洗わないときは一旦干しておく
• 臭いニオイの根本的な原因を解決する

バスタオルのふわふわな感触を求めて柔軟剤を使用する人も少なくないかもしれません。ところが、バスタオルに柔軟剤を使用すると、吸水性を低下させたり、生地に柔軟剤が残って蓄積し、ごわつきの原因になります。

そのため、柔軟剤の使用を控えるように注意書きをするメーカーが多くあるのも特徴です。バスタオルを長く快適に使用するためには柔軟剤を使用せず、汚れや洗剤残りがないようにしっかり洗浄とすすぎを行いましょう。

洗濯したばかりのタオルは、パイルが寝ている状態です。タオルの端を持って、小刻みに振ってパイルを起こしてから干すと肌触りの柔らかさが戻ります。また、風通しがいい場所に干すのもふんわりと乾かすコツです。

洗濯物が乾きづらいときは、外干しで自然乾燥をしたあとに軽く乾燥機にいれて仕上げるとふんわりとします。

タオルの肌触りの良さはパイルの状態によって決まります。せっかくパイルが長くても、つぶれてしまうと意味がありません。タオルを収納するときは、折り畳んで重ねて収納するとタオルのパイルが重みでつぶれます。

収納する際は、折り畳まずにくるくると丸めるのがおすすめです。また、パイルが引きつれて飛び出ている場合は切り取って、それ以上、糸が飛び出ないようにしてください。

タオルは贈り物として頂く機会が多いアイテムですが、すぐに使わない場合でも箱から出して、一度洗ってから保管するのがおすすめです。箱の状態でずっと保管すると、折り目が変色することもあります。

新品のタオルには、タオルくずや毛羽などがついていることもあるため、毛羽を落としたり、吸水力をアップさせたりするためにも水通しは必須です。

バスタオル使用後に、濡れたまま洗濯かごや洗濯槽の中に長時間放置すると、カビや雑菌臭が発生しやすくなり、バスタオルの劣化に繋がります。バスタオルを使用してから洗濯をするまでに時間が空く場合は、一旦どこかに干して乾燥させておくようにしましょう。

長く使用しているうち、バスタオルから嫌なニオイを防ぐために代表的な2つの原因と、その解決方法をご紹介します。

雨の日の室内干しなどで発生する生乾き臭は、洗濯物が乾くまでに時間がかかり過ぎるのが原因です。乾燥機を使用する以外の解決策は、とにかく乾燥にかかる時間を短縮するのがポイントです。

具体的な工夫の例としては、なるべく生地を重ねないように干す・洗濯物同士の間隔をできるだけ空けて干す・エアコンの下に干す・扇風機を当てるなどがあります。こうした対策により、カビの発生や繁殖も防ぎ、生地を長持ちさせられます。

下記の記事では、室内物干しのおすすめ商品15選をランキング形式てご紹介しています。おしゃれな物干しや大容量の物干しもご紹介しているので、是非チェックしてみてください。バスタオルを効率よく干して、生乾き臭を防ぎましょう。

洗濯後に短時間で乾かしても、体を拭くなどして濡れた直後から嫌なニオイがするような場合、毎回の汚れ落ちが不十分で蓄積してしまった皮脂などが原因で雑菌が繁殖し、ニオイの原因になっている場合がほとんどです。

このニオイの解決策は、漂白剤を使用した入念なつけ置き洗いが効果的になります。できれば40〜50度くらいのお湯を使用し、比較的高濃度で漂白液を作って、少なくても30分以上かけてしっかりとつけ置きするとニオイがなくなってくれるのも特徴です。

今回はバスタオルの安い商品をご紹介しました。バスタオルは毎日素肌に使用するものなので、洗濯効率や肌触りにはこだわりたいです。是非、自分に合ったお得なバスタオルを探してみてください。