温かい季節になると、悩みの種となる花粉。毎年多くの方が花粉症になり、辛い症状に悩まされている方も少なくありません。日本気象協会が毎年発表する「春の花粉飛散予測」によると、2023年の飛散量は「前シーズンを大幅に超える」と予測されています。

そんなときに活躍するのが、花粉対策の眼鏡です。眼鏡があれば、目に侵入する花粉を極力抑えられます。昨今の花粉対策眼鏡は、一般的な眼鏡と同じようなビジュアルの商品が多く、おしゃれ感覚で身につけられます。

子供用のキッズ眼鏡・コンタクトの上から使用できるものなど種類の幅も豊富です。そこで今回は、花粉症対策の眼鏡をタイプや特徴を基準にランキング形式でご紹介します。どこで売ってるか迷われている方は、ぜひ参考にしてみてください。

次に花粉対策の眼鏡の選び方をご紹介します。タイプの特徴や隙間・デザイン性・紫外線カット率なども基準になるため、確認しておきましょう。

花粉対策の眼鏡を選ぶ際は、タイプの特徴を考慮して選ぶようにしましょう。眼鏡のタイプには「伊達メガネタイプ」「スポーツタイプ」「オーバーグラスタイプ」などがあります。

眼鏡をするのに抵抗がある方や周りの目が気になる方は、「伊達メガネタイプ」の商品を選びましょう。花粉の対策をしている眼鏡は、花粉の侵入を抑えるため、どうしても違和感のあるデザインになってしまう商品が多くあります。

しかし、伊達メガネタイプの中には、外見では通常の眼鏡と見分けがつかないような商品も多くあり、おしゃれを気にする方におすすめです。軽量で普段着用しても違和感のない商品をお探しの方はぜひ購入を検討してみてください。

花粉の季節でも運動をする方には、「スポーツタイプ」がおすすめです。スポーツタイプは、他の商品よりもフィット感が強く、多少の振動や風などでは外れる心配もありません。花粉をカットできるのはもちろん、日差しなどもカットできる商品が多いため、使いやすいです。

商品の中には、ポリカーボネート素材のような衝撃に強く軽量な素材を使用しているものもあります。激しく体を動かすような運動をする方や眼鏡がずれるのを抑えたい方はぜひ、購入を検討してみてください。

以下の記事でもスポーツメガネの人気おすすめランキングをご紹介しています。こちらもぜひご覧ください。

普段から眼鏡を掛けている方は、「オーバーグラスタイプ」がおすすめです。通常の花粉対策の眼鏡では、眼鏡の上から掛けられません。そんな時にオーバーグラスタイプの商品があれば眼鏡の上からでも、安心してかけられます。

しかし、若干サイズが大きいため、掛けた際に違和感を感じる方もいますので、試着のうえで買うのが理想です。

オーバーグラスタイプは目立つため使用したくない方もいます。そんな方は「度入れタイプ」がおすすめです。度入れタイプは、本来の眼鏡のように目立たない商品が多く、人の目を気にする必要もありません。

非常に人気の高い「度入れタイプ」の商品ですが、オーバーグラスタイプの商品よりも価格が高い傾向にあります。

花粉対策の眼鏡を選ぶのであれば、隙間が狭い物をチェックしておきましょう。目の周りをしっかりと覆うと、花粉だけでなく粉塵などのカット率も上がります。フードが付いた密着度の高い眼鏡やゴーグルのような全方向から花粉をブロックできるものも。

その他にも一枚レンズのスポーツタイプは広範囲からの花粉をカットできます。効果を得るためにも必ず顔のラインにあったカーブが施されているものを選んでください。

おしゃれでデザイン性の高い商品を選ぶのもおすすめです。一般的に花粉症対策の眼鏡は通常の眼鏡より目立ってしまうものが多くありますが、デザイン性の高い商品であれば、ファッションの一つとしても活用できるため、おしゃれに気を遣う方に人気です。

伊達眼鏡やスポーツ用眼鏡に見えるものは、お出かけ時にも目立ちません。

花粉症対策の眼鏡を選ぶ際は、紫外線カット率もチェックしてみてください。花粉の多い時期は日差しが強い時期と重なる場合が多いため、紫外線も同時にカットできれば一石二鳥です。

皮膚にできるだけストレスを与えたくない方や日差しの強い日に出かける機会が多い方にはおすすめです。また、紫外線は肌のデリケートな赤ちゃんや小さなお子様にも良くないので、子供用の眼鏡を購入する方も紫外線カット率を考慮しておきましょう。

以下の記事では、紫外線カットのメガネの人気おすすめランキングをご紹介しています。ぜひご覧ください。

眼鏡と一緒にマスクを使用する方は「曇り防止加工」がされた商品を選ぶのがおすすめです。通常の眼鏡をしたままマスクをしてしまうと、呼吸によって眼鏡が曇り、視界が悪くなってしまいます。曇り防止加工商品を掛けていれば、曇る心配もなく快適です。

曇り対策には、曇り加工のほかにも、スプレーを使う方法もあります。しかし、手間もかかってしまうため、できる限り曇り防止商品を購入するようにしましょう。

目の疲れなどが気になる方は、ブルーライトカットの効果がある商品も確認してみましょう。ブルーライトをカットすると、目の疲れを自然に軽減できるため、長時間使用していても目が痛くなりにくいです。

特にお年寄りの方は、目が疲れやすいので、ぜひブルーライトカットの商品を選ぶようにしましょう。

お子様の花粉対策として眼鏡を購入しようと考えている方は、キッズ用の商品を選ぶようにしましょう。眼鏡の中にはサイズを調整できる商品もありますが、基本的に大人用に設計されているため、通常の商品では子供に掛けられません。

また、子供用では子供の安全性を考慮し、丸みを帯びた形状をしてある商品も多いので、購入する際は、形状も考慮してみてください。

より効果とフィット感を大切にしたい方は、実際に実物を試着してみるのもおすすめです。ネット通販ではさまざまな種類の商品がありますが、自分がイメージしていたのと違う商品だった方も多いです。

その点、実際に試着できれば、イメージ通りの商品を見つけられるだけでなく、フィット感なども感じられます。しかし、試着が難しい方も多いので、そういう方は口コミなどを参考にしてみてください。

口コミでは、実際に使用している方の直接の評価や意見を聞けます。そのため、試着をせずともイメージに合う商品を見つける際に便利です。

花粉症対策の商品を選ぶ際は、フードが着脱が可能なのかも調べておきましょう。商品の中にはフードを取ることで一般的な眼鏡として使用できる商品もあります。花粉の強い日だけフードを付ければ済みますので、眼鏡の購入する数も抑えられます。

花粉対策の為だけに眼鏡を購入したくない方や使い勝手の良い商品をお探しの方は、ぜひ一度確認してみてください。

花粉症対策の眼鏡は、花粉の侵入を防ぐためにフードなど、様々な工夫がされているため、重くなってしまう眼鏡も多くあります。眼鏡を普段から掛けない方の場合、通常の眼鏡の重さでも違和感を感じる方がいるので、重量も考慮して選んでみてください。

超軽量な商品であれば、違和感を感じないだけでなく疲れも軽減できます。長い間、眼鏡を掛けている方や眼鏡の重さで違和感を感じたくない方は、軽量の眼鏡を選ぶようにしましょう。

花粉対策の眼鏡は商品によって価格も大きく異なります。基本的にオーバーグラスタイプの商品や作りがシンプルなものは、他の商品よりも安く購入できます。費用を抑えた商品を購入したい方やコストパフォーマンスを気にする方は、一度確認してみてください。

しかし、価格の安い商品の中には、花粉の侵入を防げない商品やすぐに損壊する商品などもあります。購入の際は口コミを確認しましょう。

花粉症対策の眼鏡を選ぶ際は、人気のメーカーで選ぶのもおすすめです。人気のメーカーから商品を選べば、商品選びのミスなども極力抑えられます。

AXEは創業75年以上の歴史のあるスポーツサングラスメーカーです。「より積極的に、より楽しく、そんな毎日を楽しむ方々のために」をコンセプトとしており、常に新しいものに挑戦し続けています。

シンプルでありながら掛けやすいデザインの商品が多く、メンズ・レディースを問わず幅広い方々に人気があります。商品のラインナップも豊富なため、デザイン性を重視する方はぜひ確認してみてください。

エニックスは1990年の創業以来、斬新な発想と着け心地を目指したメーカーです。人工光学に基づいたフレームを採用しているため、どんな方でもしっかりとフィットするので、どんな方でも安心して使用できます。

また、紫外線カット率の高い商品も多く揃っています。日差しから目を守りたい方もぜひ購入を検討してみてください。

メイガンは、大人気の眼鏡防止眼鏡「スカッシー」を販売しているメーカーです。花粉カット率が非常に高く、デザインも通常の眼鏡とあまり変わらないため、おしゃれに気を遣う方でも、気軽に使用できます。

また、全ての眼鏡が超軽量なのも特徴です。普段は眼鏡をしていない方でも、違和感を感じさせない設計になっています。高品質で気軽に使用できる商品をお探しの方はぜひ購入を検討してみてください。

各通販サイトの売れ筋ランキングも是非以下より参考にしてみてください。

※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。

参照：日本気象協会　2023年　春の花粉飛散予測（第3報）

花粉の飛散開始時期は、日本気象協会のオフィシャルサイトで公表されています。エリアによって差こそありますが、飛散はおおむね2月から3月頃に始まるのが特徴です。飛散開始から数週間後にピークを迎え、徐々に減少します。

繰り返しになりますが、2023年の花粉は前シーズンよりも増加すると見込まれているため、入念な対策が欠かせません。花粉対策メガネをはじめ、マスクや点鼻薬などを常備しておくのが理想です。

また、昨今はWebやテレビの天気予報でも、おおまかな花粉飛散量を報じています。近日の飛散量を細かくチェックできるので、対策の際に目安とするのもよい方法です。

今回は花粉症対策の眼鏡についてご紹介させて頂きました。花粉症対策の眼鏡があれば、つらい時期の外出で疲労を軽減できます。ぜひこの記事を参考に、自分に合った花粉症対策眼鏡を選んでください。