山崎豊子作品のおすすめ人気ランキング10選【ドラマ化された代表作も!】

天才作家・山崎豊子は代表作「白い巨塔」「沈まぬ太陽」「大地の子」など多数の映画化・ドラマ化されるようなすごい作品を残しています。そこで今回は山崎豊子小説の選び方とおすすめ書籍をランキング形式でご紹介。最高傑作を知りたい方は必見です。

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今回の記事では山崎豊子の人気おすすめランキングを紹介していますが、下記の記事では小説について紹介しています。ぜひ参考にしてください。

壮大な作風の山崎豊子作品をチェック

「沈まぬ太陽」「白い巨塔」「不毛地帯」「二つの祖国」「大地の子」などのベストセラーで有名な天才作家・山崎豊子の作品はほとんどが映像化されています。ドラマや映画は知っていても、難しい小説は読んだ経験がない方も多いのではないでしょうか?

 

また作風やストーリーが壮大過ぎて難しいのではないかと躊躇する方も少なくありません。しかし実は山崎豊子の書籍は読みやすく、長編作品でもあっという間に読み進められる魅力に溢れているんです!

 

そこで今回はそんなすごい作家・山崎豊子作品の選び方とおすすめ書籍をランキング形式でご紹介します。ランキングは話題性・口コミ・人気度を基準に作成しました。最高傑作や代表作を知りたい方・購入を迷っている方はぜひ参考にしてください。

【結論コレ!】編集部イチ推しのおすすめ商品

1位

新潮文庫

白い巨塔

不朽の代表作!ドラマ化・映画化された発行部数600万部の大ベストセラー

山崎豊子の代表作である白い巨塔は、幾度となく映画・ドラマ化され医学会の権力闘争をテーマにした名作です。自他ともに次期教授候補といわれるも現教授の東は財前の傲慢な性格を嫌い、他大学からの移入を画策します。

 

大学病院医師への取材はもちろん医療過誤訴訟を描くために弁護士のもとにまで足を運んで書き上げらた作品です。癌の検査・手術・泥沼の教授選・誤診裁判などを綿密に捉え、医学会に渦巻く人間の欲望と打算を見事なまでに描きっています。

基本情報
ページ数 432ページ(1巻)
発売日 2002年11月20日
巻数 5巻

山崎豊子作品の選び方

山崎豊子作品はランキングに入っていない作品も含めておすすめの本がたくさんあります。ここではおすすめ作品の選び方についてご紹介しますので参考にしてください。

出版年代別で選ぶ

山崎豊子は1957年に「暖簾」を刊行して作家デビューし、その後も2013年に永眠するまで長きにわたりベストセラー作家として一線で活躍されました。

デビュー作から読むならドラマ化された「1950年代」がおすすめ

山崎豊子さんは1957年にデビュー作「暖簾」を出版したのち、1958年に「花のれん」・1959年に「ぼんち」と立て続けに作品を発表しました。花のれんとぼんちはそれぞれドラマ・映像化、ぼんちは舞台化もされています。

 

この表題のほかにも大阪船場で商売に執念を燃やす女を描いた「船場狂い」や、山崎豊子作品にしては珍しいミステリー要素を含む「死亡記事」「持参金」「遺留品」など5作品が収録された短編集があり、濃厚な短編小説を読んでみたい方におすすめです。

 

以下の記事では時代小説の人気おすすめランキングをご紹介しています。ぜひ併せてご覧ください。

豊富な書籍から選ぶなら「1960年代」がおすすめ

1960年代は、1961年「女の勲章」1963年「女形家族」1964年「家紋」1965年「白い巨塔」1967年「仮想集団」「花宴」と6つも作品を発表しました。4作品が映画化またはドラマ化されています。花宴は盗作疑惑により絶版になり世間を騒がせた作品です。

 

なかでも1961年に中央公論社から上下2巻で刊行された「女の勲章」は映画化・3度ドラマ化されました。戦後のファッション業界の裏で繰り広げられる男女のドロドロ、金と欲にまみれた陰謀を冷徹に描ききった書籍です。壮大でレベルの高い内容は読み応えがあります。

重厚なすごい作品にどっぷり浸かるなら「1970年代〜1980年代」がおすすめ

1970〜1980年代は1973年「華麗なる一族」1976年「不毛地帯」1983年「二つの祖国」と3作品が発表されました。どれもドラマ化されており「華麗なる一族」と「不毛地帯」は映画化されています。

 

二つの祖国は入念な取材をもとに日系アメリカ人達が戦争中に体験した史実が描かれたすごい作品です。登場人物それぞれの表情・賢治の二つの国を思う気持ちなど、切ないストーリーになっています。戦争が引き起こす悲劇の一面を知りたい方に読んでほしい1冊です。

作家・山崎豊子の集大成なら「1990年代以降」の作品がおすすめ

1990年代以降はまさに作家・山崎豊子の集大成といえる作品が多いです。1991年「大地の子」1993年「ムッシュ・クラタ」1999年「沈まぬ太陽」2009年「運命の人」、そして遺作となった2014年「約束の海」など大作が揃います。

 

2013年から週刊新潮で連載が開始され全3巻になる予定でした。残念ながら1巻の第6回の掲載後に亡くなってしまいましたが、1巻分に値する20回の執筆を終えていたため、2014年に新潮社から1巻分のみ発売となっています。

 

2部のあらすじが21ページ巻末に掲載されている貴重な1冊です。現代における戦争と平和や自衛隊の在り方を問いかける作品になっています。未完となった構想30年の傑作といわれる遺作を読んでみたい方におすすめです。

受賞作品で選ぶ

山崎豊子作品は直木賞・大阪府芸術賞・婦人公論読者賞・文藝春秋読者賞・菊池寛賞・毎日出版文化賞を受賞しています。受賞作品から読んでみるのもおすすめです。

第39回直木三十五賞受賞作品なら「花のれん」がおすすめ

直木三十五賞は通称「直木賞」で親しまれている文学賞で、芥川賞と並び世間でも注目されています。山崎豊子は第39回(1958年)直木三十五賞を「花のれん」で受賞しました。吉本興業の創業者・吉本せいをモデルに描いた小説です。

 

のちの社会派とよばれる作品とは大きく異なり情緒豊かで非常に瑞々しい下町の女繁盛一代記で、元祖・バリバリ働くキャリアウーマンの多加と、そんな多加の才能を開花させた元祖・ダメ男の吉三郎の夫婦像が親しみやすい作品になっています。

 

以下の記事では女性向け時代小説の人気おすすめランキングをご紹介していますのでぜひ併せてご覧ください。

第52回文藝春秋読者賞受賞作品なら「大地の子」がおすすめ

文芸春秋読者賞は「文藝春秋」の読者が同誌の最も優れた記事を表彰する賞で、山崎豊子は第52回(1990年)文藝春秋読者賞を「大地の子」で受賞しています。本作は1987年5月号から1991年4月号まで連載されました。

 

1991年に文藝春秋で単行本全3巻が刊行され、1994年に文春文庫全4巻で再刊された中国残留孤児「陸一心」の波乱万丈の半生を描いた大河小説です。1995年にNHK放送70周年記念番組として上川隆也主演で日中共同制作によりドラマ化され大反響を呼びました。

 

中国残留孤児との言葉を知っていてもその意味や彼らがどんな人生を生き抜いてきたか、現代を生きる私たちはあまり理解できておらず、山崎豊子はこの作品のために入念な中国取材を重ね、命を懸けて執筆しています

第63回毎日出版文化賞特別賞受賞作品なら「運命の人」がおすすめ

毎日出版文化賞は1947年に創設された毎日新聞社が主催する優秀な出版物を対象とした文学・文化賞です。山崎豊子は第63回(2009年)毎日出版文化賞を「運命の人」で受賞しています。沖縄返還時の背後にある密約の存在をめぐる長編小説です。

 

実際にあった西山記者事件をもとに描かれています。主人公である毎朝新聞政治部の記者、弓成亮太は1971年の沖縄返還の取材中に日米間で進められている密約の存在に気がつきました。外務省事務官の三木昭子から証拠となる機密文書を手に入れスクープに成功します。

 

しかし国は機密漏洩を追求し、弓成を国家公務員法違反の疑いで逮捕しました。人民の「知る権利」として弓成を擁護するマスコミと政府との争いや、返還後もなお抱え続ける沖縄の問題が描かれている、約20年にわたる壮大なストーリーです。

大阪府芸術賞受賞作品なら「ぼんち」がおすすめ

大阪府芸術賞は大阪の文化の振興に貢献した個人や団体の業績を称える目的で設立された賞です。山崎豊子は大阪府芸術賞を「ぼんち」で受賞しています。「ぼんち」は、1959年に週刊新潮で連載していた作品です。

 

言うまでもありませんが、ぼんちは大阪が舞台の作品です。大阪の商家に生まれた主人公・喜久治の人生修業を中心に、彼を巡る五人の女達・船場商家の厳しい家族制度・特殊な風習を描いている長編になっています。

婦人公論読者賞受賞作品なら「花紋」がおすすめ

婦人公論読者賞は、婦人公論に掲載された作品の中で、読者による人気投票で最も票を集めた作品に贈られる賞です。開催期間は1962年から1970年の8年間で、高峰秀子や大宅壮一らの偉大な方々が審査委員を務めました。

 

山崎豊子は1963年に「花紋」で婦人公論読者賞を受賞をしています。「花紋」は、若くしてこの世を去ったとされた女流歌人の、激しい情熱と苦悶に貫かれたその半生を重厚な筆致でたどった長編小説です。

舞台設定で選ぶ

山崎豊子の作品を選ぶとき、それぞれの舞台設定から選ぶのも1つです。自分好みの設定の作品から読み始めると山崎豊子の世界観に入りやすくなります。

天才・山崎豊子の育った環境に触れたいなら「大阪商人を描いた話」がおすすめ

天才・山崎豊子の初期作品は自身が生まれ育った大阪船場・問屋を物語の舞台にしたものが多いのが特徴です。デビュー作品「暖簾」は船場の商人父子が主人公で「花のれん」は米屋問屋に生まれた主人公の物語となっています。

 

また「ぼんち」は足袋問屋の一人息子を主人公にした船場商家の物語、「しぶちん」は大阪の材木問屋に奉公した主人公、「女系家族」は老舗木綿問屋を舞台に遺産相続を巡る物語、「花紋」は大阪・河内長野の大地主の娘として生きた女の一生を描いた作品です。

 

大阪で生まれ育った者にしかわからない事情や大阪の商家独特の習慣など、読んで初めて知る話も多く、大阪商人の心意気や文化に触れたい方はぜひこれらの作品から読んでみてください。

金・欲望・愛・憎しみのドロドロが好きなら「男と女・家族の愛憎劇」がおすすめ

山崎豊子はセレブ達の愛憎劇を描いた小説も多く残しています。富豪家族の愛憎劇「華麗なる一族」は1972年に週刊新潮で連載された長編小説です。主人公の万俵大介は、阪神銀行頭取で、銀行の合併計画を企て、子供達を政略結婚させます。

 

正義感の強い長男の鉄平との確執や大富豪一族の愛憎劇や陰謀がこれでもかと描かれた傑作です。映画化・ドラマ化されている人気作品なので、華麗な一族のドロドロを映像でも味わえます。

 

ほかにも女達の遺産相続の陰謀を描いた「女系家族」や、ファッション業界で繰り広げられる男女の愛憎劇「女の勲章」など、金・欲望・愛・憎しみを描いた物語が好きな方はこれらの作品から攻めてみるのがおすすめです。

難しい社会派作品が好きなら「男達や戦争の壮大な物語」がおすすめ

元毎日新聞社の記者だった山崎豊子は、戦争や歴史的な出来事の裏側にあった史実をもとに、緻密な取材を重ねてフィクション化した社会派の作品を多く手がけています。なかでも「不毛地帯」「大地の子」「二つの祖国」の戦争三部作は必見です。

 

特に「不毛地帯」は戦後日本の壮大な難しいビジネスストーリーを読みたい方に向いています。1973年〜1978年の間「サンデー毎日」に連載された長編小説で今もなお人気の高い作品です。映画化・ドラマ化もされているので映像でも楽しめます。

 

壹岐が立ち向かうさまざまな「不毛地帯」は最後に選ぶ進路に胸がスッとする作品です。ほかにも大学病院の裏側を描いた「白い巨塔」など、野心に溢れた信念を貫く男達や、世界を股にかけたスケールの大きい作品を楽しみたい方はぜひチェックしてみてください。

映像化された作品で選ぶ

山崎豊子の原作を読んでいなくても、映画やドラマを観た経験のある方は少なくありません。映画やドラマから原作を選ぶのもおすすめです。

山崎豊子の代表作を楽しむなら「映画化作品」がおすすめ

山崎豊子作品で映画化されているのは9作品です。「暖簾」「花のれん」「ぼんち」「女の勲章」「女系家族」「白い巨塔」「華麗なる一族」「不毛地帯」「沈まぬ太陽」と、これらはすべてドラマ化もされている山崎豊子の代表作です。

 

映画をみてから面白いと思った作品を読んだり、逆に原作を読んでから映画を観て楽しんだりするのもおすすめです。渡辺謙が主演した映画「沈まぬ太陽」は3時間22分の長時間作品で、「アフリカ編」「御巣鷹山編」「会長室編」と3部構成の壮大さに圧倒されます。

原作の小説との違いを楽しむなら「ドラマ化作品」がおすすめ

山崎豊子作品でドラマ化されているのは14作品です。「暖簾」「花のれん」「ぼんち」「しぶちん」「女系家族」「女の勲章」「花紋」「白い巨塔」「華麗なる一族」「不毛地帯」「二つの祖国」「大地の子」「沈まぬ太陽」「運命の人」と人気作が揃います。

 

テレビドラマと小説とでは設定が異なる作品もあるので、違いを楽しみながら小説を読み進めるのも面白くおすすめです。なかでも山崎豊子の代表作といわれる「白い巨塔」は必見で1966年の映画化以来、幾度となく映像化されてきました。

 

大学病院内で繰り広げられる熾烈な争いと腐敗、命の尊厳とは何かとの普遍的なテーマは多くの方を惹きつけ、2003年フジテレビ系列で放送されたドラマでは唐沢寿明が主演を務め、最終回の視聴率が30%を超えるなど大反響を呼んだ作品です。

山崎豊子の人気おすすめランキング10選

1位

新潮文庫

白い巨塔

最高傑作との呼び声も!ドラマ化・映画化された発行部数600万部の大ベストセラー

山崎豊子の代表作である白い巨塔は、幾度となく映画・ドラマ化され医学会の権力闘争をテーマにした名作です。自他ともに次期教授候補といわれるも現教授の東は財前の傲慢な性格を嫌い、他大学からの移入を画策します。

 

大学病院医師への取材はもちろん医療過誤訴訟を描くために弁護士のもとにまで足を運んで書き上げらた作品です。癌の検査・手術・泥沼の教授選・誤診裁判などを綿密に捉え、医学会に渦巻く人間の欲望と打算を見事なまでに描きっています。

基本情報
ページ数 432ページ(1巻)
発売日 2002年11月20日
巻数 5巻

口コミを紹介

実際に起きた事件よりリアルで精緻な小説。金融機関再編の渦中を生きる主人公の銀行頭取一家、銀行マン・大蔵省・日銀官僚・政治家達の生々しいドラマ。40年近くも前にこんな作品が書ける才能に脱帽。小説家って素晴らしい。

出典:https://www.amazon.co.jp

2位

新潮文庫

沈まぬ太陽

理不尽な会社組織に立ち向かう主人公の生き方が魂を震わせる書籍

作品発表当時は日本航空123便墜落事故が記憶に新しく、話題になった大ベストセラーです。アフリカ編・御巣鷹山編・会長室編の3部構成で日本航空がモデルと物議を醸しましたが山崎豊子は公式には認めていません。

 

主人公は会社側の圧力により約10年アフリカに左遷されます。帰国後の1985年、国航ジャンボ機が御巣鷹山に墜落し遺族係になりました。会社から酷い目にあっても我慢強く信念を貫く恩地の生き方に感銘を受けます。

基本情報
ページ数 416ページ(1巻)
発売日 2001年11月28日
巻数 5巻

口コミを紹介

5巻ありますが、すぐ読んでしまいました。

出典:https://www.amazon.co.jp

3位

新潮文庫

華麗なる一族

巨大な権力機構である銀行を徹底的に取材した天才作家・山崎豊子の代表作

山崎豊子の取材力を駆使した華麗なる一族は、業界ランク第10位の阪神銀行頭取・万俵大介が主人公です。都市銀行再編の動きを前に上位銀行への吸収合併を阻止するために大介は必死で、子供達に閨閥結婚を強要し彼らを不幸にしていきます。
 
大介は長女の夫である大蔵省主計局次長を通じて上位銀行の経営内容を極秘裏に入手しました。父子間の確執が悲劇に変わるクライマックスまで一気に読んでしまう作品です。
基本情報
ページ数 672ページ(1巻)
発売日 1980年5月25日
巻数 3巻

口コミを紹介

期待通りの内容で引き込まれました。ストーリーは分かっていても、飽きずに読める素晴らしい作品だと思います。やはり原作に勝るものはありません。

出典:https://www.amazon.co.jp

4位

文春文庫

大地の子

中国残留孤児の壮絶な人生を描いた作品

日本人残留孤児で中国人の教師に養われて成長した青年の苦難の旅路を文化大革命下の中国を舞台に描いた大河小説です。満州に開拓団として渡った松本家の幼い長男・良雄はソ連軍により祖父と母を殺され妹とは生き別れになってしまいます。

 

日本人としての記憶を失くし放浪し、虐待を受け逃亡する良雄を教師・陸徳志が救い、良雄は陸一心と名乗るようになりました。中国に取り残された日本人・良雄の生き方を通して戦争の悲惨さや政治の在り方を考えさせられる骨太の作品です。

基本情報
ページ数 387ページ(1巻)
発売日 1994年1月10日
巻数 4巻

口コミを紹介

日本と中国の戦争と政治に翻弄されて、まさに「地獄」のような苦しみの中を中国人の養父母の愛情と微かに残る妹への再会の希望を頼りに生き抜いていく陸一心の姿に心打たれます。

出典:https://www.amazon.co.jp

5位

新潮文庫

不毛地帯

シベリア抑留の悲惨さと戦後の日本を知れる超大作

陸軍中佐で大本営参謀だった主人公・壱岐正は第二次世界大戦終戦後、ソ連軍に拘置されシベリアで抑留されます。壱岐は想像を絶する飢餓と強制労働に11年にもわたって耐え抜き、昭和31年に帰国しました。

 

近畿商事の社長大門に参謀の経験を買われ、第二の人生を商社マンとして生きていきます中東での石油発掘プロジェクトに携わりますが、イランでの不毛地帯と社内人間関係の不毛地帯に格闘する物語です。

基本情報
ページ数 656ページ
発売日 2009年3月17日
巻数 5巻

口コミを紹介

初めて読みましたが、入念な調査に基づいた内容、グングン引き込まれる文章力、今の作家にないスケールの大きさに感動。

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6位

新潮社

二つの祖国

真の祖国を探し求めた日系米人の悲劇を描いた思わずすごいと唸る小説

太平洋戦争中にアメリカに生まれアメリカで育った日系二世の若者たちの苦悩を描いた、山崎豊子の戦争三部作の1つです。戦時中に日系二世たちがどれほど屈辱的な生活を強いられてきたか、その苦悩が伝わります。

 

ロサンゼルス・サンフランシスコ・マンザナール収容所など現場と日系二世を徹底的に取材した山崎豊子は「日系二世こそ父祖の国・日本と母なる国・太平洋戦争勃発で最も苦悩した人々」と述べました。

基本情報
ページ数 480ページ(1巻)
発売日 2009年9月14日
巻数 4巻

口コミを紹介

日本人として読む価値の大きな本。第二次世界大戦下で移民としてアメリカで生活していた人々の苦難の歴史がよく描かれています。第二巻以降を是非読もうと思っています。

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7位

文春文庫

運命の人

第63回毎日出版文化賞特別賞受賞の傑作

毎朝新聞政治部記者である弓成亮太は1971年の沖縄返還の取材中に、日米間で進められている密約の存在に気づきます。外務省事務官から入手した情報でスクープをものにしますが機密漏洩の罪に問われてしまいました。

 

裁判は「国民の知る権利」と「国家権力」の戦いだったはずが世間の関心は2人の関係の詮索へと移ります。戦後史を世に問い続けた山崎豊子が、実際に起きた西山事件を長期の取材によって執筆した渾身の巨篇です。

基本情報
ページ数 288ページ(1巻)
発売日 2010年1月23日
巻数 4巻

口コミを紹介

毎日読んでいます。ついに最終章にきました。
山崎さんの取材力はには脱帽・・・・・

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8位

新潮文庫

ぼんち

喜久治を巡る5人の女や厳しい家族制度を描いたおすすめ長編小説

放蕩を重ねても帳尻の合った遊び方をするのが大阪のぼんちで、喜久治は「ぼんぼんになったらあかん、ぼんちになりや。男に騙されても女に騙されてはあかん」との父の言葉を金科玉条として生きます。
 
古い暖簾を誇る足袋問屋の一人息子・喜久治の人生修行を中心に、彼を巡る5人の女たちや船場商家の厳しい家族制度、そして特殊な風習を執拗なまでに情熱を込めて描かれた長編小説です。
基本情報
ページ数 656ページ
発売日 1961年2月2日
巻数 1巻

口コミを紹介

戦後に主人公の生活が変わるまで華やかな生活は続けられたが、お金を介して責任をきっちりとるという姿勢は現代ではジェンダーの観点から批判されるかもしれないが、それも一つの誠実さだと感じた。あとがきに書いてあったが、作者の船場への愛を感じた一冊でした。

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9位

新潮文庫

暖簾

巨匠・山崎豊子の作風が感じられるデビュー作

1957年に発表した「暖簾」は山崎豊子の処女作であり、自身の生家をモデルに大阪商人の生業を描いた作品です。戦前戦後を生きる親子二代の泥臭い人生を書き上げています。

 

一介の丁稚から叩きあげで苦労の末に築いた店も長子も戦争で奪われた父吾平の跡を継ぐ次男孝平は、独自の才覚で乗り越えました。ついには本店の再興を成し遂げ、親子二代の暖簾に全力を傾ける不屈の気骨と大阪商人の姿を描いた1冊です。

基本情報
ページ数 256ページ
発売日 1960年7月19日
巻数 1巻

口コミを紹介

さすがの山崎豊子、おもしろすぎる。関西ではいま現在も贈答品として昆布が珍重されている理由がこの本を読んで初めてわかった。山崎豊子作品はいつものことだけど、文化歴史まで深く深く踏み込んでるんだよね。もちろんキャラもストーリーも最高。

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10位

新潮文庫

女系家族

難しい人間のエゴと欲望を赤裸々に抉る長編小説

木綿問屋の老舗矢島家は代々跡継ぎ娘に養子婿をとる女系の家筋です。四代目嘉蔵が亡くなり、3人娘のほかにも親戚一同が会すところで番頭の宇一から父嘉蔵の遺言書が読み上げらます。

 

固唾を呑んで聞き耳を立てる娘たちに衝撃の事実が告げられました。多大な遺産の配分方法だけではなく、実は父・嘉蔵に隠し愛人がいると記されており、そこから女4人による嘘と騙し合いが繰り広げられます。

基本情報
ページ数 480
発売日 2002年4月23日
巻数 上下2巻

口コミを紹介

エゴと欲望が渦巻く人間模様を描いた傑作です。遺産を巡る三人娘、番頭らの駆け引きが抜群に面白い。特に老獪な番頭宇市の存在感が凄くて、長女藤代との山林を巡る攻防は手に汗握ります。また遺言状や山林の相続などの難しい法律も徹底的に調べ上げた作者の取材力にも脱帽。

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山崎豊子のおすすめ商品比較一覧表

商品名 画像 購入サイト 特徴 ページ数 発売日 巻数
1位 アイテムID:14275542の画像

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最高傑作との呼び声も!ドラマ化・映画化された発行部数600万部の大ベストセラー

432ページ(1巻)

2002年11月20日

5巻

2位 アイテムID:14275533の画像

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理不尽な会社組織に立ち向かう主人公の生き方が魂を震わせる書籍

416ページ(1巻)

2001年11月28日

5巻

3位 アイテムID:14275539の画像

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巨大な権力機構である銀行を徹底的に取材した天才作家・山崎豊子の代表作

672ページ(1巻)

1980年5月25日

3巻

4位 アイテムID:14275536の画像

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中国残留孤児の壮絶な人生を描いた作品

387ページ(1巻)

1994年1月10日

4巻

5位 アイテムID:14275530の画像

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シベリア抑留の悲惨さと戦後の日本を知れる超大作

656ページ

2009年3月17日

5巻

6位 アイテムID:14275527の画像

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真の祖国を探し求めた日系米人の悲劇を描いた思わずすごいと唸る小説

480ページ(1巻)

2009年9月14日

4巻

7位 アイテムID:14275524の画像

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第63回毎日出版文化賞特別賞受賞の傑作

288ページ(1巻)

2010年1月23日

4巻

8位 アイテムID:14275521の画像

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喜久治を巡る5人の女や厳しい家族制度を描いたおすすめ長編小説

656ページ

1961年2月2日

1巻

9位 アイテムID:14275518の画像

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巨匠・山崎豊子の作風が感じられるデビュー作

256ページ

1960年7月19日

1巻

10位 アイテムID:14275515の画像

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難しい人間のエゴと欲望を赤裸々に抉る長編小説

480

2002年4月23日

上下2巻

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社会派小説の金字塔・山崎豊子の魅力

山崎豊子は毎日新聞に入社し上司の井上靖から記者としての訓練を受け勤務のかたわら小説の世界に足を踏み込みました。1958年に「花のれん」で第39回直木賞を受賞して毎日新聞を退社し、大阪をテーマにした作品を発表していきます。

 

「ぼんち」「女の勲章」「白い巨塔」「華麗なる一族」が大阪を舞台にした作品です。その後「不毛地帯」「二つの祖国」「大地の子」を出版し、日本航空内部を書いた「沈まぬ太陽」では、組合闘争や日航機墜落事故など社会問題を取り上げました。

 

どれも読み手の心を掴み、ヒットしてきたのは1つの作品を書き上げるために世界中を駆け回るほど徹底した取材と情熱があったからです。その姿は「不屈の取材」と評されるほどで、まだ読んだ経験のない方はぜひ一度山崎豊子作品に触れてみましょう。

読みやすい!最高傑作・白い巨塔の漫画版

学生の方でも山崎豊子の小説は読みやすく一気に読み進めてしまう名作ばかりですが、最高傑作「白い巨塔」は漫画版も発売されています。初めて山崎豊子作品に触れる中学生や高校生の方にも読みやすくおすすめです。

 

作画・安藤慈郎で「月刊コミックバンチ」(新潮社)にて連載されました。近年の映像化作品と同様に時代設定を連載当時の現代に置き換えており、物語が2018年3月から始まる設定なのでよりストーリーが入ってきやすくなっています。

自宅でじっくり楽しめる巨匠・山崎豊子のエッセイや全集にも注目

常に時代を先取りし社会問題を鋭く抉る超大作を世に問い続けてきた巨匠・山崎豊子は半世紀にわたり作家として活躍しました。そんな山崎豊子の作家魂を突き動かしてきたものは何か、自宅でじっくりエッセイ集を読んでみると世界観にぐっと近づけます。

 

1996年文藝春秋・1999年文春文庫出版「大地の子と私」、2009年新潮社出版「山崎豊子 自作を語る」シリーズ全3巻が発売されました。「山崎豊子 自作を語る」シリーズは2011年新潮社より、文庫でも全2巻に再編し出版されています。

 

また1957年に「暖簾」でデビューして以来50年にわたって執筆された作品の「山崎豊子全集」も新潮社より発売され、作品を一気読みしたい方におすすめです。以下の記事ではエッセイの人気おすすめランキングをご紹介しています。ぜひ併せてご覧ください。

山崎豊子記念館はどこにある?

山崎豊子記念館はありませんが、2019年に期間限定ながら大阪府堺市西区の自宅で直筆原稿や創作ノートを公開するなど「山崎豊子資料保存館」の開館に向けた動きがありました。いまだ開館の情報はありませんが、ファンを中心にその動向が注目されています。

まとめ

山崎豊子作品の選び方とおすすめランキングをご紹介しました。山崎豊子には数々の有名作・受賞作があります。映画化・テレビドラマ化されたものも多いので、ぜひ本記事を参考に気になる山崎豊子作品を手に取ってみてください。

本サービス内で紹介しているランキング記事はAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2023年11月16日)やレビューをもとに作成しております。

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