<作家もの>陶土の亀裂が織り成す「裂華紋」が魅力の抹茶碗<灰釉>【1403554】

寄附金額: 230,000

◆青みのある白地に浮かび上がる「裂華紋」が美しい一点ものの抹茶碗
作陶歴45年の津和野の陶芸家、中尾厚子さんがつくった一点ものの抹茶碗です。乾いた土や草木の「亀裂」に美を見出した中尾さんは、作陶を重ねるうちに陶土に現れる自然のひび割れにも心惹かれ、自らブレンドした収縮率の異なる粘土を二層に貼り合わせる「土被せ」の技法を確立。以来、自然現象と自らの技とを合体させたこの「裂華紋」の作品づくりを中心に創作活動に励んでいます。
自然な灰釉を内側に、外側は流れた釉薬を焼き締めを生かし、絶妙なバランスに仕上げました。青みがかった白と土の朴訥さが溶け合った抹茶碗(φ12.5×H8cm)です。十代より茶道を嗜み、裏千家より茶名も授かった中尾さんならではのこだわりが随所に詰まっています。

◆陶芸家・中尾厚子さんの作品は津和野の「自然」が根底に
自然豊かな津和野で生まれ育ち、国内外に移り住んだのち、再び故郷に戻って作陶に励む陶芸家・中尾厚子さん。「津和野の情景を常に思い浮かべながら創作を続けている」と語る中尾さんは、乾いた大地の亀裂や樹齢を重ねた古木の樹皮に見る自然のひび割れに心惹かれ、陶土が乾く際に現れる亀裂にも面白みを見出します。
試行錯誤の末、乾燥時と焼成時の収縮率が異なるよう自らブレンドした陶土を二層に貼り合わせる独自の「土被せ」技法を確立。自然に現れる陶土の亀裂を技で引き出し、自身の表現方法とします。「裂華紋」と名づけられたこうした作品群が、以来中尾さんのアートワークの主軸に。
土肌を生かすべく、釉薬を掛けずに高温で焼締めた作品は、力強さと余分な飾りのない素朴さ、率直さが魅力。作品のデザインには茶道、生け花、着付けの経験も生かされています。総合美術展覧会「日展」には計7回入選、その他数々の賞も国内外で受賞。
またそれとは別に、桜に焦点を当てた作品づくりも。伝統的な「三島手」手法を用いた印紋と手描きによる繊細な器や、桜を描いた器の創作にも力を注いでいます。
社団法人 現代工芸美術家協会 本会員、全陶展 常任理事 評議委員。
サイズ:φ12.5×H8cm
*桐の箱に入れて配送します

津和野町で行っている製造加工工程:原材料の仕入れ、成形、絵付、焼成、梱包

<作家もの>陶土の亀裂が織り成す「裂華紋」が魅力の抹茶碗<灰釉>【1403554】の基本スペック

寄附額 230000 カテゴリ 茶碗
内容量 ■お礼品の内容について
・抹茶椀[1個]
  製造地:島根県津和野町
自治体 津和野町

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消費期限 ■生産者の声
指先で土を伸ばしながら成形する「手捻り」、板状や帯状の粘土をつくり、切って貼り合わせて成形する「板づくり」、さらに試行錯誤の末独自に編み出した「土被せ」の技法を合わせた、手間暇かかる手法で創作に取り組んでいます。そうして生まれた作品の数々は、電動ろくろで形成し釉薬をかけて焼成した、窯変で魅せる一般的な陶器とは違った、力強く素朴な趣き。陶土に偶然生じるひび割れをモチーフにした「裂華紋」の作品は、自然の摂理と長年の作陶経験の賜物です。
また、伝統的な「三島手」手法を用いた印紋と手描きによる器や桜を描いた器づくりも大切なライフワークとなっています。
丹精込めて手づくりした作品を、どうぞお愉しみください。
申込み 何度も申し込み可
申込期日 通年 発送期日(配送時期) お申込みから2週間程度でお届け ※離島にはお届けできません。
配送対応 常温配送,別送対応 事業者名 クンストホーフ津和野
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