唐津焼 土鍋(黄) 中野政之作 「2023年 令和5年」

寄附金額: 65,000

【詳細説明】
ご飯を美味しく炊き上げていただくために
作り上げた4合炊きの土鍋で、一つ一つ手作りしています。
見た目より軽く感じるこの土鍋には、いろいろな工夫が凝らされています。

その1:持ちやすい蓋。
ご飯が炊き上がったばかりの土鍋の蓋は大変熱くなっています。
だから、ミトンでも布巾をかぶせても指がかかりやすくしっかり持てるような形と
高さの蓋の取っ手となっています。

その2:持ちやすい鍋本体。
炊き上がったご飯が熱いうちに食卓に移動。
そんなときに、ミトンでも布巾をかぶせてもしっかり持てて、つるんと滑らないように、
取っ手の内側に空間を作りました。
また、土鍋を乾かすときにひっくり返してもゆらゆらせずに、
安定して置けるフォルムの取っ手です。

その3:吹きこぼれしにくい立ち上がり。
土鍋でお米を炊いている時心配なのが吹きこぼれですが、蓋より上の立ち上がり部分を少し高くし、
蓋をのせる部分の形状を工夫することで沸騰時の吹きこぼれの心配を少なくしました。

その4:洗いやすい形。
土鍋本体の蓋をのせる部分の形を工夫したことで、土鍋をしっかりと洗え、洗った時に出る
中身をひっかかりなく空けることができるようになっています。
スイッチ一つでご飯が炊ける時代に、土鍋でご飯炊くことは手間がかかるかもしれません。
でも、その手間がかかったご飯の美味しさを味わってほしくて一つ一つ丁寧に轆轤を引いています。

【事業者の声】
安政年間、初代松島弥五郎没後、門下であった中野霓林(なかのげいりん)が窯を引き継ぎました。
霓林の功績により藩窯としての認可を小笠原長生公より受け、小笠原家の家紋である
『三階菱』を窯印として使用するようになりました。
徳川末期及び明治維新と共に、廃藩置県の為藩の加護なく中絶期に直面した際、
お茶碗窯として炎を絶やすことなく、今日の唐津焼隆盛の基礎をなしえました。
現在は、中野政之が、クラシカルな物から新しい物まで、日々の暮らしに馴染むような
作品作りを心掛けて制作に励んでいます。

唐津焼 土鍋(黄) 中野政之作 「2023年 令和5年」の基本スペック

寄附額 65000 カテゴリ 陶磁器・漆器・ガラス
内容量 唐津焼 土鍋(黄)1個
口径:約32cm
高さ:約20cm
自治体 唐津市

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