ホームスパン ブランケット<グレー>【クラシカウンシル】/ 羊毛 ホームスパン 膝掛け ストール

寄附金額: 500,000

岩手県産サフォーク種の羊毛を100%使用※した落ち着いたグレーベースの北欧調デザインのブランケットです。
岩手で育った羊の毛を、丁寧に洗って紡いで手織りしました。
原毛の白と濃淡のグレー2色による、ディフレクティド・ダブルウィーブという北欧のスタンダードな織りで、表裏それぞれ2つの表情を楽しめます。
手紡ぎ糸で手織りしたホームスパンは軽くて保温性が高く、コートの上に羽織ったり、膝掛けにしたり、肩から腰を温めたり。さまざまなシーンで大活躍。  
使うほどに布としてのしなやかさが増し、代々受け継ぐことで100年先まで使い続けることができます。

※もともと肉用の羊で、羊毛は使わず廃棄されていましたが、数年前から県と生産者、作り手が一体となり、県産羊毛を活用する「i-wool(アイウール)プロジェクト」に着手。
地域資源循環の貴重な取り組みとして、2020年のグッドデザイン賞を受賞しています。

「ホームスパン」とは、羊毛を手で紡ぎ、手織りしたもの。
イギリスで発展したホームスパンの技術は、明治期に日本へと伝わりました。戦時中、軍服用の毛織物を輸入したのが始まりで、国は自給力確保のために北海道や長野、福島、岩手などでめん羊事業を推進しました。
大正期以降、岩手で農家を中心にめん羊飼養や羊毛加工が盛んになる一方、民藝の「実用と美」の精神に魅せられた及川全三氏(東和町出身)が、工芸品としてホームスパンの価値を高めていきました。
かつて他県でも盛んだったホームスパンですが、いま地場産業として残るのが岩手県。
繊維の多様化でホームスパンが衰退する中、岩手では県による継続的支援が今に続く大きな後押しに。昔からの技で工房ごとの個性が育まれ、現在では盛岡市近郊と東和町を中心にモノづくりが行われています。

【ホームスパン作家・森由美子さん】
同志社大学文学部美学・芸術学専攻卒業後、蟻川工房に弟子入り。
兵庫県滴翠美術館染織研究所でホームスパン教室講師を務めた後、京都で染織教室を開き、関西中心に活躍。
現在は岩手県滝沢市に工房を構えて制作の傍ら、伊丹ミュージアムにてホームスパン講師を務め、染織教室も開く。岩手の伝統的な技術を受け継ぎ、新しいデザインや森さんならではの色づかいで作品を展開中。

提供:クラシカウンシル

ホームスパン ブランケット<グレー>【クラシカウンシル】/ 羊毛 ホームスパン 膝掛け ストールの基本スペック

寄附額 500000 カテゴリ 織物・繊維品
内容量 ブランケット 1枚
サイズ:幅78cm、長さ160cm(フリンジを除く)
素材:県産羊毛100%
自治体 滝沢市

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発送期日(配送時期) 寄附納入確認後、1ヶ月以内に発送します。 配送対応 常温配送,別送対応
事業者名 クラシカウンシル
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