※記事内オリジナル画像に掲載の商品は、すべて同記事内で引用しています。

プロテインと聞くと筋トレや減量を目的に飲むものと考える方も多いかと思います。ウエイトゲイナーは増量を目的としているため、食事量を増やせないけれど細身で太りたい方や、筋肉を大きくするバルクアップ向きのプロテインをお探しの方におすすめです。

ウエイトゲイナーはタンパク質に加え脂質などの摂取を目的とした商品です。体重を増やすためのプロテインで、ガリガリ体型に悩む男性・女性の増量を無理なく効果的にサポートしてくれます。

今回はそんなウエイトゲイナーについて、使用経験のある方におすすめ商品を伺いました。選び方のポイントやおすすめしない飲み方についても解説しています。ウエイトゲイナーの購入を迷っている方はぜひ参考にしてください。

調査概要
調査目的：ウェイトゲイナーの人気調査
実施者：goo編集部
有効回答数：89件
調査対象者：20代〜50代の男女
調査実施期間：2021年8月〜9月

プロテインの中でも増量を目的としたウエイトゲイナーは、スーパーやコンビニでも手軽に手に入るプロテインです。今回は男女1000名を対象に、ウエイトゲイナーの認知度を調査しました。

結果は約85%と8割以上の方が「聞いた経験がなく、検討がつかない。」と回答しました。まだまだウエイトゲイナーの存在を知らない方も多いです。また、使用経験がある方は全体の5%とかなり少数派でした。

使用経験・購入経験がある方に目的を伺ったところ、「食べても太らない」が52%と半数以上を占める結果になりました。食事量を増やしても太れない方にはたんぱく質・脂質の摂取をサポートしてくれるウエイトゲイナーがおすすめです。

各通販サイトの売れ筋ランキングも是非以下より参考にしてみてください。

※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。

筋トレのお供として有名なプロテインですが、ウエイトゲイナーとの違いを解説します。ウエイトゲイナーはプロテインの一種で、大枠はプロテインの仲間とされています。特徴は、プロテインの中でも高カロリーなところです。

そのため、「太るためや増量したい方向けのプロテイン」と言い換えられます。減量しながら筋肉をつけたい方や、体重をキープしたい方はウエイトゲイナー以外のプロテインがおすすめです。

ここからは、ウエイトゲイナーの選び方をご紹介します。成分や味など、自分の目的や好みに合うものを選びましょう。

【目次】

• 含まれているれている成分で選ぶ
• ハードゲイナーなら「摂取カロリー」をチェック
• 飲み方のタイプで選ぶ
• 効果的に長く続けるため良質で安い「コスパのいい商品」を確認
• 好みに合わせた味を選ぶ
• コスパのいい海外製から選ぶ
• 日本製にこだわるなら市販の「SAVAS（ザバス）」をチェック

主成分はウエイトゲイナーを選ぶ上で最も重要なポイントです。主要成分はもちろん、そのほかの成分もチェックして効率良く増量しましょう。

【目次】

• 体重を増やすためには「糖質」がおすすめ
• ウエイトアップしたい方や筋肉をつけたい方なら「たんぱく質」がおすすめ
• スポーツマンの方なら「カルシウム」がおすすめ
• 健康的に増量したいなら「ビタミン」がおすすめ
• 筋肉を効率的にバルクアップしたいなら「必須アミノ酸（BCAA）・HMB」がおすすめ

増量のために重要なのが糖質です。増量のためには糖質の摂取を増やし、消費カロリーよりも摂取カロリーが上回るようにする必要があります。まずは1食あたりでどれくらいの糖質が摂取できるか確認しましょう。

商品によって糖質の割合は違いますが、粉末タイプの場合、1食あたりの糖質が多いものだと30g、少ないものだと10gのものなどがあります。また、タブレットタイプだと1食あたりの摂取量自体が少なくなるため、摂取できる糖質の量も少なめです。

増量を最重要視している方は、たんぱく質よりも糖質の割合が多いものを選びましょう。目安としては糖質とたんぱく質の割合が4:1や3:1のものがおすすめです。なお、糖質が記載されていない商品は、炭水化物から食物繊維を引いた数値が糖質量となります。

増量を目標にしている方や、筋肉をしっかりつけてウエイトアップしたい方は、1食あたりのたんぱく質量も確認しましょう。通常のプロテインと違いウエイトゲイナーは、たんぱく質よりも糖質の割合が多く増量効果が見込める商品が多いです。

しかし、中には糖質よりもたんぱく質の割合が多い商品もあります。目安としては、糖質とたんぱく質の割合が1:1や1:2のものを基準に選ぶのがおすすめです。たんぱく質が多く含まれているものを選ぶと、筋肉をつけるために必要な栄養素を効率よく補えます。

スポーツのための身体づくりとして増量したい方は、カルシウムの有無もチェックしましょう。フットボールやラグビー・格闘技などのパワーが必要な競技を行う際は、体を支えるために強靭な骨を作る必要があります。

スポーツのための身体づくりとしてウエイトゲイナーを摂取する方には、骨の生成に必要なカルシウムは非常に重要です。商品によってカルシウムの有無や含有量が違うので、ぜひチェックしてみてください。

トレーニングなどをしながら増量したい方はビタミン類もしっかり摂取しましょう。ビタミンには、皮膚や粘膜の維持を助ける「ビタミンA」、赤血球の形成を助ける「ビタミンB12」、酸化を防ぐ働きがある「ビタミンE」などの種類や働きがあります。

なかでも注目したいのがビタミンB群で、不足するといくら栄養を摂取しても効率よく吸収できません。最近ではいろいろなビタミン類が含まれているウエイトゲイナーもが増えています。毎日の食事でビタミン不足を感じる方はビタミンの含有量もチェックしましょう。

HMBとはロイシンから合成される物質で、筋タンパク質の合成促進と分解抑制の2つの効果があるとされています。ロイシンのうちHMBに変換されるのが約5%ほどしかないため、サプリメントで効率的に摂るのがおすすめです。

またBCAAとは、運動時に筋肉がエネルギー源として使う必須アミノ酸（バリン・ロイシン・イソロイシン）の総称です。筋肉の合成促進・分解抑制・損傷軽減効果に加えて、エネルギーの節約と疲労物質の軽減効果もあります。

以下の記事ではHMBやBCAAを摂取できるサプリメントを紹介していますので、筋トレによるバルクアップが目的の方は、ぜひチェックしてみてください。

摂取カロリー量と体重はあまり関係がなく、糖質・タンパク質・脂質の摂取量の方が強く関係します。そのため、増量のために無理に摂取カロリーを増やす必要がないので、ハードゲイナー（太りにくい体質）の方はカロリー表記もチェックしておきましょう。

普段の食事にウエイトゲイナーを組み合わせて、一日に必要な目標カロリー量に達するよう調整してください。

ウエイトゲイナーには、大きく分けて粉末タイプとカプセルタイプの二つがあります。それぞれ特徴や飲みやすさが異なるため、用途やライフスタイルに合ったものを選びましょう。

一般的には粉末タイプの方が人気が高く、カプセルタイプよりも種類や味が豊富です。シェイカーなどに入れて水や牛乳で溶かすと、増量用プロテインをジュース感覚で飲めます。飲みやすさも重要ですのでダマになりにくい商品をおすすめします。

粉末タイプのメリットは水や牛乳と混ぜて飲むため、水分補給が同時にできる点です。また、ダイレクトに味や飲み心地を感じられるので満腹感を得られます。デメリットは、商品やメーカーによって味が違うので口に合わない場合がある点です。

また、シェイカーなどに入れて混ぜるので、飲んだ後のシェイカーを洗う手間がかかります。

カプセルタイプは水やジュースなどでさっと手軽に飲めるタイプです。粉末タイプのように水分と一緒に混ぜたりシェイカーを洗ったりする必要もないので、余計な手間もかかりません。手軽に摂取したい女性の方にもおすすめです。

また、摂取したカプセルの数を正確に把握できるので一日に必要な栄養素を管理しやすいのもメリットです。ただし、カプセルタイプのウエイトゲイナーは、種類や数自体が少ないので自分の好みに合うものを見つけるのが難しくなってしまいます。

さらにカプセルタイプは、メーカーが推奨する一日の摂取量では粉末タイプよりも摂取できる栄養量が少ない場合があります。「しっかりエネルギーを摂取して増量したい」と考える方には少し物足りないかもしれません。

ウエイトゲイナーは継続して摂取しなければ効果はありません。毎日摂取するのを考えると、効果や飲みやすさだけでなく値段も重要です。安いから質が悪いとは限らず、高くても苦手な味や自分に合っていないものだと長く続けられません。

長く続けるためにはコスパ重視で選ぶのもおすすめです。予算も考えて購入しましょう。

ウエイトゲイナーはいろいろな味が発売されているので、自分の好みに合う味を選びましょう。飽きずに継続して飲み続けるためにも、美味しく飲めるものを選ぶのが重要です。

甘い味が好きな方には、プレーン・バニラ・チョコレートなどの定番の味がおすすめです。メーカーによって多少味に違いはあるものの、万人受けする味になっています。また、牛乳で溶かして飲むとココアやコーヒー感覚で飲めるのでおすすめです。

甘い系のフレーバーはチョコブラウニーやクッキーなどバラエティも豊富にあります。ちょっとした工夫や味に変化を与えれるので飽きずに続けて飲めます。

甘すぎる味が苦手な方は、ストロベリー・バナナなどさっぱりしたフルーツ系のフレーバーがおすすめです。また甘いのが苦手でない方は、味に飽きずに飲み続けられるよう定番フレーバーとフルーツ系フレーバーを使い分けてください。

海外のプロテインは、内容量・低価格・味のバリエーションが豊富など選択肢が多い点が魅力です。ここでは、海外製の中から有名な2つのメーカーを紹介します。

マイプロテインは、全プロテインの中で内容量当たりの価格が最安値に設定されています。含まれるタンパク質の量も豊富で、筋トレを行いながら増量したい方におすすめです。キャンペーンを頻繁に行っているので、気になる方はこまめにチェックしてください。

ゴールドジムの製品は、タンパク質だけでなくビタミンB群・BCAAなどの筋肉の増強に大きな役割を果たす栄養素がたくさん入っています。しっかりと筋肉をつけたい男性などハードなトレーニングを行う方、筋肉を大きくしながら増量したい方におすすめです。

毎日飲むものなので海外製品に抵抗を感じる方は、市販でも手に入る明治の「SAVAS（ザバス）」をおすすめします。粉末タイプ以外にもドリンクタイプの製品などもあり、コンビニなどでも取り扱いがある有名ブランドです。

海外製品より高くなる場合がありますが、ドラッグストアなどでも手軽に購入できるのが魅力です。味も種類が豊富で、目的別で選べて合う商品が見つけやすいのでおすすめします。

ウエイトゲイナーのおすすめの飲み方は増量目的の場合、水や豆乳よりもカロリーの高い牛乳がおすすめです。体質によってはお腹を壊す可能性もあるので、摂取量は規定量を参考にしながら調整しましょう。

飲むタイミングは自由ですが、おすすめのタイミングは朝や筋トレをした後です。特に筋トレをした後は効率的に筋肉へエネルギーを補給できるため、脂肪ではなく筋肉になりやすい状態になります。早く太りたい方は、就寝前に飲むのもいいので試してください。

プロテイン・ウエイトゲイナーを飲んだからといって体重を増やすことはできません。体重を増やすにあたって重要なのは、普段の食事をしっかりとったうえでプロテイン・ウエイトゲイナーを飲むことです。体重が増えるものをしっかり食べて体重を増やしましょう。

ウエイトゲイナーは過剰摂取すると身体に悪影響をもたらす危険性もあります。ここでは気をつけたい点についてご紹介しますのでぜひ参考にしてください。

【目次】

• 高カロリーなので脂肪増加を招きやすい
• おすすめしない飲み方は？たんぱく質の過剰摂取は避ける
• ウエイトゲイナーは体に悪い？糖尿病のリスクも

ウエイトゲイナーは高カロリーな商品です。筋肉を増やすための必要なカロリー摂取を簡単に行えますが、注意が必要な点もあります。カロリーオーバーは体重増加だけでなく脂肪も増える恐れがあります。過剰なカロリー摂取に注意が必要です。

たんぱく質を摂りすぎると、内臓疲労・腸内環境の悪化・下痢などさまざまな健康被害をもたらす可能性があります。適正量を守れば大丈夫ですが、このような症状が起こる方は徐々に摂取量を増やすようにしてください。

また、のどが乾いたからと何杯も続けて飲むのは、おすすめしない飲み方です。適切な飲むタイミングは運動後の45分以内・就寝前・朝食時などです。自分のライフスタイルに合わせて、過剰摂取にならないように飲みましょう。

ウエイトゲイナーに含まれるマルトデキストリンは、糖尿病のリスクを増大させる恐れがあります。この物質は吸収効率と摂取のしやすさを理由に使用されていますが、甘味の薄さから気づかないうちに過剰摂取してしまう恐れがあるので気をつけましょう。

早く太りたいからとたくさん摂取すると逆に体に悪いので、ウエイトゲイナーは必ず適正量を守って摂取してください。

ウエイトゲイナーを摂取するときには、プロテインシェイカーが便利です。粉状のプロテインを水で簡単に溶かしたい方におすすめです。プロテインをムラなく摂取できます。

以下の記事では、プロテインシェイカーの人気おすすめランキングをご紹介しています。ぜひご覧ください。

今回は人気のおすすめウエイトゲイナーのや選び方をご紹介しました。近年は海外製の輸入品や、安い価格で手軽に購入できるウエイトゲイナーが揃っています。自分に合う商品を見つけて効果的に筋肉・体重を増やしましょう。