※サムネイルで使用した商品画像は同記事内で引用しています。

コードレス掃除機は、高い利便性から愛用する方も少なくありません。充電さえしておけば使いたいときにサッと掃除ができるため、ヤマダ電機などの家電量販店でも取り扱いが増えています。メインはもちろん、サブとしてコードレスクリーナーを持つ方も多いです。

一方でコードレス掃除機は吸引力が弱い・バッテリーが短いなどのネガティブな口コミもあります。Micolやダイソン、トップバリュなどのメーカー製のものもあり、どんなコードレス掃除機を選んでいいか悩んでしまいますよね。

今回はコードレス掃除機を使っている方100人にアンケートを実施。アンケート結果をふまえたおすすめのコードレス掃除機を紹介します。「Micolってどこの国？」「おすすめメーカーは？」などの疑問を持つ方も必見です。

まずはじめに、コードレス掃除機のメリットとデメリットについてアンケート調査を行いました。必ずメリットとデメリットの両方を知った上で購入するようにしてください。

アンケートの結果、「持ち運びが楽」と回答した方が60%を占めていました。軽量を売りにしているモデルが多いため、階段の上り下りや部屋から部屋への移動がスムーズです。コードレスなので、コンセントが届かなくて差し替えるなどの面倒もありません。

続いて「小回りが利く」と回答した方が26%、ほかには「お手入れが簡単」「スタイリッシュな見た目」「簡単に収納できる」などの回答が見られました。デザイン性が高く、だしっぱなしでもおしゃれなコードレス掃除機も増えています。

デメリットとしては、「バッテリー切れ・劣化」と回答した方が約半数を占める結果となりました。掃除機の寿命はバッテリーの劣化に大きく左右されるので、長く使えるように大切に使うのをおすすめします。

バッテリー切れに関しては、稼働時間が長いモデルを選ぶ・使用前は充電を満タンにしておくなどの対策をすると、ある程度ケアできます。充電時間が不十分だと掃除の途中で止まってしまう場合があるので、特には部屋が広い方はこまめな充電を心掛けてください。

次いで「パワーの弱さ」と回答した方が20%です。ほかには「手元の重さ」との回答もあり、こちらは約15%でした。

コードレス掃除機を購入する際に重視するべきポイントについても調査しました。アンケートの結果、「仕事吸引率」「重量」を重視している方が多いのがわかりました。仕事吸引率は掃除機の吸引力を知る上では外せません。

ほかには「お手入れのしやすさ」「小回りの利きやすさ」との回答も10%前後と多く、コスパやメーカー・集塵方式を重視しているとの回答も見られました。

以前までのコードレス掃除機は、「使い勝手がいいけど吸引力が弱い」といったデメリットが口コミで多く見られていました。しかし現在では各メーカーの性能がアップし、メインとしての吸引力を発揮できる製品も多いです。

コードレス掃除機の吸引力を知るためには「吸引仕事率」を確認してください。掃除機が空気や埃を吸い込むパワーをワット(W)で表しているのが、吸引仕事率です。吸引仕事率の数値が高いほど高い吸引力を発揮します。

しかし、仕事吸引率はあくまで目安のひとつなので、ヘッドの種類や集塵方法・バッテリーの稼働時間なども十分にチェックした上で購入を検討してください。

掃除機をかける作業は体力を使うものなので、コードレス掃除機を選ぶなら重さも重視したいところです。重量は1~2kgを目安に選んでください。2kg以上のコードレス掃除機は、身体が疲れたり手首を痛めたりする恐れがあります。

家が広い方、主に女性がコードレス掃除機を使う場合は重量にもこだわってみると家事負担が軽減されるのでおすすめです。

コードレス掃除機を愛用している100人に「おすすめのコードレス掃除機」を選んでいただきました。得票数をおすすめ商品を紹介するので、参考にしてください。

調査概要
調査目的：コードレス掃除機の人気調査
実施者：goo編集部
有効回答数：100件
調査対象者：20代〜50代の男女
調査実施期間：2022年2月

各通販サイトの売れ筋ランキングも是非以下より参考にしてみてください。

※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。

ここではこれまでに紹介しきれなかった選び方の詳細について解説します。商品を選び切れていない方は、ぜひ参考にしてみてください。

【目次】

• タイプで選ぶ
• 集塵方法で選ぶ
• 長時間使用したい方は「バッテリー」もチェック
• ヘッドの種類で選ぶ
• 音が気になる方は「静音性」も確認
• 長持ちさせるなら「お手入れのしやすさ」も確認
• 人気メーカーで選ぶ
• 使いやすさにこだわるなら「充電機能つきスタンド」も確認
• 実際の使用感が気になるなら「口コミ」をチェック

コードレス掃除機には細長い「スティック型」と、本体とヘッドをパイプで繋ぐ「キャニスター型」、コンパクトな「ハンディ型」の3つのタイプが販売されています。

【目次】

• 扱いやすいコードレスクリーナなら「スティック型」がおすすめ
• ゴミ捨てが面倒なズボラさんは「キャニスター型」がおすすめ
• 車内清掃メインならスティック掃除機より小型な「ハンディ型」がおすすめ
• 家事を楽にしたい方は無垢な床にしてくれる「ロボット型」がおすすめ

スリムな形状が特徴のスティック型は、種類も多く現代の掃除機では主流になりつつあります。持ち手と吸引部分を繋ぐシンプルな造りで、小回りがきくため、階段や狭いスペースをストレスなく掃除機をかけられます。

ハンドルの周りにモーターやバッテリーがあると持ち上げもかなり楽になり、掃除機がけの疲労が軽減されるかもしれません。また、全体的にコードレスクリーナーを多く取り扱っており、コンセントの抜き差しの煩わしさを回避できます。

一軒家に住んでいる方はもちろん、手軽にお部屋の掃除機がけをしたい方は、スティック型のコードレス掃除機をチェックしてみてください。

従来の掃除機のスタイルともいえるキャニスター型は、吸引力の高さが魅力です。スティック型よりも集塵スペースも広く設計されているため、多くのゴミを溜められ、大きなゴミの吸引はもちろんゴミ捨て頻度が少なくて済みます。

本体側に重いバッテリーやモーターが搭載されているため、腕や腰に負担がかかりにくいメリットがあります。持ち手部分やゴミを吸い込むヘッド部分は軽く、操作性もしやすいです。

現在ではコードレスタイプも多く販売されており、スティック型掃除機が流行するなかでもキャニスター型掃除機を求めるユーザーがいるのも現状です。キャニスター型掃除機のおすすめ商品は以下の記事でまとめているので、参考にしてみてください。

スティック掃除機を少しコンパクトにしたハンディ型は、狭い場所のゴミ取りに使いたい掃除機です。コンパクトかつ軽量で階段や棚、車のシートなど細かい場所の掃除まで幅広く使えます。

アタッチメントを付け替えるところで汎用性が増し、布団やキーボードの隙間も掃除ができます。車やソファーはもちろん、子供の食べこぼしなど「ちょっとしたときのお掃除」にぴったりです。

最近ではスティック型コードレス掃除機のノズルを外すと、ハンディ型になる2WAYタイプの掃除機も販売されています。使用場所やライフスタイルに応じて選んでみるといいかもしれません。ハンディクリーナーのおすすめランキングは、以下の記事をご覧ください。

電源を入れれば自動で無垢な床にしてくれる最先端のロボット型掃除機です。円の形をした掃除機が多く、動作時にはコードを必要としません。ほとんどのロボット掃除機がAIを搭載しており、ゴミが溜まりやすい場所や間取りを学習します。

さらにタイマー機能が付いている製品もあり、長時間の外出でも好きなときにお部屋のお掃除ができます。ロボット掃除機はカメラを内臓しているため、正確に壁や障害物との距離を測れるのです。

なかにはモップ掛けや、水拭き掃除もできるロボット掃除機も販売されています。一方でAI搭載とはいえ、まれにコードや布類を巻き込む場合や、価格が高いデメリットも感じられます。ロボット掃除機のメリットやデメリットは、以下の記事を参考にしてください。

コードレス掃除機を長く使う上で集塵方法もこだわりたいポイントです。集塵方法により、ゴミ捨ての手軽さや掃除機の手入れのしやすさが関わってきます。

【目次】

• 手を汚したくない方には「紙パック式」がおすすめ
• ランニングコストを削減しコスパ重視なら「サイクロン式」がおすすめ
• 付け替えの手間を減らすなら紙パックレスの「カプセル式」がおすすめ

掃除機のダストボックスに取り付ける紙パックはゴミを直接溜められるので、手を汚さずにお手入れができます。集塵容量も大きく、ある程度ゴミが溜まったときに紙パックを交換するだけでOKです。

一方、紙パック式のコードレス掃除機は使い捨てがほとんどで、ランニングコストがかかるのがデメリットです。サイクロン式と比べて集塵容量が大きいといえども、ゴミが溜まりきる前に紙パックを交換しないと吸引力が下がる場合もあります。

コードレス掃除機の手入れが面倒臭い、手が汚れるのが嫌いな方は紙パック式を選んでみてください。紙パック式の詳しいメリットやデメリットは、以下の記事で解説しています。

空気と一緒にゴミを吸い込み遠心力で分離させるサイクロン式コードレス掃除機は、高い吸引力を保ちます。サイクロン式掃除機で取り込んだゴミは直接ダストカップに溜まるので、どれくらいゴミを吸い上げたかが一目でわかります。

掃除機掛けの達成感も得られますし、ダストカップの取り外しも簡単です。しかし紙パックと比較して集塵容量は少なく、こまめにゴミを捨てなくてはなりません。さらにダストカップのお手入れも必要です。

しかしサイクロン式のコードレス掃除機は、紙パックを必要としません。そのためランニングコストを削減でき、コスパに優れています。サイクロン式掃除機は以下の記事で詳しく解説していますので、良かったらご覧ください。

吸引したゴミを集める際、ダストカップを使用せずカプセルに集めるタイプの掃除機をカプセル式といいます。カプセル内のゴミを捨てるだけで紙パックが不要なので、付け替えの手間や紙パックの購入が不要になります。

コードレス掃除機を選ぶ場合はバッテリーの容量もチェックしてみてください。使用範囲が広い場合や一度に長時間使用したいならバッテリーの持続時間が長いものがおすすめです。着脱式のバッテリーなら付け替えて使用できます。

コードレス掃除機を購入する際にはヘッドの種類にも、ここだわってみましょう。ヘッドの違いにより効率よく掃除ができるかどうかが変わります。

【目次】

• ペットの抜け毛が気になる方は高い吸引力を発揮する「モーターブラシ」がおすすめ
• 床材での使用&コスパ重視の方は「タービンブラシ」がおすすめ
• さまざまな床材に対応し楽にお掃除したい方は「自走式パワーブラシ」がおすすめ

モーターの力でヘッドのブラシを回転させる『モーターブラシ』は、ヘッドの中で回転するブラシでカーペットに絡みついたゴミを掻きだし、吸い取ってくれます。もちろん、畳みのような小さな隙間に入ったゴミもしっかりと吸引可能です。

吸引力の高さから別名“パワーブラシ”と呼ばれます。カーペット・フローリング・畳など家のあらゆる場所でコードレス掃除機を使うのなら、モーターブラシを選んでみてください。

風の力でヘッドのブラシを回転させるタービンブラシは、価格が安いのが特徴です。全体の価格が下がるメリットがありますが、モーターブラシよりもパワーが劣ります。カーペットや畳などの抵抗のある素材や、隙間に入った小さなゴミを取り除くには不向きです。

タービンブラシのコードレス掃除機を選ぶなら、床材での使用をおすすめします。タービンブラシを採用したコードレス掃除機を購入する際は、掃除機を使う場所を想定しておくと安心かもしれません。

自走式パワーブラシはヘッド部分にローラーがついており、軽く押すだけでカーペットの上のゴミを吸い取る仕組みです。掃除機がけに大きな力を必要としない分、掃除機に使う体力も軽減されます。

使用できる場所も多くカーペットはもちろん畳みや床材など、さまざまなお部屋で活躍します。掃除機掛けを少しでも楽したい方は、自走式パワーブラシを選んでください。

掃除機の音が気になる方は、音の大きさを表す単位「dB（デシベル）」をチェックしてみてください。音の感じ方には個人差がありますが、60dB〜50dB以下のものは静音性が高いとされています。

近年、コードレス掃除機は、さまざまなメーカーが製造販売しています。メーカー別に特徴が異なるため、吟味したうえで選ぶのが理想です。

【目次】

• 軽量かつコスパも重視するメーカーなら「Makita（マキタ）」がおすすめ
• 高いブランド力を求めるヤマダ電機でも買える「Dyson（ダイソン）」がおすすめ
• 自分好みの掃除機を見つけたいなら「HITACHI（日立）」がおすすめ
• 機能性と価格重視買ってよかったと人気の「IRIS OHYAMA（アイリスオー
• マ）」がおすすめ
• 高品質なものなら「Panasonic（パナソニック）」がおすすめ
• 一人暮らしで安い掃除機なら国内メーカーの「Micol（ミコル）」がおすすめ
• さまざまな種類から選びたい方は「Shark（シャーク）」がおすすめ

もともとは業務用製品として扱われていたマキタの掃除機は、スティッククリーナーの先駆けともいえるメーカーです。家事をしていても疲れにくく、掃除機とは思えないほどの軽量な造りや操作のしやすさから人気を集めました。

さらにマキタのスティッククリーナーは、1~1.5kg以内と軽量化されているのが特徴です。手に入りやすいお手頃な価格から、サブ掃除機やちょっと使いに購入される方も増えています。

「吸引力の変わらない、ただ1つの掃除機」とのキャッチコピーで話題の高い吸引力でおなじみのダイソンですが、真っ先に思いつくのがスティッククリーナーです。サイクロン式の掃除機を開発した会社として、世界に名を轟かせました。

ダイソンの代表製品でもある「デジタルモーター」は高速回転でゴミと空気を分離し、部屋を隅々まで綺麗にします。吸引力に定評があるダイソンですが、ブランド力の高さも人気でヤマダ電機などの家電量販店やネットでの購入が可能です。

日立は、3種類のスティッククリーナーを展開しています。多彩なツールとパワーが魅力の「パワーブーストサイクロン」や、軽くてゴミをすいすい吸い込む「パワかるスティック」、さらに操作がしやすい「ラクかるスティック」など種類豊富です。

主に誰がどんな場所でスティッククリーナーを使用するのかによって本当に欲しい掃除機が見つかるかもしれません。

アイリスオーヤマは言わずとも知れた人気メーカーですが、なかでもコードレスのサイクロン掃除機はパワフルで機能性抜群なうえ比較的リーズナブルな価格で購入できるのが魅力です。レビューでも「買ってよかった」との声が多く好評を得ています。

高品質な商品をお探しならパナソニックの商品もおすすめです。コードレスの中でも最軽量な商品が揃っており、高い吸引力も誇っています。また、操作性にこだわったデザインもポイントで、おしゃれなものが欲しい方にも人気です。

初めての一人暮らしは、家電や家具を一式揃えるのに費用がかかります。なるべく、費用を安く抑えたい方におすすめなのが、国内メーカーのMicol製コードレスクリーナです。軽量で2Wayと機能性も抜群で、Amazonで1万円以下で購入できる安い価格に定評があります。

Shark(シャーク)はアメリカでシェアNo.1を誇る家電ブランドです。コードレススティックタイプ・ハンディタイプ・スチームモップ・ロボット掃除機などさまざまな種類の商品を展開しているため、選択肢が広がります。

使い勝手のいい商品が多く揃うので、コードレス掃除機選びに迷ったらぜひチェックしてみてください。

充電機能つきスタンドがある掃除機なら、使い終わってから本体を置くだけで充電できます。充電機能付きのものは価格が高くなる傾向がありますが、使いやすさにこだわりたい方にはおすすめです。

実際の使用感が気になる方は実店舗で直接試して購入する方法もおすすめです。しかし、店舗が近くにない、直接出向けない場合はネット通販などの口コミを参考にしましょう。世帯人数・間取り・目的が似たレビュー者のコメントを参考にするのがおすすめです。

コードレス掃除機は、収納を圧迫しない一方で「自立しない」とのデメリットも挙げられます。購入しても家の中ではどんな風に収納したらいいのか、口コミでも挙げられるほど迷ってしまうのが難点です。

メーカーによっては、充電したまま収納できるスタンド付きのコードレス掃除機もあります。スタンドに立てかけるだけでいいので出し入れがスムースです。また、本体に紐がついており、フックに引っかけられるタイプのものもあります。

収納方法についてはメーカーの商品ページに明記されていない場合も多いので、購入者の口コミをチェックしておくのをおすすめします。

おすすめのコードレス掃除機を紹介しました。コードレス掃除機にはコスパ重視の安いものから人気メーカーまで幅広くあります。あなたにぴったりなコードレス掃除機を選んで相性のいい掃除機を選んでみてください。