ラノベファンタジーの人気おすすめランキング10選【違った世界】

主人公は闇の中で「目覚めよ」という声を聞き目覚めました。しかし自分が何者なのかという記憶はほとんどなく、せいぜい覚えているのは名前がハルヒロという事くらい。周囲には同じ境遇の人が12人いて、その人たちとグリムガルという土地で暮らすことになります。

ハルヒロ達はグリムガルの案内人に2つの生き方があると提案されます。ひとつは街で細々と生活するか、もうひとつは魔物と戦う義勇兵になるかです。ハルヒロは同じく記憶のないレンジに誘われる形で、パーティーメンバーを集めて義勇兵として活動する事にしました。

作者は全27巻の人気ラノベ「薔薇のマリア」でも知られる十文字青氏。イラストレーターも様々なレーベルのラノベで挿し絵を担当している白井鋭利氏という強力タッグです。2016年にはアニメ化もされているため、ラノベを読んだ後はそちらも楽しんでみてはいかがでしょうか。

行商人であるクラフト・ロレンスは、とある町で尻尾と獣のような耳を持つ少女と出会います。その少女は自らを豊作の神・ホロだと名乗り、故郷へ向かう旅を共にしてほしいと頼まれます。

二人は旅の途中で様々なトラブルに巻き込まれながらもロレンスは行商を続け、ホロは時折それをサポートしながら旅を続けるというお話です。ストーリー、キャラクターの魅力はもちろん、経済の基本的な知識についても学べるという事で一時期話題になった作品でもあります。

この「狼と香辛料」はメディアミックス化もされていて、テレビアニメや漫画も人気です。「狼と香辛料」は既に完結していますが、続編として「新説 狼と香辛料 狼と羊皮紙」という作品が出版されているので、読み終わった方はそちらもチェックしてみて下さい。

ゲーマーとして圧倒的な才能を持つ空と白という兄妹がいました。その兄妹のもとに、自称神のテトという少年が現れます。テトによって兄妹はある世界に召喚されることになり、そこはゲームで全てが決まる世界でした。

その世界で兄妹は最も弱く絶滅の危機に瀕している種族・人類種の助けるためにゲームをすることになります。武器などを使った戦争はありませんが、ゲームがその代わりをする世界なので、登場人物たちは真剣にゲームを行います。

「ノーゲーム・ノーライフ」はイラストも文章もブラジル出身の榎宮祐氏が一人で行っています。どちらも一人で行っているという事で、挿し絵では作者のイメージどおりのイラストが描かれています。

主人公の少年、佐藤和真は交通事故にあってしまい命を落としてしまいます。しかしなぜか目を覚まし、目の前には自分は女神だという美少女がいました。その女神は和真に異世界に行ってみないかと提案されます。

さらに女神は異世界に行く場合は、好きなものひとつを持っていっても良いと言ってきました。異世界に行く事を了承した和真が持っていこうとしたのは、なんと目の前にいる女神。そうして異世界に行った和真と女神は、異世界で魔王を討伐しようと奮闘します。

この「この素晴らしい世界に祝福を！」は著者の暁なつめ氏が元々Web小説として公開し、人気だった作品です。それをリメイクして電撃文庫から出版されました。人気イラストレーターの三嶋くろね氏の挿し絵も加わる事で、より読みやすい作品になっています。

主人公のベル・クラネルは冒険家になりたいと願う少年。ベルは神様の眷族であるファミリアに入るために様々な神様の元を訪れますが、どのファミリアからも門前払いを食らってしまいます。

そんな時に出会ったのが、少女のような見た目の女神ヘスティアでした。ヘスティアはまだファミリアを持っておらず、二人の思惑が一致した結果、ベルはヘスティアのファミリアに入る事になります。

ファミリアに所属したベルはダンジョンを冒険をするようになり、ある日絶体絶命のピンチの時にとある女剣士に命を救われます。ベルはその女剣士に一目ぼれし、その女剣士に見合うような冒険家になれるよう努力するというストーリーです。

サラリーマンの三上悟は、ある時通り魔に襲われて死亡してしまいます。しかしなぜか目を覚まして確認してみると、自身がスライムの姿になって異世界に転生している事に気付きました。

スライムに転生してしまったにもかかわらず、のんびりとしたスライムの生活を満喫する悟。ですが天災級のモンスターである暴風竜ヴェルドラと出会ったことで、物語は大きく動いていく事になります。

この作品も元々はWeb小説として公開されていました。それを加筆修正などしてGCノベルズから出版されています。著者の伏瀬氏はこの作品がデビュー作ではありますが、この作品で一気にマンガ化やアニメ化も果たしてしまいました。

魔法が使われるのが当り前な世界の魔法学校に、とある兄妹が入学しました。妹の司波深雪は入学試験をトップで通過し、誰もが一目置く優等生。それに対して兄の司波達也は、魔法学校に補欠として何とか合格した劣等生でした。

しかしなぜか妹の深雪は兄の事を慕っており、それには深い理由がありました。周囲に天才と言われる妹と、とある理由から劣等生と呼ばれる兄の学校生活を描いた物語になっています。

この作品は大人気WEB小説サイト「小説家になろう」に掲載されていました。現在は削除されていますが掲載時の人気は凄まじく、長期間ランキングの1位の座を他作品に譲ることはありませんでした。未だに完結はしていませんが、累計1000万部を超える超人気作品です。

主人公の平賀才人はごく普通の高校生だったにもかかわらず、なぜかルイズという少女に異世界に召喚されます。ルイズは魔法の才能が全くなかったため、召喚で失敗して人間の才人を召喚してしまったという事でした。

ルイズは才人と使い魔とする契約を勝手に結びます。そうして才人は不本意ながらも、使い魔として才人は異世界での生活を始める事になりました。才人は元の世界に戻る方法をさがしながら、魔法の才能がゼロのルイズと暮らしていくお話です。

この「ゼロの使い魔」の作者であるヤマグチノボル氏は、2013年に亡くなっています。ですが亡くなる直前に完結までのプロットを完成しており、志瑞祐氏がそのプロットを基に物語を完結させました。

主人公は引きこもりである点を除いて、ごく普通の高校生の菜月昴。そんな彼はある時、異世界に召喚されてしまいます。すると異世界で早々に盗賊に襲われ命の危険にさらされる事になるのですが、銀髪の少女と猫精霊に助けてもらいました。

その恩を返そうと少女の手伝いをする事になるのですが、またしても何者かに襲われて、今度は命を落としてしまいます。しかし気が付くと、そこは異世界に召喚されて最初にいた場所で、どうやら時間も巻き戻っているようでした。

昴は異世界転生をした時に得たこの力を武器に、周囲の人たちが笑顔になれる世界を目指します。

仮想空間へフルダイブが可能になる「ナーヴギア」が開発され、それを用いたVRMMORPG「ソードアート・オンライン」のサービズが開始されました。主人公のキリトはこのゲームのプレイヤーで、ゲーム世界を楽しもうと考えていました。

ですが突如開発者の茅場晶彦が現れ、このゲームはクリアしないと現実世界に戻れないこと、ゲームでの死は現実世界での死でもあるという事が告げられました。プレイヤーたちは混乱しますが、キリトはこのゲームをクリアしようと行動を開始します。

この「ソードアート・オンライン」は現在最も人気のラノベと言っても過言ではないでしょう。累計発行部数は2200万部以上、1巻の発行部数も100万部を超えるなど、どちらも記録的な数字になっています。