カラビナの人気おすすめランキング18選【登山やクライミングに】
2023/02/13 更新
鍵をかけるキーホルダーにも、キャンプにも使えるカラビナ。種類も豊富で、登山やクライミングでは特に大事な道具なので強度も重要になってきます。おしゃれなデザインやカラーも多く、用途も幅広いので1つ持っているだけでも便利です。今回は人気おすすめランキングを選び方や使い方と合わせてご紹介します。
目次
ライトからプロユースまでアウトドアで幅広く活躍するカラビナ
カラビナは登山用として販売されているものですが、キャンプやクライミング等のアウトドアだけでなくキーホルダーとしても使われるなど用途も様々です。フックが開くので、ロープを繋いだり、支点にするなど活用できます。
アルミ製の軽量で丈夫なので、登山のセルフレスキューやロープワークでも便利に使えます。汎用性が高く、小さいながらも多くの種類があるカラビナですが、見たことはあるけど名前は知らなかったという方も多いのではないでしょうか。
そこで今回はカラビナの選び方やおすすめ商品をランキング形式で紹介します。ランキングは重量・重量制限を基準に作成しました。合わせて選び方のポイントや使い方もご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください!
【結論コレ!】編集部イチ推しのおすすめ商品
キーホルダー用のカラビナのおすすめ
キャンプ用のカラビナのおすすめ
登山用のカラビナのおすすめ
カラビナの選び方
カラビナをランキング形式で紹介してきました。大切な身体を預ける道具でもあるので、安全なものを選びたいですよね。そこで、どんな選び方があるのか紹介します。
種類で選ぶ
カラビナにはオーバル型・D型・変D型などの種類があり、それぞれ特性が違うので紹介します。
スマートに接続できて安定感のある楕円形の「オーバル型」がおすすめ
形が楕円形になっていることからオーバル型、O型と呼ばれているカラビナです。昔はこの形がほとんどでした。他のカラビナと比較すると、角が半円で幅が広いため、幅が広いツールを取り付けるとより安定します。
この形は常にロープや道具の接続点が真ん中にくるので、ロープは流れやすく、道具がスマートに接続できるメリットがあります。荷物の上げ下げやレスキューなど、両方から荷重がかかるようなときに多く使われます。
しかし、カラビナの弱点であるゲート部分にも荷重の半分がかかるので強度が落ちるというデメリットもあります。それから鈍角のため、通したロープが動きやすいということもあります。
支点がずれにくく衝撃に強い「D型」がおすすめ
アルファベットのDのような形をしていることからD型と呼ばれるカラビナです。機能としては、荷重方向の片方が支点でもう片方がロープの場合が多く、支点がズレにくいという特性があります。
また衝撃に強く、強度を高めて軽量化しやすいので、現在のカラビナの主流になっています。ロープなどを支える角の部分がカラビナのゲートとは反対側の「スパイン」と呼ばれる脊柱に近く、荷重方向が決まっていれば抜群の強度を誇ります。
しかし、登山用として各ブランドから販売されているカラビナの強度は、基本的な使用に耐えられるものとなっています。接続する道具は幅の狭いものでないと強度が発揮できないのは、デメリットと言えます。
ゲートの開きが広く軽量な「変D型」がおすすめ
D型の頭の方を横に広くしてさらにゲートが大きく開げた、変形したDの形を変D型といいます。この利点を逆に使い、より小さな大きさで、より広くゲートを開くことができます。ゲートの開きを維持しつつも全体の大きさを小さくしたカラビナです。
小さく軽くて広くゲートが開くということはプロテクションにクリップしやすいです。重さは30g台のものあり、この小ささと軽さでこの強度があるのかと、不思議に思うかもしれません。現在の小さめのカラビナは、この形も多くなっています。
多数アイテムがつき、ロープを結ぶときも便利な「HMS型(洋梨型)」がおすすめ
初心者には「HMS(洋梨型)」と呼ばれるカラビナがおすすめです。見た目は洋梨のような形をしていて、上下で幅が大きく違います。その形状のおかげでゲートが大きく開くため、ロープやツールなどが入れやすくなっています。1つあると便利なカラビナです。
片方が幅広なので多数アイテムを付けたい時や、ものを引っ掛ける時に活躍します。ビレイをする時にも使えます。また安全環付きのもがほとんどです。引く方向を変えるとクルッとロープが返って適した形になるので、大きめなのでロープを結ぶ時に使えます。
ロープクライミングをするなら最低一つは持つことになりますが、登山でセルフレスキューのために持つカラビナとしても適しています。
ゲートの形で選ぶ
ゲートとはカラビナの開け口のことを言います。そこの形がそれぞれ違うので、どのような形があるのか紹介します。
クライミング向きで幅広く使える「ストレートゲート」がおすすめ
ストレートゲートカラビナはスポーツクライミングからアルパインクライミングまで、幅広く使用できる形状のことです。ゲートがミスオープンしにくいため、使い方はプロテクション側のカラビナとして使用されています。一般的によく見る形です。
ロープクリップがしやすい「ベントゲート」がおすすめ
ベントゲートは、ゲート部分が湾曲した形のゲートです。ロープクリッピング性のを追及して生まれた形です。ゲートをくの字に曲げることでロープクリップを簡単にできるようにし、ゲートオープン間隔も広がりました。
ベントゲートは、クリップはしやすいのですが、ロープを通す向きを間違えてしまうと、ロープの動きでゲートが開いて外れる危険性もあります。
軽量で冬場の雪にも対応しやすい「ワイヤーゲート」がおすすめ
ゲートがステンレスのスプリングワイヤーになっている、最も軽量なゲートです。ゲートオープン間隔が大幅に広がり、安定したクリッピングが可能です。ワイヤーゲートの使い方は、ロープクリップ側、プロテクション側、どちらにも使うことができます。
冬の使用では凍りつくことがありますが、ワイヤーゲートには雪や水が侵入する部分が無いので、凍りついたとしても容易に氷を取り除くことが可能です。また、グローブをした状態でも扱いやすいゲート形状から、ウィンタークライミング用として使用されます。
ロック機能で選ぶ
カラビナでも、ロック機能が付いているものがあります。ロック機能が付いていると安心ができますよね。
キーホルダーにも使いやすいものなら開閉が簡単な「フリータイプ」がおすすめ
フリーカラビナは、ステンレスワイヤーで出来ていたり、棒状のものなどゲートを指で押すだけで開閉ができる簡単なものです。なので、頻繁にゲートの開閉を行うような場面や、キーホルダーとしての使用など安全環がなくても支障がない場面で使うのがおすすめです。
フリーカラビナのゲートは、上記でも説明した3種類があります。ストレートゲート、ベントゲート、ワイヤーゲートなどです。ゲートが軽いワイヤーゲートは、衝撃があった際にゲートが開きにくくなっている反面、ごつごつした岩などの摩擦には弱いです。
また、ロープが掛けやすいベントゲートは、同時にゲートが開きやすいというデメリットがあります。各カラビナにメリットもあれば、デメリットもあります。
キャンプや命綱に使うなら「安全環付き・ロック付き」がおすすめ
安全環付き・ロック付きのものは、安全性が高いため、命綱やキャンプでのテント固定にも向いています。どのようなものかというと、ネジのように回して、上下に動かしロックするスクリュータイプ。 ロックを忘れなければ、最も安全で確実です。
それからツイストワンタッチゲートはオートロックタイプですので、締め忘れがなく安全性が高いと言えますが、両手を使う必要があり素早く開けられません。慣れれば片手でも開けられますが、道具から外す際は両手でないと難いです。
ユーザーにもよりますが、数も多く出ているスクリューゲートの方が楽に使えます。安全環は開けたままでも使えますが、その際安全環がひっかりゲートが閉まらない場合があるので注意が必要です。
頑丈なものなら「耐荷重」もチェック
カラビナには、どれくらいの重さまで耐えられるか耐荷重が書いています。左右、上下の矢印、カラビナのゲートが開いた記号の3つが記載されています。これらはカラビナの縦軸、横軸、ゲートが開いた時の頑丈さを示しています。
表示にはkN(キロニュートン)と書かれています。書かれている数字に、100倍をかけたものが、そのカラビナの制限になります。画像のように25KNと書かれていれば、2500kgまでという感じです。
登山やクライミング用ならUIAAやCEなど「安全基準」をチェック
カラビナを選ぶ場合には、安全基準を満たしているかどうか確認しておく必要があります。ファッション性のものもありますが、登山用では大事な命綱といっても良いぐらいの役割があります。
そこでカラビナをよく見ると、スパイン(脊柱側)に様々な文字・数字・記号などが書かれています。「UIAA」や「CE」などの文字が書かれています。それぞれ、国際山岳連盟基準やヨーロッパ基準を満たしているかを示しているので、使時には要チェックです。
メーカー・ブランドで選ぶ
カラビナは数多くのアウトドアメーカーやブランドから発売されています。それぞれの特徴や向いている使い道をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
確かな品質と安全性なら「Black Diamond(ブラックダイヤモンド)」がおすすめ
クライミング用品をルーツとしたアウトドアメーカー・ブラックダイヤモンド。長年培ってきた技術を凝縮したカラビナは、シンプルかつ高品質。安全性と利便性を第一とした使いやすく信頼できる一品が揃っています。
スタイリッシュで安定性抜群の「Wichard(ウィチャード)」がおすすめ
フランスの鋳造金物メーカーから始まったウィチャード。シンプルでスタイリッシュなシルバー一色・ステンレス製のカラビナが特徴です。その安全性に対する信頼は高く、プロのクライマーやダイバー、宇宙飛行士にも愛用されているほどです。
ストリートファッションなら「THE NORTH FACE(ノースフェイス)」がおすすめ
アウトドアブランド・ファッションブランドとして定番のノースフェイス。おしゃれかつ多機能なカラビナが特徴です。キーホルダーとバックル付きのものや、ロングタイプのものなど、ストリートファッションを楽しめるカラビナが揃っています。
世界最強とも言われるギアメーカー「PETZL(ペツル)」がおすすめ
1940年代から続く老舗メーカー・ペツル。元々は洞窟探検用のアイテムを製造・販売するメーカーでしたが、近年では世界を代表する最強アウトドアメーカーとなりました。他メーカーにはない革新的な形状・性能を持つカラビナが特徴的です。
キーホルダーにするなら「CHUMS(チャムス)」がおすすめ
ペンギンのようなかわいいロゴマークでお馴染みのアウトドアブランド・チャムス。ファッション性の高いカラビナを多く発売しています。本格的なクライミング用ではないため、鍵をつけたりキーホルダーとしての使用がおすすめです。
コスパなら「セリア」などの100均がおすすめ
コスパ重視の方には、セリアなどの100円ショップがおすすめです。キーホルダーやボトルキーパーとしてなど、ファッションアイテムとしては十分役立つものが手頃な価格で購入できます。
キーホルダー用のカラビナおすすめ人気ランキング5選
口コミを紹介
見た目も可愛く、予想通りで良かった。鍵をベルト通しにはめて持ち歩くために購入。予想より大きいのでベルト通しにはめやすく使いやすいです。
口コミを紹介
同様の商品は100均や他ブランドでも買えますが、個人的にサイズ、質感が気に入っており、使いやすく感じます
口コミを紹介
ステンレス製のカラビナです。ホームセンターなどで数百円で売っているファッション用カラビナとはできが違う本格品です。まだ数日しか使用していませんが、フックのバネが適度な強さでしっくりきます。
口コミを紹介
コレ便利。鞄に必ず付けています。飲食店でテーブルに引っかけたり、電車で端っこの部分に引っかけたりできます。
キャンプ用のカラビナおすすめ人気ランキング7選
口コミを紹介
作りがとても丈夫で、大切な鍵を落とさなくて済みそうです。仕事に使用していますが、もっと早く購入すれば良かったですけど
口コミを紹介
バネ式と違いゲートの開け閉めで入れるので少し慎重さが必要ですがロックしてしまえば絶対にアウトしない安心感は流石BD。サイズ感も手触りも最高で今日は寝床まで持っていき良い夢見ます。
口コミを紹介
大きめのタイプなので注意
4本指をカラビナの中に通して握れるくらいの内径があるので物凄く重く持ちにくいビニール袋などを通して運んだりもできるタイプ
口コミを紹介
だいたい縦8.5cm,横5.2cmくらいです。ぱっとみたところに書いてなかったので参考までに。
キャンプ用のカラビナおすすめ商品比較一覧表
商品 | 画像 | 商品リンク | 特徴 | 重量 | 重量制限 |
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Amazon 楽天 ヤフー |
プーリー機能つきで最強の耐荷重を誇るカラビナ |
64g |
2400kg |
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Amazon 楽天 ヤフー |
操作性と軽量さを併せ持つ次世代カラビナ |
28g |
2000kg |
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Amazon 楽天 ヤフー |
普段使いにも最適な高いデザイン性 |
45g |
2400kg |
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Amazon 楽天 ヤフー |
本格的な登山キャンプなどに役立つ事故防止機能 |
76g |
2200kg |
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Amazon 楽天 ヤフー |
キーロックで簡単にロックできる手軽さ |
33g |
2200kg |
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Amazon 楽天 ヤフー |
持っておくと便利な多機能カラビナ |
5g |
約28kg |
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Amazon 楽天 ヤフー |
アウトドアからデイリーまでたくさん使える高コスパセット |
5g |
約25kg |
登山用のカラビナおすすめ人気ランキング6選
口コミを紹介
ロック機構が良い具合です。
閉じてからねじを締めればすぐには外れないです。
このデザインは安全性にとっては良かったです。
口コミを紹介
登山に使用して自分の体重を預ける等の実使用での評価はではありません。工具や鍵などを腰に吊下げるに使っています。大きさ、頑丈さ、使いやすさ(ロック機構)でとても満足しています
口コミを紹介
性能は記載通りですが、見た目は期待以上でした。写真よりもメタリック感が強く男心をくすぐります。やはり造形美と機能美が融合したアイテムは素晴らしいですね。
口コミを紹介
普通のカラビナをハーネスに着けていましたが、ひっくり返ったりするのでこれにしました。
ロックもがたつきなどなく安心して体を預けられます。
口コミを紹介
プラロックを使った立ち木の伐採時の金具として使用しましたが、すごく頑丈でした。
内心、絶対壊れるだろうと思っていましたが、最後までしっかり仕事してくれました。
口コミを紹介
不具合もなく、懸垂下降する隊に、ハーネスとエイト環をつなぎましたが、問題ありませんでした。
通販サイトの最新売れ筋ランキングもチェック!
各通販サイトの売れ筋ランキングもぜひ参考にしてみてください。
※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。
カラビナの使い方をご紹介
カラビナは用途が様々なので、使い方も多種多様です。登山道具として身体を預ける目的で使用するのが正式な使い方ですが、キーホルダーやペットボトルホルダーに使うなど便利な使い方も多いです。
特にキャンプでは、テントの固定やバックパックに物をかけるなど大活躍です。登山以外の使い方まで知りたいという方は、こちらのサイトでも詳しく解説されているのでぜひ参考にしてみてください。
おすすめのアウトドア用品は他にも!
本格的なアウトドアを趣味としている方に、おすすめのアウトドア用品は他にもたくさんあります。キャン応用品をはじめあると便利なアウトドア用品を以下の記事で詳しく解説しているため、参考にしてみてください。
まとめ
ここまでカラビナについて紹介しましたが、これだけ小さいものでも、場合によってはとんでもない力を発揮してくれます。使用する場面で、使うタイプが違っているので、自分に必要なものを選んで、安全な登山などをしてください。
本サービス内で紹介しているランキング記事はAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2023年02月13日)やレビューをもとに作成しております。
チャムスのロゴマークでお馴染みの「ブービーバード」をかたどったかわいいカラビナです。キーホルダーとしての使用はもちろん、バッグやベルトループに付けておくだけでおしゃれなファッションアイテムにもなります。