副業に興味はありますか？本業の収入だけではお金が足りない、お小遣いを稼ぎたい、趣味で作った作品を販売したい、本業では活かす場がない特技・スキルを発揮したい、スキマ時間を有効活用したいなど、さまざな理由から副業を始めている方が急増しています。

副業をする人が増えていますが、事前確認を怠って本業を辞めなければならない可能性もあるので注意してください。しかし、女性でも働けるのか、データ入力などの在宅ワークができるのかなどさまざまなポイントが気になりますよね。

そこで今回は、これから副業を始めたいと考えている方におすすめしたい副業をご紹介します。月5万円稼ぎたいなどの目標や、土日だけ働きたいなどのお悩みに合わせて解説していくので、選び方に迷われている方はぜひ参考にしてみてください。

副業とは、本業以外の仕事で収入を得る働き方です。兼業・サイドビジネスとも呼ばれており、本業に支障が出ない程度に働いて「副収入」を得ている状態なので、本業を優先する必要があります。

副業と混同しやすい言葉に複業・兼業があり、本業をいくつか持つ働き方を複業といいます。業種によって違いがありますが、すべての職務が本業だと考えるため、すべての収入が本業収入です。

兼業は本業以外に事業を持つ働き方です。複業に似ていますが、兼業は「本業＋自分の会社・事業を持っているのを指し、ハンドメイド作品をフリマアプリに出品している方は兼業のようですが、「事業」と捉えて取り組んでいない場合は副業となります。

2018年、厚生労働省が作成した「副業・兼業の促進に関するガイドライン」をにより「モデル就業規則」から副業を禁止するの規定が削除され、「労働者は、勤務時間外において、他の会社等の業務に従事できる。」と明記されました。

この変更により副業を認める企業が増えてきていますが、副業を禁止している企業も増えました。副業が許可される場合でも事前に承認を得る必要とする会社もあり、未承認の場合は就業規則違反として処分を受け場合もあります。

副業は、本業を優先する必要があります。本業に支障が出ない働き方を選んで、体調管理やスケジュールを管理しながら自分に合った働き方を探してください。

副業の種類や自身の目的によって、感じるメリットは多岐にわたりますので、どんなものがあるのか参考にチェックしてみてください。

副業を始めると収入が増えるのが副業の最大のメリットです。働き方によって差がありますが、業種によっては10万円以上の副収入を得られる場合もあります。また、手渡しで収入を受け取れる場所もあるので金銭的なお悩みが軽減するのでおすすめです。

副業を始めれば、本業の収入だけでは得られなかった物事を実現できます。得た収入をもとに株などの投資に挑戦すれば、更に利益を生み出す可能性もあります。これだけでも、充分なメリットです。

副業を始めると、本業やプライベートとは違う体験ができます。わかりやすい例を挙げると、ハンドメイド作品の販売です。自身の作品を販売するのですが、材料代や販売手数料・送料を計算して商品の販売価格を決定して販売します。

また、購入者が求めている作品・人気がある作品はどのようなものなのかリサーチする必要もあります。市場調査、材料の仕入れ先の選定や販売方法、宣伝活動など、実際に本業としてお店を開かなくても「経営者」になれるのです。

一種の非日常的な体験ができる、辞めたい時に辞めていいのが副業のメリットです。

平成以降、残業減らして社員のプライベートを大切にしようと意識する企業が増えました。残業がないと収入も減って生活が苦しくなったと感じた方も多いと思います。時間が余って暇で仕方ないと感じている方は、ぜひ副業を始めてみてください。

たとえば、本業がお休みの日に数時間のアルバイトをしたり、お仕事終わりカフェによって副業ライターとして記事を書くのも楽しいです。また、モノ作りが好きな方は趣味の時間に作った作品を販売する選択肢もあります。

自分の時間を大切にしつつ、余った時間を有効活用しながら副収入も得られる副業、この機会に始めてみてください。

副業とはいえ、お金をもらうには責任感を持って取り組む必要があります。しかし、責任感の強さから無理をして、本業に支障が出てしまっては本末転倒です。副業の位置づけを認識して取り組んでみてください。

責任感を持って臨む必要がありますが、副業は辞めたい時に辞められるものが多く、自分のペースに合わせて働く事ができます。本業に支障が出ないように気を付けるのが大切ですが、工夫しても両立が難しい時は、本業を優先してください。

たくさんのメリットがありますが、デメリットもあります。本業に支障が出てしまう場合もあるので、デメリットを把握して未然に防ぎましょう。

未だに副業を禁止している会社もあり、許可をする場合でも制限を設けている場合もあります。本業の就業規則の確認が必須です。万が一、本業の会社に内緒で副業しているのがバレてしまった場合は処分を受ける可能性があります。

処分の内容はさまざまですが、過去には懲戒解雇になった例もありました。きちんと確認し、就業規則に則って副業を始めてください。

単純ですが、働く時間が増えると休息時間が減ります。自身のスケジュール管理・体調管理を怠らず、休息を取らなければいけないと意識しながら働いてください。過労によって体調を崩し、本業にも支障が出てしまっては意味がありません。

また、働いてばかりでは家族や友人との時間が減ってしまいます。本業・副業・休息のバランスをとって、無理なく続けてください。

「なぜ副業を始めるのか」「どのくらい働きたいのか」選び方はさまざまです。まずは、副業の選び方やポイントを抑えて、副業を始める目的を再度確認してください。

土日のみや平日の夜などいつ、どのくらい働きたいのかを明確にしてください。求人に応募する際、勤務時間・日数の最低ラインを定めているところが多いです。希望する日数・時間帯に沿って副業選びをスタートするのをおすすめします。

また、働きたい時間帯も重要です。接客業であれば、希望時間帯は開店していないから働く事ができない、その時間帯は人員が足りていて入れない場合があります。自分が希望する時間帯を決め、応募の際に伝えておくのがおすすめです。

時間帯と同じく、働きたい場所も重要です。自宅の近くがいいのか、本業の近くがいいのか、在宅可能な副業を探しているのか、希望勤務日数・時間帯・勤務地の優先度の高さも考えてください。

副業を始める前に月1万や月5万などの目標収入金額を設定してください。いくらまで稼げるか、稼ぐのかなど目標を決めておけばスケジュールを組みやすくなります。時給の場合は、逆算して月に何時間働けばいい基準にもなるのでおすすめです。

また、この副業で目標を達成する事ができるのかを冷静に考える必要があります。目標達成のためにがむしゃらに働くのはおすすめしません。無理ない目予表金額に再設定するか、目標達成しやすい高時給・高収入の副業に変更するなど、臨機応変に対応してください。

何度もお話していますが、本業を優先しながら副業を細く長く続けるのが大切です。「無理をしない働き方」を心掛けましょう。副業で特別なスキル・資格を求められる場合があります。寝る間も惜しんで勉強する意欲は素晴らしいのですが、無理は禁物です。

男性向けの体力仕事や女性向きの接客業など体力や身体面を考えて無理のない範囲で選ぶと続けやすいです。自身が無理なく始められる副業を、少し頑張れば覚えられるくらいの副業から始めてみてください。

社会人の方におすすめしたい副業をご紹介します。ご自身に合う副業はあるか、ぜひ参考にしてください。

最近ユーザーが急増しているフードデリバリーです。始め方は簡単でウーバーイーツや出前館の公式サイトから、配達パートナーに登録するだけで働けます。実際の勤務は「働きたいと思った時に」アプリから勤務を開始するだけです。

終了時も「疲れたな・・・」と思ったらアプリから勤務を終了すれば勤怠完了します。自分のスキマ時間を有効活用できる働き方です。スキマ時間を有効活用できますが、お客様からの注文が入らなければ報酬は発生しません。

「注文が入ればいいな」の感覚で待つか、注文が集中する時間帯を狙って勤務をするなど、「自分に合った稼ぎ方」を模索する必要がありそうです。

コンビニはどこにでもあり、いつでもオープンしているのが強みです。転勤等で引越しが多く、どこに行っても続けやすい副業を探している方におすすめします。業界大手三社であれば、どの店舗でも同じシステムを使って働けるのがポイントです。

また24時間営業の店舗が多く、自信が働きたい時間帯を選べるのもメリットです。求人サイトには人員が不足している時間帯を明記している場合が多いので、働きたい時間帯を募集している店舗を探してください。

コンビニは覚える事が多くて大変との方もいます。ただ、覚えてしまえば単純な作業が多いため、長く続けたいと考えている方は「大変なのは最初だけだ」と考えるのがおすすめです。

試験監督は社会人に人気が高いアルバイトです。単発・短時間・高時給の場合が多く、限られた時間で効率よく働きたい方におすすめします。仕事内容は、試験前に会場や試験用紙の準備・受験者への説明、試験用紙の回収などが主です。

当日、試験運営者から1日の流れや業務に関する説明、トラブル発生時の対処方法などの指示があるので、初心者でも気軽に挑戦できます。

単発のアルバイトは倉庫での軽作業（出荷作業やピッキング、検品など）や小売店の品出しや棚卸作業、工場でのライン作業、交通整備など、ひとつの派遣会社に登録するだけで、たくさんの職業から仕事を選択できます。

勤務時間も短時間からフルタイムまで多岐にわたり、時間帯も日勤・夜勤・朝から夕方までと選べるので、働きやすいです。単発なので、いろいろな現場に入って働きながら、自身に合う現場を探せます。

時給・日給も現場によって異なるため、その都度勤務先・時間帯・日数・収入額を考えながら仕事を選べるのが最大のメリットです。いろいろな仕事を経験してみたい方はぜひチェックしてみてください。

事務職の方やパソコンが得意な方は在宅でできるデータ入力の仕事や、ものづくりが趣味な方は自分のスキルを活かした副業を選んでください。趣味で作ったけど使わない作品が大量にある、楽しみながら働きたい方は、この副業をおすすめします。

クラウドワークスや求人サイトを探せば自身に合ったものを探せます。また、販売価格は材料費・梱包材の費用・運賃・フリマアプリを使う際に発生する販売手数料も考慮して設定してください。高すぎると売れないけれど、安すぎると赤字になってしまいます。

ほかの出品者の商品をリサーチしつつ、経営者になったつもりで運営してみてください。

在宅やカフェなどで作業をしたい方はブログやアフィリエイトがピッタリです。文章を書くのが好きな方はアフィリエイト収入や広告収入を目指してみてください。収入を得るまでに時間がかかる場合が多く、地道に続けられる方におすすめです。

始め方はブログ開設し、記事を書きながら広告を表示させたり、商品を紹介して読者が購入すると収入が発生します。アクセス数が少なければ収入につながらないため、広報活動が必須です。

ブログを宣伝するためのTwitterやInstagramを開設してフォロワーを増やし、ブログを読んでもらう必要があります。地道な努力が結果につながると考えて始めてみてください。

英語が堪能な方は、英会話講師がおすすめです。オンライン英会話を利用する人が増えており、その中でも日本人講師は人気が高い傾向があります。留学経験や海外勤務の経験がある方は、ぜひ始めてください。

日本人講師の人気が高い理由は、「日本語との文法の違いの説明できる」「日本語を使ったコミュニケーションが取れるため、質疑応答がわかりやすい」です。また、講師としては英語を話す機会が増えるため、英語力を維持できると人気があります。

オンライン英会話の講師になれば、自宅でレッスンを行えるため、働く時間・場所を選びやすい副業でもあります。

副業をする際は会社が副業可能か、副業禁止の理由を忘れずに確認してください。以下では、忘れずにしてほしい点を紹介するので、ぜひ参考にしてください。

最近は社員の副業を認める企業が増えています。ただ、未だに就業規則で副業を禁止している企業が多い事も事実です。まずは自身の本業の就業規則を確認してください。副業に関する記載がない場合や判断がつかない場合は上司や総務部等に確認するのが大事です。

副業が禁止されていない、副業をする場合のルールを把握してから、副業をスタートしてください。

副業が禁止されている理由は、企業によって異なります。大きな理由のひとつとして、労働基準法で会社と副業を合わせて、1日8時間とされているからです。帰宅後副業をすると、会社で勤務時間が管理できなくなるので禁止にしている企業が多くあります。

また休む時間が短くなり本業に影響がでる場合がある点や、情報漏洩のリスクがあるからなど会社にとって不利益になる要因が多いのも理由です。

社会人におすすめしたい副業をご紹介しました。土日に働くのか、月5万欲しいなどの具体的な目標を決めると選びやすいです。早速、本業の会社に確認をして、アルバイト情報誌や求人サイトから副業を探してみてください。