「おしゃれな料理が作れない」「夕飯のメニューがまんねり気味...」など、料理に関する悩みを抱えている方は意外と多いです。定番の家庭料理もおいしいですが、記念日にぴったりの料理やレパートリーを増やしたいなら、料理教室に通う方法もあります。

しかし、仕事や育児でまとまった時間が取れない方も多いですよね。実は、最近の料理教室は1回～数回だけの短期コースやオンライン教室なども充実してきているので、自分の生活スタイルに合うコースが見つけられます。

そこで今回は、料理教室の選び方とおすすめ人気ランキングを紹介しますので、ぜひ参考にしてください。有名人気講師の教室や1回完結できる単発コースのある教室など、幅広く紹介します。

料理スクールの形式は、「店舗型」と「オンライン型」の2種類に分けられます。店舗型とは従来型の料理スクールで、料理教室を開いている店舗や先生の自宅などに生徒が足を運び、実際に料理を習う形式です。

オンライン型の料理教室はインターネット回線で先生と生徒を繋ぎ、画面上で料理レッスンを受けるスタイルです。オンライン型はアプリのZoom・Skypeなどを使って、リアルタイムで授業を受けられます。

また、レシピ動画を生徒が閲覧し自分で調理するレッスンも人気です。アプリを使う教室は店舗型さながらの指導を大勢で受講できます。一方、動画視聴するタイプは都合の良い時間にレッスンが受けられるので、ストップや複数回視聴できる点がメリットです。

ここでは料理教室を選ぶときのポイントについて紹介します。受講料で選ぶ方法・料理のレベルやジャンルで選ぶ方法・レッスン費用で選ぶ方法について、詳細をチェックしてみましょう。

料理教室は自分が何を作れるようになりたいか、どのジャンルの料理を学びたいかなど、目的や志向・好みによって選ぶ方法があります。主なジャンルは日本料理・フランス料理 ・イタリア料理・韓国料理・タイ料理・ロシア料理・スペイン料理・インド料理などです。

また、料理初心者のための基礎コースや日常の食事メニューにも活用できるコースだけでなく、お菓子やパンを作るコース・クリスマスやおせちなどの特別なシーンのための料理コースも人気があります。

専門家に作り方を教えてもらいたい料理やジャンルだと、レッスンを継続して受けるモチベーションにもなりますので、まず自分が何料理を学びたいかについて考えて選ぶようにしましょう。

料理教室は週に1回～数回、または月に数回などの頻度でレッスンを受けます。店舗型の料理教室に決めて通う場合、グループなどに分けられ一緒に料理を作るスタイルが多いです。そのため、クラスの雰囲気に自分が馴染めるかどうかは大事なチェックポイントと言えます。

また、お料理の先生との相性や教え方が自分に合っているかなどによっても、料理教室の印象がかなり変わります。レッスンを自分が受けると仮定して、雰囲気が合っているかで判断しましょう。

もし入会する前に体験レッスンや無料見学ができれば、最初に体験して自分の目で実際に確認するとスクール選びの失敗が少なくなります。

料理教室を選ぶときは、レベルに合うコースの選択も重要です。「レッスンについて行けない」「レベルが合わなくて楽しめない」などの不満がないようにしましょう。

料理の得意さやレベルは人それぞれ違います。また、どの位まで料理の腕を挙げたいかどうかも個人で違いますので、まずは自分の現在の料理の腕と教室に通う目的・どの程度まで料理ができるようになりたいかなどを明確にしておきましょう。

包丁の握り方や器具の使い方など、基本から学びたい人は「初心者コース」や「入門コース」がおすすめです。料理の基礎や定番メニューを学べるので、毎日の食事を充実させられます。

料理の幅をもっと広げたいと考えている方は「中級者コース」や「上級者コース」を選びましょう。専門的な料理や本格的なおもてなし料理を学べるコースがあるので、料理をさらに楽しめます。特別な日の記念日メニューを学べる1回完結コースも人気です。

料理に興味のある小学生には「子供向け料理教室」がおすすめです。入学金無料で参加できる料理教室もあるので、ぜひチェックしてみてください。子供向け料理教室は食育にもつながるため、人気が高まっています。保護者の方は見学可能です。

料理教室に通うときに検討材料の1つとなるのがレッスン費用です。人数・回数・規模・場所などによっても費用が大きく違ってきますので、最初に確認してから申し込みましょう。

お料理教室のグループレッスンとは、その名の通り2名以上のグループになって料理レッスンを受けます。グループレッスンは少人数制と大人数制があり、少人数制の方がレッスン費用が高い傾向です。

料金の相場は、大人数制で約2,000円～3,500円、少人数制では約4,000～5,000円程となっています。料理教室の中にはレッスンだけでなくさまざまなイベントを催しているところもあるので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。

一緒に料理を習っている人とのコミュニケーションをとり、情報交換するなど繋がりを持ちたい人におすすめです。グループレッスンは毎回の教室に通う楽しみにもなりモチベーションアップするメリットも。大人数で楽しみながら料理を覚えたい人にもピッタリです。

「料理を勉強したいけれども、グループレッスンのようなワイワイとおしゃべりをしながら習うのは自分に向いていない…」「専門的にしっかりと料理を集中して身に付けたい」など考えている人には、マンツーマンレッスンが適しています。

マンツーマン形式の料理教室は、先生を2人で基礎から専門までしっかりと目の前で料理を習える点がメリットです。一方で、グループスタイルの教室よりもレッスン費用が高い傾向にあるので、申し込む前に確認しておきましょう。

1回あたりの費用は約5,000円～15,000円が相場です。先生に細かい質問をしながらレッスンを受けたい人や、男性で料理を勉強したいけれども多くの女性の中で習うのが恥ずかしい人、周囲を気にせずにマイペースでレッスンを受けたい人に向いています。

「定期的に料理のレッスンを受けるのは、予定が立てられないので難しい」「続けられるかどうかが不安だ」など、継続して通いにくいと感じている方に向いているのが、1回～数回の単発型料理教室です。

単発型は1回完結の料理レッスン・2～3回のレッスンなど教室によって回数に違いがあり、レッスン費用は教室によって幅があり相場が分かりにくい点があります。1回のレッスン料が約3,000円～が一般的です。

ずっと通い続ける継続型の料理教室よりも割高なところがデメリットですが、毎週通う必要がなくスケジュールを気にせず通えます。自分が料理を習いたいときに希望回数だけを受けられるので、気軽に料理を習いたい方におすすめです。

高校生や大学生の方は、学割が利用できる料理教室がおすすめです。最大50％OFFになる料理教室もあるので、学生のうちに活用しましょう。全国のスタジオに通えるタイプや回数券制だと、試験期間や長期休暇に合わせたスケジュール管理がしやすいです。

料理教室選びに迷ったときは、ベターホームや東京ガスなど大手が運営している料理教室を選ぶのもひとつの方法です。大手の料理教室では、使いやすい設備が整っています。また、初心者から上級者まで楽しめるように、さまざまなコースが用意されている点も魅力です。

男性のみのコースなど、料理に興味のある男性も参加しやすい工夫もされています。コースや費用は公式サイトから確認できるので、ぜひチェックしてみてください。

テレビやSNSなどで有名な方が講師をしている料理教室も人気です。また、銀座うち山や日本料理蓮沼など、有名レストランが料理教室を開催している場合もあります。憧れのシェフや有名店のレシピを手に入れたい方は、有名講師のいる料理教室を探してみてください。

「料理教室に教室に通うメリットはある？」と思う人もいるかもしれません。教室に通うメリットはいろいろありますが、主に、「基礎からしっかりと料理が覚えられる」「自己流にならずに目の前で質問しながらやり方を確認できる」などがメリットです。

また、自分で自宅で料理するときには、必要な食材や調味料などを買いそろえてから調理しなければなりませんが、料理教室は食材付きで器具や調味料なども揃っているので面倒さがありません。

会社帰りでも気軽に通えて、レッスン後は自分で作った料理を実食できるのも楽しみのひとつです。また、最近では男女が一緒に料理を習うイベントもあり、趣味や出会いの場を兼ねてレッスンを受けられるので人気が高まっています。

「料理教室は途中で飽きてしまうかもしれない」「ただ料理を習うだけでなく、食全体の知識やマナーも見に付けたい」と考えているならば、料理のレッスンにプラスして何か学べる料理教室がおすすめです。

たとえば、西洋や日本料理のテーブルマナーを学べる料理教室・食材の栄養成分やメニューの立て方など栄養面も教えてくれる教室・外国の家庭で行うパーティーのマナーやおもてなし料理などを学べる教室などがあります。

さらに、テーブルセッティングの方法やテーブルインテリアのまめ知識などを教えてくれる料理教室などもありますので、食の幅広い知識やマナーを学びたい人は料理プラスアルファの内容があるレッスンを探してみましょう。

今回は料理を習いたい人におすすめの人気教室をランキング形式でご紹介しました。また、料理教室の種類と特徴・メリットとデメリット・費用などについても解説しましたので、ぜひ今後の料理教室選びの参考にして、料理の腕を上げられる教室を選びましょう。