ビットコインに次ぐ時価総額を誇っているイーサリアムは、大型アプデ「マージ」も行われ話題です。多くの投資家やトレーダーからも注目が集まっています。そんなイーサリアムは、スマホの仮想通貨ウォレットアプリを使えば初心者でも簡単に取引可能です。

また、仮想通貨ウォレットアプリによってはプッシュ通知で価格変動を受け取れるものもあるので、急な価格変動にも対処できます。安全に保管するなら、セキュリティー対策がしっかりされている仮想通貨ウォレットアプリを使うのがおすすめです。

今回は、イーサリアムの管理におすすめの仮想通貨ウォレットアプリを紹介します。仮想通貨ウォレットアプリを使えば、パソコンがなくても取引が行えるのでおすすめです。ぜひこの記事を参考にしてください。

イーサリアムは、ヴィタリック・ブテリン氏が開発したスマートコントラクト機能を備えている分散型アプリケーションプラットフォームです。そして、イーサリアムの中で使用される仮想通貨のことをイーサ、イーサリアムを利用するのにかかる手数料をガスと言います。

イーサリアムはビットコインよりも複雑な契約や取引を行えるのが特徴です。また、イーサリアムはブロックチェーン上で管理されています。1人の力ではデータの改ざんが不可能なので、外部からのハッキングがあっても影響を受けにくいです。

ここからは、仮想通貨ウォレットアプリのメリット・デメリットについてくわしく解説します。仮想通貨ウォレットアプリを使えば、取引を簡単に行えますが、仮想通貨ウォレットアプリは簡単に扱える分デメリットもあるので注意してください。

取引所に仮想通貨を置いていると、ハッキングに遭った際に丸ごと盗まれてしまう可能性があります。一方、仮想通貨を自分のスマートフォンで管理できるので、スマートフォンを紛失しない限り外部からのハッキングによる影響を受ける確率は低いです。

アプリによっては、プッシュ通知で価格変動を受け取れるものもあります。イーサリアムを含めた仮想通貨は価格変動が起きやすく、取引に慣れていない方は売買のタイミングを逃さないためにもプッシュ通知を受け取れるものの方がいいです。

自分のスマートフォンやタブレットに仮想通貨ウォレットアプリをインストールしておけば、パソコンがなくても取引が行えます。スマートフォンから取引ができれば、仕事の休憩時間や通勤中の電車の中の時間でも取引が可能です。

取引所と違い、ハッキングによって仮想通貨を勝手に送金される可能性は低いです。しかし、仮想通貨ウォレットアプリをインストールしたデバイスを紛失すると、情報を盗まれる可能性があります。そのため、デバイスにはしっかりとロックをかけてください。

ここからは、イーサリアムを管理できる仮想通貨ウォレットの種類についてくわしく解説します。

ホットウォレットは、インターネットに接続された状態で仮想通貨を保管タイプの仮想通貨ウォレットのことをいいます。インターネット接続があれば時間や場所に縛られることなく自由に取引を行えるので、非常に人気が高いです。

また、インターネットに接続されていれば時間を気にせず手軽に仮想通貨を取り出せます。しかし、インターネットに接続された状態で仮想通貨を保管ため、ハッキングの被害を受けやすいです。

ウェブウォレットとは、ウェブ上で利用するタイプの仮想通貨ウォレットのことをいいます。ホットウォレットの一つであり、ウェブブラウザに接続できるスマートフォンやタブレットがあれば手軽に始められるのが特徴です。

また、ウェブブラウザを使ってアカウントを作成し、パスワードを設定すれば簡単に仮想通貨の取引が開始できます。仮想通貨の秘密鍵の情報もインターメット上で管理されるので、ハッキングの影響を受けないようにセキュリティーを強化しましょう。

モバイルウォレットは、スマートフォンやタブレットにアプリをインストールして仮想通貨の取引を行います。パソコンがなくてもアプリがインストールしてあるスマートフォンがあれば取引を行えるので、自由に取引できるのです。

また、モバイルウォレットはウェブウォレットと違い、自分の持っているモバイルデバイス内で秘密鍵を管理するため、ハッキングの影響を受けにくいです。しかし、公共のWi-Fiを使って取引を行うとウイルスを取り込んでしまう可能性があります。

デスクトップウォレットは、パソコンのソフトウェアをインストールすることで仮想通貨の取引を行う仕組みで、初回設定時に登録したパスワードを用いて入出金を行うので、手軽に取引を行いやすいのが特徴です。

さらに、デスクトップウォレットにはブロックチェーンに記録された過去全ての取引情報が含まれるフルノード版とードディスク容量が少ない簡易版があります。パソコンが故障するとウイルスが入りやすくなるので注意してください。

コールドウォレットは、インターネットから完全に切り離された場所に仮想通貨を保管するウォレットのことです。コールドストレージとも呼ばれる場合もあります。ホットウォレットと違ってハッキングの影響を受ける可能性が低いのが特徴です。

しかし、秘密鍵を物理的に保管しておかなければならないので、インクの経年劣化によって読み取れなくなったり、書いた紙をなくしてしまったりしないように注意してください。なお、ペーパーウォレットとハードウェアウォレットの2タイプがあります。

ペーパーウォレットは、仮想通貨に使用する秘密鍵を紙に記して保管しておく方法です。ネットワークにつながっていない場所で保管するので、ネット上でのハッキングや情報漏洩による影響を受ける心配がありません。

しかし、紙に記して保管するので時間の経過によって書いた文字が消えてしまうリスクがあります。さらに、書いた紙を紛失したり捨ててしまったりすると復元ができないので、取り扱いには注意が必要です。

ハードウェアウォレットは、専用デバイスを購入して秘密鍵を管理する方法です。ぺーパーウォレットと同じで、ネットワークから隔離した場所で保管できるためハッキングの影響を受けず、小型なのでカバンに入れて持ち歩く際も邪魔になりません。

しかし、専用デバイスを破壊したり紛失したりすると取引が行えないので注意してください。さらに、保管している仮想通貨を送金する場合にはパソコンが必要です。そして、購入方法をミスすると詐欺に遭う可能性があるので油断は禁物です。

ここからは、仮想通貨ウォレットアプリの選び方についてくわしく解説します。アプリによって異なるので、事前にチェックしておくといいです。

仮想通貨ウォレットアプリを選ぶときは、対応している仮想通貨の種類をチェックするといいです。アプリによっては、ビットコインに対応してるけれどイーサリアムには対応できない場合もあります。事前に自分の扱いたいアプリを確認しましょう。

仮想通貨ウォレットアプリはアプリ上で取引できるかどうかで選ぶのがおすすめです。アプリ上で取引できるものなら、取引するたびにウォレットから取引所に通貨を移す必要がありません。そのため、仕事の間の短い休み時間でも簡単に取引を完了できます。

しかし、アプリ上で取引できる仮想通貨ウォレットはハッキングによる被害を受けやすいのがデメリットで、取引のときの手間はかかりますが、ハッキングの影響を受けたくないのであれば取引所から完全に切り離されたアプリを使うといいです。

仮想通貨ウォレットアプリを選ぶときは対応している仮想通貨の種類をチェックするといいです。自分が持っているOSに対応していないアプリはインストールできず、アプリによってはAndroidとiOSのどちらか片方だけにしか対応しいません。

仮想通貨ウォレットアプリは、日本語に対応しているかどうかで選ぶのもおすすめです。日本語に対応しているアプリなら操作手順や取引の仕方が分かりやすいため、初心者の方でも安心して仮想通貨の取引を楽しめます。

また、仮想通貨ウォレットアプリを選ぶときは日本語に対応しているかだけでなく、日本語によるサポートが付いているかもチェックしてください。日本語サポートが付いていれば、トラブルに巻き込まれた場合でも日本語でやり取りできるので安心です。

アプリを選ぶならセキュリティーの高さをチェックするとよく、セキュリティーが高ければハッキングの影響を受けにくいのでおすすめです。また、2段階認証やPINコードロック付きのものなら、スマートフォンを紛失した場合でも情報が漏洩しません。

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アプリによって取引方法や手数料は異なります。そのため、仮想通貨ウォレットは用途に合わせて使い分けるのがおすすめです。また、初心者向けのバージョンと本格的なトレーダー向けのバージョンがあるものもあり、自分のレベルに合わせて楽しんでください。

今回は、イーサリアムの管理におすすめの仮想通貨ウォレットアプリを紹介しました。仮想通貨ウォレットアプリにはプッシュ通知で価格変動を受け取れるものもあります。ぜひ仮想通貨ウォレットアプリを使ってください。