90年代に大流行したウォレットチェーン。実は再び流行りになっており、若い方から50代まで幅広い年代に人気が出ています。素材もシルバーや真鍮のほか革製タイプがあり、アメカジやストリートコーデに合うものからハイブランドまで数多くの商品があります。

芸能人も愛用するウォレットチェーンの魅力は、ファッションアイテムとして楽しめることです。しかし、選び方を間違えるとダサくなってしまうこともあり、大人向けの商品やメンズレディースどちらでも付けれる商品など種類が多くて迷ってしまいます。

そこで今回は、ウォレットチェーンの選び方やおすすめ商品をご紹介します。素材や長さ・デザインやブランドなどのポイントから選んだランキングを作成しました。40代におすすめなクロムハーツやバイカーにおすすめな安いブランドも紹介していきます。

素材や長さ、デザインやブランドなどのポイントで選び方のコツをご紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください。

ウォレットチェーンの素材には金属製と革製があるので、ファッションテイストやシーンに合わせて選ぶのが大切なポイントです。それぞれの特徴や選び方のコツをご紹介します。

真鍮（しんちゅう）は銅と亜鉛の合金で、配合割合で色合いが変わります。銅のような美しい輝きを持ち、使い込むと渋い赤色が出てくるため迫力が加わるのが魅力のひとつです。真鍮素材は、渋みのある光沢や力強さ、迫力が欲しい方におすすめします。

真鍮を使ったウォレットチェーンには、主にロジウムコーティングを施したシルバーカラーと、イエローコーティングを施したゴールドカラーの2色があります。シルバーカラーでも素材が銀ではないので、選ぶ際は注意して素材をチェックしましょう。

シルバー（銀）は柔らかい金属なので、一般的に銅やアルミなどの金属と混ぜ強度を増しています。銀の純度は1000・950・925・900・800（単位はパーミル）で表し、スターリングシルバーともよばれる人気のシルバー925は、銀の純度が92.5%の製品です。

太めのチェーンやスカルなどのデザインが入ったものを選べばロックテイストな雰囲気も出せ、デザインの種類が豊富に選べます。スタイリッシュで美しい光沢がありカジュアルファッションにも合わせやすく初心者にもおすすめです。

革製のウォレットチェーンは、優しくエレガントな雰囲気が感じられます。金属と違い触れたときに冷たさが無く天然素材ならではの心地良さが味わえるのでおすすめです。また、使い続けるうちに色味が深くなりツヤが生まれるなど、風合いの変化が楽しめます。

革製のウォレットチェーンは金属製のものよりも軽量で、強烈な存在感が無いため、性別や年代を問わず使いやすく人気があります。ファッションのテイストも選ばず、カラーバリエーションが豊富なのも革製品のメリットです。

ウオレットチェーンには、長さの違いからロングタイプとショートタイプがあります。それぞれの特徴や選び方のコツを見ていきましょう。

ウォレットチェーンには、全長が60cm～75cmくらいのロングタイプがあります。ロングタイプのウォレットチェーンは、ベルトハンガーに引っ掛けたときに太ももの中央あたりまで垂れ下がるので、存在感が強く感じられるのがメリットです。

素材やフック部分・チェーンのデザインによっては、かなり主張が強い印象になります。ウォレットチェーンをファッションの一部として、アクセサリー感覚で楽しみたい場合におすすめです。

ウォレットチェーンには全長が40cm～60cmくらいのショートタイプもあり、ベルトハンガーに引っ掛けると、パンツのポケット下から股関節あたりにチェーンが下がります。チェーンの見え方が控えめで主張が強すぎないのであまり目立たせたくない方におすすめです。

ウォレットチェーンの幅（太さ）は商品によってさまざまで、5mmくらいの細めのものから12mmを超える太めのものまであります。おすすめ例をご紹介しましょう。

ロックテイストなファッションに合わせる場合には、金属製の太いタイプが断然おすすめです。商品によっては2cm以上の幅があるものもあり、スカルやアニマルなどのモチーフデザインも人気があります。存在感も強くメンズのアクセサリーとして人気です。

女性用やカジュアルな服装に合わせる場合には、細いタイプがおすすめです。幅5～6mmの細いタイプは、金属製であっても華奢でおとなしめの雰囲気が出ます。目立ち過ぎず気負わず使えるので、使いやすさから幅広い年代の人に人気があります。

カジュアルファッションに合わせたいなら、メンズには革製の太いタイプもおすすめです。革製は上品な大人の雰囲気をプラスできます。革製の中でもフラットタイプはシンプルなデザインがおしゃれです。

ウォレットチェーンのチェーン部分は凝ったデザインが施されたものも多くありますが、基本的なデザインの種類をご紹介します。

あずきチェーンは金属チェーンの中でもオーソドックスな形状で、Cカンと呼ばれる丸い輪の形を繋なげた構造をしています。輪の円の向きが交互になるためチェーンに適度な空間ができ、軽い印象でひとつひとつの輪の可動域も広く動きも滑らかです。

輪が交互に異なった面を向くので、キラキラした印象を与えます。

喜平（きへい）チェーンはすべての輪が同じ方向を向き、輪の正面が連続した構造です。そのため、あずきチェーンよりも密で重厚感のある印象になります。喜平チェーンを使ったウォレットチェーンは、強い存在感を出したい方におすすめです。

輪ひとつひとつの可動域が狭いため、ベルトハンガーからぶら下げたときに常に決まった面のみが見えます。ナスカンやフック部分が回転式の場合は、ねじれに強く扱いやすいタイプです。

ボールチェーンは、小さなボール状の金属が繋がった構造をしています。連なったボールがコロコロ動き、あずきチェーンよりもさらにキラキラした印象です。ボールタイプのウォレットチェーンは、チェーンの持つ重々しい雰囲気が無くキュートな印象になります。

カジュアルな服装のときやかわいらしいイメージで合わせたい場合におすすめです。ただし、あずきチェーンや喜平チェーンに比べると強度が低いので重い財布や鍵などの下げすぎには注意しましょう。

革製のウォレットチェーンの場合は、チェーン部分は鎖状ではなく紐やベルト状になっています。おすすめのデザインをご紹介しましょう。

革製のウォレットチェーンには、3～4本の革ひもを編み込んで立体的にチェーン状にした編み込みタイプがあります。編み込んでできる編み目にデザイン性があり、おしゃれな印象で人気です。また、編み込むことによって強度が増しているのもメリットです。

ウォレットチェーンの片側に革ひものフリンジを付けるなど、遊び心のありデザイン性が高いものも多く、民芸品のようなクラフト感があるのも魅力です。

レザーの両端を縫い、コード状にしたフラットレザーのウォレットチェーンは、ウォレットコードともいわれています。大変シンプルな印象で、どんな方にも、どんなファッションにも合わせやすいデザインが人気です。

革のカラーが豊富なうえ、ステッチ糸のカラーを変えられるものもあり、個性が出せるのも魅力のひとつです。シンプルデザインでカラーにこだわりたい方におすすめです。

ウォレットチェーンはファッションアイテムでもあり、身につける方の体型によっても似合うタイプが異なります。身長や体型を基準にしたおすすめ例をご紹介しましょう。

小柄な方におすすめなのは、ショートタイプのウォレットチェーンです。あまり長いものだと扱いづらいうえに、バランスが悪く見えてしまいます。ウォレットチェーンはショートタイプを選び、目立たせたい場合はデザインに凝ってみるのがおすすめです。

背の高い方には、ロングタイプのウォレットチェーンがおすすめです。身長が高い分、長いチェーンが見えていてもバランスが良く、縦の線を強調し、かっこ良さを倍増させてくれます。

がっしりした体型の方には、ロングタイプで太めのウォレットチェーンがおすすめです。体格が良い分、ある程度ボリュームのあるタイプの方がバランスが良く、ワイルドさを演出してくれます。

ウォレットチェーンを選ぶとき、普段よく着ているファッションのテイストに合わせて選ぶのもおすすめの方法です。ファッションやシーンに合わせて使い分けましょう。

ウォレットチェーンは、アメカジ・ストリート・バイカーなどのハードスタイルに合わせたい方には特におすすめのアイテムです。もともとウォレットチェーンはハードファッションに合わせて作られたアイテムで、ハードスタイルによく合います。

中でも、太めのタイプがぴったりで、素材はシルバーや真鍮の金属製がおすすめです。ロックスタイルやバイカーにはシンプルな金属製が似合いますが、アメカジファッションにはベージュやブラウンの革製も似合います。

モード系やきれいめスタイルのファッションに合わせたい方には、シンプルでアクセサリー感覚で身につけられるウォレットチェーンがおすすめです。トータルコーディネートの上品さをさらに高めてくれるハイブランド商品も多く発売されて人気が出ています。

きれいめファッションに合わせる場合は、細めでショートタイプのものがおすすめです。ボールチェーンや喜平チェーンなどのシンプルなデザインを選ぶと、すっきりとまとまります。

身につける際はデザインが大事ですが、使っていく上で重要になってくるのが機能性です。中でもベルトループに引っ掛けるフック部分や、財布につけるクリップ部分は、取り外しがスムーズにできるかチェックしておきましょう。

また、チェーン部分はねじれると直すのに手間がかかるため、スイベル式のナスカンなどの回転するものを選ぶとトラブルを防げます。

ウォレットチェーンを選ぶとき、人気のブランドから選ぶ方法もおすすめです。選び方のポイントをご紹介します。

ウォレットチェーンをアクセサリーとしてかっこ良さにこだわって選ぶなら、アクセサリーの人気ブランドがおすすめです。中でも人気の高いクロムハーツは、シルバーアクセサリーを中心に展開しているアメリカのブランドで、海外セレブにも愛され続けています。

繊細な彫金によるクロスをはじめとしたモチーフのデザインや、シルバー925を使った品質の高さが人気です。以下の記事ではクロムハーツの財布人気おすすめランキングを紹介しています。

40代・50代の落ち着いた大人のおしゃれを演出したい場合は、ハイブランドで選びましょう。ルイヴィトンなどセレブ御用達の高級ブランドの高品質なウォレットチェーンも人気があります。高価な商品が多く、若者と差をつけたい大人の方におすすめです。

以下の記事では、ルイ・ヴィトンの財布人気おすすめランキングを紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

ウォレットチェーンを買いたいけどそこまで高いものはいらない方は、オンラインショップでの購入がおすすめです。オンラインショップでは多くの商品を取り扱っているので安い商品もあります。予算に合わせて商品を探せるので、ぜひチェックしてみてください。

各通販サイトの売れ筋ランキングもぜひ参考にしてみてください。

※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。

しばしばダサいと言われてしまうウォレットチェーンでが、その理由はウォレットチェーンの歴史にあります。ウォレットチェーンが流行ったのは1990年代で、芸能人や海外セレブが身につけていたことで人気に火がついたのです。

中でも大人気となったブランドはクロムハーツですが、高価で手が出ない方も多かったため、安価なウォレットチェーンが広まりましたが、中には品質の低いものもありました。それが結果的に、ダサいと言われてしまうようになったひとつの理由です。

ところが、90年代ファッションブームが到来し、ウォレットチェーンも再び人気アイテムになりました。それでも気になる方には上品なデザインや革製がおすすめです。落ち着いた大人の雰囲気を醸し出せ、ダサいなどと言われる心配もありません。

90年代ファッションブームにより、ウォレットチェーンは再び流行りのアイテムです。世界的なファッションイベントやショーでも注目され、ファッションやアクセサリーの有名ブランドからも続々とウォレットチェーンが発売されています。

若者向けだけでなく、40～50代の方におすすめの落ち着いた大人の雰囲気のデザインや、革製の商品も増えています。財布につけないでコーデのアクセントとして使うのもおすすめです。ファッションのテイストや使うシーンなどから選んでみてください。

初めて取り入れる場合は、実用性を重視して長く使えそうなデザインを選ぶと便利さを実感できます。以下の記事では財布やベルトのおすすめ商品をご紹介しているので、ウォレットチェーンとともに財布やベルトも新調したい方はぜひチェックしてみてください。

再び注目されているウォレットチェーンは大切な財布の盗難・紛失を防ぐ実用性だけでなく、デザインも豊富でファッションアイテムとしても人気です。今回ご紹介したウォレットチェーンの選び方やおすすめ商品を参考に取り入れてみてください。