トートバッグは、広く使われるバッグです。形的にいろいろなものが入るため、普段使いにする方も多いです。またデザインもよく、トートバッグをおしゃれなファッションアイテムとしてカジュアルシーンで使う大学生も少なくありません。

さらに実は、トートバッグは趣味のアイテムとしてだけではなく、ビジネスシーンでも使えます。できる限り1つのバッグにものを詰めたいビジネスシーンにはぴったりです。レザーやナイロンなどさまざまな素材の商品が展開されています。

そこで今回は、メンズ向けトートバッグの選び方やおすすめ商品をランキング形式でご紹介します。ご購入を検討されている方はぜひ参考にしてみてください。ランキングはデザイン・大きさ・材質・ブランドの4つのポイントを基準として作成しました。

良いトートバッグを選ぼうとしたとき、重視するポイントは人それぞれです。ここでは、数あるトートバッグを選ぶポイントの内、特に重視すべきポイントを紹介していきます。

トートバッグの素材は、トートバッグそれ自体の耐久度の高さと、質感、デザインの3つの側面に影響してきます。自分の納得のいく素材を選ぶようにしましょう。

「本革（レザー）」とは、動物の皮をなめして作られた製品です。原材料となめすのに時間がかかることから量産がされづらく、そのため高級感を楽しむことができます。その高級感とシックな色合いから、フォーマルな場やビジネスシーンでも活躍している素材です。

耐久性も高く、しっかりと使い込んだ本革のトートバッグは独特の柔らかさを備え、「味」が出てきます。その点は、ほかの素材にはない利点といえるでしょう。もちろん使える時間も長いので、高級トートバッグにはよく使われる素材です。

ビジネスシーンで活躍する30代・40代の男性にもおすすめです。以下の記事では、ビジネスバッグの人気おすすめ商品をランキング形式でご紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

天然繊維とは、自然界にある繊維で作った布のことをいいます。具体的には、「綿」が最も一般的なトートバッグに使われる天然繊維の代表として挙げられるでしょう。繊維にはそれぞれ特徴がありますが、単純に編み込んだものは柔らかいのが特徴です。

シャツに使われるような素材なので肌ざわりがよく、また、丸めて持ち運んだりすることができるので、買い物用など、普段使いのトートバッグとしてぴったりです。耐久度が気になるのなら、「キャンバス」素材のものを選ぶのもいいでしょう。

天然繊維のものはキャンバス素材のものも含めて総じて使いやすく、価格も安めなものが多いのですが、高級感という面では革製品に一歩劣ってしまいます。特に綿素材のものはカジュアルな印象を与えてしまいがちなので、注意してください。

合成革とは、天然の布地に合成樹脂を塗ったもののことをいいます。つまり、見た目や手触りを天然革に似せたもののことです。「革」とはいうもののあくまで別物で、そのため、雨に弱いというデメリットがなく、かつ高級感を保持できるのが大きな魅力といえます。

また、合成革は天然革と比較すると量産のしやすさから安い値段で、高級感を楽しむことができます。周りが革製品ばかりなので自分も革製品を購入したいけれど、バッグに高いお金は払いたくないメンズの方におすすめの商品です。

総合的に、価格と使いやすさのバランスが非常に高い水準でまとまっている素材だといえるでしょう。ただし、樹脂を塗布している関係上、どうしても長年使っていると表面が劣化しやすいというデメリットがあります。

合成繊維とは、いくつかの繊維を分子的に合成した化学繊維のことです。代表的な素材には「ナイロン」「ポリエステル」「アクリル」などが挙げられます。これらの素材は人間の生活に使うことを意識して作られたため、耐久性が高く軽いというメリットが挙げられます。

また、繊維の種類によっては表面にツヤがあって高級感のあるものも存在するので、見た目を気にする方にもおすすめです。さらに合成繊維は形状を維持しやすいため、使いすぎてトートバッグの形が崩れてくしゃくしゃになってしまうということがありません。

しかも水にもある程度の耐性があるので、汎用性という面では合成繊維は非常に高いものだといっていいでしょう。ただし、汚れがつきやすく、色落ちしやすいせいで洗うのが大変だという点は把握しておきたいところです。

トートバッグに求める機能は人それぞれです。買い物用であれば大容量かつ丈夫なものを求めるでしょうし、ファッションであれば格好良さを求めるでしょう。

通勤通学に使うにせよ、アウトドアに使うにせよ、あるいは買い物に使うにしても、トートバッグは外に持っていくことが多いと思います。そうなると、耐久性と同様に気になるのが撥水加工の有無です。

ふいに雨が降ってきたとき、撥水加工が施されていれば、中の荷物が濡れてしまうという可能性を減らすことができます。そのため、特に大切なものを入れるバッグであればあるほど、必ず撥水加工の有無を確認しておきましょう。

こと、会社の書類や財布や取引先の情報、パソコンなど絶対に濡れるとまずいものを入れるトートバッグを購入するときは、撥水加工・防水加工のしっかりとしたものを購入することをおすすめします。

「何をどれくらい収納できるのか」という点は、トートバッグにとって、最も重要な機能といっても過言ではありません。ただ、本体自体が大きいと、持ち運びが不便になってしまうでしょう。

そのため、トートバッグには本体はできる限り小さく、たくさんものを入れることができるという、一見矛盾した性質が求められます。それを、収納性と呼びましょう。バッグの大きさは、自分が入れたいメインのものから選びましょう。パソコンならA4サイズです。

トートバッグの中に何を入れることができるのかは、内部や外部にあるポケットの数を参考にするといいでしょう。たくさんポケットのあるものは、それだけいろいろなものを整理してしまっておくことができます。

普段から荷物が多くてたくさんものを入れるなら大容量のトートバッグがおすすめです。荷物を詰めすぎて、中から必要なものを出すときに手が入らない・余白がなくて取り出せないなんて悩みも解決してくれます。

また、大容量のトートバッグは外出中の突然できた荷物にも対応できるので、急な持ち帰りが発生する学生やスーパーに買い物に行く際のエコバッグなんかにも使えてマルチな活躍が期待できます。

ビジネスシーンでは非常に大切なものを入れることがあります。それが悪意を持った第三者に目を向けられる可能性も、決してゼロではありません。そのため、バッグの中身が上から見えないようになっているタイプを選ぶのがおすすめです。

具体的には、ジッパーがついているものを選ぶと、貴重品を狙われる可能性をぐっと下げることができます。特に満員電車で通勤するメンズは、万が一の事態にあわないよう、あらかじめ防犯性を高めておきたいところです。

さらに高い防犯性が欲しいという方は、鍵付きのバッグを購入するという手もあります。ただ、いちいちバッグを開けたり閉めたりするたびに鍵を開けるのは少し面倒なので、日常使いにはあまり向いていません。

仕事目的でノートパソコンやタブレットを持ち運ぶ方も多いのではないでしょうか。そうした場合は、パソコンやタブレットを保護する専用スリーブ付きのトートバッグをおすすめします。デリケートな機器であるため、ほかのアイテムと接触しない機能が重要です。

人目に触れるトートバッグはできるだけおしゃれなものが好まれます。そんなときは黒・ブラウンなどの色を選ぶのがおすすめです。特に黒に関しては派手な装飾などがなければ、あまり服装を選ばないので非常に万能な色といえます。

トートバッグを持ち運ぶ際、どのような形で運ぶのが一番楽でしょうか。それを想像して、自分にとって最も楽な方法で運べる商品を選ぶといいでしょう。

ハンドルが50cm以上あるタイプは、肩掛けでトートバッグを運ぶことができます。肩掛けをすると、重量が肩と腕に分散するので長時間荷物を運びやすく、ほかの持ち方と比べるとそれほど重く感じません。

そのため、合理的に重いものを運びたいという方は肩掛けができる、ハンドルが50cm以上のものをおすすめします。特に買い物でトートバッグを使う方や、持ち運ぶ荷物が片腕で運ぶのには重い場合は肩掛けがおすすめです。

ただし、肩掛けは肩部分から荷物部分にまであそびが出来てしまうため、何かの拍子で底がすれてしまったり、何かにぶつけてしまう可能性は高くなります。

トートバッグを手提げ状態で運びたいという方は、ベルトが40cm以下のものを選ぶといいでしょう。ベルトが短ければ、手にぴったりとフィットして持ち運ぶことができます。手提げ状態は安全性が高く、バッグ自体に傷がついてしまう可能性を下げることが可能です。

また、バッグを手提げ状態でスーツを着れば、新入社員であっても「様になる」というイメージが定着しています。そのため、少しでもよく見られたい方などはおすすめです。例えば、面接のときは手提げトートバッグを活用してみるといいかもしれません。

ただし、手提げにすると重いものを運ぶときにいろいろと不便なので気を付けてください。もし、状況によって手提げと肩掛けを使い分けたいという場合は、「ショルダーストラップ」つきのものを選ぶといいでしょう。

トートバッグの利便性を高めたいのであれば、自立するタイプがおすすめです。自立するタイプであれば、手を離したすきにトートバッグが倒れて中身が出てしまうといった事態を防ぐことができます。急いでいる場面などでは重要な機能です。

メンズ用トートバッグはさまざまなブランド・メーカーから販売されています。それぞれに特徴があるので見ていきましょう。

吉田カバンの大人気ハイブランドであるポーターからは、幅広い種類のメンズ用トートバッグが展開されています。リーズナブルな価格で購入できるナイロン素材や小さめサイズ、2wayタイプなどがあるので、用途に合ったバッグを見つけることができるでしょう。

日本の大手家具メーカーである無印良品からは、シンプルなキャンバス生地のトートバッグが販売されています。男女や年齢問わずだれでも使いやすいデザインなので、家族で使う場合にもおすすめです。ポケットが多いので、収納性もばっちりです。

まずはどこで買うかを選びましょう。トートバッグが購入できる場所は大きく分けるとオンライン・実店舗の2つです。

オンライン、いわゆるネット通販でトートバッグを選ぶメリットは、やはり自宅で時間や人目を気にせずゆっくり吟味できる点です。また、実際にお店に足を運ぶよりもはるかに多い種類をチェックできるのも魅力だといえます。

すっかり私たちの日常に根付いているオンラインの最大のデメリットは「イメージしていたものと違うものが届く」ではないでしょうか。そうならないためにも、素材・大きさ・色などはしっかりと確認する必要があるので気をつけましょう。

お金を出して買うものは自分の目で見て・手で触って確認したい、そういう方は実店舗に行って確認するのがおすすめです。その場で素材・大きさ・色などを確認できるので、自分の理想に見合ったトートバッグを選べるのがメリットといえます。

デメリットは実際に自分が動いて店舗を回らないといけないので時間がかかるのと、体力が必要な点です。なかなかお目当てのトートバッグが見つからなくて結局妥協してしまう、なんてことにならないように事前に調べておくのが良いかもしれません。

トートバッグは形状によって印象がガラッと変わります。ビジネスシーン・カジュアルシーンどちらに合わせるのか形状を参考に選んでみましょう。

縦型でスッキリとしたデザインでスーツの色に合うものはビジネスシーンでも十分にマッチします。仕事で使うことを考えるとノートパソコンやA4サイズの書類などを収納することも考えられるのでサイズにも注意しましょう。

横型のトートバッグはカジュアル向きなデザインといえます。大きなトートバッグは目立つので、衣服と色を合わせることでコーディネートの1つにもなり印象もガラッと変わるので、デザインや形状を意識してみましょう。

各通販サイトの売れ筋ランキングもぜひ参考にしてみてください。

※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。

ビジネスシーンやカジュアルシーンで役立つメンズ向けのバッグは、トートバッグ以外にもたくさん販売されています。以下の記事では、さまざまなメンズ向けバッグの人気おすすめ商品をランキング形式でご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

トートバッグは汎用性の高い人気のバッグであるため、レディース用・メンズ用ともに非常に多くの種類があります。今回ご紹介したメンズ向けだけでなく、さまざまな種類のトートバッグについて以下の記事でもご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

トートバッグは非常に実用性の高い商品です。そのため、さまざまな商品が販売されています。購入するものに迷ったときは、前述したランキングなどを参考にして、自分にとって最も良いものを選ぶようにしましょう。