かゆみ止め市販薬のおすすめ15選【最強は?冬の乾燥肌や子供にも】
2022/03/10 更新
頭皮から足にいたるまで、しつこく続く乾燥などによるかゆみに便利なかゆみ止めの薬。市販のかゆみ止めは塗り薬が多いですが、ローションタイプはクリームタイプなどさまざまな種類があります。今回はかゆみ止めの選び方と、人気でおすすめの商品15選を紹介します。
目次
しつこいかゆみに効くかゆみ止め市販薬
乾燥肌やストレスによるかゆみはしつこく、かゆみ止めがないとなかなか治りません。しかし、治したくとも皮膚科に行く時間がない方が多いです。そのような場合には手軽に入手できる市販薬を使いましょう。
かゆみ止めはどれも同じようなものだと思われがちですが、かゆみ止めはかゆみの原因によって効き方が変わります。また、使い心地も異なるため、自分に合ったもの選びがとても大切です。
そこで今回はかゆみ止め市販薬の選び方やおすすめ商品をご紹介します。商品は人気・タイプ・内容量・対応部位を基準に選定しました。購入を迷われている方はぜひ参考にしてみてください。
かゆみ止め市販薬の選び方
かゆみ止めの市販薬にはさまざまな種類があり、どれを選べば良いかわからない方も多いです。ここではかゆみ止めの選び方をご紹介していきますので、参考にしてください。
タイプで選ぶ
かゆみ止めにもタイプがあり、使用感が異なります。ストレスなくかゆみ止めを使用するには、自分に合ったタイプのかゆみ止めを選ぶのが重要です。
全身の広い範囲に使うなら「ローションタイプ」がおすすめ
ローションタイプのかゆみ止めは、広がりが良く広範囲に塗りやすいため、全身にかゆみ止めを使用したい場合におすすめです。ただし、ローションタイプのかゆみ止めは肌に刺激を与えるものもあります。
肌に合うかどうかは使ってみなければわかりませんが、肌が敏感な方は刺激の低いものがおすすめです。全身に使用するのであればローションタイプで、容量が多いものを選びましょう。
肌への刺激を減らしたい方は「クリームタイプ」がおすすめ
クリームタイプのかゆみ止めはローションタイプよりは広がりにくいですが、肌への刺激が少ないです。商品にもよりますがべたつきが多いものもあり、特定の部位にピンポイントに塗る際に適しています。
成分で選ぶ
かゆみ止めにはさまざまな成分が含まれています。かゆみの原因によっては特定の成分が有効になっていたりする場合があるので、何の成分が含まれているかをしっかりとチェックしましょう。
接触性皮膚炎などによるかゆみには「抗ヒスタミン剤」がおすすめ
抗ヒスタミン剤が含まれた外用薬・内服薬は、かゆみの原因となるヒスタミンを抑え、かゆみを鎮めてくれます。接触性皮膚炎にも有効なので、こちらを試してみるのがおすすめです。それでも効果がみられない場合は強めの成分が入ったものを使ってみてください。
かゆみをどうしても抑えたいときは「ステロイド」やリドカインが最強
あまり聞き慣れない言葉ですが、ジフェンヒドラミン・リドカイン・クロタミトンといった成分が、かゆみを抑える成分としてかゆみ止めに含まれている場合が多いです。
特に「リドカイン」や「ステロイド」は、すぐにかゆみを抑えたいときの最強の味方としてたくさんの愛用者がいます。
目の周りなど粘膜の近くに使用したいなら「非ステロイド軟膏」がおすすめ
ステロイドは最強のかゆみ止めとして有名ですが、体質によっては悪影響を及ぼすことがあります。どうしてもかゆみが治らない場合にはステロイドが適切ですが、かゆみが少ない場合や乳幼児に使用したい場合はステロイドが入っていないかゆみ止めがおすすめです。
また、顔や首など成分の吸収がよい部分や、目の周りや陰部の周りなど粘膜に近い場所に使用する際は非ステロイド軟膏がおすすめです。軟膏タイプは液が硬いので、液垂れの心配がありません。
乾燥性皮膚炎にはセラミドやワセリンなど「保湿成分」がおすすめ
乾燥肌によるかゆみの場合には、肌の乾燥を防ぐ効果がある成分が含まれているかゆみ止めを選びましょう。かゆみを抑える成分だけだと、乾燥性皮膚炎の場合には根本的な解決にはなりません。
根本からかゆみを取り除く為には保湿が欠かせません。かゆみ止めに含まれている有名な成分は、セラミド・ワセリン・ヘパリン類似物質・尿素です。
そのため、乾燥肌の方は乳液などにもこだわって保湿することがおすすめです。以下の記事では人気でおすすめの保湿クリームと乳液をそれぞれ紹介しているので、こちらも併せてご覧ください。
かぶれ・湿疹・じゅくじゅくの症状がある方には「亜鉛化軟膏」がおすすめ
かぶれ・湿疹・じゅくじゅくした症状が気になる場合には、亜鉛化軟膏がおすすめです。亜鉛化軟膏は皮膚を保護する効果が期待されており、皮膚の乾燥を予防したり、外部の刺激から守ります。子どもにも使用できるので、お子様がいる家庭に最適です。
掻きすぎたときに備えて「抗炎症作用」などの成分もチェックしよう
かゆみを抑える成分や保湿成分だけでなく、かゆみ止めには別の成分が含まれているものもあります。例えば、炎症を起こしてしまった肌に効果的なグリチルリチン酸ジカリウムなどです。
それ以外にも抗菌作用や肌の修復作用のある成分が含まれているかゆみ止めもあるので、購入の際は成分にも注目してみてください。
ぐずる子供や夜になると体がかゆい方には「効き目が早い成分」がおすすめ
肌のかゆみは耐えがたいもので、小さな子供をおとなしくさせることは大変です。また、夜になってかゆみが出ると、眠れなくなって翌日に響きます。そういった場合には効き目の早い成分が含まれた薬がおすすめです。
塗り薬や飲み薬などで「アトピー」のかゆみも抑えられる
アトピー性皮膚炎で悩んでいる方は多く、そのような方にとってかゆみ止めは必須のアイテムです。アトピーによるかゆみは簡単に治るものではなく、かゆみ止めを使ってもおさまらないこともあります。
しかし、最近はアトピーによるかゆみを止めるために、さまざまな薬が開発されています。塗り薬や飲み薬など、服用方法も多様です。ただ、成分によっては体質に合わない恐れもあるので、医者と相談のうえ、適切な薬を処方してもらいましょう。
塗り薬のべたつきが気になるなら「湿布」がおすすめ
塗り薬は乾くまでにべたついて服や触れるものが気になりがちです。そういった場合には湿布を使いましょう。湿布ならべたつきが気になりません。手の届くところであれば簡単に貼り付けられるので、検討してみください。
湿布で肌がかぶれる場合は「飲むかゆみ止め」がおすすめ
湿布をつけていると肌がかぶれたり、はがす時に痛みなどの問題が発生する場合もあります。そういった方には飲むかゆみ止めがおすすめです。錠剤や粉などがあるので、効果と飲みやすさを見て選んでください。
顔用や頭皮用など使用できる「部位」は必ず確認しよう
痛み止めには商品ごとに対応している体の部位が異なります。頭皮のかゆみ・フケに悩んでいる方は頭皮用・体のかゆみはボディ用・顔の乾燥やかゆみにはフェイス用のかゆみ止めを選ぶようにしましょう。
中には、あらゆる部位に対応している商品もあり、非常に使い勝手がよいです。しかし、部分的なかゆみ止めのほうが効き目が良い場合も多いので、部分的なかゆみの場合はそちらを利用してください。
長期的に使用するなら「容量」も確認しよう
かゆみ止めの容量は非常に重要です。一時的なかゆみの場合には少量でも十分なケースもありますが、保湿ケアなど、長期的に使用する予定の方はできるだけ容量が多い商品が適しています。
乾燥肌を防ぐ保湿ケアは長期的に行うことが大事です。容量の多いもの、詰め替えのある商品を選ぶと続けやすいですし、コスパもよくなります。
使用者で選ぶ
薬の成分によっては体質に合わない場合があるので、赤ちゃんや肌を気にする女性は注意してください。特に赤ちゃんの肌は繊細なので、選ぶ際には細心の注意が必要です。
「赤ちゃん・子供向け」なら刺激が少ないものを選ぼう
赤ちゃん・子供用にかゆみ止めを選ぶ際には、肌への刺激が少ない商品を選ぶようにしましょう。赤ちゃんや子供の肌は基本的に繊細なので、刺激が大きい商品を選ぶと、肌が弱ってしまう可能性があります。
赤ちゃん・子供向けの商品も販売されているので、そちらがおすすめです。赤ちゃん・子供用にかゆみ止めを選ぶ場合は、特にステロイドの商品に注意してください。
どうしても心配な方は医師に相談した上で処方してもらうようにしましょう。
「女性向け」ならメイクとの兼ね合いも考えよう
かゆみ止めの中でも、保湿効果だけではなく、肌をすこやかに保つ効果がある商品は女性から支持を得ています。このタイプの商品は美肌効果が期待できるなど、人気が高いです。ただ、継続して使用するのであれば、ニオイのない商品が適しています。
かゆみ止めなどの薬用品は独特なニオイのするものがあるので、塗った後に出かける場合は、ニオイが少ないものを選びましょう。また、顔のローションを選ぶ際には、化粧後に塗っても化粧ノリに影響しないタイプの商品がおすすめです。
塗るだけじゃない!「飲み薬・内服薬」も活用しよう
かゆみを抑える薬といえば塗るタイプ(外用薬)が多いですが、飲み薬のタイプ(内服薬)もあります。このタイプのかゆみ止めは体の中のかゆみを促す成分を抑えることでかゆみを鎮める点が特徴です。
内服薬は手軽に服用できるため、仕事中で肌に塗るのが難しい場合や、塗りづらい箇所にかゆみを感じている場合におすすめです。しかし、内服薬は体内に入れるものなので、外箱の注意事項をよくチェックして飲むようにしましょう。
かゆみ止め市販薬のおすすめ15選
かゆみ止め市販薬のおすすめ商品一覧表
商品 | 商品リンク | 特徴 | タイプ | 内容量 | 対応部位 | 分類 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
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アセムヒEX |
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汗かぶれにおすすめのかゆみ止めクリーム |
クリーム | 15ml×2個 | 全身 | 医薬品 |
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アルテニーニローション+アルテナチュラル |
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メンソールが心地よいローション |
ローション | 300ml | - | 医薬品 |
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アピトベール |
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何度も繰り返すかゆみを優しく鎮める |
軟膏 | 20g | 全身 | 医薬品 |
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セタフィルモイスチャライジングクリーム |
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全身に使える大容量のかゆみ止めクリーム |
クリーム | 566ml | 顔・全身 | - |
|
Neutrogena |
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深層までうるおう敏感肌向けのローション |
ローション | 250g | 全身 | - |
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ヘパソフト |
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冬になると体がかゆい方や顔の乾燥トラブル対策に |
ローション | 100g | 顔 | 医薬部外品 |
|
メンターム メディカルクリームG |
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ビタミン成分とカサカサ肌防止成分を配合でアトピー患者も愛用 |
クリーム | 145g | 全身 | 医薬部外品 |
|
キュアレアa |
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毎日のマスクで荒れたお肌にも使える |
軟膏 | 8g | 顔 | 第2類医薬品 |
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メディクイックH |
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頭皮のカサつくかゆみにピンポイントで届く |
ローション | 120ml | 頭皮 | 医薬部外品 |
10
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ユースキンあせもジェル |
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子供の汗あれ対策に最適 |
ジェル | 140ml | 全身 | 医薬部外品 |
|
薬用ユースキンS |
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敏感肌にもおすすめのスキンケアローション |
ローション | 150ml | 顔・全身用 | 医薬部外品 |
|
オシリア軟膏 |
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誰もが悩むおしり問題の救世主 |
軟膏 | 10ml | おしり | 指定第2類医薬品 |
|
フェミニーナ軟膏S |
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デリケートゾーンに優しい低刺激軟膏 |
軟膏 | 15~30g | デリケートゾーン | 第2類医薬品 |
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レスタミンコーワ糖衣錠 |
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内側から治したい方におすすめの飲むかゆみ止め |
内服薬 | 120錠 | - | 医薬品 |
通販サイトの最新売れ筋ランキングもチェック!
各通販サイトのかゆみ止めの人気商品も以下より参考にしてみてください。
※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。
薬以外で乾燥によるかゆみを防ぐ方法
ここまでかゆみ止め薬を紹介してきましたが、薬に頼らずにかゆみを防ぐ方法があります。ここからは、薬を使わずにかゆみを予防する方法をご紹介するので、参考にしてください。
「熱すぎる風呂や長風呂」は避ける
乾燥によるかゆみは、肌への刺激によって引き起こされるケースが多いです。寒い日は熱いお湯に浸かりたくなりますが、あまりに熱すぎると肌への刺激になります。肌に必要な分の皮脂が溶け出す原因にもなりかねません。
また、長湯で体温が上がるとかゆみが引き起こされる場合もあります。洗う時にナイロンタオルなどでゴシゴシこするのも、刺激となるので避けましょう。入浴後も、バスタオルでゴシゴシ拭かず、水をバスタオルで吸収するイメージで、肌を押さえるように拭き取ってください。
「エアコンでの乾燥」に注意
エアコンの風は乾燥の原因となります。可能であればエアコンではなくストーブや湯たんぽへの切り替えましょう。エアコンをつける際は、並行して加湿器を使ったり、部屋に洗濯物を干すと室内の湿気を増やせます。
ひどくなる前に「ローション」で保湿
乾燥してきたな、と思ったら、かゆくなる前にローションを塗って保湿しましょう。学校や会社でエアコンがついている場合は乾燥しやすくなるので、特にこまめな保湿が肝心です。
一度かゆくなってしまうと連鎖的に続いてしまうので、乾燥肌の自覚がある方は保湿ケアを怠らないようにしてください。
冬には「加湿器」をつける
加湿器をつけると、室内の乾燥を防げます。冬は特に空気が乾燥するので、乾燥肌の方は加湿器が必須です。加湿器がない場合は、室内に洗濯物を干す・熱湯を沸かす・濡れタオルを近くに置いておく、などでも加湿器代わりになるので一度試してみてください。
虫刺されによるかゆみには「虫刺され用の薬」を使おう
虫刺されによるかゆみには、これまで紹介してきたようなかゆみ止めの薬よりも、虫刺され用の薬を使うようにしましょう。虫刺されによるかゆみの場合は、通常のかゆみ止めでは効果がない場合もあります。
虫刺され薬の中には早く効くタイプもあるので、そういったタイプであれば掻きむしってしまう心配もありません。そのため、ぜひ虫刺され用の薬を使うようにしましょう。以下の記事ではおすすめの虫刺され薬・虫除けスプレーを紹介しているので、こちらも併せてご覧ください。
まとめ
ここまでかゆみ止め市販薬のおすすめ15選をご紹介してきました。デリケートゾーンや目の周りなど、人によってかゆい部位はさまざまです。軟膏やローションのようにタイプも多種多様なので、自分に合った商品を見つけましょう。
ランキングはAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2022年03月10日)やレビューをもとに作成しております。
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