東京オリンピックでの公式種目にも選ばれ、人気が高まるソフトボール。部活やサークルなこれからソフトボールを始めたい方も多いですよね。実はソフトボールには専用グローブが販売されていて、中学・高校生用や兼用など種類も豊富に用意されています！

野球用とソフトボールは扱うボールの大きさが違うので、ソフトボール用のほうがグローブのポケットが広く大きいボールをとりやすい構造です。ジュニア用や女子用のサイズの揃えも良く、手に合ったグローブを選びたいですよね。

そこで今回は、ソフトボール用グローブの選び方と、人気おすすめ商品ランキングを紹介します。ランキングでは女子用含む一般用ソフトボール用グローブ7選と、ジュニア用ソフトボール用グローブ3選をバランスよく含めていますので、参考にしてみてください。

ソフトボール用グローブを選ぶときのポイントをご紹介します。ソフトボールを楽しく快適にプレイできるように、ご自分の手に合ったソフトボール用グローブを選びましょう。

ソフトボール用グローブでも右投げ用、左投げ用が販売されていますが、一部のグローブでは右投げ用だけしか販売していない場合もあります。ネットなどで注文する場合にはご自身の利き手と間違いがないように気をつけましょう。

ソフトボール用グローブは各ポジションの特性に合わせてサイズやポケットの深さなど変わってきます。定位置が決まっていない方はオールラウンド用が幅広く使えておすすめです。

ピッチャー用グローブは、ソフトボールの握り方をバッターに分かりにくくするために、ポケット部分が深めの設計で、親指と人差し指の間にあるウェブ部分が隙間がなく覆われているタイプがおすすめです。

またピッチャー用グローブはグローブの本体やひもに使っている色に注意が必要で、ボールと同じ色の使用が禁止されていますので、ソフトボールでよく用いる白や黄色のカラーを使ったグローブは避けたほうが良いです。

内野手用グローブは、ゴロの処理や素早い送球が必要になるため、ボールを扱いやすいコンパクトでポケットも浅めのグローブが適切です。プレースタイルによっては大きいポケットで捕球力を重視したい方もいると思いますので、あくまで目安としてお考えください。

外野手用グローブは、ゴロやフライを広範囲に動きながら確実にキャッチできる捕球力を重視して、大きく縦長でポケットも深いグローブが好まれます。また開きやすさを重視する場合には親指と人差し指の間にあるウェブ部分は網状のものがおすすめです。

固定したポジションが決まってない方や、これからソフトボールを始める初心者の方にはオールラウンド型のグローブがおすすめです。オールラウンド型はグローブの販売数も多くどのポジションでも対応できますが、ポジション専用グローブよりは性能面で劣ります。

捕球回数がソフトボールのポジションでも最も多いキャッチャーの方は、捕球力を安定させるためにキャッチャー専用のソフトボールミットがおすすめです。捕球面が広くポケットが深い作りになっているので、しっかりとボールを掴む性能に優れています。

下記の記事では、キャッチャーミットの人気おすすめランキングをご紹介しています。ぜひご覧ください。

ソフトボール用グローブは天然皮革と合成皮革、またはそれを両方を素材として使ったモデルがあります。それぞれに特徴がありますので、お好みに合った素材を選びましょう。

牛革など天然皮革を使ったグローブは、購入直後は硬く、長く使い込んでいくほど手に馴染んで型崩れしにくい特徴があります。天然革なので水分や汚れに弱く手入れの手間がかかりますが、長く使える本格的なグローブがほしい方におすすめです。

柔らかくて扱いやすいものが多く、購入してすぐにでも使いやすいです。また湿気や水にも強いので、天然皮革と比較して細かな手入れを必要としません。リーズナブルなモデルが多いので、初心者や安いグローブを探している方におすすめです。

天然皮革だと価格面では少し予算オーバーだが、なるべく合成皮革よりも耐久力や型付けのしやすいグローブを探している方には、本革と合皮を組み合わせたハイブリッド素材を用いたグローブがおすすめできます。

天然皮革よりもリーズナブルで合成皮革よりも素材が良い面ではメリットがありますが、部分的に素材が変わると時間が立つにつれて素材別に劣化の違いが出てくるため、全体のバランスが損なわれてくるデメリットがあります。

ソフトボール用グローブジュニア用・女性用・ポジションなどによっても販売されているサイズが変わってきますので、サイズ選びの目安として参考にしてください。

ジュニア用はサイズSS～LLまで用意があり、身長や学年を目安に選ぶのが適切です。サイズSSは身長120cm以下の低学年・Sは身長120-135cmの低中学年・Mが身長130-145cmの中学年・Lが身長145-155cmの中高学年・LLが身長155cm以上の高学年が目安です。

ジュニア世代では、1年で身長や手の大きさも大きく変わりますので、現時点でぴったりのグローブを選ぶとすぐに小さくなる場合があります。できれば実際に試着しながら、大きすぎないが少し余裕のあるサイズを選びましょう。

手が小さい方や女子用には、6～11インチのサイズが最適です。女子用グローブと銘打って販売されているモデルもあれば、一般用モデルの中で手が小さいプレイヤー向けとして6～11の小さめサイズを用意しているケースもあります。

一般用のソフトボール用グローブでは、ピッチャー用が11-12・内野手用が9-11・外野手用が13-15・オールラウンド用が9-15が目安です。手の大きさによっても変わりますが、高校生以上の男子は大人用のグローブがおすすめです。

自分の手のサイズよりも大きめのポケットのグローブが好みな方や、手の成長に合わせて現在の手のサイズより大きめのグローブを選びたい方には、グローブが抜け落ちてしまうのを防ぐために革紐やベルトで手口の部分を調整できるグローブがおすすめです。

グローブを買ってすぐに使いたい方は、店舗に足を運びスチーム型付け対応の商品をチェックしましょう。スチーム型付けとは、グローブを叩いたり蒸したりして柔らかくする工程のことで、スチーム型付けするより格段にボールが握りやすくなります。

スチーム型付けはメリットしかないと思われますが、スチーム型付けをするとグローブが柔らかくなることで寿命が短くなったり、未使用でも返品不可になる恐れがあります。

カスタマイズされたグローブが欲しい方はオーダーメイドモデルもあります。革や紐の色や刺繍などのデザイン面も、縫い方やウェブの形状など機能面のカスタマイズもありますが、詳細はメーカーによって異なるので、メーカーホームページからご確認ください。

一般的にオーダーメイドは購入から数週間から場合によっては数ヶ月と納品されるまでの時間がかかるのと、カスタマイズする内容によって追加料金が発生します。コストや納期を抑えたい方は市販モデルから選ばれるのをおすすめします。

ソフトボール用グローブは国内・海外のさまざまなメーカーが開発をしていますが、それぞれのメーカーによって商品に特色があります。

ミズノのソフトボール用グローブはスタンダードな王道モデルが揃っています。ジュニアサイズや手の小さい方向けのサイズにも豊富な選択肢があり、一部オーダーメイドが可能なモデルもあります。高品質で間違いのない王道のグローブが欲しい方におすすめです。

ローリングスは、メジャーリーグでの人気が高いメーカーで、日本のメーカーにはない独特なカラーリングや、メジャーリーガーの声を反映したウェブや指カバーの構造に特徴があります。個性的なデザインやメジャーリーグが好きな方におすすめのメーカーです。

ゼットのソフトボール用グローブは、小指2本入れができる設計のモデルで、小指を入れる部分に薬指も入れられます。グローブの開閉をしやすく、グローブサイズはそのままにポケットの広さを確保できます。小指2本入れ設計をお探しの方におすすめです。

ウィルソンのソフトボール用グローブは、女性向けに本格的モデルを提供するQueenシリーズや、かわいいデザインが入ったモデルが多く販売されています。女性向けデザインのラインナップから選びたい女性ソフトボーラーにおすすめできます。

各通販サイトの売れ筋ランキングもぜひ参考にしてみてください。

※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。

二つのグローブの一番の違いは、ソフトボール用グローブの方がボールのサイズに合わせてポケットが大きく作られている点です。その違いを除くと野球とソフトボール用のグローブは基本的に同じ構造になっています。

そのためソフトボール用のグローブを野球に使用してもその逆でも問題ありません。測り方は球を受け止める面の人差し指の先から付け根までの長さと、土手の部分の端までの長さを足した合計になります。分からない場合は、お店に行って一度測ってみましょう。

ソフトボール用グローブには軟式グローブでソフトボールできるグローブもあります。扱うボールの大きさは若干異なるものの、ボールへの耐衝撃性やポケットの開きやすさ、柔らかさなど求められる機能の共通点が多いため兼用でもしっかりと使えます。

コスト面を重視して軟式野球にもソフトボールにも兼用できるグローブをお探しの方には適切な選択肢としておすすめできますが、使用用途やポジションが固まった際にはより性能の高い専用グローブへの切り替えがおすすめです。

下記の記事では、軟式グローブ・バッドの人気おすすめランキングについてご紹介しています。ぜひご覧ください。

購入したソフトボール用グローブは、自分の手に馴染むような型付けと日々の手入れをしっかりと行うとより長く、より使いやすいグローブに変わっていきます。

グローブの購入直後にまだ硬くて手の馴染みが少ない場合は、グローブの開閉や捕球操作のしやすさを向上させるために型付けを行うのがおすすめです。型付けは専門業者に頼むのも可能ですが、オイルを用いて自分で行うのも可能です。

もしご自身で型付けをしたい場合には、型付け用のオイルを用いてグローブをドライヤーなどで温めて柔軟性を持たせながらグローブを揉んだり叩いたりして型付けをしていきます。理想に近い型になるまで何回か型付け作業を繰り返しましょう。

練習や試合などでグローブを使った後は、しっかりと土や砂などの汚れを落とすために専用のブラシでブラッシングをしましょう。汗や雨や雪でグローブが濡れている場合は、しっかりと水分を乾燥させないと革製品なのでひび割れや破損の原因になります。

汚れをしっかりと落とした後は、革のやわらかさと保湿性をキープするために、グローブ用のオイルで磨くのがおすすめです。グローブ用のオイルやクリームはいろいろな商品がありますが、最低限艶出しや汚れ落としも兼ねた万能型オイルを1つ持っておくと安心です。

下記の記事では、野球グローブ用オイルの人気おすすめランキングについてご紹介しています。ぜひご覧ください。

今回はソフトボール用グローブのおすすめ商品10選をご紹介しました。ソフトボール用グローブの選び方には利き手・サイズ・ポジション・素材・メーカーから選ぶ方法がありましたね。ご自身の手に合うソフトボール用グローブを見つけてください。