ご家庭での一歩踏み込んでのDIYや、クリエイターたちの小物作成に大きな手助けとなる家庭用卓上フライス盤は、手動式と自動式のものがあり値段構成もさまざまです。調べれば調べていくほど興味が広がります。

卓上フライス盤で加工できると聞くと木版などに絵や文字を書き込んだりできるのかなと想像しますよね。実はそれだけでなく精密な部品の加工、製造もできるんです。1ミリ以下の加工調整が可能な加工機が勢揃いしています。

そこで今回は卓上フライス盤の選び方や使い方・おすすめ商品をランキング形式でご紹介します。ランキングは価格・タイプ・機能を基準に作成しました。購入を迷われている方は是非参考にしてみてください。

卓上フライス盤の魅力は、1ミリ単位以下の調整ができる工作力を兼ね備えているところです。用途や予算に合わせて卓上フライスを選びましょう。

卓上フライス盤には主に2種類のタイプがあり選択する重要な基準です。

卓上フライス盤で一つの部品を手作りで仕上げていく、試行錯誤を繰り返し卓上フライス盤を自分の体の一部のように使いこなし作り上げるなら、職人肌の方が求める手動による卓上フライス盤がおすすめです。

手動の卓上フライス盤にも、10数キロから50キロを超えるものまであります。手動に絞り込んでいる方でもさまざまな製品を比較検討してみるのがおすすめです。また、高額ながらも優秀な日本メーカーの精密なマシーンも検討してみてください。

卓上フライス盤CNCルーターの使用により家族みんなで安全に楽しく加工作業を進められます。木版、プラスチックなどさまざまなやわらか素材が加工できるのがおすすめです。

たくさん売れているものや使用された方々のレビューが書かれているもの、同じメーカーの卓上フライス盤がバージョンアップしているものなど、おすすめミニ卓上フライス盤は大きさも値段もさまざまです。

「縦型」と呼ばれているものが一般的な卓上フライス盤として出回っています。

スタンダードな構成で固定された主軸頭に支柱を軸にしたテーブルが上下に運動し、さらに左右に動してテーブルに固定された素材を加工します。このタイプが一般的な卓上フライス盤の構造です。

「ひざ形」の機能に前後運動の機能を加えられたものが「ラム形」です。かなり大きめのものもあり、加工範囲が広がるため大型の素材を加工可能です。ラム形は工場などでも使用されます。

主軸頭の上下の働きに加えテーブルの前後左右の働きによって柔軟性を存分に発揮できる機能を兼ね備えられたものが「ベッド形」といわれる卓上フライス盤です。小型でも十分に量産型の機能を発揮できるのでおすすめします。

卓上フライス盤の名前から想像すると小型で軽いイメージがありますよね。実は50キロを超えるマシーンもあるんです。基本的に10キロ以上のものがほとんどで、ご自宅では卓上フライス盤の定位置をきちんと決めておく必要があります。

自動卓上フライス盤には重量級のものも存在しますが、本体10キロ以下のものもあり持ち運びに便利です。ミニ卓上フライス盤といわれる小型のものも多く出回っています。とても扱いやすいのでおすすめします。

卓上フライス盤の回転軸の早さはrpmの単位で表示されていて、数字は1分間の数値が表示されていて商品を選ぶ基準となります。大切な数字ですので軽く見逃さないようにしてください。

回転数の早いものは木版など柔らかい素材を美しく短時間に仕上げられ、回転数の遅いものは金属など硬い素材を加工するときに使います。エンドミルやドリルを欠損させたり摩耗させないためです。

数字の幅が広いフライス盤なら柔らかい素材の木版やプラスチックから、硬い金属類の加工まで切削技術を思う存分発揮できます。ご検討されている卓上フライス盤が回転数を調整できるものなのか必ず確認してください。

切削作業による騒音はやわらかめの素材の木版で必ずでます。金属加工の際ならなおさらで、小型の卓上フライス盤でも高性能なだけに仕方ないです。木版、プラスチックなどやわらかめの素材の加工のみを希望している方は、自動式の小型をおすすめします。

自動式ではCNCルーターの使用知識が必要とされており、マニュアルでの勉強も必須となります。オフラインでコンピューター使用可能なものなど、マシーンによって仕様はさまざまです。

ホーザンなどの日本製品には秀逸な卓上フライス盤が多いです。高額でも人気が高く手動式のものはほとんどが日本製で、部品の加工も組み立てもひとつの会社ですべてを行うメーカーもあり日本の技術力の高さがうかがえます。

多くの日本製の手動のものはボール盤としての機能も発揮します。おすすめ日本製品として名高い理由のひとつです。これらは付属されていて、卓上ボール盤へと早変わりできます。

乗用車の購入などは自分のお気に入りのメーカーしか買われない方も多いのではないでしょうか。卓上フライス盤メーカーにはどれほどの魅力があるのかチェックしてください。

プロクソンは検索すればメーカーとして必ずと言っていいほど出てくる卓上フライス盤メーカーです。卓上フライス盤以外にもさまざまな加工機を世に送り出している企業なので是非検索してみてください。

東洋アソシエイツが誇る高性能高品質の卓上フライス盤は、本体は50キロあり卓上に設置するのもはばかれるほどの重量感です。一生モノの品で錆を発生させないために油でのこまめな手入れが必要となります。

精密機器の代名詞ともいえる東洋アソシエイツの傑作卓上フライス盤です。ドリルチャックも付属していて柔軟性も兼ね備えた卓上フライス盤は購入希望者の憧れの一品といえます。機能重視の美しき精密卓上フライス盤おすすめメーカーです。

ミニ卓上フライス盤の一流メーカーには寿貿易株式会社_株式会社メカニクスが君臨していて、小型の製品に力を注いでいて革新的、業界をリードする存在と言えます。卓上フライス盤周辺のオプションも充実していて、もっとも頼れる企業のひとつです。

部品の製造から組み立てまで一貫して行っている業界の王で、卓上フライス盤の中身の部品そのものまで制作し、組み立てまで行えるわけですから日本企業そのものです。ちなみに画像の商品価格は100万円を超えています。

予算に合わせて卓上フライス盤を選びましょう。卓上フライス盤は、1万以下のリーズナブルなものから3万円以上のハイスペックモデルまでさまざまです。それぞれの違いなどについて解説するので、ぜひ参考にしてください。

数千円で売られているミニ卓上フライス盤とはいわゆる土台で、加工品を固定するためのものです。注意して検索してみてください。複数のレビューを見たりして情報を集めて判断してください。

オプションとしてのツールが1万円以下で購入が可能です。アルミ製のワークテーブル、クロステーブルなどがヒットします。参考までにいろいろ検索してみてください。替えのエンドミル、ドリルを買い置きするのもおすすめです。

2万円前後の卓上フライス盤もありますが、おすすめはもうひとつランク上のCNCルーター使用が可能なものです。定番品よりも財布にやさしくソフトによってデザイン、下書きを行い加工します。安全性も抜群のおすすめ商品です。

ミニ卓上フライス盤として、いわゆる彫刻機としての機能の強い商品もあり、こちらもCNCルーター使用により安全に作業を進められます。素材は柔らかい木材、プラスチック製専用のおすすめ卓上フライス盤です。

パソコンやタブレットのように中古品がたくさん販売されていれば、新古品を見つけられ、ほぼ新品を低価格で手にする可能性もあります。卓上フライス盤の場合はどうなのか検討しましょう。

オークションでは卓上フライス盤の中古品の出品は少ないのが現状です。それでも出品は必ずされています。購入を急いでいない方はマメにチェックするのをおすすめします。手動式のフライス盤の出品がほとんどです。

各通販サイトの売れ筋ランキングもぜひ参考にしてみてください。

※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。

そもそも卓上フライス盤でできることを知りたい方は多いのではないでしょうか。下記に卓上フライス盤でできるおもな作業について、箇条書きでまとめるので、ぜひ参考にしてください。

• 平面にけずる
• 溝・T溝などの加工
• 穴あけ加工
• タップ加工

上記のほかにも特殊な刀を使用することで、より本格的な複雑な加工もできます。

クリエイターとして小型の木版、プラスチックなどやわらかめの素材、固めの金属にも自分のデザイン画を掘れるので、エンジニアとしてバイク等の部品等の加工、製造ができるので可能性は無限に広がります。

手動式卓上フライス盤なら小物のデザイン版や金属類の各部品の加工製造ができます。自動式なら木版などのやわらかめの素材を短時間で量産加工できると覚えておきましょう。

卓上フライス盤自体の精度を上げたいがために、みずから改造に挑戦し続ける方々もいて、もの作りにかける意気込みがすごいです。CNC化に改造するこだわりを持ち続け、もう購入できない部品を製作する意気込みには頭が下がります。

また、中古と新品の部品等を組み立てて挑戦されている方もいらっしゃいます。その工程もとても丁寧な説明でわかりやすい、とても親切で楽しい工房です。ぜひ参考にしてみてください。

家族や仲間と長く楽しく卓上フライス盤で創作していくためには、安心安全な使い方を常に意識しなければなりません。

どのような作業を進めていくのにも情報の大部分を補っている視覚を守らなくてはなりません。安全メガネは視界を保ったまま正面からだけでなく上下左右からの破片等をブロックしてくれます。

現在は各100円ショップでさまざまなメガネが取り揃えてあり、安全メガネも小さなコーナーに陳列されています。値段も上がる可能性もあるので、予備用に買い置きしておくのもおすすめです。

どのような安全メガネも使用中に曇ってきます。こまめに休憩をはさみながら安全メガネの曇りをとって作業再開してください。安全メガネもすべての素材がプラスチックでできているものと、大部分がゴム素材のものなどさまざまです。

卓上フライス盤を使用するにあたっては手袋、軍手使用は厳禁で、それは巻き込みを防止するためです。ミニ卓上フライス盤でも回転軸に巻き込まれれば大けがします。恐ろしい事故になりかねません。

ミリ単位以下の細かい調整をしながらの作業となりますので、指先に神経を集中させて怪我のないように作業を進めてください。服装も体にフィットするもので袖のボタンはきちんとかけ、髪の毛の長い方は束ねて作業に集中できるようにしましょう。

卓上フライス盤動画や画像を見ても手袋、軍手はしていません。作業が終わり卓上フライス盤の電源を切りコンセントを抜いてから清掃時にそこで初めて手袋、軍手の使用が可能となります。細かい破片に気を付けましょう。

以下の記事では工具セット・工具箱のおすすめ人気ランキングを紹介しています。ぜひご覧ください。

ここまで卓上フライス盤について選び方とランキング、安全な使い方を中心に紹介してきました。手動式と自動式があり種類も機能も豊富なフライス盤の自分に合ったマシーンを見つけ出してさまざまな素材を加工して楽しんでください。