妊娠検査薬は、妊娠の有無を調べたいときや病院を受診する前にセルフチェックできる便利なアイテムです。しかし、購入を検討している方の中には、妊娠検査薬を購入したくても家の近くのコンビニやドラッグストアでは買いづらい…という方もいらっしゃるのでは？

実は、一般的な妊娠検査薬はオンラインショップでの購入可能なものがほとんど。しかも、1回分だけでなく、2回〜3回分の検査キットがセットになった手頃な商品もあります。妊活中の方など、まとめ買いしておきたい方にも向いています。

そこで今回は市販妊娠検査薬の選び方やおすすめ商品をランキング形式でご紹介します。ランキングは妊娠検査薬のタイプ・検査可能時期・内容量を基準に作成しました。どれがいいか購入を迷われてる方はぜひ参考にしてみてください。

妊娠検査薬を購入する際に知っておきたい選び方のポイントを、妊娠検査薬のタイプ、判定結果の見やすさ、価格などに注目してご紹介します。

妊娠検査薬は検査可能な時期の違いで2種類に分けられます。ここでは、一般妊娠検査薬、早期妊娠検査薬の2種類をご紹介します。

※第２類医薬品のこと。検査薬は妊娠しているかどうかを補助的に検査するものであり、妊娠の確定診断をおこなうものではありません。

特に急ぐ理由がなく確実に判定したい場合は、生理予定日の1週間後から使える第２類医薬品の一般妊娠検査薬がおすすめ。生理周期が整っていて予定日がわかる方に向いています。生理周期が不安定な方や、待ちきれない方はフライングしやすいのが気になる点です。

一般妊娠検査薬はコンビニやドラッグストアでも買えますが、販売店で買いにくい方はオンラインショップでの購入がおすすめ。妊活中のまとめ買いもできます。

早く結果を知りたい方や、生理周期が不安定な方には、生理予定日の当日または数日前から使用できる感度に期待の第２類医薬品の早期妊娠検査薬がおすすめです。そのようなタイプは、フライング検査薬とも呼ばれています。

ただ日本で市販されているものは種類が少なく、薬剤師がいる薬局などの販売店でしか買えないのが懸念点。妊娠検査薬についてもっと詳しく知りたい方は、記事の最後にまとめてあるのでチェックしてみてください。

妊娠検査薬を選ぶ際は、判定結果の見やすさも重要なポイントです。ここでは、蒸発線タイプ、デジタルタイプの2つに分けてご紹介します。

妊娠検査薬で最も多いのが蒸発線タイプ。蒸発線タイプには、判定窓しかないものと、検査の終了を知らせる終了窓と判定窓が分かれているものがあります。判定のしやすさを重視するなら、終了窓と判定窓が分かれているタイプがおすすめです。

蒸発線タイプは種類も多く、価格が比較的手頃なのが特徴。また、数回分のセットになった商品が多いため、妊活中の方など頻繁にチェックしたい方に向いています。

妊娠検査薬の中には、検査結果を記号や文字で表示させるデジタルタイプの商品もあります。はっきりと結果が表示されるので、誰がみても判断しやすいのが特徴。ただ、デジタルタイプの妊娠検査薬は商品数が少なく、価格も高いという懸念点もあります。

毎月検査薬を使用する方や、生理周期が不安定でフライングする可能性が高い方には、2本〜3本入りのセット商品が手頃です。1本入りの1回用を複数購入するよりも、手に取りやすい値段で購入できるものが多くなっています。

妊娠検査薬は、日本国内で市販されているもの以外に、海外で販売されているものを個人輸入する方法もあります。特に早期妊娠検査薬は海外の方が広く流通しているため、気になる方はオンラインショップを利用して取り寄せてみてはいかがでしょうか。

ただ、海外から取り寄せた妊娠検査薬は日本語での表記がないものもあります。使用の際は、使用方法、注意事項などを確認の上、正しく使用するようにしましょう。

各通販サイトの売れ筋ランキングもぜひ参考にしてみてください。

※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。

妊娠検査薬とは一体どのようなものなのか、いつから使えるのか・妊娠検査薬を使用するポイント・一般妊娠検査薬と早期妊娠検査薬の違いなどについて解説します。

妊娠検査薬は、尿を使って自分で妊娠の有無をチェックできる検査キット。hCGという着床後に分泌が始まる妊娠中の女性に特有のホルモンを尿中で検出すると、陽性の判定が出る仕組みになっています。

いつからかというと、hCGホルモンはだいたい妊娠4週ごろから尿中に出てきます。一般的な妊娠検査薬は、正確な判定を出すため、hCGの濃度が高くなる生理予定日の約1週間後からの使用を推奨しています。

※検査薬は妊娠しているかどうかを補助的に検査するものであり、妊娠の確定診断をおこなうものではありません。

妊娠している場合、次の生理開始予定日のあたりは、およそ妊娠4週目になる時期です。そこから妊娠16週目あたりまでの数週間は、胎児の脳や心臓、神経などの大切な器官がつくられる大事な時期であり、外部からのさまざまな刺激に敏感な時期でもあります。

妊娠検査薬を正しく使用して、早めに妊娠に気づくことで、飲酒や喫煙を避け、薬の服用、風疹などの感染症や放射線照射に注意することができます。それによって、胎児の健やかな成長と母体の健康を守ることができるのが妊娠検査薬を使用するポイントです。

一般妊娠検査薬は濃度がある程度高くなったhCGを検出できるように作られています。一方で検出感度を高め、少量のhCGでも反応するのが、早期妊娠検査薬です。hCGが少ない生理予定日からの検査が可能なのでフライング検査薬とも呼ばれます。

一般妊娠検査薬はコンビニやドラッグストアでも購入できますが、日本で市販されている第２類医薬品の早期妊娠検査薬は薬剤師がいる薬局やドラッグストアなどの販売店でしか購入できません。

市販されている妊娠検査薬の正式名称は「妊娠診断補助試薬」と言います。市販の妊娠検査薬でわかるのは、尿中にhCGホルモンが含まれているかどうかのみ。妊娠検査薬で陽性が出ても、子宮以外の場所で妊娠している子宮外妊娠や流産などの可能性もあります。

妊娠検査薬で陽性反応が出た場合は、早く産婦人科を受診して異常の有無をチェックしましょう。早期妊娠検査薬を使用して陽性が出た場合は、陽性が出てすぐ病院へ行っても胎嚢が確認できないこともあるので、生理予定日から1週間後を目安に受診しましょう。

このように、あくまでも妊娠検査薬は補助的な検査であることを理解して、陽性が出たら正常な妊娠であるかどうかの確認をするのが重要なのです。

妊娠検査薬は、病院を受診する前のセルフチェックに最適なアイテムです。ここでは、使い方の正しい手順、判定線の見方を解説します。

妊娠検査薬の使い方の正しい手順は3つ。まず、検査薬を袋から出したらキャップを外して採尿部に数秒間尿をかけます。コップにとって浸すタイプの検査薬もあります。商品によって尿をかける時間や浸す時間が違うので、説明書の指示に従ってください。

尿をかけ終わったら、キャップをして水平なところに置き、指示された時間まで待ちます。終了窓にラインが出ていれば検査終了です。最後に判定窓で判定線の有無をチェックしましょう。使用後の妊娠検査薬は自治体の廃棄方法に従って廃棄してください。

もっと詳しい情報が知りたい方は、以下のサイトをチェックしてみてください。

特に、初めて妊娠検査薬を使う方は、正しく判定できるのか不安に感じる方も多いのでは？商品によって色はさまざまですが、判定窓に赤や紫などの線が出ていれば色が薄くても濃くても陽性、横に線が入っているようにみえたり、グレーの線がみえる場合は陰性です。

それでも判定に不安があったり、迷ったりする場合は、後日あらためて再検査してみるか、病院を受診されることをおすすめします。

実は、妊娠検査薬にも使用期限があります。商品によってまちまちですが、ほとんどの妊娠検査薬の使用期限は製造から3年。使用期限は妊娠検査薬の外箱や個包装の袋に記載されていることが多いので、使用の前に必ず使用期限のチェックをするようにしましょう。

99%以上の正確性を誇る妊娠検査薬ですが、使用期限が切れた妊娠検査薬では正確な結果が得られない可能性も。もし、使用期限が切れた妊娠検査薬を使用して陰性と判定された場合は、結果を疑ってもう一度検査し直すことをおすすめします。

また、保管の状態も重要なポイントです。2回分入りなどのセット商品を購入して、残ったものを保管する際は、箱や袋から出さずに、保管方法をきちんと守って正しく保管しましょう。

女性の体調や生理周期を予測するのに便利な基礎体温計や、母体と赤ちゃんの健康を守る葉酸サプリ、ノンカフェインのハーブティーは、特に妊娠を望んでいる妊活中の方や妊娠中の女性におすすめのアイテムです。

以下の記事では、基礎体温計や葉酸アプリ、ハーブティーのおすすめ商品をランキング形式でご紹介し、選び方のポイントを詳しく解説しています。気になる方や購入を検討されている方は、ぜひチェックしてみてください。

この記事では第２類医薬品の妊娠検査薬の選び方のポイントを解説し、おすすめの商品をランキング形式でご紹介しました。早い時期に妊娠を知ることは、赤ちゃんやお母さんの体を守る行動につながります。正しい使用方法で検査をし、陽性が出たら早めに病院を受診しましょう。

※検査薬は妊娠しているかどうかを補助的に検査するものであり、妊娠の確定診断をおこなうものではありません。