洗濯機も多種多様だけど「洗浄力の違いってあるの？」と意外と知らないことだらけです。AQUAは三洋電機をハイアールが買収して今は中国メーカーだから不安という方もいますが、三洋電機の技術者が多数残って技術を継承しています。

AQUAの新製品には、3Dパワフル洗浄で強力な洗浄力を発揮し、なんと業界初の消臭＆香り付けしてくれる専用コースが搭載されいるものや独自のアイデアが満載なものもあり買ってよかったと思える洗濯機です。

そこで今回は、AQUAの洗濯機の選び方やおすすめ商品をランキング形式でご紹介します。ランキングは7キロや8キロまたドラムや一人暮らしにおすすめな洗濯機もご紹介していますので、購入を迷われている方はぜひ参考にしてみてください。

洗濯機はタイプも選び方もさまざまです。タイプ・機能などを基準に選び方を解説します。

AQUAの人気のモデルについて、それぞれの特徴をご紹介します。

2019年に発売された人気のAQW-GV70Hは、容量7.0kgの新しい試みの洗濯機です。アクアだけの3Dパワフル洗浄と業界初のP&Gアリエール・ボールドと共同開発された「防臭」と「香り付け」「ジェルボールコース」という専用モードが付いています。

３Dパワフル洗浄でしっかりと揉み洗いしてくれて、素早く洗剤を溶かして繊維の奥から汚れを優しく落とす「高濃度クリーン浸透」でガンコな汚れも綺麗に落としてくれます。「しっかり＆優しく」洗うことで抜群の洗浄力です。

AQW-GV70Hと搭載機能は基本的に同じ2020年モデルです。大きな違いは容量が1kg大きい8.0kgであることで、消費電力にも違いがありGV70Hは250Wに対してGV80Hは360Wとなっています。

しかし、消費電力量はGV70Hは61WでGV80Hは64Wで若干の違いです。

シワを抑えるために脱水が約400回転という｢やわらか脱水｣ができる洗濯機です。しかし、脱水の回転数がどの程度が平均か疑問ですが、脱水の標準的な回転数の平均は約800回転位なので、400回転というとかなり柔らかく洗えるといえます。

「インバーターQuick洗浄」で少ない水量から水を追加しながら撹拌することで高濃度の洗剤を繊維の奥まで浸透させてしっかり洗ってくれます。水を循環させることで少ない水で洗濯できる「節水循環シャワー水流」で節水でることも特徴です。

洗濯機は縦型・ドラム式・二槽式の3タイプあります。それぞれのタイプの特徴を解説します。

最も一般的な「縦型タイプ」。本体価格が安めで洗浄力が高くコスパが高いのが特徴です。ドラム式タイプと比較するとサイズも小さめで場所を取らず一人暮らしでも使えるので便利なタイプといえます。

「全自動洗濯機」と「洗濯乾燥機」の2種類ありますが、乾燥性能はドラム式と比較するとやや劣ります。

乾燥機能も使い方には水道代を節約したい方は「ドラム式タイプ」がおすすめです。乾燥機能に優れているドラム式タイプは、忙しい方やお子さんがいる方には手間も省けて効率的で便利な洗濯機です。

また、使う水量が縦型タイプより少ないため、水道代の節約にもなります。製品にもよりますが、縦型タイプより月に約200円以上安いということもあります。しかし、ほかのタイプと比較するとドラム式は製品本体の価格が高いのがデメリットです。

しかし水道代が安くなる分、長期的に使うことを総合的に考えれば決して高くはないです。

古くからある「二層式タイプ」は、洗濯槽と脱水槽が別々になっている洗濯機です。近年は一般家庭であまり見なくなったかもしれません。しかし、とにかく汚れを落とす洗浄力が最も強くて優れているのは「二槽式」です。

実は、二層式洗濯機は美容室やクリーニング店などでも使われています。デメリットは、手動で脱水層に洗濯物を入れる手間があることや運転音がうるさいことです。頑固な汚れを落とすには最適なので、作業着でお仕事する方などにはおすすめします。

洗濯機の容量を選ぶ目安は、実は計算式があります。洗濯物の量は1日で1人当たり「約1.5kg」として、「人数×1.5kg×日数」で洗濯機の容量の目安がわかります。

一人暮らしで2日に1回洗濯するとします。上述の計算式に当てはめると、「1人×1.5kg×2日=3kg」で最低3kgの容量は必要ということです。ただし、バスタオルなども一緒に洗うことを考えると3kgでは容量が小さいです。

1週間の旅行に出かけて帰ってきたら1週間分の洗濯をしないといけないですよね。洗濯機いっぱいに洗濯物を入れると洗浄力が落ちてしまうので、1kg～2kg位余裕があると安心です。つまり、5kgあればどんなシチュエーションでも安心して使える容量ということですね。

夫婦や姉妹の二人暮らしであれば、毎日洗濯しても「2人×1.5kg×2日=3kg」で3kg+2kg（バスタオルやシーツなどを考慮して）で最低5kgをおすすめします。洗濯できない日があることを考えても余分に7kg位あると安心です。

3～4人家族であれば、7～9kgがおすすめですが、お子さんがいる場合は子供の年齢にもよります。例えば、小さな子供で夏場は一日に着替えが必要な場合もあるので、洗う容量に合わせて選ぶことおすすめです。

またその際には、バスタオルも人数分洗い物が出ることを考慮しましょう。

5人以上の家族であれば10kg以上がおすすめです。タオルやシーツだけを分けてまとめて洗うとしても5人いると結構な洗濯物の量です。日常着を毎日洗濯するとしても10kgあればしっかりと洗うことができます。

洗濯機の機能も乾燥機付きや運転音が静かな性能などさまざまです。それぞれの機能について解説します。

乾燥機能付きの洗濯機の乾燥方式にはヒーター乾燥・ヒートポンプ乾燥・送風乾燥の3種類あります。この3種類のなかで、最も乾燥性能が高いのは「ヒートポンプ乾燥方式」です。「送風乾燥」は洗濯物を送風で軽く乾かして、洗濯物を干す時間がを短縮してくれます。

「ヒーター乾燥」は、ヒーターで温風で乾燥させる方式ですが、温風は高温なので、衣類が傷みやすく一部乾いていなかったりするのがデメリットです。「ヒートポンプ乾燥」は、除湿しながら低い温度の風で乾燥させるため衣類が傷みにくい傾向にあります。

マンションだと特に気になるのが洗濯機の運転音です。 仕事もしていて忙しいと夜間に洗濯機を回すことも多いことでしょう。そんな場合は運転音の静音性を確認しましょう。運転音の目安は「45db（デシベル）以下」が最適です。

静音性で確認すべき機能は、縦型タイプであれば「インバーター」機能が搭載しているか確認してみてください。インバーターはモーターの回転をコントロールする機能で、運転音を抑えてくれます。

「洗剤・柔軟剤自動投入」機能は、洗剤タンクにあらかじめ洗剤や柔軟剤を入れておくと、洗濯物に合わせて自動で適量の洗剤を投入してくれる機能です。 毎回洗剤を計量する手間が省けますし、洗剤の入れすぎ防止にもなります。

せっかく洗濯しても洗濯機の中が汚れていては台無しです。掃除やメンテナンスが面倒な方には「自動洗浄」機能が搭載された製品をおすすめします。洗濯槽に付着している汚れやカビを洗濯終了後に毎回洗い流して掃除してくれるので便利です。

各通販サイトの売れ筋ランキングもぜひ参考にしてみてください。

※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。

買ってはいけないメーカーや、購入する際に注意するポイントにはどのようなものがあるか気になる方も多いです。ポイントは、運転音がほかのメーカーよりも大きいものや容量がサイズに対し少ないものもあるので確認しましょう。

また洗濯機の寿命は10年ほどといわれていますが、5～6年で使用できなくなる壊れやすい洗濯機もあるので、購入の際には口コミなどを参考にし選ぶこともおすすめします。

日本製の洗濯機は、日本の気候に合った設計でつくられており洗濯から乾燥まで行ってくれ便利です。また洗剤や柔軟剤の自動投入が行えるものもあり、細部まで配慮されています。そのほかにも節水や省エネを意識した洗濯機が多いです。

大きなメリットは日本製の洗濯機は故障した際にも修理の依頼がしやすいという点にあります。そのため海外製の洗濯機よりも早く対応してもらえるのでおすすめです。

洗濯機の使用中にエラー表示が出た場合や、何かトラブルが生じた場合は慌てないで、まずは簡単に解決できることか故障か見極めましょう。

脱水中に「U4」のエラー表示が出てしまって脱水ができないときの原因と対処法について解説します。

排水口への水の流れが悪くなると、洗濯槽内に水が残って重さを感じたセンサーが脱水エラー表示を出すことがあります。水の流れが悪い原因の多くは、排水口・排水ホース・糸クズフィルターの詰まりです。まずは掃除してみましょう。

ドラム式洗濯機は排水経路として糸クズフィルターを通るので、フィルターにゴミが溜まると水の流れが悪くなります。フィルターのゴミはいつも綺麗な状態に掃除しておきましょう。排水口の奥は、パイプクリーナーを使って洗浄しましょう。

水漏れの原因は、蛇口・給水ホース・洗濯機本体・排水ホースのいずれかが考えられます。確認する際は、必ず元栓を締めてからにしましょう。

まずは、糸くずフィルターの掃除をしてみて、それでも解決しないようであれば、ゴムパッキンの経年劣化が考えられます。蛇口と給水ホース、給水ホースと洗濯機本体の接続部のネジの緩みや不良などでも水漏れは起こります。

ネジをしっかり締めて正しく取り付け直しましょう。経年劣化で水漏れが起きている場合は、修理屋さんに連絡をして新しいものと取り換えてもらいましょう。

まずは、正しく接続されているか確認しましょう。排水口の詰まりや排水ホースの傷みなどが原因で、水漏れすることがあります。排水ホースを取り出して、排水口のゴミを取り除いて掃除し、パイプの内側はパイプクリーナーを使って洗浄することがおすすめです。

排水ホースの傷は、小さい傷であればビニールテープなどで補強して簡単に応急処置ができますが、破損が見られる場合は新しいものと交換することをおすすめします。本体の底から水漏れした場合や、水漏れの原因が不明な場合はメーカーか修理業者に連絡しましょう。

今回は、AQUAの洗濯機の選び方や人気のおすすめ製品を、ランキング形式でご紹介しました。業界初の新しい消臭効果を高める技術やデザイン性に優れたAQUAの製品に注目してみましたが、ぜひ参考にしてみてください。