【2022年最新版】古語辞典の人気おすすめランキング8選【高校生向けも】
2022/06/06 更新
古語辞典を比較して自分に合った長所のあるものを選びましょう。古語辞典は多く出版されており、小学生向けから大学受験向き、アプリで使えるものや非全訳から全訳古語辞典までさまざまあります。そこで今回は古語辞典の選び方とおすすめランキングをご紹介します。
目次
さまざまな場面で役立つ古語辞典
中学生や大学受験を目指す高校生にとって古語辞典は必携です。また、大学生になるとより難しい古文の解読をする場合もあります。最近は社会人でも古文に興味のある方が増えています。泉鏡花や森鴎外などの小説でも古語辞典があった方が便利です。
しかし非全訳・全訳古語辞典や収録語数の違い、付録の有無など多くの辞典がさまざまな出版社から発売されており、何を基準にして自分に合う古語辞典を見つければよいのか悩んでしまうものです。
そこで今回は古語辞典のおすすめをランキング形式でご紹介します。古語辞典選びの参考にしてください。ランキングは例文の訳・単語数・文法解説・コラムなどの有無を基準に作成しました。
古語辞典の選び方
古語辞典は多くの出版社からさまざまな種類が出ています。その中から合うものを選ぶ方法をご紹介するので参考にしてください。
全訳か非全訳かで選ぶ
古語辞典には全訳のものと非全訳のものがあります。両者の違いを理解して自身に合う古語辞典を選びましょう。
学生の授業・社会人の方には「全訳古語辞典」がおすすめ
全訳古語辞典とは、単語と一緒に掲載されている例文に現代語訳が載せられている辞典です。ほとんどの古語辞典の用例文は、教科書や入試で頻出する古文から抜粋されています。このため、全訳の古語辞典は授業の予習・復習や入試にも便利です。
古文の最終目標は、辞典を使わずに読めるようになる点です。それには多くの文章を自分で訳し、合っているか確認する必要があります。全訳古語辞典なら、例文も現代語訳も載っているため、訳の勉強をするのに最適です。
また、しばらく古文から離れていた社会人が学び直しする際も、最初は全訳の辞書がおすすめです。
難関大学受験生には「非全訳」がおすすめ
非全訳の古語辞典は、全訳古語辞典と比べて単語の掲載数が多いのが一般的です。受験する大学によっては、全訳古語辞典の語彙では対応が難しい場合もあります。そんなときは、単語の掲載数が多い非全訳の古語辞典を1冊用意しましょう。
また、受験でなくても古文が好きな人は、非全訳の古語辞典を持っておくと良いです。全訳の古語辞典は、現代語訳などに紙面が割かれるため、収録語数や用例文が非全訳に比べて少なくなります。さまざまな古文に触れたいなら、非全訳がおすすめです。
単語の掲載数で選ぶ
古語辞典によって単語の掲載数はさまざまです。目的にあわせて最適な収録数のものを選ぶようにしましょう。
小学生や中学生の初学者には「1万〜2万」がおすすめ
2万までの少ない収録数の古語辞典は小学生や中学生、高校1年生などの初学者向けです。これくらいの収録数でも高校1年生の教科書のレベルの単語なら、ほぼカバーしています。収録数の少ない古語辞典のメリットは、引きやすい点です。
収録数が多い辞書だと、引くのに時間がかかってしまい、慣れないうちは学習の妨げとなる場合があります。辞書は1度買うと再購入をしないと考えがちですが、辞書も学習段階に応じてレベルアップするものです。
高校生の授業には「2万以上〜3万5000程度」がおすすめ
収録数が2万〜3万5000程度までは、高校2年生以上が授業で使う際や大学受験の対策に向いています。この単語数があると、ある程度の学力を要する大学の入試にも対応可能です。また、2万~3万5000語程度の古語辞典はコンパクトなものが多いのが特徴になります。
さらに高校生ではなくても、一般の人が文語体を読みたい場合には、これくらいの収録数の古語辞典がおすすめです。文語体であれば、現代文に近い部分もあるため、収録数があまり多くなくても対応できます。
東大などの難関大学受験や大学生の授業用には「4万以上~6万」がおすすめ
4万語以上ある古語辞典は、大学生や東大などの難関大学の試験に向いています。ほかの辞書にはない単語も掲載しているため、難しい文章の解読にもちょうど良いです。また、一般の方が自主的に古文を読みたいときにもおすすめします。
収録数が多い分、教科書に掲載されていないマニアックな文章にも対応できるので、一般的な辞典で物足りない方は検討してください。
文法解説の有無で選ぶ
古語辞典によっては、単語の意味以外にも文法解説などを載せています。このような要素があった方が古文をより深く理解できるので、確認しましょう。
テキストとして使いたいなら「例文の品詞分解があるもの」がおすすめ
学生が古文の読解力を高めるには文章を品詞分解し、訳す練習が大切です。もちろん社会人の方もこのような練習をすると、辞書を使わずにスラスラと物語を読めるようになります。そして、品詞分解と訳の練習に必要なのは答えです。
自分の品詞分解や解釈が合っているかは答えがないと確認しようがありません。辞書の中には用例文の品詞分解を載せたものがあります。このような古語辞典を選ぶと、教科書ガイドなどの代わりとしても使えるため、おすすめです。
古文の理解を深めるには「助動詞の説明があるもの」がおすすめ
古文の現代語訳をする時に助動詞を間違えると全く違う意味になり、古文を正しく読めません。たとえば、「ぬ」は打ち消しの助動詞「ず」の連体形の場合もありますし、完了・確述・並列の助動詞「ぬ」の終止形の場合があります。
古語辞典によっては、助動詞の一覧表を付けていたり、識別方法を解説していたりと助動詞について詳しく扱ったものがあります。このようなものなら、しっかりと学習できるため、おすすめです。特に受験を考えるならこのようなタイプを検討してください。
敬語が苦手な方には「敬語の解説があるもの」がおすすめ
古文にも現代文と同様に敬語があります。古文を正しく読むには敬語が誰から誰に向かっているのかを識別しなければなりません。例文の敬意の方向を解説しているものなら、繰り返し学習していくと、古文の試験や読書の精読に役立ちます。
楽しく学びたいなら「コラム」があるものがおすすめ
古典の知識を深めるには、単語の語彙力以外にも時代背景などを知っておくのが大切です。そのため、辞書にはコラムなどの読みもの部分もおすすめします。古語辞典によっては平安時代の宮中の様子などの情報も乗っているのでチェックしてください。
このような雑学があると学習が楽しくなります。また、楽しく学んだものは記憶しやすくなるといったメリットもあるので、古文を深く理解するためにも、コラムなどの読みものの有無をチェックしましょう。
短歌や俳句を作りたいなら「逆引き」ができるものがおすすめ
逆引きとは、現代語から古語を引く方法です。古文を読むのに慣れていないときは、古語の切れ目や原型がわからず、辞典が引きにくい場合もあります。そんなとき、逆引きができたる辞典だと、単語を見つけやすくなるのでおすすめです。
また、古語を使った文章を作りたい方や、短歌や俳句を作る方にも使いやすいので、ぜひ検討してください。
出版社で選ぶ
古語辞典は多くの会社から出版されており、出版社により言葉の説明やレイアウトに違いがあります。代表的な出版社をチェックしましょう。
受験に強い「旺文社」
旺文社は学生の教材・資格や検定の参考書を中心に出版しているメーカーで、特に受験に強いと学生の間では評判です。近年では、教材のデジタルコンテンツにも力を入れているのでチェックしてください。
複数の古語辞典を出版しており、タイトルが「〇〇古語辞典」になっているものと「〇〇学習古語辞典」になっているものがあります。前者は学生・一般向けですが、後者は学生の学習に特化したものです。用例文の出典が明らかにされています。
旺文社の古語辞典は言葉の説明が端的で、全訳タイプはの用例文の解説が分かりやすいのでおすすめです。
使いやすさなら逆引き辞書もある「三省堂」がおすすめ
辞書や教科書、六法などを主力とする出版社である三省堂は、特に辞書と教科書は簡単な言葉で説明することをコンセプトにしており、分かりやすいのが特徴です。古語辞典は多くの種類を出版しています。
編者による説明やレイアウトそれぞれの古語辞典で違うため、合うものを選びましょう。また、一般向けに「現代語から古語を引く辞典」といった珍しいタイプも出版されています。こちらは、和歌や俳句などを作る方に好評です。
日本最大の収録語数なら「角川書店」
国内で最大の収録語数をほこる「角川古語大辞典」を出版しています。その収録数は10万語です。数多くの古語辞典を出版しているほか、「古典基礎語辞典」や「江戸時代語辞典」などユニークな辞典を出版しています。
これらは学習用途ではありませんが、深く古典を味わいたい方に支持されています。特に古典基礎語辞典は語源解説に力を入れており、教養を付けるのに最適な辞典です。
入門者なら「ベネッセコーポレーション」がおすすめ
通信教育を主力とする大手企業です。幼児〜社会人を対象にさまざまな教材やオンライン講座を展開しています。添削による指導をしており、これによりどこで学習がつまずきやすいかを企業側がしっかりと把握し、教材の内容を改善しているのが特徴です。
それを強みに、分かりやすい辞書や書籍が作られています。古語辞典の対象者は高校生〜となっていますが、中学生などの入門にもおすすめです。学生向けの教材を手掛けている会社なので比較的入門者にも使いやすいので検討してください。
用例などの「全て古語のもの」は上級者におすすめ
古文を普段からよく読んでいたり、大学で古文を勉強しているたりする上級者の方には、用例などもすべて古語で書かれているものがおすすめです。現代語訳がない代わりに、より多くの古語が収録されています。
高校までの授業ではあまり触れられない単語も載っています。そのため古語好きの方や、難しい古文を読みたい方にもおすすめです。
持ち運びには「携帯性の高いもの」がおすすめ
古語辞典を学校や塾などに持って行って使いたい場合もあります。そんなときはコンパクトにカバンに入るものがおすすめです。コンパクトにしているからこそ、重要な語をぎゅっと凝縮したものもありますので、内容も確認してください。
新しい情報も逃したくない方は「2022年最新版」がおすすめ
選び方のポイントを知っても、いざ選ぶ際に迷ってしまう方もいます。決まらない方や新しい情報を逃したくない方は最新版の2022年刊行の古語辞典を探しましょう。最新なだけあって、新しい情報が組み込まれているのがメリットになります。
古語辞典の人気おすすめランキング8選
口コミを紹介
地味な辞書なのだが、読んでみるとこれは良い辞書。付録として付いている「助動詞34種の総合整理」も便利。
口コミを紹介
大きさ、薄さの割には内容が充実しています。重要語の解説、図解、コラム、活用表記等々、色々な工夫がなされています。
小学館
全文全訳古語辞典
高校生にもおすすめ!全文全訳が特徴の古語辞典
通常、品詞分解がある古語辞典でも一部の用例文しか品詞分解していません。しかし、小学館の古語辞典はすべての用例文を品詞分解し、文法や敬語の解説をしています。用例文は教科書や入試でよく出るものを厳選しているのでおすすめです。
そのため、授業の予習・復習に使いやすいのが魅力的です。古文の精読は品詞分解が正しくできるかどうかにかかっているため、この辞書でたくさん練習できます。また、随所にコラムやグラフィックをはさんでいるため、非常に見やすいです。
訳 | 全訳 | 編者 | 北原保雄 |
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単語数 | 2万5000 | 文法解説 | 助動詞・敬語解説など |
コラムや付録 | 古典常識など | 図説・イラスト・表 | イラストや単語の活用表など |
口コミを紹介
こちらの辞書を選んだ理由はなんといっても全文用例に品詞分解がついているということでした。他の辞書と比べてみてもかなり使いやすかったです。
大修館書店
新全訳古語辞典
たっぷりの図解と解説!古文の苦手な大学生に
重要語や季語、人物・事物には専用のアイコンが付いたり、意味の似た単語をまとめた表を掲載したりと、レイアウトが工夫されています。また、文法解説や敬語解説などもしっかりしているため、苦手な分野を克服も可能です。
「弥次・喜多と歩く古語ウォーキング事典」など読みものも豊富です。辞書にしては低価格ですが、価格以上のボリュームがあります。どこまで古語ウォーキング事典を読んだかチェックする欄があり、楽しみながら学べる古語辞典です。
訳 | 全訳 | 編者 | 林巨樹・安藤千鶴子 |
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単語数 | 1万7600 | 文法解説 | 助詞・助動詞・敬語解説など |
コラムや付録 | 古典文学事典やコラムなど | 図説・イラスト・表 | アイコン・イラストや単語の活用表など |
口コミを紹介
こんなに楽しい古語辞典は初めてです。手元に置いて毎日ページをめくっています。
本当におすすめの古語辞典です!
口コミを紹介
読みやすい本です。古文に新入生が入門するにはベストな辞書です。
旺文社
古語辞典第10版増補版
古文が得意になる辞書
旺文社の古語辞典は、単語の語意だけでなく、どのような状況で使うかの語感や、複合語は基本義がどのように意味の広がりを持ったのかなどを解説しています。ただ意味が載っているだけより圧倒的に理解しやすく応用がききやすいと好評です。
また、文法や読解に必要な項目を150ページにわたって解説しており、敬語の説明には力を入れています。便覧並みのカラー図版や百人一首の手引き、文学史の流れなどの付録もあり古文が好きになるようにあらゆる工夫がなされた古語辞典です。
訳 | 非全訳 | 編者 | 松村明 |
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単語数 | 4万3500 | 文法解説 | 助動詞・助詞・敬語解説など |
コラムや付録 | 和歌や百人一首の基礎知識など | 図説・イラスト・表 | カラー図版・単語の活用表 |
口コミを紹介
すでに一冊持っているのですが、自宅用にと買い足しました。字も見やすく、解説もわかりやすいので重宝しています。
ベネッセコーポレーション
全訳古語辞典改訂版
入門から入試までカバーする全訳古語辞典
最重要語や重要語を覚えやすくする工夫が詰まった古語辞典です。基本義がどのように各訳語へ展開していったのかや、語の成り立ちなどを解説しています。また、敬語の解説には定評があるので、ぜひ試してください
ただ暗記するのではなく、古文を深く理解したい人におすすめです。ほかにも、イラストや古典にまつわる楽しい雑学を掲載しています。学校や塾の先生からも支持の高い古語辞典です。
訳 | 全訳 | 編者 | 中村幸弘 |
---|---|---|---|
単語数 | 2万3000 | 文法解説 | 助詞・助動詞・敬語の解説など |
コラムや付録 | 古語キーワードや古典常識など | 図説・イラスト・表 | イラストや単語の活用表など |
口コミを紹介
久しぶりに「読むだけでわくわくする辞書」に出会いました。古典作品の解説・古典の生活史など読み物部分も充実・言葉で説明しにくい部分はイラストも多用されています。高校生が楽しく勉強できる辞書です。
旺文社
全訳古語辞典 第五版
ロングセラーの古語辞典!大学受験の定番
教科書や最新入試問題を徹底分析し、誕生した高校生・受験生向けの古語辞典です。発売は2018年と比較的新しく、最新の文法解説などが載っています。非全訳の旺文社古語辞典と同じく、語意・語感・重点義が語義パネルでしっかり解説してあります。
また、敬語の解説や慣用句、助動詞・助詞の解説にも力を入れており、用例の訳は直訳を採用しました。これにより古語と現代訳の対応関係が分かりやすく、実力が身に付きます。入試などで求められるのは直訳の能力のため、どんどん練習しましょう。
訳 | 全訳 | 編者 | 宮腰賢・石井正巳・小田勝 |
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単語数 | 2万2500 | 文法解説 | 助詞・助動詞・慣用句など |
コラムや付録 | 年中行事の解説など | 図説・イラスト・表 | カラー図版・単語の活用表など |
口コミを紹介
古文が好きで,いろいろな辞書や便覧をそろえているが,この辞書は最もスタンダードなものとして大変重宝している。
古語辞典のおすすめの商品一覧表
商品 | 商品リンク | 特徴 | 訳 | 編者 | 単語数 | 文法解説 | コラムや付録 | 図説・イラスト・表 | |
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1
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全訳古語辞典 第五版 |
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ロングセラーの古語辞典!大学受験の定番 |
全訳 | 宮腰賢・石井正巳・小田勝 | 2万2500 | 助詞・助動詞・慣用句など | 年中行事の解説など | カラー図版・単語の活用表など |
2
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全訳古語辞典改訂版 |
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入門から入試までカバーする全訳古語辞典 |
全訳 | 中村幸弘 | 2万3000 | 助詞・助動詞・敬語の解説など | 古語キーワードや古典常識など | イラストや単語の活用表など |
3
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古語辞典第10版増補版 |
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古文が得意になる辞書 |
非全訳 | 松村明 | 4万3500 | 助動詞・助詞・敬語解説など | 和歌や百人一首の基礎知識など | カラー図版・単語の活用表 |
4
|
旺文社図解全訳古語辞典 |
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発売直後の最新版!2022年はこれで決まり |
全訳 | 宮腰 賢・石井 正己・小田 勝 | 15,000語 | 助詞・助動詞 | 紙面PDFのDL | カラー図版 |
5
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新全訳古語辞典 |
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たっぷりの図解と解説!古文の苦手な大学生に |
全訳 | 林巨樹・安藤千鶴子 | 1万7600 | 助詞・助動詞・敬語解説など | 古典文学事典やコラムなど | アイコン・イラストや単語の活用表など |
6
|
全文全訳古語辞典 |
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高校生にもおすすめ!全文全訳が特徴の古語辞典 |
全訳 | 北原保雄 | 2万5000 | 助動詞・敬語解説など | 古典常識など | イラストや単語の活用表など |
7
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全訳コンパクト古語辞典 |
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初学者が楽しめる工夫が満載!小学生にも |
全訳 | 中村幸弘 | 1万2000 | 助動詞解説など | 古典常識など | 単語の活用表、単語のイラストなど |
8
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最新詳解古語 |
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東大などの難関大受験にも!携帯しやすいコンパクトな古語辞典 |
非全訳 | 佐藤定義 | 2万 | 品詞識別・助動詞解説など | 文学用語・仏教用語の解説など | - |
通販サイトの最新売れ筋ランキングもチェック!
各通販サイトの売れ筋ランキングも是非以下より参考にしてみてください。
※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。
そのほか、学生に必須の辞典を以下のリンクからご覧いただけます。それぞれおすすめの商品をランキング形式でご紹介しているので、ぜひチェックしてください。
学生以外でも古語辞典は必要か?
社会人になるとあまり使う機会のない辞書は、学生以外でも必要か迷う方も少なくありません。しかし、古い書物だけでなく時代劇などで聞き慣れない言葉を目にしたとき、調べる癖は大人でも必要なスキルです。
最近では時代劇が苦手な方でも楽しめる作品も多いので、ぜひこの機会に辞書を片手に鑑賞するのもおすすめなので試してください。
余裕があるなら2冊以上の古語辞典を持つのが理想
本棚や経済的に余裕があるなら、古語辞典は2冊以上持つのをおすすめします。語彙を多く得られるのは全訳と非全訳の組み合わせですが、全訳2冊などでも良いです。そうすると、自然と編者による解釈の違いを知れます。
また、辞書によってコラムや古典知識などの内容が違うため、さまざまな知識を得られます。古語辞典を定価で買うのは高いですが、中古ならリーズナブルに入手が可能です。中古に抵抗がないなら、探してみる価値はあります。
ただし、中古の場合はできるだけ最新の版を買いましょう。研究が進み、文法解釈などが変わっているのに、古い版では、それを反映していない場合もあります。
「イラスト・図解・表」があるものならわかりやすい
現代語訳があっても、文字だけではわかりにくい部分が古文には出てきてしまいます。そのような部分を、図説やイラストなどで説明している古語辞典は使いやすいです。古語辞典によっては便覧並の図説を用いているものもあります。
また、動詞の活用を表にしたり、語義を目立たせたりなどの工夫をしている古語辞典もあります。さらに、最重要語や重要語のレイアウトが、そのほかの単語と変えてある古語辞典は、単語帳の代わりとしても使えて便利です。
このように、イラストや図説、表などの情報も古語辞典には大切です。辞書を購入する際は、よくチェックしましょう。
古語辞典のアプリをご紹介
スマートフォンで古語の勉強ができたら便利です。そこで、おすすめの古語辞典のアプリをご紹介します。まずは無料のものです。学校ネット株式会社の「古文・漢文」は古文も漢文もでき、中高生向けのもので、定期試験から大学受験対策にまで使えます。
全272単語を収録しており、文法も載っています。大修館の「全訳古語辞典」は有料ですが、例文の一語一語に対応した現代語訳がついていて、わかりやすい古語辞典です。複雑な敬語も敬意の対象まで説明してくれています。
そしてもう一つ、iPhoneにしかダウンロードできないのですが、旺文社の「全訳古語辞典」もおすすめです。紙のものでも定評がある旺文社の辞典をアプリにしたものなので、安心感があります。古典の学び初めから入試まで長期の使用が可能です。
まとめ
古語辞典のおすすめランキングと選び方をご紹介してきました。古語辞典によって難易度も異なります。お気に入りの1冊を見つけても良いですし、何冊かを組み合わせて持つのもおすすめです。自分に合う古語辞典を見つけてみてください。
ランキングはAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2022年06月06日)やレビューをもとに作成しております。
ケースに入れた状態でも3cmほどのコンパクトな古語辞典です。その小ささながら、古語の語義や例文は豊富で、高校生や一般の方にも評価を得ています。例文の全訳はありませんが、百人一首や主要な古文の一部の現代語訳付きです。
ほかにも仏教用語や文学用語、主要地名など古文を楽しく読み解く上で必要な情報が掲載されています。さらに、品詞の識別方法や助動詞の一覧表など文法解釈に欠かせない情報も満載です。コンパクトな古語辞典を探している方におすすめします。