卓球をするときに不可欠な卓球台は、一見どの卓球台も同じように見えがちです。しかし、実際は中学生の部活や公式戦などでも使用される国際規格サイズや家族や友人たちと楽しめる家庭用など、仕様やサイズが異なります。

実は、卓球台には折りたたみ式・屋外で使用できるもの・セパレート式などの種類もあり、商品によって値段も大きく異なります。おまけにゼビオなどの店舗やAmazonなどのネット通販でも卓球台が販売されているので、どの卓球台を選べばいいかわかりません。

そこで今回は卓球台の選び方やおすすめ商品をランキング形式でご紹介します。ランキングはサイズ・種類・価格を基準に作成しました。卓球台の購入を迷われている方はぜひ参考にしてみてください。

自宅で卓球を楽しむ場合と、試合や本格的な練習を行う場合では、選ぶ卓球台は変わります。ここでは、そんな卓球台の選び方について紹介するので参考にしてください。

天板のサイズや台の高さは目的によって異なってきます。設置場所や目的に合わせぴったりなものを選びましょう。

中学生や高校生の部活などで公式戦に出場する目的があり、本格的に卓球の練習をしたい場合は、国際規格サイズを選びましょう。国際規格サイズは、幅152.5×長さ274×高さ76cmで、レジャー用の卓球台よりもずっと耐久性も高く、高品質です。

また、同じ国際規格サイズの卓球台でも、日本卓球協会が公認している卓球台は、公式戦でも使用ができるものです。試合と同じ卓球台を使いたい方は、日本卓球協会が公認している商品を選びましょう。

趣味として自宅で卓球を楽しみたい方は、家庭用サイズもおすすめします。家庭用サイズは、商品によってサイズは異なるものの、概ね「幅120×長さ240×高さ75（cm）」程度の大きさです。国際規格サイズよりも一回り以上小さなサイズになります。

Amazonなどの通販サイトでも多数販売していますし、自宅の狭いスペースでも使える商品をおすすめします。リーズナブルな価格の商品が多いので、気軽に楽しみやすいです。予算が限られている方は、ぜひチェックしてみてください。

コンパクトサイズの卓球台は、家庭用サイズよりもさらに小さめのサイズの卓球台です。コンパクトサイズの卓球台は小さめですので、スペースが限られる自宅で趣味として卓球を楽しむ方におすすめします。

中には折りたたみ式の卓球台もあり、コンパクトに収納できるため、車などに積み込めます。小さな子供と卓球台を楽しみたい方や、自宅の狭いスペースで卓球台を置きたい方にはコンパクトサイズの卓球台がおすすめです。

卓球台には大きく分けると、内折式・セパレート式・折りたたみ式（組立式）の3種類があります。

卓球台の中央で、内側に折りたためるのが「内折式」です。他のタイプよりも設置しやすく、板同士がぶつからないので天板に傷が付きにくくなっています。中学生の部活などで卓球台を使った後に他の場所に収納するなど、そんな場合は内折式の卓球台がおすすめです。

ただし、内折式は高い壁打ち練習ができないため、1人打ち練習には向いていません。内折式の商品の中でも、セパレート式を採用している商品もあるので、壁打ち練習がしたい方はそういった商品もチェックしてみましょう。

卓球台の中央が左右に分かれているのがセパレート式です。それぞれの天板を別に折りたたむことができるので、片方だけを折りたたみ、1人打ち練習ができます。1人打ち練習は卓球の練習には非常に役立つので、本格的に練習する方には大きなポイントです。

しかし、セパレート式の卓球台は内折式とは違い、移動時や収納時に天板同士がぶつかってしまうリスクもあります。思わぬ事故や故障を防ぐうえでも、使用前後の取り扱いには十分気を付けましょう。

天板と脚が分かれているタイプや脚を折りたたんで収納できるのが折りたたみ式です。折りたたみ式の卓球台は、コンパクトに収納ができて収納場所をとらないため、自宅での使用におすすめします。

折りたたみ式の卓球台には、簡易テーブルにもなるタイプもあり、車にも乗ります。そのため、卓球台としてだけではなく、バーベキューなどのアウトドア用として屋外でも使用できるなど、汎用性が高いです。

卓球台は、天板や脚の太さなどにより、その耐久性も異なります。ここでは、耐久性の高さによって選ぶポイントをまとめてみました。

本格的な卓球の練習には、天板の薄いものは向いていません。天板の薄い卓球台で練習をすると、公式戦では天板の厚い卓球台を使うので感覚が狂ってしまいます。天板に厚みのある卓球台は耐久性も高く、ボールが均一にはずみ、歪みも起こりにくいです。

卓球台の厚みは、販売しているメーカーによってまちまちです。国際規格サイズの卓球台であれば、合板なら25mm以上・パーティクルボードなら18mm以上のものが適しています。
また、天板の角などに枠のある卓球台は、耐久性がさらに上がるのでおすすめです。

卓球台の脚部がしっかりとしていると安定感もあり、重さにも耐えれます。特に、大人が使う場合やダブルスでプレイする際は、卓球台に乗りかかることも想定して脚部がしっかりとした安定感のある卓球台がおすすめです。

卓球台はスペースを取りがちなので、キャスターが付いているものなら運びやすくおすすめです。特に、本格的な国際規格サイズの卓球台であれば、重量もかなりあるので片付けるのにも一苦労します。そんなときにキャスター付きだと片付けしやすいです。

また、段差のあるところに移動させる場合も想定し、キャスターは大きめのものがおすすめです。キャスターが大きいと、卓球台への衝撃度も軽減できます。そのため、激しい練習をしても長持ちしやすいです。

自宅で手軽に使えるファミリー用やコンパクトサイズの卓球台など趣味で行う卓球台は安くてリーズナブルな商品が多いです。本格的な卓球ではなく手軽なゲームとして楽しみたい方は安い趣味用をチェックしてみましょう。

国際規格サイズに則った卓球台となると価格も上がり、ある程度広い場所の確保も必要になります。本格的な高級卓球台をお得な値段手に入れたい方は、中古商品販売を確認してみるのも一つの方法です。

また、ゼビオなどのスポーツ用品店には、卓球台を展示している場合もあるので、高級卓球台を購入する場合は実際の商品を確認してから購入するのもおすすめです。商品の品質が価格に見合ったものかどうか、見極めてから購入すると失敗も少なくなります。

安全を第一に考えるならば、SG（Safrty Goods）マークの付いた商品がおすすめです。このマークは製品安全協会によって定められた安全基準をクリアしている事を示します。特に小さいお子様と遊ぶ方は安全に気を付けてください。

卓球台を購入しても、ネット・ネットサポートが付属していないと別途購入する必要があります。ネット・ネットサポートは卓球台のサイズも考慮が必要ですが、最初から付属していればサイズを間違える心配もありません。すぐ使いたい方は付属品をチェックしましょう。

1台でビリヤードや卓球・ダーツなどを同じ天板で楽しめるので、家族や友人たちとワイワイ自宅で楽しむにはとても便利です。おしゃれなうえにアウトドアでも活用できるので、卓球はもちろん、それ以外も楽しみたい方におすすめします。

本格的な国際規格の卓球台をお求めであればそんなメーカーにもこだわりたいところです。ここでは、主な卓球台を販売しているメーカーをご紹介します。

三英は、卓球用品メーカーとして様々な卓球用品を販売しているメーカーです。三英の卓球台は、日本卓球協会が公認しており、卓球の公式試合にも使われているものになります。三英の卓球台は、天板や脚などの作りも非常にしっかりしており、耐久性も抜群です。

さまざまなスポーツ用品を販売しているミズノも、卓球台を販売しています。ミズノは卓球日本代表ウェアのオフィシャルサプライヤーも務めており、本格的な公式戦でもお馴染みのブランドです。

そんなミズノの卓球台は、もちろん国際規格サイズですので本格的な卓球練習にも適しています。耐久性なども優れており、安心の国産です。プロから中学生の部活まで、幅広いレパートリーで人気を集めています。

andro（アンドロ）の卓球台は国産で高品質な作りながらも他の大手メーカーと比較してコストパフォーマンスに優れた価格設定の卓球台が特徴です。シンプルながらもしっかりとした卓球台をなるべく安く手に入れたい方におすすめします。

UNIVER（ユニバ―）の卓球台は、床面に傷をつけにくい開閉アシスト機能が特徴的です。自宅・賃貸住宅などで床への傷が気になる方におすすめします。またUNIVERの卓球台は厳しい基準をクリアしたSGマーク認定ですので安全性も折り紙つきです。

Nittaku（ニッタク）の卓球台は軽い力で開閉が出来て安全性も高い開閉サポート機能を備えたダンパーが特徴です。卓球台では一番力が必要な台の開閉作業を女性や高齢者でも簡単に扱えるように配慮されています。開閉のしやすい卓球台を探しているかたにおすすめです。

IGNIO（イグニオ）の卓球台は、自宅の限られたスペースでの練習台を探している方におすすめの、コンパクトな家庭用サイズが特徴です。コンパクトながらも天板の厚みや構造はしっかりと耐久性があり、本格的な練習にも適しています。

意外かもしれませんが、もしお近くにコストコがある方は、国際規格に準じた卓球台を比較的リーズナブルに入手することが可能です。店舗によっては実物が展示されていることもあり、卓球台の実際のサイズ・素材を確認したい方にもおすすめできます。

各通販サイトの売れ筋ランキングもぜひ参考にしてみてください。

※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。

卓球をするならばラケットやボールはもちろん、ラバークリーナーや卓球マシンなどがあると便利です。ラバークリーナーとは名前の通りラケットに使われているラバーをケアする商品で、プレーに大きな影響を与えます。

卓球マシンとはボールを自動で発射してくれる機械であり、本格的な練習に対応した高度な商品もあれば、初心者や子どもにも適した商品もあります。以下のリンク先では、卓球で役立つ便利なアイテムについて紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。

卓球台の人気おすすめランキング15選をご紹介しました。趣味の範囲から中学生や高校生の部活、そして本格的な公式戦への練習まで、さまざまな卓球台があります。ぜひともランキングを参考にしていただき、自分の好みに合った卓球台を見つけてください。