コンセントがない場所でも手軽に使える充電式のコードレスミキサーが人気を集めています。コンパクトなサイズのものが多いので、充電完了後ミキサーボトルに好きなフルーツや野菜を入れて持ち運び、外でもボタンを押すだけで簡単にスムージーが作れます。

ほかにも少量だけ作りたい離乳食にも便利です。コードレスミキサーは分解して洗えて清潔に使えるタイプが多く、衛生面にとくに気を付けたい赤ちゃんやお年寄りにはおすすめですね。

そこで今回は、コードレスミキサーの人気おすすめ商品をランキング形式でご紹介します。ランキングは、持ち運びに便利か・衛生的に使えるか・攪拌機能を基準に選びました。購入を迷わている方は、ぜひ参考にして下さい。

商品名でブレンダーとミキサーは違うものと認識している方もいると思いますが、実は同じ器具です。日本ではミキサーと言われていますが、英語圏の国ではブレンダーというのが一般的で、そのため海外メーカーの製品はブレンダーと表記されているものが多いです。

代表的なのは食材を細かく切り刻んで噛んで食べるより効率よく食物繊維などを多く摂取できるスムージー作りで、ドロッとした形状に仕上がるのが特徴です。フルーツの水分を絞り出してフレッシュジュースを作るジューサーとは違うので注意しましょう。

また鰹節など乾物などを細かくするミルサーや、野菜のみじん切りやひき肉を作るフードプロセッサーとも異なるので気を付けてください。以下の記事ではミキサーのおすすめ人気ランキングをご紹介しています。併せてご覧ください。

それでは、コードレスミキサーの選び方をご紹介していきます。タイプや目的別におすすめしていきます。

ミキサーボトルの素材は、大きく分けてガラス・プラスチック・トライタンの3種類です。それぞれ特徴があるのでご紹介します。

ガラス製は傷がつきにくく、硬い氷を使うスムージーやフローズンドリンクなどにおすすめです。傷の中に食材のカスが残ることが少ないので食材の匂いも残りにくく衛生的で、耐久性が高く長く使えます。付属のふたをすればそのまま保存容器として使えて便利です。

ただし重くて割れやすいので持ち運びにはあまり向きません。ガラス製ならば作ったジュースやスムージーは軽めのマグボトルなどに入れ替えて持ち運ぶのがおすすめです。

プラスチック製は軽量で、落としても割れにくいので持ち運びに適しています。ただ、容器自体は傷つきやすいので氷や硬い食材を使うと内側が傷付き、ばい菌が入り込みやすいので衛生的にはデメリットです。

比較的価格が安いものが多いので、日頃からアウトドアやジムなど外出先で使いたい方は傷が多くなったら買い替えるよう割り切ってプラスチック製を選ぶ方法もあります。

トライタンとは、コポリエル樹脂から作られたガラスのような透明度を持ちしかも割れにくい最新の合成樹脂素材です。プラスチックより耐久性もありガラスよりも軽い、両者の良いとこ取りのトライタンは使い勝手がよく性能的にはおすすめです。

しかし性能が高い分比較的価格が高い傾向なのがデメリットですが、毎日持ち歩いてオフィスでランチ代わりにスムージーやプロテインを摂取するなどよく使う方にはおすすめです。

さまざまな使う状況に応じて、コードレスミキサーのあると便利な機能についてご紹介していきます。

コードレスミキサーはコンパクトな一人用の容量のものが多く、オフィスやジムなどに持ち込みたい方は作ってそのまま飲めるタンブラータイプがおすすめです。持ち運び用にフックつきのふたなどあるとさらに便利です。

各パーツを分解できるものなら、タンブラーやブレードも水で丸洗いして清潔にお手入れできるのでおすすめです。また分解できるとコンパクトに収納もできて、使わないときでも邪魔になりません。

スムージーやフローズンドリンクを作る上で欠かせないのが氷も砕ける機能です。刃の形状もポイントですが回転力が高いものを選ぶのをおすすめします。氷粉砕機能を求めるなら消費電力が200W以上のコードレスミキサーがおすすめです。

また、市販の氷は硬すぎたり大きすぎるので向きません。氷1個の大きさが2cmくらいのものがベストで、逆に小さすぎてもブレードの隙間に入ってしまいうまく砕けない場合もあります。凍らせた食材を使いたい方は、それに対応したミキサーを選ぶようにしてください。

小さいお子さんがいるご家庭では、ブレードの刃がむき出しの状態や、フタがきちんと閉まっていない状態では作動しない安全設計のものがおすすめです。ロック解除スイッチと運転スイッチの2段階で作動するダブルロック構造のものもあります。

充電ケーブルのマグネットプラグをコネクタに近づけておくだけで簡単に接続できるのでおすすめです。このタイプの多くはコードレスミキサーのフタの上にコネクタがあるので一目瞭然で、小さいコネクタの場所をいちいち探さなくて良いのがうれしいポイントです。

ブレード（刃）の種類もいろいろあるので、チェックしましょう。まず形状は「波型」「平型」「のこぎり型」があり、「波型」はオールマイティに使え、「平型」は少量でも攪拌することができ、「のこぎり型」は硬いものや繊維質のものを細かくするのに適しています。

4枚刃や6枚刃など枚数が増えると以上の種類が組み合わせられているものもあり、1台で砕いたり攪拌したりの機能がアップします。またチタンコートされたブレードは強いので、氷などを食材に加えたい方におすすめです。

ミキサーを回し続けると負荷がかかってミキサー自体が熱を持ち危険なため、ほとんどのミキサーには定格時間（連続して回せる時間）が設定されています。定格時間だけの比較ならば、長いほうが仕上がりのなめらかさは期待できます。

またアウトドアなど外出先で充電できないのを前提に購入する方は、バッテリー切れでスムージーやドリンクが仕上がる前に止まることがないように、フル充電で何回使用できるか確認するのをおすすめします。

巷で人気のブランドで選ぶのもおすすめです。多くの方に支持されているのは、選んでも失敗するリスクが低い安心材料のひとつです。

BRUNO（ブルーノ）は、国内のライフスタイル雑貨メーカーであるイデアインターナショナルが展開するインテリアブランドです。調理家電のコンパクトプレートが人気で、BRUNOといえばおしゃれなキッチン雑貨というイメージです。

Vitantonio（ビタントニオ）は、シンプルで飽きの来ない長く愛用できるデザインと、使い勝手の良さを求めて製品を作り続ける国産ブランドです。コードレスマイボトルブレンダーや、プレートの種類が多彩なホットサンドメーカーが人気です。

cuisine(料理)とart(料理)を融合させたブランド名を持つアメリカ発のCuisinart（クイジナート）は、フードプロセッサーを主力製品として世界中で展開しています。レトロでおしゃれなデザインかつ高性能のエアフライオーブントースターも人気があります。

江戸時代の行商から始まり現代に受け継がれてきた小泉成器株式会社のブランド「コイズミ」の商品は、使いさすさはもちろん、シンプルで清潔感のあるデザインとリーズナブルな価格でも定評のあるおすすめのものばかりです。

世界に先駆けてマイナスイオンドライヤーや真空ミキサーの開発で注目された、高い技術力を誇る「TESCOM（テスコム）」は、1965年創業の美容家電と調理家電の国産メーカーです。オーブントースターや低温調理器なども製造しています。

芸能人がテレビ番組で愛用のコードレスミキサーで創作料理を披露して話題を集めたのが、こちらの「Angma」の製品です。注目すべきはパワフルな切削力と安全機能で、またいろいろな調理に活用できる多機能さもおすすめです。

コードレスミキサーを購入する前に気になる製品を通販サイトなどで検索して、実際に購入した方の口コミを参考にするのもおすすめです。口コミ欄で自分が知りたいキーワードのタグをチェックすると、すぐにその製品のリアルな情報が確認できるので参考になります。

各通販サイトの売れ筋ランキングも是非以下より参考にしてみてください。

※上記ランキングは、各通販サイトにより販売期間・方法が異なる場合がございます。

ハンディタイプのコードレスミキサーなら、離乳食や介護食のように少量だけ作りたい方や攪拌の状態を調整したい方におすすめです。とくに離乳食の初期で食べ物をトロトロなめらかに赤ちゃんが食べやすいように作りたいママには大変便利です。

ハンディタイプのコードレスミキサーはアタッチメントが数種類セットで販売されている製品も多く、スムージーなど以外にもいろいろな新メニューにも挑戦しやすいので料理好きの方にもおすすめです。

以下の記事では、ハンドブレンダーのおすすめ人気ランキングをご紹介しています。併せてご覧ください。

基本的に硬くて大きいものはミキサーにかけられません。例えば、スムージーを作ろうと思ってカチカチに凍らせたフルーツやロックアイスなどは、負荷がかかりすぎて故障の原因になります。氷は2cm角程度の一般的な製氷皿で作られるサイズがおすすめです。

同様に干しエビや昆布などの乾物やウコンなどの漢方薬類も使えません。また実は柔らかくても粘り気が強いとろろ芋・ジャム・とろみのついた介護食なども同じです。ミキサーで食品を切削する場合水分が多少必要なので、肉や魚をそのままミンチ状にするのも無理です。

製品のバッテリーの容量や刃の形状でも変わってくるので、ミキサーを購入したらまず禁止食材を仕様書で確認してください。

充電すればスムージーやプロテインを場所を選ばず、手軽に作ってすぐに飲めるコードレスミキサーは健康志向の現代人にピッタリのアイテムです。また卵の攪拌やドレッシングなどの日常の料理、さらには離乳食・介護食にも幅広く活用できる便利グッズです。