趣味でも本格派でも、ギターを弾けるようになりたいと考える方は多いですよね。独学では限界があるため、教室に通って基礎からプロの教えによってマスターできるとその後のノウハウも分かり成長に繋がるかと思います。

入会金を支払うケースが多いので、入ってから失敗しないように見極めるのが大切です。これからギターを習いたい方は、ぜひ参考にしてください。

ギター教室に通ってみたいと思っていても、「どのように選んでいいか分からない」「個人と集団の特徴が分からない」方も多いです。料金体制もさまざまで、自分に合ったものを見つけて少しでもお得になればいいですよね。

定期的に通える方、不定期で通いたい方、それぞれに向けたおすすめの料金プランも解説していきます。

【目次】

• レッスン体制で選ぶ
• 「どうなりたいか」で選ぶ
• 大手か個人で選ぶ

ギター教室は、個人、少人数、大人数など、さまざまな「レッスン体制」でおこなっています。それぞれの特徴を確認して、自分に合ったものを見つけて選びましょう。

個人レッスンは、楽器を習うにあたってスタンダードな「レッスン体制」といえます。講師と向き合ってレッスンを進めていけるので、決められた時間内であれば自分だけを見てもらえて質問も遠慮なくできます。

個人なので、ペースも他の人の進み方に左右されずに、無理なく進められます。「自分だけ弾けなかったら恥ずかしい」と不安に思う方もいると思いますが、個人レッスンであればそんな心配もなく受けられるので、自分のペースで進めながらも本格的に向き合った指導を望む方におすすめです。

デメリットとしては、講師を独占できるが故に、レッスン料金は割高になる傾向にあります。又、自分で自分を奮い立たせられる人は問題ないですが、ライバルがいないため向上心を持てなくなる心配もあります。

集団レッスンは、2人～3人と少人数制でおこなう場合と、5人などの大人数でおこなう場合の「レッスン体制」があります。人数によって気持ちも違うかと思いますので、通う予定の教室がどのような人数体制かの事前確認はしておいた方がいいです。

一緒にレッスンを進めていくので、同じ楽しみを共有できる仲間ができたり、時にはライバル関係として切磋琢磨できます。複数人で演奏するとひとりでは奏でられない音楽を楽しめるので、人のペースに合わせるのが苦ではない人におすすめです。

デメリットとしては、力の差に悩まされたり、自分だけが遅れている場合に気を遣ったりと、周りとの調和が難しい点です。「ついていけない」「周りが遅くてつまらない」と感じてしまう事態も考えられます。その点を理解した上で選ぶと後々のためにもいいですね。

一口にギターを習いたいといっても、皆それぞれの意向があります。「プロのギタリストになりたい」「人前で演奏できるくらいにはなりたい」「趣味で気分転換に弾きたい」などそれぞれの考え方がありますよね。「どうなりたいか」をベースに選んで自分に合った教室を見つけましょう。

プロを目指すならば、経験が豊富な講師が在籍していて、バックアップ体制の整った教室がおすすめです。又、表舞台で活躍している講師や過去に活躍していた講師がいると経験談や今後の進み方も聞けるので、事前にどのような経歴の講師がいるかの事前確認が大切になります。

又、教室主催のコンサートやイベントなど、人前で披露する場を設けている教室もあるので、音楽関係者の人に見てもらえる機会にもなります。自分自身のモチベーションの向上にも繋がる経験だと思いますので、教室が設けているイベントごとの把握もしておくといいですね。

注意点としては、人気のある講師の場合予約がなかなかとれない場合があり、レッスンが思うように進まなかったり希望の曜日に受けられないなどのスケジュールの問題が発生してくる可能性です。その点も踏まえて、上達への道が拓ける教室の見極めが大切ですね。

人前で一曲弾けるくらいになりたい人や、趣味として楽しみたい人は、自分のやりたいジャンルによって選んだり、通いやすさで決めていくのがおすすめです。たとえば、激しめの演奏をしたい人はエレキギターで習える場所、ゆったり弾き語りをしたい人はアコースティックギターを習える場所がいいですね。

又、プロ志向でない場合に通いにくい場所を選んでしまうとモチベーションも下がってきてしまう可能性があるので、通いやすい場所での選択が大切になります。

ギター教室には、音楽会社や楽器屋が手掛ける「大手チェーン」と、個人でギターを教えてくれる「個人教室」があります。どちらがいいか迷っている方もいると思いますので、それぞれの特徴点をまとめてみました。

アクセスがいい場所が多く、設備が整っていていい環境でのレッスンができる傾向にあります。講師の変更も柔軟に対応してくれたり、「ハズレ」と思われる講師も少ないのが特徴になります。第一線で活躍しているミュージシャンなどの在籍もあるため、プロの現場の話しを直接聞く機会にも恵まれます。

バックアップサポートやライブイベントなども充実していて、大きなホールでの演奏をする機会も設けられている場合があります。自分ではなかなか借りられできない有名なライブハウスなどを使用する場合もあり、モチベーションの向上にも繋がります。以上の点から、プロ志向の方におすすめです。

費用がやや高めの傾向にある点、希望の講師から教われない場合があるので、事前に確認しておく点が大切になります。

費用が安い傾向にあります。個人に合わせたレッスン内容を用意してくれたり、レッスン時間などの融通もききやすいので、忙しい人やスケジュールが定まらない人におすすめです。希望の講師に教えてもらえる可能性が高く、講師ひとりひとりの熱意も高い傾向にあります。

発表会などのイベントごとが少ない傾向にあるので、交流の場を多く設けたい人や、経験談をたくさん聞きたい人には少し物足りないかもしれません。駅からのアクセスがあまり良くない場合が多いので、アクセスが気にならない人にはおすすめです。

ギター教室に通い始める前に、「どのギターを始めたらいいのか分からない」方も多いかも知れません。ここでは、そんな人の参考になればと、それぞれのギターの特徴についてまとめてみました。ぜひ参考にしてください。

一般的なギターは大きく分けて、「アコースティックギター」と「エレキギター」の2種類があります。それぞれの特徴について掲載します。

まず。弾き語りができるので、ひとりで楽しめるのが大きなメリットです。最低限のコードを覚えれば初心者でもそれなりに演奏ができて、コードを弾く場合が多いのでコードが覚えやすい傾向にあります。

持ち運びがしやすい点もおすすめです。比較的軽いものが多く、他の機材が必要ないため、全体的な荷物の量も少なくなります。そのため、なるべく手軽に済ませたい方や、女性にも持ち運びがしやすいといったメリットがあります。

一方、ネック部分が太いので手が小さい方は挫折する原因にもなり、初心者には弾きにくく感じる場合もあります。弦が太くて指が痛くなりやすいので、慣れるまでの期間は少し苦労するかもしれません。生音でも十分な響きがあるため、夜間の練習などには向きません。

さまざまななジャンルに活用できるので、幅広い演奏ができます。「エフェクター」を用いれば、いろいろな音を作り出せるので、自分で音作りを楽しみたい人におすすめです。また、初心者でも音が鳴りやすい傾向にあります。

生音が小さめな点やアンプとヘッドフォンの使用で時間帯を気にせず練習できるのもいいですね。バンドでの演奏となる場合が多いですが、ソロパートが難しい場合があるため初心者は最初苦労するかもしれません。使用機材が多いため持ち運びの大変さもあります。

ギターを始めるにあたり、「教室に通えば本当に弾けるようになるの？」といった疑問をお持ちの方も少なくないですよね。ギター教室ではプロの講師が在籍していて、レッスン経験や現場経験なども豊富なので、独学では学べない「基礎と知識」を学べます。基礎あってこその技術力となりますので、大切な初期段階を教室で過ごすメリットは大いにあります。

「大人でも弾けるようになるの？」などの心配の声もありますね。大人になってから始める人も多く、大人専門の教室もあるくらいで、基礎から教われば年齢関係なく上達は見込めます。

舞台に立って演奏できるようになるためには「基礎と知識」が大切なので、教室で講師の方に一から見てもらえるといいですね。

各教室で体験レッスンをおこなっているので、まずは体験レッスンにてその教室の雰囲気やレッスン方法を肌で感じてから決めるといいですね。体験レッスンが無料になるのは初回の1回のみのところがほとんどですが、料金を支払えば追加で体験レッスンをおこなってくれる教室もあるので、1回では分かりにくい人は複数回受けてみて自分に合っているかの確認もできます。

入会金は￥5,000～￥20,000ほどですが、キャンペーンや条件により割引や無料になる場合があるので、都度HPなどで情報を確認しましょう。入会金だけでなく、楽器を無料で提供してくれるキャンペーンやレッスン料の割引のキャンペーンもあるので、お得な情報は見逃さないようにチェックしておきましょう。

ギターを習いながら作曲を学びたい場合や歌も歌いたい場合などは、さまざまなコースがある教室を選ぶと一箇所で学べるのでおすすめです。