新築で住み始めたマイホームも、年月とともに屋根や外壁が痛んだり室内の劣化が気になったり、または二世帯住宅住宅へ増築もしくは老年を迎え二階に上がるのが億劫になって平屋に改築など、リフォームを考えている方も多いかと思います。

また水回りなど部分的な工事にすれば経済的であったりとリフォームの需要も高く、大手ハウスメーカーも最近では自社系列のリフォーム会社を続々と立ち上げています。でも実際リフォーム会社もたくさんあってどれを選んでよいか迷ってしまいますよね。

そこで今回は、ハウスメーカー系のリフォーム会社の選び方や特徴、人気おすすめランキングをご紹介します。ランキングは、口コミ・価格・品質を基準に作成しました。リフォームを考えている方はぜひ参考にしてください。

住宅メーカーに頼むと高額になりやすいと考える方も多いかと思います。しかし、家を新築した際のハウスメーカーにリフォームを頼むと、内部構造などを知っているためメリットもあり、実は大手ハウスメーカーの中にも、低価格を売りにしているメーカーもあります。

リフォームを手掛けるハウスメーカーの選び方を、さまざまな面から見ていきましょう。

家のリフォームで重視する点は人それぞれですが、「デザイン」を重視する方も多いと思います。そこでおすすめなのが「デザイン性の高いリフォームを得意とするハウスメーカー」です。おしゃれな外観や、見た目も素敵な家ができあがります。

家の機能性も重要ですが、家のデザインは毎日目にするものです。人間は視覚から入る情報が8割とも言われています。リフォームをしてデザインが満足できると、その後の生活を充実させるのに一歩近づきます。

リフォームをするハウスメーカーの中にはエコ素材など「素材にこだわっているハウスメーカー」もあります。特にハウスダストなどに敏感な方は、素材にこだわった会社のリフォームがおすすめです。

また世界的にも持続可能な目標である「SDGs」にも象徴されるように、サステナブルな暮らしが求められています。そういった世界全体の流れから言っても、エコ素材の使用はおすすめです。

住んでいて楽な家の中には、家族の動線を考え抜いて作られた家があります。そのような家事動線などの間取りの提案が得意なリフォームをするハウスメーカーもおすすめです。特に実用性を重視する方に好まれます。

また、「間取りが得意」なメーカーは、デザイン性もある程度の水準であると言えます。なぜなら機能性を追求すると究極的には「美意識」にたどりつくからです。「機能美＝デザイン美」と考える方は、家事動線などの間取りも確認しましょう。

大々的にするリフォーム・リノベーションをする場合は「大規模なリフォームやリノベーションが得意なハウスメーカー」を選びましょう。これは決してハウスメーカーの規模とは関係ありません。

大抵のハウスメーカー系のリフォーム会社は、大規模なリフォームや増築にも対応しています。ただし地域差があるのできちんと確認するのがおすすめです。

リフォームには大規模なものもあれば小規模なものもあります。たとえば水回りだけの小さなリフォームであれば、そのような「小さなリフォームも気軽に頼めるハウスメーカー」を選ぶのがおすすめです。

大手だから、子会社だからなど会社の大きさは関係ありませんが、大手のハウスメーカー系のリフォーム会社では、「規模の大小」でお客様を差別するような指導はしていないため、安心して頼めるかもしれません。

リフォームにあまりお金をかけられない方も多いと思います。そういった場合には、「コスパ」が良い低価格が売りのハウスメーカーを探してみましょう。安かろう悪かろうにならないよう、実用性も兼ね備えた会社を選びましょう。

一般的に、ハウスメーカー系のリフォーム会社は工務店やリフォーム専門会社よりも割高かもしれません。しかしそこには理由があります。新築時にも関わっているので、その家をどこよりも詳しく知っているのです。そのアドバンテージ代だと思われます。

リフォームを考えている方は、ぜひこちらも確認しておきましょう。

まずはリフォームのとっかかりとなる「営業担当者」との相性です。これはメーカーよりも担当者の人柄によるところが大きいです。担当者が親切丁寧で専門知識も豊富ならば、安心して任せられます。

ただ各メーカーともにそのあたりは承知の上で、感じの良い営業担当者を配置している場合が多いです。そのため、その営業担当者との「相性」が重要になってきます。しっかりと見極めましょう。

意外と盲点なのが「リフォームに際して不具合などがあったときの保証制度」についてです。必ず不具合が出るわけではありませんが、万が一に備えてきちんと保証制度があるのかを確認しておきましょう。

ハウスメーカーによるリフォームの場合には大手が多く、最近ではSNSの普及なども手伝って、各社とも口コミや評判を大切にしているところが多いです。そういった面から見ると、保証制度が充実しているところが多いと考えられます。

リフォームしてもらって満足、ではなくその後のアフターフォローも大切です。リフォーム後にもいろいろな要望・不具合などが出てくる場合があります。そんな声に適切に答えてくれるかどうかも大切な視点です。

今は気軽に発信できる時代のため、以前よりも口コミや評判が大切な時代になっています。そのため、「アフターメンテナンス」も充実させているところも多いです。

リフォームする際は住宅メーカー以外の選択肢もあります。

地元の工務店にリフォームをお願いしたい、と考える方もるかもしれません。工務店の特徴としては第一に価格が安い点が挙げられます。また地元密着型の工務店であれば、細かい要望に答えてもらえる可能性は高いかもしれません。

「リフォーム」といえば、やはり「リフォーム専門会社」に頼みたいと考える方は多いかもしれません。リフォームの専門技術に特化しるため、部分的に難しいリフォームにも対応してくれるケースも多くあります。

価格面でも、工務店とハウスメーカー系のリフォーム会社の中間ぐらいと考えられます。

リフォームを手掛けている「設備会社」もあります。設備会社のリフォームは、設備の選択肢が豊富です。設備にこだわりたい方にはおすすめです。しかし、建築系のリフォーム会社よりデザインの面ではやや不利な場合があります。

「リフォームしませんか」といった訪問販売やチラシを一度くらいは見たかもしれません。訪問販売やチラシからリフォームをお願いするのは、実は危険性が伴います。一歩間違えると悪徳業者に捕まってしまうおそれもあります。

悪徳業者にリフォームを頼み、欠陥住宅になってしまった事例も0ではありません。もちろん優良な会社もあるので、きちんと熟考して決めましょう。

ハウスメーカー系のリフォーム会社でのリフォームにも、メリット・デメリットはつきものです。

まずは、ハウスメーカーにリフォームを頼んだ場合のメリットを見ていきましょう。

家を建てた大手ハウスメーカーによるリフォームだと、内部構造にも詳しく、図面もあるため、安心感は抜群といえます。また新築時に家族構成なども伝えてあるので、これからの生活をイメージした施工が期待できます。

ハウスメーカー系のリフォーム会社は大手が多く、その提案力や技術力たるや右に出るものはいません。そのため仕上がりの際の失敗が少ないとも言えるのです。顧客側も怠慢せず、コミュニケーションを密にとるとさらに満足のいく施工が期待できます。

ハウスメーカー系のリフォーム会社は、予算に合わせて提案してくれますし、一度決まったリフォーム価格がその後変動する可能性も低いと言えます。なぜなら、大手の多くは、信頼を何よりも大切にするからです。

一度決まった価格に「追加、追加」で金額を上乗せすると、今の時代SNSなどで情報が流布し、口コミや評判を落としてしまいます。そうならないよう特に大手ハウスメーカーは、一度決まったリフォーム価格をあまり変動しません。

自分の家を建てたハウスメーカーにリフォームをお願いすると、ある程度物件の仕上がりのイメージがしやすいのもメリットです。家やリフォームはメーカーごとに特色があり、家を建てた会社なら、その特色はわかりやすいといえます。

一般にハウスメーカー系のリフォーム会社は「リフォームの完成が早い」といえます。なぜなら、内部構造・図面を熟知しているので、作業がすすめやすいからです。また自社で建てた家ですから、それを手直しするのは比較的簡単だからです。

次にハウスメーカーにリフォームを頼んだ際のデメリットを見ていきましょう。

一般的に工務店によるリフォーム・リフォーム専門業者によるリフォームよりも、ハウスメーカー系のリフォーム会社によるリフォームは高額になりがちです。それは「ブランド」があるからです。宣伝広告費が上乗せされている場合もあります。

また新築時から関わっており、図面を持ってる・内部構造に詳しいなどのアドバンテージを持っています。それらのアドバンテージの値段だと思えば、そんなに損をした気にはならないかもしれません。

建材などを規格で決めてあるところも少なくありません。そうなるとプランの自由度が低くなります。また、規格外やプラン外の注文をすると料金が跳ね上がる可能性もあります。そういった点では個性的な家に住みたい方には向いていないかもしれません。

「リフォームは考えているけれど、どこに頼もうかな」と迷っている方の手助けに少しでもなれれば幸いです。一口に「リフォーム」といっても金額面やデサイン性やアフターフォローなどさまざまな要素が絡んできます。良い業者と巡り会えますように。