複数の探偵事務所の見積もりを入手してその中から最も信頼できそうなところに依頼をするのがおすすめです。今回は2つの基準を紹介するので探偵事務所を比較する際にぜひ参考にしてください。

パックプランとは調査時間とその他の諸経費用が一体になったプランです。たとえば20時間パックの場合は20時間分の調査料とその際にかかる諸経費が込みで○円と決まっているので調査終了後には料金が発生しない仕組みとなっています。

時間制プランは、ターゲットの行動パターンが予測可能な場合はコストパフォーマンスが最も優れていますが、ターゲットが予想外の行動をする場合には料金がかさむリスクもあります。

成果報酬プランは、証拠が不十分だった場合料金が発生しないため依頼主としては安心できます。しかし「証拠が不十分なのに料金を請求された」などのトラブルになりやすい料金プランでもあります。そのため、契約時に依頼成功の条件を明確に取り決めておきましょう。

以下の記事では依頼費用や3つの料金プランについてより詳しく解説しているのでぜひ合わせてご確認ください。

決して安くないお金をかけて調査を依頼するので信頼のおける探偵事務所に依頼したいですよね。そうはいっても何が信頼できるポイントなのか分からない方が多いと思います。以下では信頼できるポイントを紹介するのでぜひ参考にしてください。

探偵事務所を開くためには、公安委員会から「探偵業届出証明書」を交付してもらう必要があります。この探偵業届出証明書は、事務所内の目につくわかりやすい場所に掲示することが定められています。そのため無料相談や依頼前に事務所に行った時にこの証明書があるか必ず確認してください。

無許可で営業している場合には、証明書がないので要注意です。また、あわせて契約時に重要事項説明と契約書交付が義務化されているのでその点も省いていないか確認しましょう。

悪質な探偵事務所でないか確認するために、過去に行政処分を受けていないかチェックすることが大切です。違法な調査（盗聴や盗撮など）やストーカーのような執拗なつきまとい行為など、定められた探偵業法を破った場合には公安委員会から行政処分を受けます。

過去に行政処分を受けたかどうかは各都道府県警察のホームページから確認することが可能です。ホームページでは過去3年間の間に行政処分を受けた事務所の探偵業届出証明書番号や処分理由などの詳細が掲載されているのでぜひ依頼前に目を通しておきましょう。

以下では浮気調査を得意としている大手探偵事務所を紹介しているのでぜひ合わせてご確認ください。

▼ラビット探偵社の特徴

・今年で設立13年目を迎える大手探偵事務所
ラビット探偵事務所は2011年の設立依頼10万件以上の相談実績を誇る業界最大級の探偵事務所です。また、全国に13箇所の支店があるので全国どこでも出張調査が可能なところも大手ならではの魅力です。

・警察OBのノウハウを生かした調査が行われている
ラビット探偵社では警察OBのノウハウを生かした調査が行われているので作成される調査報告書は、裁判で不貞行為の証拠として提出可能です。ラビット探偵社では対象者と不倫相手の行動を分刻みで記録し、重要な証拠写真を一連の流れに沿ってめており報告書の精細さが他の探偵事務所との大きな違いです。

・安くて明確な料金設定
ラビット探偵社では、事前に徹底的な料金説明を行っております。追加料金を取られる心配がないため、予算に制約のある方にも安心して調査をご利用いただけます。安いからといって不安を感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、ラビット探偵社は支店の数も多く解決実績も豊富です。さらに、過去に一度も行政処分を受けたことがない信頼性の高さも安心材料になるかと思います。

▼そよかぜ探偵事務所の特徴

・経験豊富なベテラン調査員がしっかりサポート
調査員は全て「浮気・不倫」を専門に調査してきた、経験20年以上のベテランです。豊富な知識と高い調査力で、決定的瞬間をしっかりと押さえます。また、大切な証拠をより鮮明に残すため、1台100万円以上の高額機器を取り揃えており、万全の体制でサポートします。

・調査費用は予算に合わせてオーダーメイド
調査費用は無駄な広告費や人件費を抑えているため、1時間8,800円（税込み）～と業界最安値水準です。さらに、予算や目的に合わせてオーダーメイドが可能で、よりピッタリ合ったプランを提案してくれます。経費は調査費用に含まれているので、追加請求される心配もありません。

・強引な勧誘は一切行いません
そよかぜ探偵社では「しつこく営業電話がかかってくる」「契約してくれるまで帰してくれない」等の強引な営業を全面的に禁止されており、必ず相談員1名のみで対応いたします。また、無料相談後に不明な点があった場合も対応してもらえるのが嬉しいポイントです！

▼響探偵事務所の特徴

・現役弁護士が運営する探偵事務所
響・Agentは、現役の弁護士である西川研一が運営する探偵事務所です。違法な手法を用いて調査をすれば弁護士の資格が剥奪される恐れがあるため、厳格な倫理と法令順守の下で業務を遂行しています。

・男女問題に精通した弁護士が調査報告書を監修
弁護士監修の調査報告書フォーマットを使用しているため、裁判でもそのまま使用が可能です。裁判を有利にすすめることができます。さらに、最先端の調査機材を揃えているので、鮮明な証拠写真をとることが可能です。確かな証拠を得ることが期待できます。

・手厚いアフターサポートも魅力の1つ
アフターケアの面でも、夫婦カウンセラーと弁護士がサポートをしてくれるので、とても心強いです。慰謝料請求の際にも有利にすすめることができます。公式サイトから、匿名でメール相談することが可能です。

「浮気調査」や「探偵」は普段なかなか馴染みがないので依頼の際には不安が多いと思います。ここでは問い合わせから浮気調査を実行するまでの流れを紹介するのでぜひ参考にしてください。

「自分が我慢すれば家庭は円満のままだから」「子供が成人するまで離婚はしない」など関係の再構築にも離婚のタイミングにもそれぞれの事情があるかと思います。しかし不倫による慰謝料請求ができるのには時効が存在します。タイムリミッドを忘れないように意識しましょう。

不倫による慰謝料請求は配偶者に対しては不倫の事実を知ってから3年。不倫相手に対してはどこの誰か正体が判明してから3年が時効です。不倫相手がなかなか特定できない場合は時効は進行しないので安心してください。

しかし離婚調停や離婚訴訟をおこなっているうちに3年が経過してしまうケースもあるので、配偶者と不倫相手から慰謝料請求を検討している場合は早めに行動することをおすすめします。

探偵に依頼するメリットは、彼らが持つ専門的な技術や知識を活用して証拠を収集できることです。尾行、張り込み、聞き込みなどの方法はシンプルですが、実際に行うには高度なノウハウやテクニックが必要です。また、これらの行為を素人が行うと、プライバシー侵害やストーカー規制法の対象となる危険性があります。あくまで届出のある正式な探偵だけ許可されている行為なので浮気調査はプロの探偵に任せるのがおすすめです。

裁判で不貞行為の証拠として認められるものは上記の通りです。法的に不貞行為を立証するには肉体関係を明確に証明する必要がありますが、一般的に不貞行為は人目を避けて行われるので独自で上記の証拠を全て集めるのはなかなか難しいというわけです。

探偵が作成した調査報告書は第三者が調査した客観的事実に基づく証拠として裁判で重要視されます。しかし、内容が薄く曖昧な表現が多様されている報告書は不貞行為の証拠として認められません。以下では証拠にできる調査報告書とできない調査報告書の違いについて解説するのでぜひ参考にしてください。

不貞行為の証拠として提出できる調査報告書において重要なことは、撮影日時が明記されていること、ホテルに出入りする写真と滞在時間を時系列順にわかりやすく書かれていること、対象者の顔が鮮明に写っていること、そして誰が読んでも内容が齟齬なく伝わることです。

【実際に探偵事務所が公開している報告書のサンプル】

（参照：調査報告書｜MJリサーチ）

自分1人や友人と証拠集めする方もいらっしゃいますが、十分な証拠が揃えられなかったり、パートナーにばれてしまったりと失敗に終わるケースが少なくありません。しっかりとした証拠がなければ、取得できる慰謝料は0円で終わってしまうことも。

経済的な理由から探偵への依頼をためらう方もいらっしゃると思います。しかし一般的には50〜300万円が慰謝料の相場です。浮気調査費用の相場が30〜100万なのでパートナーや不倫相手からの慰謝料によって探偵費用を賄えるケースが多いのです。

探偵事務所の依頼費用は安くありませんが、依頼すれば有力な証拠のみならず相不倫相手の個人情報も調べてくれるため慰謝料請求がスムーズに行えます。リスクを犯して独自で証拠を集めるより探偵事務所に依頼する方が経済的なメリットが大きい可能性が高いです。

（参照：人事訴訟事件の概況（PDF）｜最高裁判所事務総局家庭局）

最高裁のデータによれば、過去8年間の離婚裁判における勝訴率は90.14%でした。確かな不倫の証拠がある場合、ほとんどのケースで裁判に勝利することが可能です。話し合いで折り合いがつかない可能性を考慮し、裁判に備えるためにも、探偵への依頼がおすすめです。

（参照：探偵業者に関する消費生活相談｜独立行政法人国民生活センター 相談情報部）

古いデータにはなりますが探偵業者に関する苦情・被害相談が毎年国民生活センターに寄せられています。実際にあった被害の一例と被害に合わないための対策方法をまとめたのでぜひ参考にしてください。

先述した被害に合わないための対策方法をお伝えするのでぜひ参考にしてください。

❶HPの情報を鵜呑みにしない
誇張広告はもちろんのことHPには最低料金しか書かれていないことが多いです。実際に見積もりを取ってみると料金が跳ね上がる場合もあるのでHPの情報を信じ込み過ぎないようにしてください。

❷見積もりを比較する
探偵への依頼において見積もりを比較するのは非常に大切です。なぜなら人によって依頼難易度や必要な調査時間、人員、機材が変わるからです。そのためご自身が依頼する際の相場を確認するためにも見積もりを比較するのをおすすめします。

❸オプション料金などの別途発生する料金を確認する
オプション料金もトラブルの元です。事前に見積もりで出された費用以外に発生する料金がないかを確認しておきましょう。

❹解約時の手数料を確認
「探偵事務所へ不信感を抱いた」「充分な証拠が集まった」など何らかの事情で依頼を調査を辞める場合に解約料が発生するケースがあります。実はこれもトラブルの元なので事前に確認しておきましょう。

❺報告書の有無を確認
探偵事務所によっては裁判で証拠として提出できるような報告書を作成してくれない場合があります。事前にサンプルを確認し時系列順に分かりやすくまとまっているかを確認しましょう。

❻成功条件を定義ずける
依頼の成功条件を決めずになんとなく調査を開始するのは自分が欲しい証拠が手に入らない可能性もあり危険です。浮気相手の顔が鮮明に分かる写真を撮る。ホテルに入ったところと出てきたところの写真や動画を撮る。など何をもって依頼成功かを事前に決めておきましょう。

悪徳な探偵事務所に騙されないためには少し手間かとは思いますが、複数の探偵事務所の見積もりを比較し、正当な料金なのかを比較する。そして複数の探偵事務所の無料相談に足を運ぶようにしてください。お金と時間を無駄にしないためにも吟味してから契約することをおすすめします！

対象者の尾行、張り込み、聞き込みを始めとする素行調査を行います。そして対象者がいつどこで誰と会い何をしていたのかを証拠（写真や動画）共に報告書にまとめます。

一概に依頼料が安い探偵事務所が悪い訳ではありませんが価格だけで探偵事務所を決めるのは危険です。経験の少ないスタッフが担当につき十分な証拠が取得できない可能性もあります。

無料相談に行った際に確認していただきたいことをまとめたのでぜひ参考にしてください。

まず、「探偵業届出証明書」の確認は必須です。次に料金が明確であるかどうかをチェックしましょう。また、強引な契約を持ちかけられないか、適切な説明や親身に相談を聞いてくれるかも確認してください。そして、報告書のサンプルが裁判の証拠として提出できるような質なのかも確認しましょう。最後に、担当者の言動や対応に不信感を抱かないかを総合的に評価し、信頼できる探偵事務所かどうかを判断してください。皆さまが信頼できる探偵事務所を見つけ、いま抱えている問題が解決することを願っています。