サンキャッチャーとは、吊るされたガラス部分が太陽の光を受けて輝き、プリズム効果によって、虹のような光のかけらを空間に作り出すインテリア雑貨です。日照時間の少ない北欧で、古くから親しまれてきました。

お部屋を明るく華やかにして、風水的にも運気をアップしてくれたり、魔除け効果があるなど、幸せを呼ぶインテリアとしても人気です。専門店でも購入できますが、ニトリやダイソーの材料を使って好みのデザインで手作りしている方もいます。

サンキャッチャーの種類はさまざまです。今回はサンキャッチャーの選び方や、おすすめ商品ランキングをご紹介します。ランキングはクリスタルの形状や種類・パーツ構成やメーカーなどを基準に作成しました。ぜひ参考にしてみてください。

サンキャッチャーは商品によって使用タイプ・クリスタルの形状・種類・パーツ構成などが異なるので、それぞれの特徴を踏まえたサンキャッチャーの選び方をご紹介します。

サンキャッチャーの取り付けタイプは、吊るすタイプ・据え置きタイプ・携帯タイプがあります。自分の用途に合わせて選びましょう。

吊るすタイプは窓のカーテンレールなどにぶら下げて使うと、太陽の光が集まりやすく、虹色の光がきれいに見えます。1本でも十分存在感がありますが、場所を取らないので、何本か並べて吊り下げるのもおすすめです。一気に窓辺が華やかになります。

吊り下げる場所がない場合や、自分の好きな場所に置きたい場合は、据え置きタイプがおすすめです。短めのサンキャッチャーであればスタンドを使って置くのもおすすめで、スタント付きで売られている商品もあります。

スタンドの種類もさまざまで、シンプルでおしゃれなデザインや、月の形をしたかわいいデザインなどがあります。インテリアとして、自分の好みのデザインを見つけてください。

バッグやポーチ・携帯カバーなどに付けられるストラップタイプのサンキャッチャーもあります。外出中でも身に付けて持ち運べるので、御守りのような感覚で使用できておすすめです。

天気の良い日に外に出て、サンキャッチャーの輝きを楽しめます。素敵な北欧雑貨をいつも身近に感じられるので、北欧雑貨がお好きな方もぜひ手に入れてみてください。

ボトムクリスタルとは、吊るすタイプのサンキャッチャーで、一番下にある大きなクリスタルの名称です。このボトムクリスタルの形状によって、光の拡散などが異なります。

ボール型は、サンキャッチャーの中で特にポピュラーな形状です。カッティングの数が多いので、太陽の光を均一に拡散する効果があり、少ない光でも多くのプリズムを作り出します。紐や金具を通せるように、上部が少し突起していて小さな穴があいています。

ドロップ型はボトムクリスタルがしずくのような形状をしたものです。先端が尖ったもの、丸みを帯びているものや、クリスタルの厚さが薄いタイプなど、さまざまな種類があります。薄型タイプのものは透けて見えるので、氷のような透明感があります。

シャンデリアの照明にも、このドロップ型が使用されている場合が多いです。

ベルトップ型は、ボトムクリスタルがベルのような形状をしたものです。ボール型に比べると、カッティングが大きいので光の拡散効果は少し劣りますが、その分、濃い色のプリズムが出ます。

クリスタルの角度を変えてみると光の輝き方も違ってくるので、楽しみ方が広がります。サイズはボール型に比べて小さく感じやすいので、購入は少し大きめサイズを選ぶのがおすすめです。

ボトムクリスタルの形状は、ハート・リーフ・星・バタフライ型など、かわいいものからユニークなものまであります。特殊型はあまり多くは出回っていないので、デザインにこだわりたい方におすすめです。

ボトムクリスタルの上部を飾るパーツとして、特殊型のクリスタルを取り入れるのもオリジナル感が出るのでおすすめです。

実際にサンキャッチャーを吊るしてみると、光があまり拡散しない場合がありますが、ボトムクリスタルが小さすぎるのが原因かもしれません。ボトムクリスタルが大きければ光をより多く拡散できるので、目安として20～50mmのサイズを選びましょう。

光を多く拡散したい方には、50mmのものがおすすめです。部屋中を虹色の光で照らしてくれます。車内など狭いスペースに吊るす場合は、20mmのものを選んでみましょう。

サンキャッチャーは、クリスタルの種類によって輝き方が異なります。それぞれの特徴を理解して選ぶのも大切です。

ソーダガラスは丈夫で割れにくいのが特徴で、食器やビンなどにも使用されています。ソーダガラスのクリスタルボールは比較的リーズナブルです。手軽に試せて、丈夫で割れにくく扱いやすいので、初心者におすすめといえます。

クリスタルガラスは、サンキャッチャーの多くに使用されている素材です。ガラスに鉛を配合して作れています。鉛の含有率が高いほど光の屈折率が上がり、透明度と輝きが増しますのでチェックしてみましょう。

クリスタルガラスにはレベルがあり、鉛が25パーセント以上のものはレッドクリスタル、それ以下はセミクリスタルです。またフルレッドクリスタルといわれる、宝石の輝きに近い高級クリスタルとして扱われるものまであります。

通常のガラスとは違って、重くて柔らかいので傷つきやすく、扱いが難しいです。鉛の含有率が高ければ高いほど高価になります。

K9クリスタルは、鉛の代わりにカリウムを加えて作られています。酸化鉛の有毒性がなく、環境に配慮されているので人気な素材です。クリスタルガラスと比べても、見劣りしない輝きを放ちます。素材にもこだわりたい方におすすめです。

サンキャッチャーには多くのパーツで構成されており、ビーズやパワーストーンを使っていたりと材料はさまざまです。運気アップも狙うなら、パーツ構成もチェックしましょう。

サンキャッチャーに使われているクリスタルには、ほんのり色が付いた色付きクリスタルがあります。開運効果が期待でき、色によって効能が異なるので、アップさせたい運気に合わせて色を選びましょう。

仕事運にはレッド・金運にはイエロー・勉強や勝負運にはブルー・恋愛運にはピンク・健康運にはグリーン・人気運にはオーロラなどがあります。

サンキャッチャーには、パワーストーンを取り入れているタイプもあります。パワーストーンは大自然のエネルギーが凝縮し、自然に産み出された天然石です。特別なパワーが秘められているため、風水的な効果が期待できます。

パワーストーンによって効能が異なり、特に人気なのが水晶とローズクォーツです。水晶は邪気を払い、幸運を呼び寄せてくれます。ローズクォーツは恋愛面で大きなパワーを与えてくれるので女性に人気です。

以下の記事では、パワーストーンの人気おすすめランキングをご紹介しています。ぜひご覧ください。

サンキャッチャーには、ボトムクリスタル以外にビーズやパワーストーンなどのパーツを多く使っているものがあります。パーツが多いほど光の拡散力が上がり、より多くのプリズムを作り出せて綺麗です。

また、パーツが多いほど見た目も華やかになるので、インテリアとしても適しています。自分で好みのパーツを追加するのもおすすめです。

サンキャッチャーのおすすめメーカーや専門店をご紹介します。高品質なものからかわいらしいものまであるので、ぜひご覧ください。

スワロフスキーとは、オーストリアにあるクリスタルガラスの老舗ブランドです。スワロフスキーのクリスタルは、酸化鉛の含有率が最も高いフルレッドクリスタルで、光の拡散力が高く、宝石のように美しく輝きます。

少々お値段は高めですが、高級感の溢れる美しいデザインときらびやかな輝きで、見ているだけで幸せな気持ちになれます。以下の記事では、ブレスレットの人気おすすめランキングをご紹介しています。ぜひご覧ください。

ASFOUR(アスフォー)はスワロフスキーと並ぶ有名クリスタルメーカーで、元々はスワロフスキーの社員がエジプトで立ち上げた会社です。ASFOUR社製クリスタルの証として鳥の刻印が入れられています。

正確なカットで透明感が高く、作り出されるプリズムも美しく高い技術を持っています。それでいて、リーズナブルな価格なので人気が高いです。

HARU COLLE(ハルコレ)はサンキャッチャー専門店で、かわいらしいデザインのものが多いです。花のモチーフが付いたものや、クリスタルがたくさん積み重なったものなどがあります。

デザイン性が優れているので、お部屋のインテリアにはもちろん、プレゼントとしても喜ばれるのでおすすめです。

アトリグラスはガラス製品のインテリア雑貨を扱う専門店です。スワロフスキー社製やアスフォー社製のクリスタルを使用したサンキャッチャーを多く扱っています。クリスタルそのものの輝きを活かした、高級感のあるデザインが特徴です。

各通販サイトの売れ筋ランキングも是非以下より参考にしてみてください。

※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。

サンキャッチャーは手作りもできます。オリジナルのサンキャッチャーを作ってみましょう。初心者でも取り組みやすいコツやを解説します。

サンキャッチャーのパーツが高価で手が出ない方や、どこに売ってるかわからない方はダイソーをチェックしましょう。クリスタルガラスはさすがに売っていませんが、代用になるものがいくつかあります。

まず、おすすめなのがカーテンタッセルで、キラキラしたクリスタル風のタッセルがあります。そして、キラキラ感をアップさせるためにビーズもおすすめです。大きめにカットされたビーズの方が光を集められます。

金具セットやテグスなども売っているので、あわせて購入しましょう。ダイソーには手作り用の材料が豊富です。手作りアクセサリーにも興味がある方は、以下の記事で手作りアクセサリー本の人気おすすめランキングを紹介していますので、ぜひご覧ください。

手作りしたサンキャッチャーを置き型で楽しみたい場合は、ニトリでスタンドを買いましょう。サンキャッチャー用スタンドとして販売はしていませんが、代用できる商品がいくつかあります。

まず、ハンギングフックです。これは観葉植物などを吊るしたりするものですが、長さが30cmほどあるので、サンキャッチャー用としても使えます。また、アクセサリースタンドも高さがあり、複数吊り下げられておすすめです。

虫眼鏡で太陽の光を集めると、高熱となって火事の原因になる場合があり、サンキャッチャーも同様に火事の原因になるのか気になる方もいると思います。結論から言うと、サンキャッチャーで火事が起こる心配はありません。

虫眼鏡は光を1点に集めるので熱くなりますが、サンキャッチャーはカットされたクリスタルガラスを使用しているので、光が分散するため熱くなりません。なので、カットされていない球形のパーツのサンキャッチャーの場合は気をつけましょう。

市販のサンキャッチャーは、火事が起きないように配慮された構造になっているので安心ですが、自分でサンキャッチャーを手作りする場合は、素材やパーツをよくチェックしましょう。

今回はサンキャッチャーの選び方や、人気おすすめ商品をランキング形式でご紹介しました。サンキャッチャーは幸運を引き寄せてくれ、ニトリやダイソー商品での手作りもおすすめです。ぜひ自分に合ったサンキャッチャーを探してみてください。