映画史上に輝く永遠の名作が、アメリカを代表する名監督フランク・キャプラによって映画となった作品。アメリカ映画協会が選ぶ「感動の映画ベスト100」で1位に輝いた作品です。The Greatest Gift（偉大なる贈り物）の小説から脚本が作られています。

人生に絶望した男が、自身の人生の意義を見つめ直すことを通して、生きることの意義を見つける姿が描かれた感動の名作。クリスマス・イヴに奇跡が起きます。日本でも多くのファンがいる、クリスマスにおすすめしたい映画です。

鬼才ティム・バートン監督と・ジョニー・デップの黄金コンビで描かれたクリスマスに観たいラブ・ファンタジーです。主人公のエドワードは人造人間ですが、完成直前に博士が急死、両手がハサミのままこの世に残されてしまいます。

エドワードは、心やさしいセールス・ウーマンのペグに引き取られ、やがて彼女の娘キムに恋するように…。けれどハサミの手では彼女を抱くことができません。純真無垢な心のエドワードの切ない、そして美しいラブ・ストーリーに浸れます。

全世界で愛読され続けているディケンズの代表作、「クリスマス・キャロル」を映画にした作品。クリスマス映画の定番として、誰しもが楽しめるクリスマス・ファンタジーでおすすめです。

19世紀のロンドンの下町を舞台に、主人公スクルージはケチでカタブツの商人です。クリスマス・イヴの晩、かって共同経営者で亡くなったマーレイの霊が現れます。彼はスクルージの心を入れ替えるため、3人の霊が訪れると告げるのですが…。

1947年に製作された「34丁目の奇蹟」のリメイク版。ヒューマン・ファンタジーで、夢を忘れた大人たち、夢を知らない子供たちへ、小さな奇跡をプレゼントしてくれます。クリスマス映画の定番としておすすめです。

キャリアウーマンのシングルママとサンタクロースを信じない少女の前に現れた謎の老人。彼は、自分が本物のサンタクロースだと言います。そして老人は、奇跡を巻き起こすのです。ハートウォーミングなクリスマスのファンタジー作品です。

監督は大島渚、デヴィッド・ボウイ、ビートたけし、坂本龍一などの豪華キャストが共演した戦争ヒューマンドラマです。1942年太平洋戦争下、ジャワ奥地の日本軍捕虜収容所を舞台に、日本軍人とイギリス人俘虜との複雑な関係が描き、大ヒットしました。

戦争中の収容所という極限状態で出会った男たちの複雑なドラマを中心に、西欧と日本の文化的衝突を描いた本作品は世界的に話題となりました。坂本龍一のテーマ曲「戦場のメリークリスマス」も映画と共にヒット。

世界的に大ヒットしたスーパーコメディです。家族みんなでクリスマスに観たい映画で、おすすめです。ストーリーは、クリスマス休暇に、パリでクリスマスを過ごそうとした15人の大家族。ところが飛行機に乗り込んから気づいた大事な忘れ物…。

それは、8歳のケビンでした。家に取り残されたケビンは、一人の自由を思う存分楽しむことになるのですが。そこへ2人組の泥棒が現れますが、「僕の家は僕が守ってみせる」ケビンは奮闘します

世界中で愛され続けて来たイギリスのC.S.ルイスの不朽の名作を、映画にしたファンタジー作品。日米を初め、全世界で大ヒットしました。4人の兄姉が空き部屋で見つける大きな古い衣装ダンスがナルニア国への入り口で…。

第二次大戦下、田舎に疎開した4人兄姉が迷い込む王国。かって偉大な王アスランにより創造された美しい国ナルニアは、冷酷な白い魔女の支配で春の来ない100年の冬に閉ざされていました。

クリスマス・イヴの夜に現れる謎の機関車「ポーラ・エキスプレス」。猛スピードで走る幻の機関車に乗って、クリスマスの聖地・北極点に向かえば、数々の冒険が待っています。そこは、信じる心を持つことで、どんな願いもかなえてくれる場所です。

幻想的で美しい絵本の世界を映像にした作品。「サンタクロースは本当にいるの？」との思いを持つ少年や映画を観る子どもや大人も「ポーラ・エキスプレス」に乗れば奇跡が起こる…。

世界中で愛されている「グリンチ」のCGアニメにした作品です。グリンチは緑の毛皮が自慢で、楽しみと言ったら村の人たちに意地悪をすることでした。つぶらな瞳のグリンチは、なぜひねくれ者になったのでしょう。

子どもも大人も楽しめるクリスマス物語で、おすすめです。最後に心がほっこりするエンディング。主役のグリンチは、ひねくれる前のキュートなベイビーグリンチ、グリンチに献身的な愛を捧げる愛犬マックスからも目が離せません。

お金持ちの家に飼われるコッカスパニエルの箱入り娘レディと、野良犬ながら仲間の信頼が集めるトランプとの恋と冒険の物語です。無類の犬好きのディズニーが、犬の目を通した人間世界が描いた珠玉の名作で、クリスマスにおすすめでしょう。

生まれも育ちも違う2匹が出会い、恋に落ちる…、名シーンが多く出てきます。特にスパゲッティお互いに端から食べながらキスをする場面は、ウエイターのアコーディオンの音楽とともに時代を越え、心に残る名シーンでしょう。

アカデミー賞W受賞、空前の大ヒット作品となった「アナと雪の女王」は、続編も含め1度は観たい映画でしょう。子どもも大人も、誰もが笑顔になれる魔法の物語で、クリスマスにはファミリー映画としておすすめです。

夏の王国・アレンデールを舞台に禁断の力を持って生まれた姉エルサ。彼女は、妹アナを傷つけることを恐れて、幼い頃から自分の殻に閉じこもっていました。「禁断の力」を制御できずに、雪の女王となったエルサと妹アナの感動の物語です。

享年46才の若さで急逝した今敏監督・作品の国内外で絶賛されたアニメーション。新宿で暮らすホームレス3人組（ギンちゃん、ハナちゃん、ミユキ）の前に、意外なクリスマス・プレゼントが…。

それは、ゴミの山の中の生まれたばかりの赤ちゃんでした。勝手に「清子」と命名したゴッド・ファーザー（名づけ親）と3品組は、雪の降る街を親を探してさまよいます。赤ちゃんを助けようと奮闘、そして運命の中で「奇跡」に出会うのでした。

1978年にイギリスで出版されたレイモンド・ブリッグズの名作絵本をアニメーションにした作品。アニメーションの登場人物にセリフはありませんが、少年が経験した夢のような出来事を映像と音楽で表現しています。

スノーマンが、真夜中の12時を過ぎると動き出し…。少年がスノーマンと過ごした不思議で愉快な出来事が描かれています。1982年にアニメーションが作られましたが、時代を越え子どもも大人も魅了してきた名作で、おすすめです。

クリスマス・ソング「赤鼻のトナカイ」が生まれた、アメリカで40年以上愛されている人形アニメーション。粘土や人形が動く様子が愛らしく、子どもだけでなく大人も楽しめる作品で、おすすめです。

生まれつき鼻が赤く光るため、皆の笑い者になったトナカイのルドルフが主人公。クリるどスマス・イヴを直前に迎えた夜、大嵐になります。「人と違うって素敵なこと」というメッセージが詰まったステキなクリスマスの物語です。

リチャード・カーティスが初監督で制作された群像ラブ・ストーリーです。クリスマス前のロンドンを舞台に繰り広げられる19人の男女の恋愛が描かれていて、カップルで観たいおすすめのクリスマス映画です。

19人のそれぞれの愛の形が、観る人の心をほっこりさせてくれます。キャストには、イギリス映画・演劇界で有名なヒュー・グラント、リーアム・ニーソン・コリン・ファレル、エマ・トンプソンなどが出演。

見知らぬ者同志が、休暇中に家を交換し合う「ホーム・エクスチェンジ」が採り入れられたラブ・コメディです。ビバリーヒルズで映画の予告製作会社を経営するリッチなアマンダは、彼氏の浮気がショックで、休暇を取ろうとしています。

素朴な一軒家に住む新聞記者のアイリス。二人は意気投合し、恋の傷を癒そうとお互いの家を貸し借りすることに…。二人のそれぞれの物語が描かれていて、独りでも、カップルで観ても存分に楽しめるクリスマス映画です。

ケイトの前に、突然青年トムが現れます。ケイトは次第にトムに惹かれて行きます。けれど、なぜか二人の距離が近づけば近くほど、手が届かない…。映画「ラブ・アクチュアリー」以来のロマンティック・コメディの作品です。

二人の距離から目が離せません。ワム!&ジョージ・マイケルの名曲が全編を彩り、ワム!（Wham!）の名曲「ラスト・クリスマス」がロマンティックな気分を高めてくれるでしょう。カップルにおすすめのクリスマス映画です。

ラジオの人生相談からはじまる運命的なラブ・ロマンスをトム・ハンクスとメグ・ライアンが好演しています。遠く離れたボルチモアでその番組を聞いたOL女性が出会いを遂げるまでの物語です。

ラジオ番組も「パパに新しい奥さんを」とリクエストしたのでした。亡き妻への想いを告白するサムにアメリカ中が涙しますが、OLのアニーもその一人。見知らぬサムに惹かれ…。そしてバレンタインの夜、愛の奇跡が訪れるのです。

サリー（メグ・ライアン）とハリー（ビリー・クリスタル）は、「何でも話せる異性の友達」という美しい友情で結ばれています。サリーがはじめてハリーに出会ったのは、大学卒業後のNYに向かうまでのドライブでした。

歳月が流れ、今度は空港で再開した二人、「何でも話せる」スタンスのまま、お互いの恋人についても話せる間柄です。けれど、それぞれが独り身になってから友情で結ばれた二人の関係のバランスは微妙に変化して行きます。

クリスマスを間近に控えたシカゴを舞台としたサンドラ・ブロック主演のラブストーリーです。都会で暮らす孤独な女性に訪れる運命的な出会いが、ロマンティックに描かれ、女性におすすめの映画でしょう。

地下鉄の改札で働くルーシーは、クリスマス・イヴの朝、ホームに転落して昏睡状態になった弁護士ピーター（ピーター・ギャラガー）。彼の家族から、ルーシーは婚約者と勘違いされ、さらに弟ジャックからも恋心を寄せられます。

「あの時違う決断をしていたら、今どうなっていたか」がテーマの恋愛ファンタジーです。ニコラス・ケイジ演じるジャックが「別のもう一つの時間」を生きることで本当の幸せを見つけるファンタジーで、カップルにおすすめのクリスマス映画。

ウォール街で成功したジャックは、スーパーで不思議な黒人のキャッシュに出会います。「これから起こることはあんたが招いたことだ」と言われ、意味がわからないまま眠りから目覚めると13年前に別れた恋人のケイトが隣で眠っていたのです。

クリスマス・イヴの最も輝く聖なる夜に、東京が突然大停電になります。さまざまな想いを抱えた12人の男女が真っ暗な中で「本当に一緒にいたい人」「本当の愛」を見つけるのでした。そしてかってない奇跡の夜が始まります。

キャンドルに火を灯した瞬間、暖かな光が想いを勇気に…。はじめて大切なことに気づいた12人の男女が、今まで予期しなかった「想い」に向かって、動き出します。心揺さぶる感動ファンタジーで、カップルで観たいおすすめのクリスマス映画です。

クリスマスのニューヨークを舞台にした、ハート・ウォーミングなラブ・ストーリーです。クリスマスの夜、小さな奇跡が大都会に住む孤独な人々に舞い降ります。孤独な人々が暖かいまなざしで描かれた作品で、独りで過ごす方におすすめです。

登場人物は、誰しも孤独を抱えています。クリスマス・イブに予定もない中年女性のローズ、婚約中のニーナは結婚に悩み、その婚約者マイクも心に痛みを抱え…。そんな寂しい人たちが、思いのたけを語り合い、希望の光が見えてきます。

アカデミー賞作品賞ほか5部門を受賞、名匠ビリー・ワイルダー監督作品。ジャック・レモンとシャーりー・マクレーンが共演したラブ・コメディの名作です。出世か恋人か、主人公が選んだ答えは…。

情事のために提供しているサラリーマン・バドが主人公です。けれど上司の愛人は、バドが憧れているエレベーター・ガールでした。サラリーマンの悲哀が描かれたラブ・コメディの傑作で独りで観たい方にもおすすめです。

クリスマス・イブの夜、LAの高層ビルを舞台にテロリスト集団に立ち向かう刑事の死闘。運悪くビルの中に居合わせてしまった非番のマクレーン刑事が、外部との連絡が遮断された中、命がけで闘うハード・アクションの傑作です。

世界中で大ヒットした映画で、マクレーン刑事演じるブルース・ウィルス主演で、いつもその場に運悪く居合わせる設定でシリーズが5作まで作られました。クリスマスにまとめてシリーズでハード・アクションを堪能するのもおすすめです。

赤ん坊は、醜く凶暴で下水道に捨てられます。下水道は閉園した動物園のプールに通じ、取り残されたペンギンが赤ん坊を見つける…。「バットマン・リターンズ」の愛を知らず憎しみを抱えた怪人ペンギンは、こうして誕生します。

暗黒都市ゴッサム・シティーに起こる事件の数々に見え隠れするのは、悲しい運命のため異常な野望にとり憑かれた怪人ペンギンでした。キャット・ウーマンに対抗するためバットマンは再び現れます。バートン監督の強烈な個性に満ちた作品です。

普通の主婦として生活している、小学校教師サマンサに8年以上前の記憶がありません。クリスマス前日にテレビに自分の顔が映された直後から何者かに命を狙われるように…。自分の過去を私立探偵、ミッチに調べさせます。

自分探しのため行動を共にすることで、事件に巻き込まれて行く私立探偵、ミッチ。二人の冒険の旅がアクション満載で繰り広げられます。そしてサマンサは8年前消息を絶ったため、死んだと思われていることを知ります。

S・スピルバーグ制作で大ヒットしたファンタジー。クリスマスにビリーは発明家の父親から、不思議な生き物モグアイを贈られます。「水に濡らさない、光を当てない、真夜中12時過ぎには絶対に食べ物を与えない」でした。

ビリーは「ギズモ」と名付け可愛がるのですが、簡単に思えた約束事は次々、破られてしまいます。その度に、ギズモの体からはいたずら好きのグレムリンが誕生することに…。増えるギズモ街は大パニックに陥ります。

ハロウィン・タウンは、年に一度のはハロウィンのお祭りを人間界に送り出す不思議な町です。けれどこの町の人気者カボチャ王のジャックは、同じように毎年繰り返される準備にうんざり。そんなある日ジャックは森の中で、奇妙な扉を見つけます。

その世界にジャックは魅せられ彼に思いを寄せるつぎはぎ人形のサリーの心配をよそにハロウィン風クリスマスを計画。ティム・バートン原案・制作したストップモーション（コマ撮り）アニメで、おすすめです。

実話に基づくサスペンス映画です。多くのスラッシャー映画（ホラー映画のサイコパスの殺人鬼が登場する内容）の原点とも言える作品。鬼才ボブ・クラーク監督の恐怖描写が秀逸です。クリスマス、パーティで盛り上がる女子寮に不気味な怪電話が…。

誰もが最初は悪い冗談と思っています。けれど、女学生が1人行方不明になった晩から、電話のベルが鳴るたびに少女たちが消えて行きます。寮に残った美人学生ジェスは、電話口で呟いた犯人の言葉からある人物を疑うのですが…。