マンゴーは世界一美味しい高級フルーツの代名詞。沖縄や宮崎などのマンゴーが有名ですが、産地や品種によって味わいはさまざまです。国産のマンゴーだとかなり高価で売られている商品もあります。外国産のマンゴーを含めると、10種類を超える品種が存在します。

安いマンゴーはスーパーなどでも売られていますが、数や種類が少ない場合が多いです。自分の好きな品種をたっぷり食べたい方にとっては、やはり通販での購入がおすすめ。とはいえ、通販のマンゴーは種類が多くて選ぶのが難しいですよね。

そこで今回は、通販で購入できるマンゴーの選び方やおすすめ商品をランキング形式で紹介します。ランキングは価格や産地、味わいなどを基準に作成しました。購入を迷われている方は、ぜひ参考にしてみてください。

自分に合ったマンゴーを選ぶためには、いくつかのポイントを押さえる必要があります。産地・味わい・価格などをチェックしながら、口に合うマンゴーを選んでみてください。

マンゴーの産地は、大きく分けると国産と外国産の2種類です。国産は値段が高く、外国産は安いイメージがあります。まずは、それぞれの特徴や違いをチェックしてみましょう。

国産のマンゴーは、旬の時期ならではの芳醇な香りや甘みが楽しめるのが特徴です。熟した状態で出荷される商品が多いため、届いてすぐに美味しいマンゴーが食べられます。国内の産地として有名な宮崎県では、4月～7月ごろに旬を迎えます。

次いで生産量の多い沖縄県のマンゴーの旬は5月～8月ごろです。国産のマンゴーは旬の美味しさを味わえる一方で、期間限定でしか食べられないと覚えておきましょう。旬の時期のマンゴーはそのときにしか味わえない特別な美味しさがあり、価格も比較的高いです。

同じ国産マンゴーでも品種や産地によって値段が異なるため、自分の予算にあった品種を選んでみてください。

外国産のマンゴーは産地や品種によって収穫時期が異なるため、国産マンゴーが手に入らない時期でも楽しめます。また、さまざまな品種があるため、変わった味を求めている方にもおすすめです。

たとえば、タイマンゴーは7～8月ごろを除いてぼぼオールシーズン楽しめます。外国産マンゴーは国産に比べて価格も安いため、手軽にマンゴーを楽しみたい方にもピッタリです。外国産マンゴーなら安価でたくさん購入できるため、たくさん食べたい方でも満足できます。

マンゴーにはアップルマンゴーやペリカンマンゴーなど、さまざまな品種があります。選ぶ品種によって味わいや価格が異なるため、好みの品種を探してみましょう。

アップルマンゴーはマンゴーの品種の中でも甘さが強く、高級といわれています。国内では宮崎県や沖縄県を中心に栽培されており、代表的な品種です。甘みと香りが強く、シンプルに美味しいマンゴーです。

国産のアップルマンゴーは旬が6月～7月と短いため、限られた期間しか味わえません。外国産のアップルマンゴーは台湾やメキシコなどから輸入されていて、旬は輸入する国によって異なります。

アップルマンゴーはデザートなどに加工するのではなく、そのまま食べるのがおすすめです。贅沢に口に頬張りながら、濃厚な甘みと香りを楽しみましょう。

太陽のタマゴは宮崎県で栽培されている品種で、国産マンゴーの中でも最高級品種の味わいを誇ります。自然に落果するまで熟してから出荷されるため、届いてすぐに食べられるのも嬉しいポイントです。

形もよく、傷などもついていないため贈り物としても人気があります。濃厚な甘さととろけるような食感に、虜になる方も多いです。太陽のタマゴは日本のマンゴーの中でも高価ですが、値段相応の満足感があります。

マンゴー好きな方には、ぜひ一度は試していただきたいマンゴーです。

キーツマンゴーはサイズが大きく、熟しても緑色のままなのが特徴。大きいものでは1個で1kg以上もあり、ずっしりと重いマンゴーです。アップルマンゴーよりも濃厚でねっとりとした甘みがあるので、贅沢な味わいが楽しめます。

繊維質が少なく、滑らかな舌触りのマンゴーです。皮は緑色ですが、カットすると果肉はキレイなオレンジ色をしているのも特徴。主に沖縄県で栽培されており宮古島の風を感じられると人気ですが、生産量が少ないのでなかなか手に入りません。

旬は8月～9月とやや遅めです。国産かつ珍しいマンゴーが食べたい方は、キーツマンゴーを選びましょう。

マムアンディップはタイや沖縄県などで栽培されているマンゴーで、未熟な状態で収穫するのが特徴です。全体的に緑色で酸味が強く、アップルマンゴーやキーツマンゴーのような甘さはありません。

フルーツとして食べるよりも、サラダなどにして食べるのが一般的です。タイでは炒め物などにもよく使われています。外国産のものはグリーンマンゴーと呼ばれ、ベトナムなどでも多く栽培されている品種です。

ペリカンマンゴーは、形がペリカンのくちばしに似ているため名付けられた黄色いマンゴー。細長い形と黄色い皮、甘さと酸味の両方が楽しめるのが特徴です。比較的安価なため、ドライマンゴーなどの加工品にも多く使われています。

産地はフィリピンなどが中心で、旬は3月～5月ごろです。フィリピンマンゴーは手頃な価格で、甘酸っぱいマンゴーが食べたい方におすすめ。繊維質が少なめで口当たりが滑らかなので、大人から子供まで食べやすいマンゴーといえます。

タイマンゴーはその名の通り、タイを中心に栽培されている品種です。ナンドクマイ種とマハチャノ種の2種類があり、甘さが強いのはナンドクマイ種です。アップルマンゴーやキーツマンゴーほどではないものの、しっかりした甘さがあります。

マハチャノ種は甘みとほどよい酸味があり、ナンドクマイ種よりも甘さは控えめです。タイマンゴーは国産に比べると価格も安く、季節を問わず楽しめるのが嬉しいポイントです。別名「ロイヤルマンゴー」とも呼ばれ、ほぼ一年中出荷されています。

ピーチマンゴーはその名の通り、桃のようなかわいらしい色合いのマンゴーです。オーストラリアで栽培されているピーチマンゴーの旬は11月～1月ごろなので、国産のマンゴーが食べられない時期に楽しめるのが魅力的。

甘みの強いピーチマンゴーは人気が高く、産地からお取り寄せをして食べる方も多いです。マンゴーの中ではやや高価ですが、一度は食べる価値のある味といえます。

ミニマンゴーは品種の名前ではなく、小さいサイズのアップルマンゴーの総称です。主に沖縄県などで栽培されたマンゴーの中で、小玉のものがミニマンゴーとして売られています。一般的なマンゴーより安く、ジュースやお菓子作りにもおすすめです。

サイズが小さいため、丸ごとかぶりつけます。いろいろな楽しみ方ができるので、ぜひ試してみてください。

マンゴーには贈答用のキレイなものと、訳ありの家庭用のものがあります。プレゼントなど、大切な方に贈るのであれば贈答用を選びましょう。贈答用の商品はキズや色ムラなどがなく、サイズも均一で美しいのが特徴です。

一方で訳ありの商品は味や品種に問題はないものの、色や形にムラがあるマンゴーを集めています。そのため見た目は贈答用には劣りますが、味には影響はありません。家庭で食べるのであれば、比較的安価な家庭用の訳ありマンゴーを選ぶのがおすすめです。

国産の高級マンゴーでも、サイズが小さいものやキズのあるものは安価で売られている場合もあります。

大切な人やお祝いの席でのプレゼント用なら、高級マンゴーを選ぶのがおすすめです。代表的な太陽のタマゴをはじめ、沖縄県産や宮城県産のマンゴーのなかでも色や形のいい贈答用を選びましょう。

贈答用のマンゴーはギフト用として売られているため、化粧箱に入れられているものが多いです。そのまま渡せるため、別で包装する必要がないのも大きなポイントです。

マンゴーはあまり日持ちしないフルーツのため、通販で購入する際は短期間で食べ切れる量を選びましょう。特に国産マンゴーは完熟の状態で届く場合が多く、すぐに食べなければ傷んでしまう可能性があります。

少人数で食べるのであれば、2～3個程度のセットがおすすめです。品種などによって1個あたりの大きさも異なるため、サイズもしっかりチェックしましょう。余ったときの保存方法や、美味しい食べ方もまとめているのでぜひ参考にしてみてください。

各通販サイトの売れ筋ランキングもぜひ参考にしてみてください。

※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。

以下の記事では、マンゴースイーツの人気おすすめランキングをご紹介しています。ぜひご覧ください。

その他の贈答用フルーツについてもご紹介しているので、こちらも参考にしてください。

美味しいマンゴーの見分け方は、触ったときに柔らかかったり表面にツヤが出てきて少しべたつき始めたらです。また、完熟したマンゴーからは甘い香りがするので、強くなったと感じたら食べごろです。

マンゴーを追熟させる場合は、常温に置いておく必要があります。食べごろになったら冷蔵庫に移し、1～2時間ほど冷やしてから食べるのがおすすめです。マンゴーは中心に細長い種が入っているため、魚の三枚おろしのように薄くスライスして食べましょう。

スライスした実は切り込みを入れて皮を裏返すと、お店で出てくるような形に仕上がります。皮を剥いてからスライスし、角切りにすると子供でも食べやすいです。好みの形にカットして、楽しんでみてください。

たくさん購入して余ってしまった場合は、冷凍保存すると美味しさが保てます。マンゴーは傷みやすいため、熟しすぎる前にカットして冷凍してください。サイコロ状やピューレなど、好みの形で冷凍すると使いやすいです。凍ったマンゴーは、そのまま食べても美味しいです。

ここまでおすすめのマンゴー10選を紹介してきました。マンゴーといってもさまざまな品種があり、産地や種類によって味や価格が異なります。どのマンゴーも違った美味しさが楽しめるので、ぜひ試してみてください。