雛人形の人気おすすめランキング15選【コンパクトで安いものも紹介】
2023/01/31 更新
雛人形は女の子の成長を祈る桃の節句には欠かせません。五段や七段飾りなどの大きなサイズのほか、マンションにも置ける親王飾りなどのコンパクトなサイズも人気があります。デザインもかわいいものやモダンなものなどさまざまです。そこで今回は、雛人形の選び方とおすすめの雛人形をランキング形式で紹介します。
目次
雛人形選びには事前の情報収集が大切
女の子の健康と成長を願って桃の節句に飾られるのが「雛人形」です。昔は七段飾りをはじめ、大きくて豪華な雛人形が良いとされていました。しかし、現在ではマンションなどの住環境の変化もあってコンパクトで収納しやすいタイプも人気です。
古典的なデザインだけではなく、おしゃれでかわいいものやインテリアに合わせやすいモダンなものなど種類も増えています。また、段数やサイズもさまざまで、どれを選ぶか迷う方も多いでしょう。納得のいく雛人形選びのためには、事前の情報収集が欠かせません。
そこで今回は、雛人形の選び方と、おすすめの雛人形をランキング形式で紹介します。ぜひ、購入される時の参考になさってください。なお、ランキングはサイズ・特徴・種類の3つの視点で作成しています。
雛人形の選び方
選び方のポイントは基本となる間口や段数のほか、収納のしやすさ、細部の作りこみなどたくさんあります。実際に飾るシーンを思い浮かべながら選ぶのがおすすめです。
飾り方で選ぶ
雛人形の印象をもっとも大きく左右するのが七段飾りや親王飾りといった飾り方です。それぞれの特徴を見極めて、どんな飾り方がベストか考えていきましょう。
小さなスペースに飾るならコンパクトな「親王飾り」がおすすめ
親王飾りとは男雛と女雛の一対に屏風やぼんぼりなどのお道具をつけた一式のことを指します。伝統を感じさせつつもコンパクトで小さなスペースでも飾りやすいのが特徴です。簡単に並べられて飾る手間も少ないので、準備に時間をかけられない方にも向いています。
狭いスペースでも華やかさを重視するなら「二段飾り・三段飾り」がおすすめ
スペースは気になるけれど華やかさも欲しい、という方には男雛女雛に三人官女を加えた5人を飾る二段飾りや三段飾りがおすすめです。特に三段目に道具を飾った三段飾りは華やかさと片付けの手間、値段のバランスがよく、七段飾りに並んで人気があります
三段飾りは二段飾りよりも高さがあり、人形の数は同じでも道具を飾っている分、よりり高級感が出ます。お客さんに雛人形を見せる機会がある人も、三段飾りが良いでしょう。
華やかさを重視するなら「七段飾り」がおすすめ
スペースや予算がクリアできるなら、やはり伝統的な七段飾りがおすすめです。最上段の男雛女雛から順に、三人官女・五人囃子・随身2人・仕丁3人が並び、婚礼家具を模した雛道具を飾る6段目、重箱・駕籠・御所車を配する7段目と続きます。
縁起の良い7という数字や魔除けを表す緋毛氈など子供の健やかな成長への祈りが込められています。飾り付けや片付けが大変ですが、それに見合う価値はあるでしょう。家族総出で飾り付ければ、毎年の思い出になります。
間口のサイズで選ぶ
間口とは、雛壇の大きさ(横幅)のことです。飾りたい人形の段数と、間口の大きさは比例します。
アパートやマンションなら「間口50cm以下」がおすすめ
近年はマンションやアパートに住む方が多くなり以前に比べてコンパクトな間口の雛人形に人気が集まる傾向にあります。間口50cm以下の雛人形であれば、場所をさほど選ばずに飾れるでしょう。
間口50cmは親王飾りが主流になりますが、随身・仕丁までの15人がフルセットされた小型の商品も販売されています。
大きさと見た目のバランスをとるなら「間口70cm」がおすすめ
リビングなどの目立つ場所に50~70cm程度のスペースを用意できるのであれば、少し大きめのサイズ間口が70cm程度のサイズがおすすめです。このサイズであれば二段・三段飾りも選べます。
小型の七段飾りを設置することも可能ですが、部屋の間取りやインテリアを考えて置く場所の寸法はきちんと測っておく必要があります。
スペースに余裕があるなら「間口80cm」以上がおすすめ
スペース的に十分な余裕があるのなら、間口80cm以上がおすすめです。間口が大きくなれば雛人形や雛壇が大きくなり、見た目的にも豪華になりますし、伝統的な七段飾りをゆったりと楽しむこともできます。
メンテナンスの簡単さで選ぶ
雛人形を飾っている間にホコリやペットの毛が気になる方はメンテナンスがしやすい商品・メンテ不要な商品を選ぶのも選択肢の1つです。
掃除の手間を減らすなら「ガラスケース入り」がおすすめ
小さな赤ちゃんやペットがいるご家庭の場合、人形が傷ついてしまう可能性があります。その点、ガラスケースであればほこりもかからず安心です。日常のメンテナンスがグッと楽になります。
ガラスケースの下に飾り台がついている場合は、床に直置きすることも可能です。また、飾り台にオルゴールがついていることもあり、見た目だけでなく音でも楽しめます。
人形の種類で選ぶ
雛人形の見た目も、購入意欲を左右する大きなポイントになります。雛人形には衣装着タイプと木目込みタイプがあります。それぞれの特徴を踏まえて選びましょう。
大人っぽい美しさと豪華さなら「衣装着タイプ」がおすすめ
衣装着タイプとは仕立てた衣装を人形の胴体に着せ付けて作ります。何枚も布を重ねることでボリューム感があり、豪華で見栄えが良いのが特徴です。京都発祥の作り方で、胴体とは別に作られた頭部は大人っぽい顔立ちのものが多いことでも人気があります。
市場に出回る雛人形の大半がこの衣装着タイプです。繊細に作りこまれた衣装は華やかで、伝統的な雛人形を好む方に人気があります。
かわいいものやおしゃれな人形が好みなら「木目込タイプ」がおすすめ
木目込みとは、木製の人形の溝に衣装の布を押し込んで固定して作る方法です。江戸時代に京都の雛人形の文化が取り入れられ、江戸の職人が生み出した製法と言われています。衣装着に比べボリュームはありませんが、コンパクトで扱いやすいのが特徴です。
丸みがあり、かわいい顔立ちのものが多く、素朴な雰囲気があります。また、デザインの自由度も高いため作家の個性を出しやすいので、おしゃれな雛人形を探している方にもおすすめです。
細部のこだわりで選ぶ
雛人形選びは、こだわり始めるとキリがありません。顔立ちや衣装の種類、小物など自分に合ったポイントを選びましょう。
豪華絢爛な見た目にこだわるなら「正絹・金糸」を使ったものがおすすめ
可愛らしいデザインの雛人形も増えていますが、伝統的な正絹や金糸を使ったものは根強い人気があります。華やかな見た目で、素材の質や豪華さにこだわる方におすすめです。価格を抑えたい方には化学繊維を使ったものが向いています。
伝統や豪華さにこだわるなら「小物」が充実しているものがおすすめ
五段や七段にした場合、雛道具などの小物が充実しているものなら雛人形の伝統を感じることができます。また親王飾りなどのシンプルな雛人形でも屏風やぼんぼりなどがつくので、明かりが灯るタイプのぼんぼりなどが選べます。
漆塗りで金の蒔絵を施した道具などは豪華ですが価格もその分高くなります。また、男雛女雛が持つ小道具も、実際に開閉できる扇や鞘から抜ける刀など細部にまでこだわっているかどうかで大きく変わってきます。
生き生きとした表情の人形が欲しいなら「職人手作り」がおすすめ
顔が命、と言われるように雛人形選びで顔はとても重要なポイントです。桐の粉を固めて胡粉を塗り重ねて作られるのが伝統的な桐塑頭と呼ばれる手法です。職人手作りで、細かく目鼻口を彫刻して作るもので、現在では希少になっています。
現在の主流は石膏頭といい、型に石膏を流し込み、胡粉を吹き付け目鼻立ちを描いて作ります。製作期間が短く大量に作れるので、比較的安価なものが多いです。
「お手頃でリーズナブル」なものを!値段の安い雛人形をチェック
雛人形はこだわりだすとキリがなく、値段も青天井になっています。そのため予算内で買うと決めておくことが重要です。譲れないポイントを絞り、あとは正絹金糸よりも化学繊維のもの、職人手作りよりも大量生産のもの、など手頃な価格のものを選ぶこともできます。
予算が少ないなら比較的リーズナブルな親王飾りを購入し、あとから買い足すこともできます。雛人形はブームで見た目が変わる類の商品ではありません。数年後に買い足したとしても、違和感なく合わせることができるでしょう。
「有名作家・ブランド」の雛人形をチェック
雛人形を選ぶ際には、ブランドにこだわるのも1つの方法です。「真多呂」や「飛鳥雛」等、有名ブランドの雛人形を購入するとクオリティが高い雛人形が手に入ります。中には人気作家が作る超豪華な雛飾りも存在します。
「北欧インテリア」にも合うシンプル・モダンな雛人形をチェック
最近はマンションやアパートのほか、一軒家でもシンプルな北欧インテリアが人気です。そんなインテリアに合わせやすい、シンプルでモダンな木目込みの雛人形が増えています。伝統的な雛人形にこだわらず、お家に合った好みのデザインのものを探してみましょう。
木製の雛人形の人気おすすめランキング3選
口コミを紹介
お内裏と雛、二人並んですまし顔、だけれど、三人官女がいてくれるので華やかになりますね。すっきりした目鼻立ちで、ちょっと古風な感じもしましたが、お気に入りのセットです。
口コミを紹介
奥行きや高さをそれぞれ好みに合わせられるので
省スペースでとても現代的なお雛様です。
三段飾りの雛人形の人気おすすめランキング3選
口コミを紹介
狭い家には手ごろの大きさ。しかも子供が遊びながら、飾り付けができる。
口コミを紹介
お人形のお顔は優しく着物の色、柄とても綺麗です。段飾りも豪華で素晴らしい!お値段以上の品でした。大満足です。
口コミを紹介
色々調べて比較していたのですが、
収納飾り・3段・5人飾りが、お人形のお顔やお道具の細部までキレイでこのお値段、大変満足しております♪
北欧インテリアに合う雛人形の人気おすすめランキング3選
口コミを紹介
何より場所を取らないし保管もしやすい、シンプルですが飽きないデザインで飾っていて、見た人が可愛いと自然に発するような感じです!
口コミを紹介
とても小さく場所に困りません!リモコン1個
おける場所あれば置けますしかわいいです!
口コミを紹介
高級な雛人形もよいですが、家が狭い、飾るのが面倒な方に お奨めです。孫も ひとりで 飾れて、大満足だったようです。
コンパクトな雛人形の人気おすすめランキング3選
口コミを紹介
こんなにも安価なのに、飾ると安っぽさは無くとても立派でした。
ボンボンの明かりを点け、オルゴールを鳴らせばお雛様祭りを十分に楽しめとても良い買い物ができたと思っています。
口コミを紹介
お内裏様もお雛様も顔がとてもかわいいくて、
お雛様の着物も淡い色でとてもかわいいくて、
とても気に入りました。
大きさも小さすぎず、お部屋にぴったりでした。
値段が安い雛人形の人気おすすめランキング3選
口コミを紹介
とても可愛い❤️
口コミを紹介
可愛い。細かいところまで、デザインがきれい。
口コミを紹介
三姉妹の真ん中の5歳の娘のおひなさまが吊るし雛だったのですが、私もお雛様が欲しいとのリクエストで買い足しました。
三姉妹ともこちらのもので揃えており、同じ場所に飾っています。
かわいくて綺麗なのでどれも気に入っています。
通販サイトの最新売れ筋ランキングもチェック!
各通販サイトの売れ筋ランキングもぜひ参考にしてみてください。
※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。
雛人形はどこで買えばいい?
雛人形は買うとしてもお子様1人につき1セット、1回だけしか買わないことが多い商品です。たった一度の機会に後悔しないために、自分に合った場所で購入するのがおすすめです。
赤ちゃん本舗や西松屋などベビー用品専門店で選ぶ
普段から赤ちゃん用品を購入しているベビー用品専門店で、雛人形も取り扱っています。いつも買い物している店で購入できる安心感があります。赤ちゃん本舗や西松屋なら店頭に並んでいなくてもカタログや通販サイトがあるのでそちらで購入可能です。
アドバイザーのいる人形専門店で選ぶ
専門知識のある店で購入したいなら人形専門店という選択肢もあります。一般社団法人日本人形協会に加盟して、 協会認定の節句人形アドバイザーがいるお店であれば購入の手助けがしてもらえます。
口コミも参考に!ECサイト・通販で選ぶ
実際にお店に行く時間の余裕がない方にはECサイトでの通販がおすすめです。複数の店舗での比較ができ、実際に購入した方の口コミも参考にできます。ただし、人形を飾る際のスペースや収納スペースの確認は十分に行ってから購入しましょう。
人形の顔や衣装や小道具の細部を見て選べないので、写真などで確認し、納得できてから購入するのがおすすめです。
インスタ映えする雛人形の撮り方
ひな祭りはとって大切な行事ですから、きれいな思い出を残すためにもインスタ映えする雛人形の撮り方をマスターしましょう。基本は雛人形を背景にお子様を撮影する方法です。初節句の赤ちゃんには、被布(ひふ)を着せてあげれば雰囲気ある写真が撮影できます。
積み木型など小さな人形であれば、あえてお子様を背景にして手前に雛人形をおくと、また違った雰囲気の写真を撮影できます。
雛人形人気作家について
雛人形のクオリティにこだわるのなら、人気作家が手がけた雛人形を選ぶのも選択肢の1つです。木村一秀氏や清水久遊氏、柴田家千代氏をはじめ、雛人形製作における人気作家の作品をネット上で購入することもできます。
下記記事ではおすすめの五月人形を幅広くご紹介しています。ぜひ、こちらの記事と併せて参考にしてみてください。
まとめ
今回は雛人形の選び方と、おすすめの雛人形をランキング形式で紹介しました。顔や衣装といった見た目だけではなく、収納のしやすさなども重要なポイントです。お子様の好みと管理のしやすさの両方を兼ね備えたお気に入りの雛人形を見つけてあげて下さい。
本サービス内で紹介しているランキング記事はAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどECサイトの売れ筋ランキング(2023年01月31日)やレビューをもとに作成しております。
安土雛の11号は、木村一秀氏が制作したコンパクトでかわいらしい見た目がの雛人形です。バックにはアクリルに金箔を施した特徴的なデザインを採用しており、満開の桜をイメージした衣装とあわせ、春にぴったりの可愛さに仕上がっています。