通勤や通学で水筒を持ち歩く、マイボトルの習慣はすっかり定番になりました。いつでも好きな時に好きな飲み物を飲むことができるのがメリットですが、お手入れが面倒と感じている方も多いのではないでしょうか。

分解して細かいパーツを洗い、隙間は専用ブラシで、と毎日のことなので大変ですよね。実は手軽に食洗機で洗える水筒が販売されており、500mlや1Lタイプなどが選べます。他の食器と一緒に食洗機に入れてスイッチを入れるだけなら時短になるのでおすすめです。

食洗機対応の水筒も子供用や大人用、ステンレス素材など種類は豊富です。保温・保冷に優れたもの、鞄に入れやすいスリムタイプもあります。今回は食洗機対応の水筒の選び方からおすすめ人気ランキングまでご紹介します。

食洗機対応の水筒の選び方をご紹介します。大容量のものや持ち運びやすい計量スリムタイプ、コップ付きや直飲みタイプなど使う方の生活に合ったものを選びましょう。

手洗いでも食洗機を利用する際も、蓋や飲み口、パッキンなど付属パーツは分解しなくてはいけません。小さなパーツが多いと洗っているときに紛失したり、組み立てるのが面倒になってしまいます。パーツができるだけ少ないものを選ぶのがおすすめです。

シンプルな構造であればまんべんなく洗剤やすすぎの水がかかるので、汚れも落としやすいです。最近ではパッキンのないタイプの水筒も発売されています。

口が狭まっているタイプの水筒は洗いにくく、飲み口の広いものの方が手洗いはもちろん、食洗機に入れた場合の汚れの落ちやすさという点でおすすめです。また、氷が入れやすいというメリットもあります。

大人用の水筒ならコーヒー・紅茶を入れることもあるでしょう。そんな時、前に入れた飲み物の匂いが残っていたら台無しになってしまいます。テフロン加工されているものならコーヒーなど匂いの付きやすい飲み物にも対応できるのでおすすめです。

水筒を清潔に保ちたい方には内部に抗菌加工や汚れ防止コーティングされているものがおすすめです。さっと洗うだけでいいのでお手入れが簡単にできます。

水筒は通勤・通学・通園など毎日持ち歩くことも多いものなので、持ち運びのしやすさも大切なポイントです。どんな鞄に入れるか、誰が持ち歩くかなどに合わせて選びましょう。

なるべく荷物は軽い方がいい、という方におすすめなのが500ml以下の軽量の水筒です。容量にもよりますが、200g未満のものもあります。毎日でも負担にならない重さで、気軽に好きな飲み物を持ち歩けるでしょう。

同じ容量の水筒でも素材やデザインによっても重さが異なります。入れたい容量と重さのバランスを考えて選びましょう。

お気に入りの鞄で出かけたいのに水筒が入らない、という思いをしたことがある方もいるかもしれません。そういう方には小さめのバッグでも入れられる、スリムタイプの水筒がおすすめです。その日のコーディネートを邪魔せず、マイボトルを持ち歩けます。

通園や遠足などたくさん入った水筒を持ち歩くキッズ用にはポーチやベルトなどがついた肩掛けタイプがおすすめです。水筒を落としたり忘れたりすることを防止できます。かわいい色遣いやお気に入りのキャラクターが描かれたものであればきっと喜ばれるでしょう。

長時間のおでかけや家族旅行にもっていくなら800mlや1L入る大容量の水筒が必要になります。容量が多ければその分重くなるので、ステンレスの水筒だとかなりの重さになってしまうため、水筒本体の重さが軽いものがおすすめです。

もし保温・保冷したくてステンレスを選ぶ場合は、持ち運びしやすいよう斜めがけできたりハンドルがついているものが向いています。

飲み口の形状にも種類があります。代表的なものをご紹介しますので、使う方の飲みやすさを考えて選びましょう。

蓋がコップになるタイプは大きめの水筒に多い形状です。子供が飲む場合や温かいものをゆっくり飲むのに向いています。熱すぎた場合に少し冷ましてから飲んだり、紅茶などの場合にミルクや砂糖を入れて飲んだりできます。

蓋と中栓とで密閉されるため、こぼれにくいというメリットもあります。幼稚園児など小さな子供が飲む場合はコップ部分に取っ手がついたものだと飲みやすいです。家族などでシェアして使う場合にも向いています。

スクリュータイプは蓋をひねって外し、どの向きからでも直飲みできる手軽さがメリットです。口の部分が広いものが多いので飲み物の香りを楽しむこともできます。基本的に蓋と本体のみでパーツが少ないので洗いやすくお手入れしやすいのも特徴です。

スリム・軽量タイプに多い形状で、鞄に入れて持ち歩きやすいので人気があります。マグカップで飲むように気軽に飲み物を飲みたい方におすすめです。

ワンタッチタイプはロックを外すと飲み口が現れ、直飲みできる水筒です。片手でさっと扱えるので、歩きながらやスポーツ中の水分補給といった利用に向いています。手間をかけずに飲みたい方のおすすめです。

開けたときに蓋をどこかに置く必要がないのも便利です。ただし、同じ直飲みでもスクリュー式の蓋のタイプと比べるとパーツが多いので洗う手間が少し増えます。また、飲み終えた後きちんとロックをしないとこぼれてしまうので注意が必要です。

温かいものは温かいままで、冷たいものは冷えたままで飲みたいという方は、保温・保冷の性能を確認して購入しましょう。ステンレス製のものや真空断熱構造になっているものがおすすめです。炭酸飲料を入れられる最新型の水筒もあります。

水筒の素材はステンレスや樹脂製などがあり、それぞれに保温性や軽量などの特徴があります。入れたいものや使い方に合ったものを選びましょう。

ステンレスは熱伝導率の低い金属なので、保温・保冷に優れており、水筒の素材としてよく利用されています。寒い日や暑い日でも飲み頃の温度をキープしてくれるので人気です。また、丈夫な素材なので、壊れにくくアウトドアでの利用に適しています。

金属製なのでプラスチック製などと比べるとどうしても重くなります。また、スポーツドリンクに含まれる塩分が錆びの原因となるので注意が必要です。入れたい場合は、スポーツドリンク対応のコーティングがされているものを選びましょう。

トライタンとは比較的新しい素材で、コポリエステル樹脂のことです。プラスチックの一種ではありますが、ガラスのような透明感と耐久性の高い素材としてグラスやタンブラーに使われています。

耐熱性も高いので熱湯消毒や食洗機にも対応していますし、アルコールスプレーの消毒も可能です。一般的なプラスティック製のものよりも透明で高級感があるため、おしゃれな水筒として人気があります。軽くて持ち運びしやすいのもメリットです。

プラスティック製の水筒のメリットは軽さと値段の安さにあります。デザインも豊富で子供に喜ばれるキャラクターが描かれたものなどが人気です。プラスチック製の水筒の中にも食洗機対応のものがあります。表示をよく見て選びましょう。

多くの人から人気があるメーカー・ブランドをご紹介します。長く愛用されてきた実績と信頼のある水筒を選ぶのもおすすめです。

魔法瓶のパイオニアとして知られるサーモスはその断熱技術の高さで保温・保冷に優れた水筒やスープジャーなどを製造しています。さまざまな種類の水筒がありますが、本体から飲み口にいたるまで全パーツ食洗機対応のものが発売されました。

タイガーは真空断熱製品で日本を代表する会社です。保温・保冷に優れているだけではなく洗いやすさや耐久性に優れています。持ち運びのしやすい製品も多いので、毎日の通学・通園にぴったりです。本体・パッキンが食洗機対応のものが発売されています。

スタンレーは創業100年を超えるアメリカの企業です。1913年に真空断熱技術とスチールの頑強さを融合した真空スチールボトルの原型を生み出しました。その丈夫さから子供や孫の代まで使える一生ものの水筒と言われており、すべてに商品に生涯保証がついています。

また、保温・保冷効果も非常に高く、24時間たってもお湯の温度が60℃以上を保てるとされています。日本よりも食器洗浄機の普及率の高いアメリカの製品ということもあり、基本的に食洗機対応可能です。

象印の食洗器対応水筒はシームレスで、パッキンがないので洗いものが少ないのが魅力的です。パーツも2個しかなく、シンプルな設計で口当たりが良いのがポイントとなっています。使いやすく洗いやすい機能性重視の方におすすめです。

各通販サイトの売れ筋ランキングもぜひ参考にしてみてください。

※上記ランキングは、各通販サイトにより集計期間・方法が異なる場合がございます。

パッキンなどの細かいパーツは手で洗うのは大変なので食洗機で洗えると便利です。しかし、軽くて小さいものは食洗機内の水圧で飛ばされる場合があります。これを防ぐためには、100均などで売られている小物用のバスケットを使うと安心です。

食洗機の中で他の食器とぶつかると破損や塗装がはがれる原因になります。詰め込みすぎないように気をつけなくてはいけません。水筒本体は細長いので、底の方まできちんと洗えるように水流の向きなどを考えてセットしましょう。

以下は洗いやすい水筒の人気おすすめランキングです。ぜひこちらも参考にしてください。

食洗機対応の水筒をご紹介してきました。毎日使うものなので、食洗機で洗えると家事の時短になって便利です。子供用や大人用、象印などさまざまな種類があるので、使う人やシーンに合わせたものをぜひ選んでください。