塾講師のバイトは給与面が高い傾向にあり、学業との両立ができるアルバイトを探している大学生にとっても魅力的なアルバイトのひとつです。さまざまな学校の人との交流の場にも繋がるので友達の輪も広がります。

塾講師のバイトは自分自身も勉強になる内容が多いため、ただ給与を得るだけでなくスキルが身につくのも魅力です。生徒さんや保護者の方への対応を通してコミュニケーションスキルも向上するので将来のためにもなります。

一口に塾講師バイトといってもさまざまな塾があります。そこで、どのような塾を選んだらいいか塾講師バイトの選び方をポイントごとに解説しますので、塾講師バイトを検討している方はぜひ参考にしてください。

【目次】

• 「個別指導」か「集団指導」かで選ぶ
• 「働きやすさ」で選ぶ
• 「研修制度やサポート体制」で選ぶ

塾講師のバイトは大きく分けて2種類の形態があります。「個別指導の塾」と「集団指導の塾」です。まずはこのふたつの形態の特徴を紹介しますので、チェックしてみてください。

シフトの自由度が高い傾向にあり、スケジュールの融通が利きやすいのが「個別指導の塾」です。授業1コマずつの勤務が可能で、1週間に1度の勤務でも可能な塾があるので、学業やプライベートなど忙しい方におすすめです。

大学生は特に授業に合わせてシフトを組めるアルバイトでないと厳しい方も少なくありません。そういった点からもシフトの調整がしやすい「個別指導の塾」は塾講師バイトの中でも大学生から注目されています。

個別指導はどの生徒を担当するか、その生徒に何の科目を教えるかなども決まっているので一定の生徒と科目に絞って集中できるのも特徴です。ひとりひとりとじっくり向き合えるので生徒との仲も深まりやすく充実感も感じやすい形態と言えます。

集団指導をしている塾は、同じ塾の中でも時給が高く設定されている傾向にあり、高時給を得られるアルバイトとして定評があります。「とにかくできるだけ多く稼ぎたい！」そんな方には「集団指導の塾」がおすすめです。

集団の場合授業スケジュールが決まっているためシフトの融通は利きにくいですが、まとまった時間シフトに入りやすいため一度の勤務でしっかり稼げるのが魅力的なポイントです。

また、たとえ生徒がひとり休んでしまっても授業自体は行われるためシフトが減ってしまう可能性も低く、ある程度の給与をできるだけ得たい方には向いている形態です。

塾講師バイトを選ぶ際には、「働きやすさ」も大切なポイントです。特に重視して選ぶのがおすすめなのが以下の2点です。

• 服装や髪色の決まり・・・塾講師バイトは「スーツ着用必須」「服装自由」「茶髪可能or禁止」など塾によって服装や髪色の決まりについて違いがあります。入社してから思っていたのと違ったとならないように事前に確認しておくのがおすすめです。

• 通いやすさ・・・自宅や学校からの通いやすさも重要なポイントです。通いにくい場所にあると長続きしない可能性が高くなってしまうため、自分の生活圏内にある塾を選ぶのがおすすめです。

塾講師として働いた経験がない方は特に、研修制度が充実しているところを選ぶのがおすすめです。右も左も分からないまま授業に臨むのは困難なため、事前に研修制度をチェックしておくのはとても大切なポイントです。

生徒としっかり向き合い自分のスキルアップや経験に繋げていくためにも、「研修制度やサポート体制」のしっかりした塾を選ぶとより過ごしやすいアルバイト生活を送れます。

塾講師のアルバイトの面接時は、応募先の塾講師がスーツを着ているようであればジャケットを着ていくのがおすすめです。塾によっては服装を指定する場合もあるため、事前にしっかりと応募要項を確認しておくといいですね。

ジャケットに合わせて白のYシャツブラウス、スーツスタイルのパンツなどは塾講師として違和感がないためおすすめです。女性はひざ丈のスカートなどでも可能の場合が多く、アクセサリーやネイルは控えるのがよいですね。

持って行くかばんも服装にあわせてフォーマルなものを選ぶのがおすすめです。リュックやファッション性の高いブランド物の派手目なバッグなどはあまりおすすめできず、教材や書類などが入る黒や茶などの落ち着いた色合いのビジネスバッグがよいですね。

塾講師のバイトについてちらほら見受けられるのが、「塾の講師って辛いのでは？」「拘束時間が長いイメージがある」といった声です。

塾講師のバイトは自分に合った形態やシフトの組み方などをきちんと見極めて選べれば給与も高めでやりがいは感じられるアルバイトのいとつです。勤務時間も、中高生の授業の場合は夕方～21時頃までが基本的な授業時間です。

朝から晩までといった長時間のアルバイトよりも短めなので長時間拘束されるケースはあまりありません。ただし、授業の準備のために思ったよりも拘束時間が長くなる場合はあるのでその点は事前に把握しておくといいですね。

こちらでは、塾講師バイトの給与の相場を紹介します。週3日、1日3時間勤務した場合の相場をまとめたので参考にしてください。

塾講師のバイトの面接時に気を付けていただきたい点がいくつかあります。ポイントごとに解説するので参考にしてください。

敬語は普段使い慣れていない場合、正しく使えないケースが多い傾向にあります。そのため、面接時に基本でもあるとても大切な敬語は事前にしっかりと予習しておくのが大切です。

万が一間違った敬語を使ってしまっても落ち着いて挽回のチャンスを見極めてください。敬語と言ってもただ使えばいいといったわけではなく、相手に好感を持ってもらう柔らかな印象を大切にしながら話すのも重要なポイントです。

また、正しいと思っていた敬語が意外と間違っているケースが少なくないので、曖昧であったり自信のない敬語についても予習しておくといいですね。

塾講師の面接で起きやすい失敗の多くにあげられるのが、面接官からの質問を想定できておらずうまく答えられなかったといった失敗の内容です。どんな質問をされるのか、どう答えるのかなどはある程度事前にイメージできるものもあります。

過去の体験談などを友人や先輩から聞いたり、何らかの手段で面接官からされやすい質問をできるだけ把握してさらに自己分析を行い自己アピールをする準備を整えておくとなおいいです。

特に、志望動機・得意科目・長所と短所・シフトの希望・経験などは聞かれる可能性が高いので頭に入れておくのがおすすめです。ただし、その場で想定していなかった質問にも対応できるように心構えを持っておくのが大切です。

こちらでは、塾講師のバイトのよくある質問をポイントごとに解説します。気になる点がある方はぜひご覧ください。

面接をしてくれる採用担当者が勤務後のイメージを描きやすいように、面接時もスーツで行くのがおすすめです。もともと私服で授業をするのが可能な塾の場合、私服で面接が行われるケースもあります。

塾講師のバイトは、面接の際に筆記試験が行われる場所もあります。筆記試験の結果のほかに、コミュニケーション力や責任感なども見られるポイントなので面接の前に大切な内容はしっかりと頭に入れておいてくださいね。

今回は塾講師バイトについて紹介しましたがいかがでしたか？塾講師のバイトは給与を得るだけでなくプラスアルファでさまざまなものを得られます。自分に合った塾講師バイトを見つけて仲間とスキルを手に入れ有意義なアルバイトの時間を送ってくださいね。